感染症エクスプレス@厚労省
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メールマガジンのバックナンバーです。

2024-08-04

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
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   >>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.518(2024年8月4日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【トピックス】

 ◆夏休みの海外渡航時に気をつけたい感染症について
 ◆8月4日は麻しん(はしか)予防の日
 ◆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)などの感染症の流行状況と夏の感染対策のポイント
 ◆手足口病の啓発ツール(チラシ)を作成しました
 ◆IDESコラム Vol.79 「マスギャザリングイベントと検疫」

【新型コロナウイルスについて】
 ◆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について

【風しんの追加的対策へのご協力をお願いします】
 ◆2025年3月31日までの3年間に限り、風しん抗体検査・予防接種を公費で受けられます
 ※風しん抗体検査・風しん第5期定期接種受託医療機関更新しました(2024年8月1日時点)

【感染症発生情報】
 ◆IDWR 2024年第29週(第29号)(2024年8月2日)
 ◆IASR  Vol. 45, No.7 (No. 533)  (2024年7月発行)
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
 (2024年7 月5 日〜2024年7 月29 日掲載)
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 トピックス	
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 ◆夏休みの海外渡航時に気をつけたい感染症について
   夏休みを利用して海外へ渡航される方が増えることが予想される中、令和6年7月26日に
 「夏季休暇の海外渡航者に対する感染症予防啓発について(協力依頼)」を発出しました。
  海外では、国内に常在しない感染症や日本よりも高い頻度で発生している感染症が報告されており、
  海外で感染症にかからないようにするために、感染症に対する正しい知識と予防方法を身に付けて、
  海外渡航のためのワクチンも含めて渡航前の準備を万全にすることが重要です。
   また、多くの人が移動・集合する大型イベントでは、感染症へのリスクが高まります。
  食べ物や水を介した消化器の感染症、人から人にうつる呼吸器の感染症や #麻しん など、また蚊やダニからうつる感染症にも
  注意しましょう。

 <海外渡航先での感染症予防ポイント>
  http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/backnumber/image/20240804_01.html

 〇人から人に広がる感染力の強い感染症(麻しん、風しん、髄膜炎菌感染症など)
 ・ 咳や発熱、発しんなど、何らかの症状がある方との濃厚な接触は避けるようにしましょう。
 ・特に、現在、海外で流行が報告されている麻しんは、海外からの輸入症例を契機とした国内における感染事例も
  報告されており、注意が必要です。(麻しんは「はしか」とも呼ばれ、高熱と耳後部から始まり体の下方へと広がる
  赤い発しんを特徴とする全身性ウイルス感染疾患です。)

 〇食べ物や水を介した消化器系の感染(腸管出血性大腸菌感染症、サルモネラ、カンピロバクター、A型肝炎、腸チフスなど)
 ・食事は十分に火の通った信頼できるものを食べるようにし、生水・氷・カットフルーツの入ったものを食べることは
  避けましょう。
 ・A型肝炎についてはワクチンの接種で予防することができます。
 ・水で媒介される感染症(レプトスピラ症やE型肝炎、コレラなど)にも注意が必要です。

 〇蚊を介した感染症(マラリア、デング熱、日本脳炎、黄熱など)
 ・蚊から感染する感染症には、マラリアやデング熱、日本脳炎などがあります。
  病原体を媒介する蚊が生息する熱帯・亜熱帯地域では、できるだけ肌を露出せず、虫除け剤を使用するなど、
  蚊に刺されないよう注意してください。
 ・黄熱が流行する地域などでは、入国に際し黄熱予防接種証明書(イエローカード)を求められることがあるので、
  渡航前に確認が必要です。

 ○ダニを介した感染症(リケッチア症、ライム病、回帰熱、ダニ媒介脳炎、重症熱性血小板減少症候群 )
 ・病原体を媒介するダニが生息する地域で、草むら、ヤブなどに入る場合は、肌の露出を少なくし、虫除け剤も必要に応じて
  使用ください。

