感染症エクスプレス@厚労省
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メールマガジンのバックナンバーです。

2023-04-21

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
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   >>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.486(2023年4月21日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【トピックス】
 ◆IDESコラムvol.72「地域医療から欧州留学を経てIDES養成プログラムへ」
 ◆赤道ギニア共和国でのマールブルグ病の発生について(続報)
 ◆2023年に入り、国内のサル痘症例の報告が急増しています
 ◆中国で鳥インフルエンザウイルス(H3N8)によるヒト感染例が報告されました
 ◆2023年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマ募集しています

 【新型コロナウイルスについて】
 ◆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について
 ◆新型コロナワクチンについて

 【風しんの追加的対策へのご協力をお願いします】
 ◆2025年3月31日までの3年間に限り、風しん抗体検査・予防接種を公費で受けられます
  ※風しん抗体検査・風しん第5期定期接種受託医療機関更新しました(2023年4月12日時点)

 【感染症発生情報】
 ◆IDWR 2023年第10週(第10号)(2023年4月21日)
 ◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2023年4月21日)
 ◆IASR Vo.44,No4(No.518) (2023年4月)
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
 (2023年4月10日〜2023年4月18日掲載)

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 トピックス
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 ◆IDESコラムvol.72「地域医療から欧州留学を経てIDES養成プログラムへ」
  感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム8期生:柴田 和香

  初めてIDESコラムを書かせていただきます、8期の柴田和香です。私は自治医科大学の卒業で、卒後9年間は、千葉県の医師不足地域で、内科医と麻酔科医として働いていました。
  学生時代より公衆衛生、特に国際保健に興味があり、義務年限明けに新たなキャリアパスを踏み出すことにしました。
  2019年に、当時厚生労働省(以下、厚労省)で募集を行っていたSTOP VPDsプログラムという、アフリカやアジアにて、予防接種や感染症対策の経験を積むことができる人材育成プログラムに内定しました。
  私にとっては10年以上待った、待望の国際保健の仕事でした。2020年の春からウガンダにて研修を受ける予定でした。

  2020年に入り、COVID-19パンデミックの影響で、研修の開始が遅れてしまいました。
  当初は1年の延期と言われましたので、その間留学することにしました。アムステルダムのKIT Royal Tropical Instituteに所属しながら、tropEdという国際保健を教えている大学院のネットワークを利用し、
      ドイツやスペイン、スウェーデンなどでも講義を受け、国際保健の修士号を取得しました。
  STOP VPDsプログラムへ派遣されると思っていたので、修士論文は低中所得国における小児予防接種対策について書きました。

  しかし、派遣延期が1年から2年となり、ついにSTOP VPDsプログラムの中止が決定されました。その時点で、IDES養成プログラムへの応募を決断しました。
  2022年9月に、厚労省健康局結核感染症課・新型コロナウイルス感染症対策推進本部戦略班にて国内研修を開始しました。
      今月は国立感染研究所(以下、感染研)実地疫学研究センターの実地疫学専門家養成コース(Field Epidemiology Training Program、以下、FETP)初期導入研修を受講しております。

  FETPとは、感染症のアウトブレイクをいち早く探知し、対応する人材の育成を行っている、感染研の2年間のトレーニングコースです。
      初期導入研修では、疫学の基礎やサーベイランス、リスク評価について、講義やケーススタディ、グループワークを通して学ぶことができます。
  初期導入研修自体ももちろん勉強になるのですが、感染研の先生方や、私達IDESと志を同じくする、全国から集まってきているFETP生と交流できるのも大変有意義だと感じています。

  こちらのコラムを読んでくださっている人の中には、将来的にIDES養成プログラムへの応募を検討している学生や先生もいると思います。IDESにはいろんなバックグラウンドの人がいます。
  私のように、感染症専門の臨床医として経験が無い医師も複数います。私も最初は少し不安がありましたが、研修を重ねて行くにつれ、「感染症危機管理」には様々な要素があることが分かって来ました。
  公衆衛生や疫学、法律や組織運営についての知識、また語学力が活かせる場面などもあり、もちろん感染症の知識があるに越したことはありませんが、違う畑から来た人間にもできることはあります。

  貴重な経験をいろいろさせていただいております。これからの国内研修では、来月行われるG7広島サミットに携わったり、検疫所での水際対策について学んだりする機会があるので、楽しみにしています。
  以上、今回のコラムは私の自己紹介を兼ね、IDES養成プログラムの研修内容の紹介をさせていただきました。

