感染症エクスプレス@厚労省
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メールマガジンのバックナンバーです。

2023-06-16

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
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   >>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.489(2023年6月15日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【トピックス】
◆RSウイルス感染症、ヘルパンギーナの報告数が増加しています
◆麻しんの国内伝播事例の増加に伴う注意喚起について(続報)
◆マダニ(ダニ媒介感染症)にご注意ください
◆タンザニア連合共和国及び赤道ギニア共和国でのマールブルグ病の発生について(終息)
◆6月以降も「エムポックス」の症例が確認されています

【新型コロナウイルスについて】
 ◆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について
◆新型コロナワクチンについて

【風しんの追加的対策へのご協力をお願いします】
◆2025年3月31日までの3年間に限り、風しん抗体検査・予防接種を公費で受けられます
 ※風しん抗体検査・風しん第5期定期接種受託医療機関更新しました(2023年5月17日時点)

【感染症発生情報】
 ◆IDWR 2023年第21週(第21号)(2023年6月9日)
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2023年6月9日)
◆IASR Vo.44,No5(No.519) (2023年5月)
◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
(2023年5月12日~2023年5月22日掲載)

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 トピックス
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◆RSウイルス感染症、ヘルパンギーナの報告数が増加しています
【RSウイルス感染症】
RSウイルス感染症の定点当たり報告数は4週連続で増加しており、全国での定点あたりの報告数は2.12と、この時期としては2020年以前の同時期と比べ、大きく上回っており、2021年とほぼ同等です。
RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。例年秋~初冬にかけて流行のピークがみられ、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の児が1度は感染するとされています。症状は軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々ですが、初めて感染発症した場合や重症化するリスクの高い基礎疾患を有する小児は重くなりやすいといわれており、重症化した場合は、細気管支炎、肺炎といった重篤な症状を引き起こすことがあり、特に注意が必要です。
【ヘルパンギーナ】
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は4週連続で増加し、全国での定点あたりの報告数は1.87と、過去10年を上回るレベルで増加傾向です。
ヘルパンギーナは、主にコクサッキーウイルスAによる感染症で、初夏から秋にかけて流行し、主に乳幼児が罹患します。熱と口腔粘膜に水疱性の発疹があらわれることを特徴とした急性のウイルス性咽頭炎です。
小児では発熱時に熱性けいれんを伴うこともあります。また、特に乳児では経口摂取が不良となった結果、脱水症に陥ることがあり、まれですが髄膜炎や心筋炎などを起こして重症化することもあります。
今後も引き続き、発生動向を注視し、情報発信を行っていきます。
出典:
・厚生労働省 RSウイルス感染症Q&A 
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/rs_qa.html
・厚生労働省 ヘルパンギーナについて
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou16/pdf/01h.pdf 
・国立感染症研究所 「ヘルパンギーナとは」(2014年7月23日改訂)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/515-herpangina.html
・感染症発生動向調査 感染症週報(IDWR)速報データ 2023年第22週 (2023年6月7日時点)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/data.html
・感染症発生動向調査 感染症週報(IDWR) 直近の新型コロナウイルス感染症およびRSウイルス感染症の状況
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2487-idsc/idwr-topic/10564-idwrc-2129c.html
・感染症発生動向調査 感染症週報(IDWR) 手足口病・ヘルパンギーナ
https://www.niid.go.jp/niid/ja/hfmd-m/hfmd-idwrc/10767-idwrc-2143h.html

◆麻しんの国内伝播事例の増加に伴う注意喚起について(続報)
麻しんの海外からの輸入例を契機とした国内における感染事例が継続的に報告されており、本年1月1日から計14例、直近の第22週(5月29日~6月4日)には新規3例が報告されています。(※麻しんについては、臨床診断後直ちに報告を求めていることから、その  後の検査で否定された場合や報告の遅れなどの影響で速報値は変動することがあります。) 
今後、更なる輸入症例や国内における感染伝播事例が報告することが懸念されます。

<麻しんの予防接種>
麻しんのまん延予防には、予防接種が重要な役割を果たすことから、引き続き、麻しんの定期の予防接種を着実に実施できるよう、厚生労働省は市町村等に依頼し、接種の勧奨等の実施をお願いしたところです。
また、規定の接種時期(※)が経過している方についても、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、接種を延期されていた方が、規定の接種時期ではない時期に接種を行った場合についても、定期接種として取り扱われ得ます。

