感染症エクスプレス@厚労省
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メールマガジンのバックナンバーです。

2023-05-12

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
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   >>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.487(2023年5月12日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【トピックス】
 ◆新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ(5類になると何が変わるの?)
 ◆多剤耐性で重篤な感染症を引き起こす恐れのあるカンジダ・アウリス(Candida auris)による感染症について
 ◆麻しんの国内伝播事例の増加に伴う注意喚起について
 ◆タンザニア連合共和国でのマールブルグ病の発生について (続報)
 ◆赤道ギニア共和国でのマールブルグ病の発生について(続報)
 ◆2023年に入り、国内のサル痘症例の報告が急増しています
 ◆AMAED「令和4年度 「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業」に係る追加公募(2次)
 ◆任期付き職員の募集について(5/8〜5/26)
 ◆2023年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマ募集しています

【新型コロナウイルスについて】
 ◆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について
 ◆新型コロナワクチンについて

【風しんの追加的対策へのご協力をお願いします】
   ◆2025年3月31日までの3年間に限り、風しん抗体検査・予防接種を公費で受けられます
 ※風しん抗体検査・風しん第5期定期接種受託医療機関更新しました(2023年4月12日時点)

【感染症発生情報】
 ◆IDWR 2023年第16週(第16号)(2023年5月12日)
 ◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2023年5月12日)
 ◆IASR Vo.44,No4(No.518) (2023年4月)
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
(2023年4月13日〜2023年5月11日掲載)

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 トピックス
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 ◆新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ(5類になると何が変わるの?)
    新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は法律上の位置付けが「新型インフルエンザ等感染症」から5類感染症に変わりました。

 ・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に係る新型インフルエンザ等感染症から5類感染症への移行について 
  https://www.mhlw.go.jp/content/001091810.pdf

  新型コロナウイルス感染症については、今後は、法律に基づき行政が様々な要請・関与をしていく仕組みでしたが、
  国民の皆様の主体的な選択を尊重し、個人や事業者の判断が基本になり、感染拡大防止と社会経済活動の両立を図ることになります。
 ・厚生労働省ホームページ 新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の対応について
  https://www.mhlw.go.jp/stf/corona5rui.html

 【感染対策はどう変わる?】
  感染対策についても、政府の対処方針や業種別ガイドラインはなくなり、個人、事業者で判断していただくことになりました。
  マスクの着用は先行して3/13から個人の判断となっていますが、厚生労働省の情報も参考に、それぞれの状況も踏まえて、対応をお願いします
 ・新型コロナウイルス感染症対策
  https://www.mhlw.go.jp/content/001093687.pdf

 【感染者数等の把握はどう変わる?】
  これまでは毎日新規感染者数を公表していましたが、5類感染症では法に基づく患者ごとの届出がなくなるため、
  週ごとに特定の医療機関による新規感染者数の報告が基本になります。
  感染者数等の把握方法は変わりますが、週ごとの報告に加えて、抗体の保有状況の調査、ゲノムサーベイランス、下水サーベイランス研究等を含めて、
  重層的なサーベイランス体制を構築し、流行状況を把握していきます。
 ・CO V I D -1 9に関する今後の患者の発生動向等の把握に向けた全体像(概要)
  https://www.mhlw.go.jp/content/001092221.pdf

 【感染した場合どうすればいい?】
  これまで法律に基づく行政による患者の入院措置・勧告や外出自粛などを要請していましたが、政府として一律に外出自粛を求めることはなくなり、
  個人の判断となります。厚生労働省の示す診療の考え方も参考にしてください。
 ・感染症法上の位置づけ変更後の療養に関するQ&A①
  https://www.mhlw.go.jp/content/001087453.pdf
 ・国民の皆さまへのリーフレット
  https://www.mhlw.go.jp/content/001092713.pdf
 ・医療機関へのリーフレット
  https://www.mhlw.go.jp/content/001092714.pdf

 【どのような医療機関に行けばいい?】 
  5類感染症では幅広い医療機関による受診が可能になるよう自治体と連携して対応を進めています。受診可能な医療機関は自治体のHP等でご確認ください。
 ・新型コロナウイルスに関する都道府県の相談窓口等の情報
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html