  感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム
  https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/ides/index.html
  KIT Royal Tropical Institute https://www.kit.nl/
  tropEdネットワーク https://troped.org/
  Field Epidemiology Training Program(FETP)初期導入研修
  https://www.niid.go.jp/niid/ja/seminar/11862-5-fetp-2023-fetp-introductory-course-2.html
  実地疫学専門家養成コース(Field Epidemiology Training Program)
  https://www.niid.go.jp/niid/ja/fetp.html
  FETP初期導入研修 https://www.niid.go.jp/niid/ja/seminar/10208-localsurveillanceofficer2021-3.html

 ◆赤道ギニア共和国でのマールブルグ病の発生について(続報)
  2023年2月13日、赤道ギニア共和国保健省及びWHOアフリカ地域事務所は、同国北東部のKie-Ntem県で、同国初のマールブルグ病患者の確定例を報告したと発表しました。
  厚生労働省は、2月14日に、自治体、日本医師会、各検疫所、国土交通省に対し、事務連絡を発出し注意喚起の協力を依頼しました。
      また、厚生労働省検疫所は、海外から日本へ帰国・入国される方に対し、ポスターやリーフレット等で注意喚起を行っています。

 【新しい情報】4月18日、WHOは、確定例16例(うち11例死亡)、可能性例23例を報告しました。これまで同国内Kie-Ntem県、Litoral県、Centre Sur県、Wele-Nzas県から発生があります。
  WHOは3月30日、本件による公衆衛生上のリスクについて、国レベルで非常に高い、準地域レベルで高い、地域レベルで中程度、世界レベルで低いと評価を更新しました。
      また、WHOは同国への渡航及び貿易を制限することがないよう勧告しています。

 【マールブルグ病とは?】
   マールブルグ病は感染性の高いウイルス性出血熱で、エボラ出血熱と同じフィロウイルス科のマールブルグウイルスによって起こります。
  マールブルグウイルスはコウモリ(フルーツバット)からヒトに感染すると考えられており、感染者の血液や体液等への直接接触等によりヒトの間で感染が拡大します。
  高熱、強い頭痛、倦怠感で突然発症し、多くの患者は7日以内に重症の出血症状を呈します。致死率は、過去の流行において、ウイルス株や臨床管理の状況により、24%から88%となっています。

  より詳しい情報は以下のリンクをご覧ください。
  厚生労働省では本事案について引き続き情報収集を実施し、必要に応じて情報提供を行ってまいります。

 ・赤道ギニア共和国保健省疫学データ(2023/4/16)
  https://safe.menlosecurity.com/doc/docview/viewer/docNE0C8D8DA8D1Ed80b7de8e07b3a5723ec92e97181561171427ece8b7985993570883dd6c5b634      
 ・赤道ギニア共和国保健省ヘルスアラート(スペイン語)
  https://www.guineasalud.org/archivos/Ordenes/ALERTA.pdf  
 ・赤道ギニア共和国保健省Twitter
  https://twitter.com/GuineaSalud/status/1630330789278695424  
 ・WHO Director-General's opening remarks at media briefing – 18 April 2023 (2023/04/18)
  https://www.who.int/director-general/speeches/detail/who-director-general-s-opening-remarks-at-media-briefing-18-april-2023 
 ・世界保健機関(WHO)Disease Outbreak News, Marburg virus disease - Equatorial Guinea (2023/04/15)
  https://www.who.int/emergencies/disease-outbreak-news/item/2023-DON459    
 ・世界保健機関(WHO)Africa, Enhancing preparedness to tackle rising zoonotic diseases in Africa(2023/4/4)
  https://www.afro.who.int/news/enhancing-preparedness-tackle-rising-zoonotic-diseases-africa
 ・世界保健機関(WHO)Africa, Equatorial Guinea confirms eight more Marburg cases(2023/03/22)
  https://www.afro.who.int/countries/equatorial-guinea/news/equatorial-guinea-confirms-eight-more-marburg-cases?country=28&name=Equatorial%20Guinea
 ・世界保健機関(WHO). Marburg virus disease, Fact sheets (2021/08/07)
  https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/marburg-virus-disease 
 ・厚生労働省検疫所FORTH マールブルグ病 - 赤道ギニア共和国(2023/3/27)
  https://www.forth.go.jp/news/2023/20230327_00005.html  
 ・厚生労働省検疫所FORTH 赤道ギニア共和国・タンザニア連合共和国でマールブルグ病が発生しています
  https://www.forth.go.jp/content/000069445.pdf 
 ・国立感染症研究所 マールブルグ病とは
  https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/343-marburg.html   
 