特に小児の受診患者等については、麻しんの予防接種の接種歴の確認を行って頂くとともに、接種が必要な場合は、上記の通り規定の時期が経過していたとしても、接種を受けることができる場合があるので、お住まいの市町村にご相談頂くようお願い致します。

(※)麻しんの定期接種の実施時期(予防接種法施行令(昭和 23 年政令第 197 号)第3条第1項) 
1回目:生後 12月から生後24月に至るまでの間にある者
2回目:5歳以上7歳未満の者であって、小学校就学の始期に達する日の1年前の日から当該始期に達する日の前日までの間にある者

・感染症発生動向調査 感染症週報(IDWR)速報データ 2023年第22週(2023年6月7日時点)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/data.html
・麻しんの国内伝播事例の増加に伴う注意喚起について (協力依頼)
https://www.mhlw.go.jp/content/001097724.pdf
・麻しんの国内における感染伝播事例を踏まえた麻しんの定期の予防接種の勧奨等について(協力依頼)
https://www.mhlw.go.jp/content/001098571.pdf
参考:
・麻しんについて(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html
・麻しん対策・ガイドラインなど(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/guidelines.html

◆マダニ(ダニ媒介感染症)にご注意ください
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)や日本紅斑熱、ツツガムシ病をはじめとするダニ媒介感染症を予防するためには、マダニに咬まれないようにすることが大切です。農作業やレジャーなどで、森林や草むら、ヤブなどに入る場合には注意しましょう。
長袖・長ズボン(シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる、または登山用スパッツを着用する)、足を完全に覆う靴(サンダル等は避ける)、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く等、肌の露出を少なくしましょう。
特にSFTSについては、昨年同時期と比較して患者の報告数が増加しており、海外では家族内感染あるいは院内感染といった限定的なヒト-ヒト感染事例も報告されています。
医療機関において、SFTSを疑う患者や確定患者に接する際はグローブ、ガウン、マスク、必要な場合にはゴーグル、フェイスシールド等を着用し、接触予防策を確実に実施する必要があります。
また、感染症法に基づく届出対象のダニ媒介感染症の患者を医師が診断した場合には、直ちに届出が必要となります。
医療従事者の皆さまにおかれましては、引き続きご協力お願いします。

・厚生労働省:ダニ媒介感染症
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164495.html

◆タンザニア連合共和国及び赤道ギニア共和国でのマールブルグ病の発生について(終息)
【タンザニア】
2023年3月21日(現地時間)、WHOアフリカ地域事務所は、タンザニア連合共和国北東部のKagera州において、同国初となるマールブルグ病患者の確定例が確認されたと発表しました。厚生労働省は、3月23日に、自治体、日本医師会、各検疫所、国土交通省に対し、事務連絡を発出し注意喚起の協力を依頼し、厚生労働省検疫所では、海外から日本へ帰国・入国される方に対し、ポスターやリーフレット等で注意喚起を行ってきました。

新しい情報: 2023年6月2日(現地時間)、同国保健省は、42日間、新たな症例が発生していないことを受け、マールブルグ病の終息を宣言しました。3月21日から5月31日までの間、計9例(確定例8例、可能性1例)、うち死亡6例(確定例5例、可能性例1例)が報告されました。Kagera州以外からの発生はありませんでした。

・世界保健機関(WHO)Disease Outbreak News, Marburg virus disease - the United Republic of Tanzania (2023/6/2)
https://www.who.int/emergencies/disease-outbreak-news/item/2023-DON471   
・世界保健機関(WHO)アフリカ, Marburg Virus Disease outbreak in Tanzania declared over (2023/6/2) 
https://www.afro.who.int/countries/united-republic-of-tanzania/news/marburg-virus-disease-outbreak-tanzania-declared-over 
・タンザニア連合共和国保健省Twitter(2023/6/2)
https://twitter.com/wizara_afyatz/status/1664650884842676224/photo/1 
・世界保健機関(WHO)Africa, Tanzania confirms first-ever outbreak of Marburg Virus Disease(2023/03/21
https://www.afro.who.int/countries/united-republic-of-tanzania/news/tanzania-confirms-first-ever-outbreak-marburg-virus-disease
【赤道ギニア】
2023年2月13日、赤道ギニア共和国保健省及びWHOアフリカ地域事務所は、同国北東部のKie-Ntem県で、同国初のマールブルグ病患者の確定例を報告したと発表しました。厚生労働省は、2月14日に、自治体、日本医師会、各検疫所、国土交通省に対し、事務連絡を発出し注意喚起の協力を依頼し、、厚生労働省検疫所では、海外から日本へ帰国・入国される方に対し、ポスターやリーフレット等で注意喚起を行ってきました。
新しい情報:2023年6月8日(現地時間)、WHOは、42日間、新たな症例が発生していないことを受け、マールブルグ病の終息を発表しました。計40例(確定例17例、可能性例23例)、うち死亡35例(確定例12例、可能性例23例)が報告されました。