 【医療費はどう変わる?】
  年齢等に応じて、1割から3割は自己負担いただくことが基本となりますが、
  一定期間、COVID-19の治療薬(レムデシビル、モルヌピラビル、ニルマトレルビル・リトナビル、エンシトレルビル等)や
  入院医療費の一部は公費支援が継続されます。
  COVID-19の感染症法上の位置づけが変わっても、そのウイルスの特徴が変わるものではありません。
  引き続き、厚生労働省では個人や事業者の判断に資するような情報を発信してまいります。
  詳しくは添付資料や厚生労働省ホームページをご覧ください。
 ・厚生労働省 コロナ特設ページ
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
 ・新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけの変更に伴う医療提供体制及び公費支援の見直し等について
  https://www.mhlw.go.jp/content/001070702.pdf

 ◆多剤耐性で重篤な感染症を引き起こす恐れのあるカンジダ・アウリス(Candida auris)による感染症について
  今般、国内初となる海外株によるカンジダ・アウリス真菌血症による死亡例が報告されました。
  カンジダ・アウリスは、2009年に本邦より初めて報告された酵母真菌であり、
  本邦では、これまで抗真菌薬への感受性の良い非侵襲性の病気(慢性中耳炎等)からの分離報告が主体ですが、
  近年、インド・南米・アフリカ・米国など多くの国で国内とは異なる系統の多剤耐性で重篤な感染症を引き起こす恐れのある株による
  侵襲性感染症(血流感染症等)の事例が報告されており、高い薬剤耐性率、急速な感染例の拡大、院内感染の発生やその感染制御の困難さから国際的に問題となっています。
  これまで、日本国内では侵襲性感染例(菌血症)の報告はありませんでしたが、今般、海外と同じ遺伝系統のカンジダ・アウリスによる、
  国内初となる真菌血症の死亡例の発生が報告されており、今後国内での事例の発生に注意が必要です。
  厚生労働省では、都道府県や日本医師会を通じて、本真菌による感染症に関する注意喚起を行うとともに、疑われる事例の報告をお願いしています。
  医療従事者の方におかれては、本真菌による感染症を疑った場合には、最寄りの保健所にご相談ください。

 ・多剤耐性で重篤な感染症を引き起こす恐れのあるカンジダ・アウリス(Candida auris)について(情報提供及び依頼)
  https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001093562.pdf
 ・国立国際医療研究センター国際感染症センター「医療機関における海外からの高度薬剤耐性菌の持ち込み対策に関するガイダンス」
  https://dcc.ncgm.go.jp/prevention/resource/resource05.pdf

 ◆麻しんの国内事例が報告されました
  麻しんについては、現在、海外における流行が報告されており、海外からの輸入症例を契機とした国内における感染事例が報告されています。
  輸入症例における感染事例に注意する必要があります。
 ◆海外渡航前の注意事項
  海外渡航者の予定のある方に対し、以下の注意事項について広く周知をお願いします。
 ・渡航先の麻しんの流行状況を確認しましょう。
 ・母子保健手帳などを確認し、過去の麻しんの予防接種歴、り患歴を確認しましょう。
 ・過去2回接種した記録がない場合は、渡航前に予防接種をご検討ください。
 ・麻しんのり患歴やワクチン接種歴が不明な場合は、抗体検体を受けることもご検討ください。

 ・海外渡航者向けの麻しんの注意喚起については、以下の予防啓発資料をご活用いただけます。
  https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/dl/leaf_180821.pdf
 ・別紙:茨城県「麻しん(はしか)患者の発生について」(令和5年4月28日)
  https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/yobo/kiki/yobo/kansen/idwr/press/index.html
 ・参考:麻しんについて(厚生労働省)
  http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html
 ・麻しんの予防接種に関する啓発リーフレット
  https://www.mhlw.go.jp/content/001093670.pdf

