感染症エクスプレス@厚労省
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2023-10-02
件名 | 【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.497(2023年10月02 日) |
感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓ ┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>> ┗━┻━┻━┻━┻━┻━╋━╋━╋━╋━┓ >>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.497(2023年10月2日) >>>>>>>>>┗━┻━┻━┻━┛ ■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 【トピックス】 ◆インフルエンザが増加しています ◆咽頭結膜熱が増加しています ◆9月24日〜30日は結核予防週間 ◆令和5年度国立感染症研究所 戸山庁舎一般公開の現地開催のお知らせ 【新型コロナウイルスについて】 ◆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について 【風しんの追加的対策へのご協力をお願いします】 ◆2025年3月31日までの3年間に限り、風しん抗体検査・予防接種を公費で受けられます ※風しん抗体検査・風しん第5期定期接種受託医療機関更新しました(2023年9月11日時点) 【感染症発生情報】 ◆IDWR 2023年第37週(第37号)(2023年9月29日) ◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2023年9月29日) ◆IASR Vo.44,No9(No.523)(2023年9月発行) ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報 (2023年8月21日〜2023年9月27日掲載) ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ トピックス ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆インフルエンザが増加しています 今年度、インフルエンザの定点当たりの報告数は、春から夏にかけても1.0を上回る水準で推移しており、 直近の定点当たり報告数は、総数で第36週(9/4〜9/10)4.48、第37週(9/11〜9/17)7.03、第38週(9/18〜9/24)7.09と 増加傾向にあります。 今シーズンについては、例年より早く本格的な流行が生じる可能性があること、 COVID-19流行前のような冬場に一峰性の高い水準の流行を起こすパターンをとるとは限らないことに注意が必要です。 インフルエンザ等の呼吸器感染症の感染拡大防止のため、咳エチケット、手洗い、換気、 医療機関内でのマスクの適切な着用、医療・福祉施設へのウイルスの持ち込みを防ぐために、 関係者が個人で出来る予防¬策を徹底すると同時に、訪問者等については、 インフルエンザの症状が認められる場合の訪問を自粛してもらう等の工夫などの感染対策の実施や周知の徹底を 今一度お願いします。 ・インフルエンザの発生状況について 2023年第38週(9月18日〜9月24日) https://www.mhlw.go.jp/content/001151009.pdf ◆咽頭結膜熱(プール熱)が増加しています 咽頭結膜熱(プール熱)については、直近の定点当たり報告数は総数で第37週(9/11〜9/17)1.45と、 過去10年で最多の水準となっています。 咽頭結膜熱は発熱、咽頭痛、眼症状を主体とするアデノウイルスによる小児の急性感染症であり、 飛沫や手指を介した接触により、結膜又は上気道から感染します。 流行時には、流水とせっけんによる手洗いやうがいをしましょう。また、症状のある方との密接な接触は避けましょう (タオルなどは別に使いましょう)。 ◆9月24日〜30日は「結核予防週間」 結核は、今でも年間10,000人以上の新しい患者発生があり、1,600人以上が命を落としている予防、対策が必要な感染症です。 2022年に、新たに結核患者として登録された者の数(新登録結核患者数)は10,235人で、 前年より1,284人(11.1%)減少しています。 新規登録患者数及び罹患率については、引き続き今後の動向を注視してまいります。 咳やたんが2週間以上続いたり、微熱や体のだるさが続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。 厚生労働省では、9月24日〜30日の「結核予防週間」にあわせて、結核の予防啓発のポスターとリーフレットを 作成いたしましたので、是非ご活用いただき、引き続き、結核の対策にご協力をいただければと思います。 ・結核について(厚生労働省) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou03/index.html ・令和5年度版ポスター 「いまも1日平均28人が結核と診断されています。」 https://www.mhlw.go.jp/content/001139720.pdf ・令和5年度版リーフレット 「いまも1日平均28人が結核と診断されています。」 https://www.mhlw.go.jp/content/001141314.pdf ・結核とは(国立感染症研究所) https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/tuberculosis.html ◆10月28日に国立感染症研究所・戸山庁舎で一般公開を開催します 10月28日に東京都新宿区の国立感染症研究所・戸山庁舎にて一般公開を開催します。 皆さまのご来場をお待ちしております。 場所:国立感染症研究所・戸山庁舎 東京都新宿区戸山1-23-1 日時:2023年10月28日(土)13:00-17:00(入場は16:30まで) 内容:(詳細は以下のURLのリーフレットをご覧下さい) 【パネル・展示・開設】 「病原体の種類」、「ハンセン病」−医学研究の現状と世界の様相−等 【体験コーナー・ゲーム】 「DNAを細胞から取り出してみよう!」「バイオセーフティラボ体験」等 【サイエンスカフェ】 感染研の新型コロナウイルス感染症への取り組みを紹介します。 1.「新型コロナウイルスワクチンは効いているの?安全なのか?」15:45〜16:15 鈴木 基先生(感染症疫学センター長) 2.「感染症のくすりをもとめて」16:15〜16:45 渡土 幸一先生(治療薬・ワクチン開発研究センター統括研究官) 入場料:無料 <国立感染症研究所:一般公開のお知らせ> https://www.niid.go.jp/niid/images/meeting/NIIDexhibition/2023/openhouse-t-flyer2023.pdf ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 新型コロナウイルスについて ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について 2023 年第 38 週(9月18 日〜9月24 日)における定点当たり報告数は 11.01 (報告数54,346 人)であった。 <新型コロナウイルス感染症(COVID-19)発生動向調査 第38週(9月18日〜9月24日)(’23/9/29現在)> https://www.mhlw.go.jp/content/001151300.pdf ◆第124回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和5年8月4日) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00424.html ◆新型コロナウイルス感染症に関する発生状況、国内の患者発生、空港・海港検疫事例、海外の状況、変異株、その他 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00086.html ◆感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株について(第27報) https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2551-cepr/12000-sars-cov-2-27.