 ◆2023年に入り、国内のサル痘症例の報告が増加しています
  世界各地で感染が確認されているヒトのサル痘については、令和5年4月18日の世界保健機関(WHO)の発表時点で、世界110の国・地域で、87,000以上の症例が報告されています。
  国内では、令和5年4月18日時点で111例のサル痘患者等の発生が確認されており、このうち103例は2023年1月以降に発生が確認されるなど、症例の報告数が増加していることから、今後の発生状況には注意が必要です。
  WHOは、2022年11月28日に、サル痘の疾患名について、これまでの「Monkeypox」に代えて「mpox」という名称の使用を推奨し、今後1年をかけて名称を移行していくと発表しました。
  これをふまえ、2023年2月17日の厚生科学審議会感染症部会において、サル痘の新名称について議論が行われました。
  部会での専門家の意見をふまえ、名称を「エムポックス」とする予定で、現在、パブリックコメントを実施中です。
  WHO は2023年2月9日に、4回目の国際保健規則緊急委員会を開催し、委員会はWHO事務局長に対して「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」について「継続」の見解を勧告しています。

 ・厚生労働省:サル痘について
   https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/monkeypox_00001.html
  ・厚生労働省 事務連絡「サル痘に関する情報提供及び協力依頼について」(令和4年5月20日付:令和5年2月9日最終改正)
   https://www.mhlw.go.jp/content/001056124.pdf
 ・サル痘届出基準
   https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-04-13.html
  ・国立感染症研究所ファクトシート:サル痘
   https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/408-monkeypox -intro.html
  ・国立感染症研究所:複数国で報告されているサル痘について(第4報)
   https://www.niid.go.jp/niid/ja/monkeypox-m/2596-cepr/11547-monkeypox-ra-1104.html
  ・国立国際医療研究センター国際感染症センター(DCC)ファクトシート:サル痘
   http://dcc-irs.ncgm.go.jp/material/factsheet/
  ・国立感染症研究所・国立国際医療研究センター国際感染症センター:サル痘患者とサル痘疑い例への感染予防策
   https://www.niid.go.jp/niid/ja/monkeypox-m/2596-cepr/11196-monkeypox-01.html
  ・厚生科学審議会感染症部会資料
   https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_127717.html
  ・国立国際医療研究センター国際感染症センター:サル痘診療指針(Ver. 2.0)
   https://dcc-irs.ncgm.go.jp/material/manual/monkeypox.html
  ・WHO 2022 Mpox (Monkeypox) outbreak : Global Trends
   https://worldhealthorg.shinyapps.io/mpx_global/

 ◆中国で鳥インフルエンザウイルス(H3N8)によるヒト感染例が報告されました
  2023年3月27日、中国政府はWHOに、広東省において3例目の鳥インフルエンザウイルス(H3N8)によるヒト感染例があったことを報告しました。
  WHOによると、患者は多発性骨髄腫のほか基礎疾患を有する56歳女性で、重症肺炎で入院し、3月16日に死亡しています。
  同ウイルスによるヒト感染事例は、2022年に中国で初めて報告され、これまで報告された3例はいずれも中国において報告されています。
  当該患者は、発症前に家きんへの曝露歴があり、また自宅周辺で野鳥の存在も確認されています。
  WHOによると、鳥インフルエンザウイルス(H3N8)は、野鳥で最もよく見られる亜型の1つであり、
  当該患者については生きた家禽への曝露が示唆されていますが、この症例の正確な感染源等については現在評価中です。
  WHOは、鳥インフルエンザウイルス(H3N8)はヒトの間で持続的に感染する能力を獲得していないと考えられ、ヒトからヒトへの感染拡大の可能性は低いとしています。

 ・鳥インフルエンザA(H3N8)−中華人民共和国(厚生労働省検疫所FORTH)
  https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230417_00001.html
 ・Avian Influenza A(H3N8) – China(WHO)
  https://www.who.int/emergencies/disease-outbreak-news/item/2023-DON456
 ・鳥インフルエンザについて(厚生労働省)
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000144461.html
 ・Virtual Press conference on global health issues transcript - 8 February 2023(WHO)
  https://www.who.int/publications/m/item/virtual-press-conference-on-global-health-issues-transcript---8-february-2023

 ◆2023年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマを募集しています
  厚生労働省と公益財団法人エイズ予防財団では、毎年12月1日の世界エイズデーに向けて、国内キャンペーンのテーマを設定しています。
  多くの方にエイズについて考えて頂けるように、テーマ案を広く募集しています。

  募集締切は、5月23 日(火)です。詳細は以下のウェブサイトをご覧ください。

 <2023年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマについて>
  https://api-net.jfap.or.jp/edification/aids/camp2023_theme.html