 ◯動物を介した感染症(狂犬病など)
 ・動物についてもどのような病原体を持っているか分からないことが多く、重篤な感染症の原因となる病原体を持っている
  可能性もありますので、むやみに動物に近づかない、動物に触れないことが大切です。

 医療従事者の皆さまにおかれましては、海外渡航者への感染症に関する注意喚起に引き続きのご協力をお願いします。

 ・海外へ渡航される皆様へ(厚生労働省)
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou18/index_00003.html
 ・夏季休暇の海外渡航者に対する感染症予防啓発について(協力依頼)
  https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001280326.pdf
 ・海外へ渡航される皆さまへ!(厚生労働省検疫所 FORTH)
  https://www.forth.go.jp/news/20220722_00001.html
 ・クアランの海外旅行 Q&A
  https://www.forth.go.jp/Quaran/quaran-travel-Q&A.html
 ・黄熱に注意しましょう!(厚生労働省検疫所 FORTH)
  https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/yellow_fever_certificate.html
 ・デング熱が流行しています!(厚生労働省検疫所 FORTH)
  https://www.forth.go.jp/news/20230824_00001.html
 ・マラリアに注意しましょう!(厚生労働省検疫所 FORTH)
  https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/useful_malaria.html

 ◆8月4日は麻しん(はしか)予防の日
   国内外で麻しんの流行が報告されている中、訪日外国人数、日本人出国者海外数も増えています。
  海外渡航後、また国内での感染にも注意が必要です。
  海外から帰国後2週間程度は、健康状態(特に高熱や全身の発しん、せき、鼻水、目の充血など麻しんを疑う症状)に注意し、
  症状がある場合は医療機関へご相談下さい。引き続き麻しんの流行に注意いただきますようお願い致します。

  ・麻しんについて(厚生労働省)
   https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html
  ・麻しんの国内外での増加に伴う注意喚起について(再周知)(令和6年2月26日)
   https://www.mhlw.go.jp/content/001222287.pdf
  ・麻しんリーフレット「麻しん(はしか)」の感染事例が報告されています!
   https://www.mhlw.go.jp/content/001131749.pdf
  ・麻しん対策・ガイドラインなど(国立感染症研究所)
   https://www.niid.go.jp/niid/ja/guidelines.html
  ・8月4日は「はしか予防」の日(国立感染症研究所)
   https://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/disease/measles/0804measlesposter.pdf


 ◆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)などの感染症の流行状況と夏の感染対策のポイント
  ○新型コロナウイルス感染症の最近の発生状況
   全国の定点医療機関から報告される1週間ごとの新規患者数で見ると、7月15日〜21日の1週間は13.62と、
   本年5月上旬から未だ増加傾向であり、感染拡大を続けた昨年夏の同時期と同程度の水準です。
   現在、国内の感染者の多数を占めてきているオミクロン株の一系統であるKP.3(ケイ・ピー・スリー)については、
   公衆衛生上のリスクが高まっているという明確なエビデンスは示されていませんが、夏の間に一定の感染拡大が生じる
   可能性があります。

  【新型コロナウイルス感染症の定点当たりの報告数(全国)の推移】
      http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/backnumber/image/20240804_02.html
  (国立感染症研究所IDWRより引用)
   https://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/idwr/IDWR2024/idwr2024-29.pdf

  ○その他の流行中の感染症
   定点把握の対象となる5類感染症では、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、急性出血性結膜炎、
   マイコプラズマ肺炎、等が過去5年と比較して非常に多い水準で報告されています。

  【定点把握疾患の報告の過去5年間の同時期の平均との比較】
      http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/backnumber/image/20240804_03.html
  (国立感染症研究所IDWRより引用)
   https://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/idwr/IDWR2024/idwr2024-29.pdf

  ○夏の感染対策のポイント
   夏休みやお盆に帰省等で高齢の方と会う場合や、大人数で集まる場合は感染予防を心がけ体調を整えることが重要です。
   換気、手指消毒、医療機関の受診や高齢者施設の訪問の際などにおけるマスクの着用等の感染対策を行いましょう。
   夏場でエアコンを使用することも増えますが、定期的に窓を開けて換気を行うことも重要です。