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 風しんの追加的対策へのご協力をお願いします ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆風しんの追加的対策へのご協力のお願い 2018年は、第52週(12月24日〜12月30日)までに2,941例の届出があり、そのうち、2,881例は7月23日以降の報告でした。 (確定値) 2019年は、第52週(12月23日〜12月29日)までに2,298例の報告があります。患者の多くは、 昨年同様30〜50代の男性で、都市圏を中心に報告されています。(確定値) 2020年は、第53週(12月28日〜翌年1月3日)までに101例の報告があり、患者の約7割は男性でした。(確定値) 2021年は、第52週(12月27日〜翌年1月2日)までに12例の報告があります。(確定値) 2022年は、第52週(12月26日〜翌年1月1日)までに15例の報告があります。 2023年は、第37週(9月11日〜9月17日)までに10例が報告されています。 <風疹 発生動向調査> 2023年第37週(’23/9/20現在)> https://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/disease/rubella/2023pdf/rube23-37.pdf ◆IDWR 2023年第37週(第37号)(2023年9月29日) <第37週>咽頭結膜熱の定点当たり報告数は第33週以降増加が続いており、過去5年間の同時期と比較してかなり多い /その他最新動向 <IDWR 感染症発生動向調査週報> https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2023.html ◆IASR Vo.44,No9(No.523)(2023年9月発行) 特集は「麻疹2023年7月現在」です。 関連情報として、「海外の麻疹―2022年の流行状況について」などを取り上げています。 <IASR(病原微生物検出情報 月報)> https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr.html ◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2023年9月29日) 2023年第38週(9月18日〜9月24日)のデータを公表しました。 全国の定点医療機関当たり報告数は7.09となり、前週の7.03よりも増加しました。 <インフルエンザに関する報道発表資料> https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html ■海外の感染症発生状況 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2023年9月20日〜2023年9月27日掲載) 2023年09月27日 超チフス、細菌性赤痢、コレラの3つの感染症によるアウトブレイク疑い−コンゴ共和国 https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230927_00001.html 2023年09月26日 ボツリヌス症−フランス共和国 https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230926_00002.html 2023年09月26日 インフルエンザA(H1N1)変異型ウイルス−オランダ王国 https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230926_00001.html 2023年09月20日 ジフテリア−ナイジェリア連邦共和国 https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230920_00002.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ SNSにおける情報発信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 厚生労働省公式アカウント(Twitter、Facebook)において、新型コロナウイルスをはじめ、 感染症に関するSNSを発信しています。 ぜひご登録ください。 Twitter:https://twitter.com/MHLWitter Facebook:https://m.facebook.com/Mhlw.Japan <2023年9月29日(水)発信> 【普段から気を付けることは?】 厚生労働省では、毎年9月24日から9月30日までを「結核予防週間」と定めて、結核に関する普及啓発などを行っています。 結核の予防について普段から気を付けることについては、Q3&A3をご参照ください。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou03/index.html <2023年9月28日(木)発信> 【結核はどうやってうつるの?】 厚生労働省では、毎年9月24日から9月30日までを「結核予防週間」と定めて、結核に関する普及啓発などを行っています。 結核の感染については、Q2&A2をご参照ください。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou03/index.html <2023年9月27日(水)発信> 9/24〜30の結核予防週間では、結核に関する普及啓発などを行っています。 結核の症状や普段から気をつけること、治療法などをQ&Aにまとめました。 今も1日平均28人が診断されている結核。この機会に、結核について知っていただければと思います。 <2023年9月25日(火)発信> 【新型コロナウイルス感染症の治療薬について】 令和5年10月から窓口での負担が生じます。10月以降の見直しの基本的な考え方をまとめています。 詳細はこちら:https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/00002.html <2023年9月22日(金)発信> 【結核予防週間】 厚生労働省では、毎年9月24日から9月30日までを「結核予防週間」と定めて、 結核に関する正しい知識の普及啓発を図ることとしています。地方自治体や関係団体の協力を得て、 結核予防に関する普及啓発などを行っています。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou03/index.html ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 『感染症エクスプレス@厚労省』の登録・変更は、ご自身のアドレスでのみ可能です。 配信先の変更は、不要になったアドレスを配信停止いただき、新しいアドレスで新規に登録をお願いします。 ※携帯電話等のキャリアドメインは登録できません。 ●新規登録・配信停止・配信先変更 http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/ ●バックナンバー http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/backnumber/ ●お問い合わせ(登録の変更は上記にて承ります) https://mhlw.asp.3mail.jp/inquiry/ ●メールマガジン内容に関するご意見 kansenshomail@mhlw.go.jp ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ ○当メールマガジンは外部の電子メール配信サービスを利用して行っています。 ○登録していないにもかかわらず当メールマガジンが配信された場合は、 他の方が間違えて登録した可能性がありますので、配信停止のお手続きをお願いします。 ○当メールマガジンの送信元アドレスは送信専用となっています。 本メールまたは本メールアドレスにご返信頂いても一切対応できかねます。ご了承ください。 ○頂いたご意見について、全てにご返信等できかねます。ご了承ください。 ○携帯メールなどには対応しておりません。 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