 ◆タンザニア連合共和国でのマールブルグ病の発生について (続報)
  2023年3月21日(現地時間)、WHOアフリカ地域事務所は、タンザニア連合共和国北東部のKagera州において、
  同国初となるマールブルグ病患者の確定例が確認されたと発表しました。
  同国の国立公衆衛生研究所が、発熱、嘔吐、出血、腎不全などの症状を呈する8名について検査し、判明したものです。
  マールブルグ病は、これまでケニヤ、コンゴ民主共和国、アンゴラ、ウガンダ、ガーナ等で発生があり、直近では、今年2月から赤道ギニア共和国で発生しています。
  WHOは、Kagera州が北部でウガンダから、西部でルワンダ、ブルンジなどから、国境を越えた移動があるため、感染拡大のリスクについて、
  国内レベルで非常に高い、準地域レベルで高い、地域レベルで中程度、世界レベルで低いと評価しています。
  厚生労働省は、3月23日に、自治体、日本医師会、各検疫所、国土交通省に対し、事務連絡を発出し注意喚起の協力を依頼しました。
  また、厚生労働省検疫所は、海外から日本へ帰国・入国される方に対し、ポスターやリーフレット等で注意喚起を行っています。

 【新しい情報】
  5月8日、WHOは、3月16日〜4月30日の間に、確定例8例(うち5例死亡、3例回復)、可能性例1例(死亡)が報告され、
  最後の確定例の報告は4月11日、全例がKagera州からの報告であることを発表しました。
  同国保健省及びWHOは、疫学調査等の対応にあたっています。

 【マールブルグ病とは?】
  マールブルグ病は感染性の高いウイルス性出血熱で、エボラ出血熱と同じフィロウイルス科のマールブルグウイルスによって起こります。
  マールブルグウイルスはコウモリ(フルーツバット)からヒトに感染すると考えられており、感染者の血液や体液等への直接接触等によりヒトの間で感染が拡大します。
  高熱、強い頭痛、倦怠感で突然発症し、多くの患者は7日以内に重症の出血症状を呈します。
  致死率は、過去の流行において、ウイルス株や臨床管理の状況により、24%から88%となっています。

  より詳しい情報は以下のリンクをご覧ください。厚生労働省では本事案について引き続き情報収集を実施し、必要に応じて情報提供を行ってまいります。
 ・世界保健機関(WHO)Africa, Enhancing preparedness to tackle rising zoonotic diseases in Africa(2023/4/4)
  https://www.afro.who.int/news/enhancing-preparedness-tackle-rising-zoonotic-diseases-africa 
 ・世界保健機関(WHO)Disease Outbreak News, Marburg virus disease - Equatorial Guinea and the United Republic of Tanzania (2023/05/08)  
  https://www.who.int/emergencies/disease-outbreak-news/item/2023-DON467 
 ・タンザニア連合共和国保健省Twitter(スワヒリ語)
  https://twitter.com/wizara_afyatz/status/1652250138167918592?s=20    
 ・世界保健機関(WHO)Africa, Tanzania confirms first-ever outbreak of Marburg Virus Disease(2023/03/21)
  https://www.afro.who.int/countries/united-republic-of-tanzania/news/tanzania-confirms-first-ever-outbreak-marburg-virus-disease   
 ・世界保健機関(WHO). Marburg virus disease, Fact sheets, 7 August 2021
  https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/marburg-virus-disease  
 ・厚生労働省検疫所FORTH マールブルグ病−タンザニア共和国 (2023/03/27)
  https://www.forth.go.jp/news/2023/20230327_00002.html   
 ・国立感染症研究所 マールブルグ病とは
  https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/343-marburg.html
   
 ◆赤道ギニア共和国でのマールブルグ病の発生について(続報)
  2023年2月13日、赤道ギニア共和国保健省及びWHOアフリカ地域事務所は、同国北東部のKie-Ntem県で、同国初のマールブルグ病患者の確定例を報告したと発表しました。
  厚生労働省は、2月14日に、自治体、日本医師会、各検疫所、国土交通省に対し、事務連絡を発出し注意喚起の協力を依頼しました。
  また、厚生労働省検疫所は、海外から日本へ帰国・入国される方に対し、ポスターやリーフレット等で注意喚起を行っています。
  WHOは3月30日、本件による公衆衛生上のリスクについて、国レベルで非常に高い、準地域レベルで高い、地域レベルで中程度、世界レベルで低いと評価を更新しました。
  また、WHOは同国への渡航及び貿易を制限することがないよう勧告しています。