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 新型コロナウイルスについて
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 ◆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について
  令和5年4月21日0:00現在、国内での新型コロナウイルス感染症の感染者は33,628,545名(うち、空港・海港検疫事例24,058名)、死亡者は74,338名が確認されています。
  https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32779.html
 ◆第121回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和5年4月20日)
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00424.html
 ◆新型コロナウイルス感染症に関する発生状況、国内の患者発生、空港・海港検疫事例、海外の状況、変異株、その他
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00086.html
 ◆感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株について(第27報)
  https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2551-cepr/12000-sars-cov-2-27.html

 ◆新型コロナワクチンについて
  総接種回数は3億8千万回を超え、オミクロン株対応2価ワクチンの接種回数も5千6百万回を超えました。
  自治体の方々、医療関係者、職域接種の関係者をはじめ、皆様のご尽力により接種が進んでいることに御礼申し上げます。
  引き続きご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 ≪役立つ情報をご案内します≫
 ○2023年5月8日から始まる「令和5年春開始接種」についてのお知らせページを公開しました。
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_spring2023.html

 ≪このほか、新型コロナワクチンに関する情報はこちらをご覧ください≫
 厚労省HP「新型コロナワクチンについて」
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_00184.html
 ■新型コロナウイルス感染症 一般向けQ&A
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
 ■啓発資料・リーフレット・動画
 ご自由にダウンロードしてご活用下さい。
  https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/qa-jichitai-iryoukikan-fukushishisetsu.html#h2_4
 ■Multilingual list page on COVID-19
  https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/multilingual.html
 <Employment Policy for Foreign Workers −外国人のみなさまへ 仕事や生活の支援について−>
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/jigyounushi/page11_00001.html

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 風しんの追加的対策へのご協力をお願いします	
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 ◆風しんの追加的対策へのご協力のお願い
  2018年は、12月30日までに2,941例の届出があり、そのうち、2,881例は7月23日以降の報告でした。(確定値)
  2019年は、12月29日までに2,298例の報告があります。患者の多くは、昨年同様30〜50代の男性で、都市圏を中心に報告されています。(確定値)
  2020年は、1月3日までに101例の報告があり、患者の約7割は男性でした。(確定値)
  2021年は、1月7日までに12例の報告があります。(確定値)
  2022年は、1月1日までに15例の報告があります。
  2023年は、4月9日までに3例が報告されています。

 <風疹 発生動向調査 2023年第14週(’23/4/12現在)>
  https://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/disease/rubella/2023pdf/rube23-14.pdf

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 感染症発生情報
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 ■国内の感染症発生状況
 ◆IDWR 2023年第14週(第14号)(2023年4月21日)
 <第14週>RSウイルス感染症の定点当たり報告数は過去5年間の同時期の平均より多く、第9週以降増加が続いている。
 <IDWR 感染症発生動向調査週報>
  https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2023.html
 IDWR 2023年第14週(第14号)(2023年4月21日)
 <第14週>RSウイルス感染症の定点当たり報告数は過去5年間の同時期の平均より多く、第9週以降増加が続いている
 <IDWR 感染症発生動向調査週報>
 https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2023.html

 ◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2023年4月21日)
  2023年第15週(4月10日〜4月16日)のデータを公表しました。
  全国の定点医療機関当たり報告数は2.16となり、前週の2.77よりも減少しました。
 <インフルエンザに関する報道発表資料>
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html

 ◆IASR Vo.44,No4(No.518) (2023年4月)
  特集は「急性B型肝炎 2016〜2022年」です。
  関連情報として、「初回供血者および検診受検者集団におけるHBs抗原陽性率の状況」などを取り上げています。
  <IASR(病原微生物検出情報 月報)>
   https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr.html

 ■海外の感染症発生状況
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2023年4月10日〜2023年4月18日掲載)
  https://www.forth.go.jp/topics/fragment1.html
  
  2023年04月18日 新型コロナウイルス感染症に係る世界の状況報告(更新110)
  https://www.forth.go.jp/topics/20230418_00001.html
  2023年04月16日 鳥インフルエンザA(H3N8)−中華人民共和国
  https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230417_00001.html
  2023年04月16日 肺炎球菌性髄膜炎−トーゴ共和国
  https://www.forth.go.jp/topics/2023/20230416_00001.html
  2023年04月10日 鳥インフルエンザA(H5)のヒト感染例報告-チリ共和国
  https://www.forth.go.jp/news/2023/20230410_00001.html

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 SNSにおける情報発信
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 <2023年4月14日(金)発信>
 令和5年5月8日に予定されている新型コロナの感染症法上の位置づけの変更に伴う「療養の考え方」について公表しました。
 5月8日以降の療養に関するQ&A等はこちら
 https://www.mhlw.go.jp/content/001087451.pdf
 
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 (編集:鍋島 清香)
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