  ・新型コロナウイルス感染症について 夏の感染対策のポイント
   https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html


  ◆手足口病の啓発ツール(チラシ)を作成しました
  【手足口病】
    手足口病の定点当たり報告数は第13週以降、16週連続で増加した後、17週ぶりに減少し、
   全国での定点当たりの報告数は11.72(第29週)となっていますが、過去5年間の同時期と比較して
   やや多くなっています。
    手足口病は、口の中や、手足などに水疱を伴う複数の発しんが出る、ウイルス感染によって起こる感染症です。
   子どもを中心に、糞口感染を含む接触感染と飛沫感染を起こします。多くが数日間のうちに改善しますが、
   稀に髄膜炎、小脳失調症、脳炎といった中枢神経系の合併症のほか、心筋炎、神経原性肺水腫、
   急性弛緩性麻痺などの重篤な合併症を伴うことがあります。
    この度、厚生労働省で手足口病に関する啓発ツール(チラシ)を作成しましたのでご活用いただき、
   引き続き、手足口病の流行に注意いただき、手洗いの励行等の感染予防について普及啓発にご協力お願いいたします。

   出典:
   ・厚生労働省 手足口病(2024年7月19日改訂)
    https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/hfmd.html
   ・手足口病 啓発ツール(チラシ)
    https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001281495.pdf
    ・感染症発生動向調査 感染症週報(IDWR)2024年第29号
    https://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/idwr/IDWR2024/idwr2024-29.pdf
   ・国立感染症研究所 「手足口病とは」(2014年10月17日改訂)
    https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ta/hfmd.html
   ・感染症発生動向調査 感染症週報(IDWR)2024年第27号<注目すべき感染症> 手足口病
    https://www.niid.go.jp/niid/ja/hfmd-m/hfmd-idwrc/12764-idwrc-2427.html


  ◆IDESコラム Vol.79 「マスギャザリングイベントと検疫」 9期生 松平 慶
    2024年夏、パリ五輪が開幕し、夏季五輪メダル通算500個に到達した柔道競技での金メダルを皮切りとした
   日本人アスリートの活躍を毎晩観戦している方もいらっしゃることと思います。“Games wide open”を大会公式スローガン
   に掲げ、世界中からフランス・パリにアスリート・大会関係者・観客が集まっているパリ五輪は、
   新型コロナウイルス感染症(以下COVID-19)により1年延期となり、無観客開催となった東京五輪からは隔世の感が
   ありますが、多くの人が移動・集合するマスギャザリングイベントの際には、危機管理の一面として感染症対策も
   重要になってきます。
    過去の五輪でも、2002年のソルトレイクシティ冬季五輪ではインフルエンザ、2010年のバンクーバー冬季五輪では
   麻しん、ロンドン夏季五輪ではノロウイルス、リオデジャネイロ夏季五輪ではジカウイルス感染症が課題となりました。
    また、五輪以外でも、年に1回のイスラム教の大巡礼である「ハッジ」や2015年に日本で開催された
   世界スカウトジャンボリーでは髄膜炎菌感染症のアウトブレイクが報告されています。