 【新しい情報】5月8日、WHOは、2月13日〜5月1日の間に、確定例17例(うち12例死亡、4例回復、1例不明)、可能性例23例(全例死亡)が報告され、
  最後の確定例の報告は4月20日であることを発表しました。

  より詳しい情報は以下のリンクをご覧ください。厚生労働省では本事案について引き続き情報収集を実施し、必要に応じて情報提供を行ってまいります。
 ・赤道ギニア共和国保健省ヘルスアラート(スペイン語)
  https://www.guineasalud.org/archivos/Ordenes/ALERTA.pdf
 ・赤道ギニア共和国保健省Twitter
  https://twitter.com/GuineaSalud/status/1654447555173056513?s=20
 ・世界保健機関(WHO)Africa, Equatorial Guinea confirms first-ever Marburg virus disease outbreak(2023/02/13)
  https://www.afro.who.int/countries/equatorial-guinea/news/equatorial-guinea-confirms-first-ever-marburg-virus-disease-outbreak?country=28&name=Equatorial%20Guinea
 ・厚生労働省検疫所FORTH マールブルグ病 - 赤道ギニア共和国(更新3)(2023/4/22)
  https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230422_00001.html
 ・厚生労働省検疫所FORTH 赤道ギニア共和国・タンザニア連合共和国でマールブルグ病が発生しています
  https://www.forth.go.jp/content/000069445.pdf

 ◆サル痘について、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」の終了が発表されました
  世界各地で感染が確認されているヒトのサル痘については、令和5年5月9日の世界保健機関(WHO)の発表時点で、世界111の国・地域で、87,000以上の症例が報告されていますが、
  直近3ヶ月間の患者報告数はその前の3ヶ月間と比較して約90%少なくなっています。
  WHO は2023年5月10日に、5回目の国際保健規則緊急委員会を開催し、委員会はWHO事務局長に対して
  「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」について「終了」の見解を勧告しました。
  これを受け、WHO事務局長は日本時間5月11日に、2022年7月以降継続していたPHEICを終了することを発表しました。
  なお、国内では、令和5年5月2日時点で129例のサル痘患者等の発生が報告されており、5月以降も患者の発生が報告されており、引き続き発生状況には注意が必要です。
  厚生労働省では、国内の発生動向を注意深く監視しつつ、感染拡大の防止に努めてまいります。

 ・厚生労働省:サル痘について
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/monkeypox_00001.html
 ・厚生労働省 事務連絡「サル痘に関する情報提供及び協力依頼について」(令和4年5月20日付:令和5年2月9日最終改正)
  https://www.mhlw.go.jp/content/001056124.pdf
 ・サル痘届出基準
  https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-04-13.html
 ・国立感染症研究所ファクトシート:サル痘
  https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/408-monkeypox -intro.html
 ・国立感染症研究所:複数国で報告されているサル痘について(第5報)
  https://www.niid.go.jp/niid/ja/monkeypox-m/2596-cepr/12016-mpox-ra-0509.html
 ・国立国際医療研究センター国際感染症センター(DCC)ファクトシート:サル痘
  http://dcc-irs.ncgm.go.jp/material/factsheet/
 ・国立感染症研究所・国立国際医療研究センター国際感染症センター:サル痘患者とサル痘疑い例への感染予防策
  https://www.niid.go.jp/niid/ja/monkeypox-m/2596-cepr/11196-monkeypox-01.html
 ・厚生科学審議会感染症部会資料
  https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_127717.html
 ・国立国際医療研究センター国際感染症センター:サル痘診療指針(Ver. 2.0)
  https://dcc-irs.ncgm.go.jp/material/manual/monkeypox.html
 ・WHO 2022 Mpox (Monkeypox) outbreak : Global Trends
  https://worldhealthorg.shinyapps.io/mpx_global/