・赤道ギニア共和国保健省Twitter(2023/5/16)
https://twitter.com/teonguema/status/1658192840596365315?s=20  
・赤道ギニア共和国保健省疫学データ(2023/5/4)
 https://www.guineasalud.org/archivos/Informes/Informe04052023.pdf
・世界保健機関(WHO)Africa, Marburg Virus Disease outbreak in Equatorial Guinea ends(2023/06/08)
https://www.afro.who.int/countries/equatorial-guinea/news/marburg-virus-disease-outbreak-equatorial-guinea-ends 

【マールブルグ病とは?】
マールブルグ病は感染性の高いウイルス性出血熱で、エボラ出血熱と同じフィロウイルス科のマールブルグウイルスによって起こります。マールブルグウイルスはコウモリ(フルーツバット)からヒトに感染すると考えられており、感染者の血液や体液等への直接接触等によりヒトの間で感染が拡大します。高熱、強い頭痛、倦怠感で突然発症し、多くの患者は7日以内に重症の出血症状を呈します。致死率は、過去の流行において、ウイルス株や臨床管理の状況により、24%から88%となっています。

・世界保健機関(WHO). Marburg virus disease, Fact sheets, 7 August 2021
https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/marburg-virus-disease   
・厚生労働省検疫所FORTH マールブルグ病-赤道ギニア共和国およびタンザニア連合共和国 (2023/05/11)
https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230511_00001.html 
・国立感染症研究所 マールブルグ病とは
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/343-marburg.html    
・世界保健機関(WHO)Disease Outbreak News, Marburg virus disease - Equatorial Guinea and the United Republic of Tanzania (2023/05/08) 
https://www.who.int/emergencies/disease-outbreak-news/item/2023-DON467  

◆6月以降も「エムポックス」の症例が確認されています。
エムポックス(サル痘)については、令和5年6月6日の世界保健機関(WHO)の発表時点で、世界111の国・地域で、87,900以上の症例が報告されています。
日本国内でも令和5年6月9日公表時点で175例の症例が報告されています。
なお、「サル痘」の疾患名については、WHOが、令和4年11月28日に、これまでの「Monkeypox」に代えて「mpox」という名称の使用を推奨し、今後1年をかけて名称を移行していくと発表しました。これをふまえ、厚生労働省においても感染症部会での議論等をふまえ、令和5年5月26日に「エムポックス」に感染症法上の名称を変更しました。
国内では、6月以降も患者の発生が報告されており、厚生労働省では、国内の発生動向を注意深く監視しつつ、感染拡大の防止に努めてまいります。

・厚生労働省:エムポックスについて
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/monkeypox_00001.html
・厚生労働省 事務連絡「エムポックスに関する情報提供及び協力依頼について」(令和4年5月20日付:令和5年5月26日最終改正)
 https://www.mhlw.go.jp/content/001101174.pdf
・エムポックス届出基準
 https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-04-13.html
・国立感染症研究所ファクトシート:
 https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/408-monkeypox
・国立感染症研究所:複数国で報告されているエムポックスについて(第5報)
 https://www.niid.go.jp/niid/ja/monkeypox-m/2596-cepr/12016-mpox-ra-0509.html
・国立感染症研究所・国立国際医療研究センター国際感染症センター:エムポックス患者とエムポックス疑い例への感染予防策
 https://www.niid.go.jp/niid/ja/monkeypox-m/2596-cepr/11196-monkeypox-01.html
・厚生科学審議会感染症部会資料
 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_127717.html
・国立国際医療研究センター国際感染症センター:エムポックス診療指針
 https://dcc-irs.ncgm.go.jp/material/manual/monkeypox.html
・WHO 2022 Mpox (Monkeypox) outbreak : Global Trends
 https://worldhealthorg.shinyapps.io/mpx_global/