    東京五輪の際は、前職の東京都の保健衛生支援東京拠点で、COVID-19対応を専属で行い、アスリート・大会関係者の
   感染拡大を極力抑えながら、競技に専念できる環境を作る一助をさせていただきました。組織委員会感染症対策センターと
   同じフロアでタッグを組んで対応し、国内外の関係機関と密に連携を取り、COVID-19対策をオールジャパンで行った経験
   は、パンデミック下での感染症対策のレガシーとして、その後の保健所などでのCOVID-19対応にも活かすことが
   出来ました。
    今週号の感染症エクスプレスで「夏休みの海外渡航時に気をつけたい感染症について」もご紹介しておりますが、
   ECDC(European Center for Disease Prevention and Control)のガイダンス等より、パリ五輪では、
   欧州でも流行が報告されている麻しんや、ヒトスジシマカによるフランス国内感染が認められているデング熱などの
   感染リスクがあり、渡航地・期間・現地での行動予定、また年齢・基礎疾患等を踏まえて、個々人での事前の予防接種や
   虫除け対策などを行っていくことが重要となります。
    また、大会開催時には感染症サーベイランス体制の強化が行われ、集約された情報を元に評価、対策が行われることに
   なります。
   オールハザードの観点からはバイオテロなどCBRNE災害(Chemical・Biological・Radiological・Nuclear・Explosive)の
   対策も重要になってきます。
    また、今回のパリ五輪は、フランス領ポリネシアで南太平洋に位置するタヒチでもサーフィン競技が開催されており、
   現地の医療体制・衛生管理が整えられていますが、熱帯気候や蚊の蔓延などによる感染症リスクはあり、自然災害にも
   注意は必要で、健康危機管理上、離島でのマスギャザリングイベントならではの対策も求められると考えられます。

    さて、記事の最後に、帰国後のことにも少々ふれておきたいと思います。
   帰国時には入国審査や税関の前に、空港でも海港でも検疫を行い、国内に存在しない感染症を防ぐために検疫所が
   設けられており、昨年度からIDES研修生も検疫医療専門職の一員として、1ヶ月から2ヶ月検疫所でまとまった研修を行う
   プログラムになっております。
   人に対する検疫業務や健康相談業務はもちろん、船舶衛生検査や、港湾衛生調査での蚊やネズミの調査なども経験でき、
   国外からの感染症流入を平時からどのように防いでいるか、新たな視点も得ることが出来ています。
    8月4日は「はしか(麻しん)予防の日」でもあり、日本で排除認定されている感染症にも注意を払いながら、
   アスリート・大会関係者・観客など全て関係者の健康と安全を願いつつ、引き続き日本人アスリートの活躍も楽しみに
   観戦していければと思います。

  【参考資料】
  (1)2019国際的なマスギャザリングにおける疾病対策に関する研究会, 国際的なマスギャザリングにおける
    疾病対策に関する研究
     https://plaza.umin.ac.jp/massgathering/pdf/lecture_doc5.pdf
  (2)国立感染症研究所, 病原微生物検出情報(IASR)Vol.43 No.7 <特集>マスギャザリング(東京2020大会)と
    感染症対策
     https://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/iasr/43/509.pdf
  (3)ECDC, Mass gatherings and infectious diseases, considerations for public health authorities in the EU/EEA
     https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/mass-gatherings-and-infectious-diseases-considerations-2024
  (4)ECDC, Joint public health advice for travellers attending the 2024 Summer Olympic and Paralympic Games
     https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/joint-public-health-advice-travellers-paris-games-2024

  (5)厚生労働省, 検疫医療専門職(医師)の募集(採用)について
     https://www.mhlw.go.jp/general/saiyo/keneki.iryo.html

     当コラムの見解は執筆者の個人的な意見であり、厚生労働省の見解を示すものではありません。

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 新型コロナウイルスについて
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 ◆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について
  2024 年第30週(7月22日〜7月28日)における定点当たり報告数は 14.58(報告数 72,003人)であった。
 <新型コロナウイルス感染症(COVID-19)発生動向調査 第30 週(7月22日〜7月28 日)(’24/8/2現在)>
  https://www.mhlw.go.jp/content/001282915.pdf
 ◆新型コロナウイルス感染症の発生状況等について
  https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html#h2_1
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 風しんの追加的対策へのご協力をお願いします	
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 ◆風しんの追加的対策へのご協力のお願い
  2018年は、第52週(12月24日〜12月30日)までに2,941例の届出があり、そのうち、2,881例は7月23日以降の報告でした。
  (確定値)
  2019年は、第52週(12月23日〜12月29日)までに2,298例の報告があります。患者の多くは、昨年同様30〜50代の男性で、
  都市圏を中心に報告されています。(確定値)
  2020年は、第53週(12月28日〜翌年1月3日)までに101例の報告があり、患者の約7割は男性でした。(確定値)
  2021年は、第52週(12月27日〜翌年1月2日)までに12例の報告があります。(確定値)
  2022年は、第52週(12月26日〜翌年1月1日)までに15例の報告があります。(確定値)
  2023年は、第52週(12月25日〜12月31日)までに12例が報告されています。
  2024年は、第29週(7月19日〜7月21日)までに4例が報告されています。