 ◆日本医療研究開発機構(AMED)では、感染症領域についての公募を行います。

 ○◆令和4年度「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業」に係る追加公募(2次)
 日本医療研究開発機構(AMED)では、令和4年度「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業」に係る追加公募(2次)を行います。
 【公募締め切り】令和5年5月16日(火) 正午【厳守】
 公募内容の詳細は、以下のURLからご確認ください。

 ◆任期付き職員の募集について(5/8〜5/26)
  厚生労働省では、で新型コロナウイルス等の各種の感染症対策の推進のため、感染症危機管理及び疾病対策並びに感染症に関連する
  研究開発や医薬品等の利用可能性確保に関する業務を行っていただく方を「任期付職員」として募集します(5月26日必着)
  なお、技官の要件は以下の通りです。
  (1)医師又は歯科医師
  (2)獣医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師又は診療放射線技師の免許を有する者のうち、当該資格に係る業務内容に関する特に優れた知見を有する者
  (3)国際機関や学術機関等が公表する感染症情報(主に英語)の収集、整理が可能な語学力を有する者
  (4)臨床、公衆衛生(学術研究を含む。)又は民間企業等での職務経験(国内外を問わない。)が4年以上の者
  任期付職員の募集について│厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/general/saiyo/ninkituki.html
  ○感染症技官の募集について│厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/general/saiyo/ninki-kansensyougikan.html
  ○感染症広報専門官の募集について│厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/general/saiyo/ninki-kansensyoukouhousenmonkan.html 
  ○感染症情報システム担当の募集について│厚生労働省
   https://www.mhlw.go.jp/general/saiyo/ninki-kansensyouzyouhousisutemutantou.html

 ◆2023年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマを募集しています
  厚生労働省と公益財団法人エイズ予防財団では、毎年12月1日の世界エイズデーに向けて、国内キャンペーンのテーマを設定しています。
  多くの方にエイズについて考えて頂けるように、テーマ案を広く募集しています。

  募集締切りは、5月23 日(火)です。詳細は以下のウェブサイトをご覧ください。

 <2023年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマについて>
  https://api-net.jfap.or.jp/edification/aids/camp2023_theme.html
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 新型コロナウイルスについて
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 ◆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について
 令和5年5月8日0:00現在、国内での新型コロナウイルス感染症の感染者は33,802,739名(うち、空港・海港検疫事例24,164名)、
 死亡者は74,669名が確認されている。
  https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32969.html
 ◆第121回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和5年4月20日)
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00424.html
 ◆新型コロナウイルス感染症に関する発生状況、国内の患者発生、空港・海港検疫事例、海外の状況、変異株、その他
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00086.html
 ◆感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株について(第27報)
  https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2551-cepr/12000-sars-cov-2-27.html