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 新型コロナウイルスについて
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◆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について
2023年第22週(5月29日~6月4日)までに定点当たり報告数・都道府県22,432例が報告されています。
<新型コロナウイルス感染症(COVID-19)発生動向調査 第22週(5月29日~6月4日)(’23/6/9現在)>
https://www.mhlw.go.jp/content/001105457.pdf
◆第121回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和5年4月20日)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00424.html
◆新型コロナウイルス感染症に関する発生状況、国内の患者発生、空港・海港検疫事例、海外の状況、変異株、その他https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00086.html
◆感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株について(第27報)https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2551-cepr/12000-sars-cov-2-27.html

◆新型コロナワクチンについて
総接種回数は3億9千万回を超え、5/8以降の追加接種回数も1千百万回を超えました。       
自治体の方々、医療関係者をはじめ、皆様のご尽力により接種が進んでいることに御礼申し上げます。
引き続きご協力を賜りますようお願い申し上げます。

≪新型コロナワクチンに関する情報はこちらをご覧ください≫
厚労省HP「新型コロナワクチンについて」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_00184.html

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 風しんの追加的対策へのご協力をお願いします	
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◆風しんの追加的対策へのご協力のお願い
2018年は、第52週(12月24日~12月30日)までに2,941例の届出があり、そのうち、2,881例は7月23日以降の報告でした。(確定値)
2019年は、第52週(12月23日~12月29日)までに2,298例の報告があります。患者の多くは、昨年同様30~50代の男性で、都市圏を中心に報告されています。(確定値)
2020年は、第53週(12月28日~翌年1月3日)までに101例の報告があり、患者の約7割は男性でした。(確定値)
2021年は、第52週(12月27日~翌年1月2日)までに12例の報告があります。(確定値)
2022年は、第52週(12月26日~翌年1月1日)までに15例の報告があります。
2023年は、第21週(5月22日~5月28日)までに4例が報告されています。

<風疹 発生動向調査 2023年第21週(’23/5/31現在)>
https://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/disease/rubella/2023pdf/rube23-21.pdf

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 感染症発生情報
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◆IDWR 2023年第21週(第21号)(2023年6月9日)
<第21週>RSウイルス感染症の定点当たり報告数は過去5年間の同時期の平均より多く、3週連続で増加した/その他最新動向
<IDWR 感染症発生動向調査週報>
https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2023.html

◆IASR Vo.44,No5(No.519)(2023年5月)
特集は「腸管出血性大腸菌感染症 2023年3月現在」です。
関連情報として、「腸管出血性大腸菌検査・診断マニュアルの改訂について」などを取り上げています。

<IASR(病原微生物検出情報 月報)>
https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr.html

◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2023年6月9日)
2023年第22週(5月29日~6月4日)のデータを公表しました。
全国の定点医療機関当たり報告数は1.52となり、前週の1.62よりも減少しました。

<インフルエンザに関する報道発表資料>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html

■海外の感染症発生状況
◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2023年6月2日~2023年6月12日掲載)
2023年06月12日 マールブルグ病-タンザニア連合共和国
 https://www.forth.go.jp/topics/2023/202306012_00001.html
2023年06月8日 マールブルグ病-タンザニア連合共和国
https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230606_00006.html
2023年06月6日 エンテロウイルス感染症-フランス共和国
https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230606_00002.html
2023年06月6日 脊椎麻酔下で行われた外科手術に関連した真菌性髄膜炎が疑われるアウトブレイク-米国およびメキシコ
https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230606_00001.html
2023年06月2日 鳥インフルエンザA(H5N1)-グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国(英国)
https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230602_00001.html

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 SNSにおける情報発信
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<2023年6月6日(木)発信>
【梅毒が拡大しています】
性感染症は早期発見・治療が大切です。症状があるときや、不安なときは医療機関や保健所で検査を受けましょう。
#梅毒#性感染症
■梅毒
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/syphilis.html
■梅毒に関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/syphilis_qa.html
<2023年6月9日(金)発信>
【海外に行く予定の方へ~麻しんの予防接種をご検討ください】
海外で麻疹(はしか)が流行しています。
かかったことが明らかでない場合、2回の麻しんのワクチンを接種していない方は、予防接種をご検討ください。
#麻しん #はしか
■麻しんの発生国はこちら
https://www.forth.go.jp/topics/fragment1.html
【海外から帰国した方へ】
海外で麻しん(はしか)が流行しています。
渡航中あるいは帰国直後に症状がなくても、1週間以上たって発しん・発熱する場合があります。
帰国後2週間程度は、健康状態(特に高い熱や全身の発しん等)に注意しましょう。
#麻しん #はしか
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 (編集:鍋島 清香)
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