 <風疹 発生動向調査> 2024年第29週(’24/7/24現在)
  https://www.niid.go.jp/niid//images/idsc/disease/rubella/2024pdf/rube24-29.pdf

 ◆IDWR 2024年第29週(第29号)(2024年8月2日)
 <第29週>マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は3週連続で増加した。過去5年間の同時期の平均と比較して
  かなり多い/その他最新動向
 <IDWR 感染症発生動向調査週報>
  https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2024.html.html

 ◆IASR  Vol. 45, No.7 (No. 533)  (2024年7月発行)
  特集は「レジオネラ症 2013〜2023年」です。
  関連情報として、「レジオネラ肺炎の臨床的特徴」などを取り上げています。

 <IASR(病原微生物検出情報 月報)>
  https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr.html

 ■海外の感染症発生状況
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2024年7月5日〜2024年7月29日掲載)
  2024年7月29日 鳥インフルエンザA(H5N2)−メキシコ
  https://www.forth.go.jp/topics/2024/20240729_00001.html
  2024年7月5日 エムポックス−コンゴ民主共和国
  https://www.forth.go.jp/topics/2024/20240719_00001.html
  2024年7月5日 オロプーシェ熱−キューバ
  https://www.forth.go.jp/topics/2024/20240705_00001.html
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 SNSにおける情報発信
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 厚生労働省公式アカウント<X(旧Twitter)、Facebook>において、新型コロナウイルスをはじめ、
 感染症に関するSNSを発信しています。ぜひご登録ください。
 X(旧Twitter):https://twitter.com/MHLWitter
 Facebook:https://m.facebook.com/Mhlw.Japan

 <2024年8月2日(金)発信> X(旧Twitter)
 【#海外渡航 の際は感染症にお気をつけください!】
  世界中から多くの人が移動・集合する大型イベントでは、感染症へのリスクが高まります。
  食べ物や水を介した消化器の感染症、人から人にうつる呼吸器の感染症や
  #麻しん 、蚊やダニからうつる感染症に注意しましょう。
  https://www.forth.go.jp/destinations/index.html

 <2024年8月2日(金)発信> X(旧Twitter)
 【新型コロナ発生状況】
  第30週(7/22〜28)の #新型コロナ 定点当たり報告数は14.6で、12週連続増加(昨夏ピーク20.5)しました。
  #夏休み や帰省などで高齢の方と会う場合や、大人数で集まる場合は、感染予防を心がけましょう。
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00461.html

 <2024年8月2日(金)発信> X(旧Twitter)
 【#STSS 発生状況】
  #劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)の第29週(7/15〜7/21)の報告数は22件です。
  減少傾向ですが、特にリスクが高いとされる方(高齢の方、妊産婦の方等)は注意が必要です。
  引き続き、手洗いなどの基本的な感染対策を心がけましょう。
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000137555_00003.html

 <2024年7月30日(火)発信> X(旧Twitter)
 【夏の感染対策 のポイント】  
   #新型コロナウイルス感染症 や #マイコプラズマ肺炎 などの感染予防には「 #換気 」、「 #手指衛生 」、
   通院や高齢者施設を訪問する時などは「 #マスクの着用 」が効果的です。 
  「熱中症」にも注意し、体調を整えるようにしましょう。 
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

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  出所を明示することにより引用、転載、複製を行うことができます。


 (編集:鍋島 清香)
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海外渡航先での感染症予防ポイント


新型コロナウイルス感染症の定点当たりの報告数(全国)の推移


定点把握疾患の過去5年間の同時期の平均との比較


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