 ◆新型コロナワクチンについて
  総接種回数は3億8千万回を超えました。
  自治体の方々、医療関係者をはじめ、皆様のご尽力により接種が進んでいることに御礼申し上げます。
  引き続きご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 ≪役立つ情報をご案内します≫
 ○「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する医療機関向け手引き(13版)」(令和5年5月8日版)を掲載しています。
  https://www.mhlw.go.jp/content/000971813.pdf
 ○5月8日より、令和5年春開始接種が始まりました。ワクチンの有効期限の取扱いにつきましては、最新の情報をご確認ください。
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_kigen.html
 ≪このほか、新型コロナワクチンに関する情報はこちらをご覧ください≫
 厚労省HP「新型コロナワクチンについて」
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_00184.html
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 風しんの追加的対策へのご協力をお願いします	
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 ◆風しんの追加的対策へのご協力のお願い
 2018年は、第52週(12月24日〜12月30日)までに2,941例の届出があり、そのうち、2,881例は7月23日以降の報告でした。(確定値)
 2019年は、第52週(12月23日〜12月29日)までに2,298例の報告があります。
 患者の多くは、昨年同様30〜50代の男性で、都市圏を中心に報告されています。(確定値)
 2020年は、第53週(12月28日〜翌年1月3日)までに101例の報告があり、患者の約7割は男性でした。(確定値)
 2021年は、第52週(12月27日〜翌年1月2日)までに12例の報告があります。(確定値)
 2022年は、第52週(12月26日〜翌年1月1日)までに15例の報告があります。
 2023年は、第16週(4月17日〜4月23日)までに4例が報告されています。
 <風疹 発生動向調査 2023年第16週(’23/4/26現在)>
  https://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/disease/rubella/2023pdf/rube23-16.pdf
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 感染症発生情報
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 ◆IDWR 2023年第16週(第16号)(2023年5月12日)
 <第16週>RSウイルス感染症の定点当たり報告数は過去5年間の同時期の平均より多く、第9週以降増加が続いている/その他最新動向
 <IDWR 感染症発生動向調査週報>
  https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2023.html
 ◆IASR Vo.44,No4(No.518)(2023年4月)
 特集は「風疹・先天性風疹症候群 2023年2月現在」です。
 関連情報として、「WHO西太平洋地域における風疹排除の現在と課題」などを取り上げています。
 <IASR(病原微生物検出情報 月報)>
  https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr.html
 ◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2023年5月12日)
 2023年第18週(5月1日〜5月7日)のデータを公表しました。
 全国の定点医療機関当たり報告数は1.70となり、前週の2.23よりも減少しました。
 <インフルエンザに関する報道発表資料>
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html

 ■海外の感染症発生状況
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2023年4月13日〜2023年5月11日掲載)
 2023年05月11日 マールブルグ病−赤道ギニア共和国およびタンザニア連合共和国
  https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230511_00001.html
 2023年05月08日 急性E型肝炎−南スーダン共和国
  https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230508_00001.html
 2023年05月06日 麻疹(はしか)−エチオピア連邦民主共和国
  https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230506_00001.html
 2023年05月03日 ラッサ熱−ナイジェリア連邦共和国
  https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230503_00001.html
 2023年05月01日 麻疹(はしか)−インドネシア共和国
  https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230501_00002.html
 2023年04月30日 髄膜炎−ナイジェリア連邦共和国
  https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230501_00001.html
 2023年04月30日 ジフテリア−ナイジェリア連邦共和国
  https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230430_00001.html
 2023年04月24日 鳥インフルエンザA(H5N1)のヒト感染例報告−チリ共和国
  https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230426_00001.html
 2023年04月24日 新型コロナウイルス感染症に係る世界の状況報告(更新111)
  https://www.forth.go.jp/topics/20230424_00001.html
 2023年04月23日 伝播型ワクチン由来ポリオウイルス2型(cVDPV2)−インドネシア共和国
  https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230423_00002.html
 2023年04月23日 伝播型ワクチン由来ポリオウイルス2型(cVDPV2)−ブルンジ共和国
  https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230423_00001.html
 2023年04月22日 マールブルグ病−赤道ギニア共和国(更新3)
  https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230422_00001.html
 2023年04月18日 新型コロナウイルス感染症に係る世界の状況報告(更新110)
  https://www.forth.go.jp/topics/20230418_00001.html
 2023年04月16日 鳥インフルエンザ(H3N8)中華人民共和国
  https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230417_00001.html
 2023年04月16日 肺炎球菌性髄膜炎−トーゴ共和国
  https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230416_00001.html
 2023年04月13日 複数国におけるmpox(サル痘)のアウトブレイク(更新19)
  https://www.forth.go.jp/topics/20230413_00001.html
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 <2023年5月10日(水)発信>
 体調に異変を感じたらどうしたらいい?
 高齢者など重症化リスクのある方は、かかりつけ医などにご相談下さい。すぐに医療機関を受診できない場合や若くて症状が軽い方などは、
 自治体の受診相談・体調急変時の相談機能は継続していますので、ご活用ください。
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html
 ・国民の皆さまへのリーフレットはこちら
 https://www.mhlw.go.jp/content/001085159.pdf
 ・医療機関へのリーフレットはこちら
 https://www.mhlw.go.jp/content/001092714.pdf
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 (編集:鍋島 清香)
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