感染症エクスプレス@厚労省
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2022-08-19
件名 | 【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.470(2022年8月19日) |
感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓ ┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>> ┗━┻━┻━┻━┻━┻━╋━╋━╋━╋━┓ >>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.470(2022年8月19日) >>>>>>>>>┗━┻━┻━┻━┛ ■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 【トピックス】 ◆IDESコラムvol.68「ヨーロッパの巨人」 ◆感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム9期生 募集! ◆サル痘患者が国内で4例確認されています ◆米国で10年ぶりにポリオが確認されました ◆ガーナ共和国でマールブルグ病が発生しています ◆感染症ワクチンへの利活用の可能性が期待される技術に関する情報提供依頼 (RFI: Request for Information)募集期間延長! 【新型コロナウイルスについて】 ◆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について ◆新型コロナワクチンについて 【風しんの追加的対策へのご協力をお願いします】 ◆2025年3月31日までの3年間に限り、風しん抗体検査・予防接種を公費で受けられます 【感染症発生情報】 ◆IDWR 2022年第30・31週(第30・31合併号)(2022年8月19日) ◆IASR Vo.43,No7(No.509)(2022年7月) ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報 (2022年8月6日~2022年8月13日掲載) ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ トピックス ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆IDESコラムvol.68「ヨーロッパの巨人」 感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム6期生:高橋 宏瑞 今回は、私の派遣先である欧州疾病対策・予防センター(European Centre for Disease and Prevention Control: ECDC)についてご紹介いたします。 IDESとして初めてECDCに派遣されましたが、ECDCは組織として非常に優れているというのが私の個人的な印象です。 今回はその中でも最も素晴らしいと感じた「教育」についてお伝えいたします。 ECDCはその名の通り、ヨーロッパの感染症の動向調査やリスク評価を行う機関です。 2002年に発生したSARSに危機を感じた欧州連合(EU)が、ヨーロッパに感染症の危機が訪れたときに対応できるための組織として2005年に設立しました。 まさにCOVID-19に対応するための仕組みがあり、的確な対応がされていました。 日本でコロナ対策をしていたときにもECDCのレポートはよく拝見しておりましたが、いつもエビデンスとオピニオンが綺麗にまとめられておりました。 特に印象に残ったのはECDCが公表した学校閉鎖に対する推奨のレポートでした。 米国CDCや世界保健機関(WHO)が感染対策にフォーカスする中、ECDCは感染対策の重要性を指摘しつつも、同時に「学校閉鎖による子供達の教育への影響は計り知れない」という内容のレポートを作成しており、 感染対策もさることながら、なんとか子供たちの教育に悪影響が起こらないようよく考慮された推奨を出していました。 のちにそのレポートが2021年のECDCのレポートで最も閲覧されたレポートであることを知りました。 なぜECDCはこんなに優れたレポートを書けるのか、その理由は、ECDCが単に優れた人材が集まる組織なのではなく、教育によってネットワークを構築し、クオリティーを高めているのだということがわかりました。 ECDCにはThe European Programme for Intervention Epidemiology Training (EPIET) というトレーニングプログラムがあります。 世界の大学や大学院で疫学を学んだ者が、ECDCに所属しつつヨーロッパ各国に散らばり、疫学を実践するプログラムです。 普段はヨーロッパ各地で感染対策に関わる仕事をしつつ、1~2か月に1回はストックホルムに集合して1週間ホテルに泊まってトレーニングを行います。 彼らの給料や教育のための旅費や宿泊費は全てECDCが負担します。私も実際にEPIETのトレーニングにも参加してみましたが、レクチャーとハンズオンが上手く織り込まれており、スキルを学び、使うというところまで学ぶことができました。 EPIETの卒業生はそのままその国に残ってポジションを取ったり、WHOなどの国際機関でポジションを取ったりします。ECDCのDirectorもEPIETの卒業生です。 EPIETが優れているのは、それが単なる教育で終わるのではなく、ヨーロッパ各国や国際機関のネットワークにそのままなっている点にあります。 優れたバックグラウンドを持つ受講生に優れた教育を行い、各々の所属する組織で成長してもらい、ネットワークが構築されています。 ECDCの仕事の最も重要なポイントとして、ヨーロッパ各国や国際機関との情報交換があります。そういった機関で働く人たちが同じ教育を受けているのであれば、あらゆることがスムーズに対応できるというわけです。 言うまでもなく、タイトルにある「ヨーロッパの巨人」はECDCのことを指します。巨人の肩の上に立つという言葉がありますが、ECDCから学べることはとても多かったです。 また機会があればご紹介したいと思います。 ◆感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム9期生 募集! 厚生労働省では、感染症危機管理専門家(IDES:Infectious Disease Emergency Specialist)養成プログラム9期生(4月採用)を募集しています。 応募締め切り:令和4年(2022)年9月30日まで!気になる方は、お早めにご応募ください! https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/ides/index.html 【なぜIDESが必要なの?】 近年、国境を越えた往来の増加、都市の過密化、行動様式の多様化など、様々な要因により新型コロナウイルス感染症、新型インフルエンザ、エボラ出血熱、 ジカウイルス感染症などの新興・再興感染症が出現し、人々の健康に対する世界的な脅威となっています。 こうした、国際的に脅威となる感染症に対する危機管理には、感染症に関する臨床経験や疫学知識のみならず、行政マネジメント能力、国際的な調整能力等、総合的な知識と能力が求められます。 同時に、国民の生命と健康を新興・再興感染症から守るためには、こうした知識と能力を有する人材を継続的に育成し、国内外で活躍していただくことが不可欠です。 厚生労働省では、平成27年度から国際的に脅威となる感染症の危機管理対応で中心的な役割を担う将来のリーダーを育成するため、関係機関がネットワークをつくり、本プログラムを開設しました。 本プログラム修了生は、世界保健機関(WHO)、国立感染症研究所、国立国際医療研究センター(NCGM)、検疫所、厚生労働省など、国内外の様々な関係機関で活躍しています。 我こそはと思う、次代のリーダーの応募を待っています! ◆サル痘患者が国内で4例確認されています 欧州や北米を中心に感染が確認されているヒトのサル痘については、令和4年8月16日の世界保健機関(WHO)の発表時点で、世界92の国・地域で、35,000以上の確定例が報告されています。 7月23日には、WHO事務局長がサル痘の感染拡大について、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に該当すると宣言しました。 現在までに確認されている多くの症例は、サル痘の一般的な臨床像を呈しておらず、発熱、倦怠感などの症状が出現する前に、発疹(少数あるいは単発)等の症状を呈することなどが報告されています。 また、原因ウイルスは重症化リスクや致死率が高い系統(Ⅰ型)低い系統(Ⅱa型及びⅡb型)に分けられます。現在のところ、世界的に感染拡大しているのは致死率の低いⅡb型の系統です。 多くの場合重症化の報告はありませんが、これまで流行が見られていなかったアフリカ以外の国・地域においても数件の死亡例が報告されています。 国内では、令和4年8月17日時点で、4例のサル痘患者の発生が確認されています。厚生労働省では、令和4年8月1日には感染症部会を開催し、サル痘への対応状況について報告しました。 また、令和4年8月10日付けでサル痘の届出基準を改正するとともに、8月19日付けでサル痘発生届出様式票を改正しました。 引き続き、各国政府やWHO、専門家等とも連携しつつ、情報収集に努めてまいります。 ・厚生労働省 事務連絡「サル痘に関する情報提供及び協力依頼について」(令和4年5月20日付:令和4年8月10日最終改正) https://www.mhlw.go.jp/content/000975378.pdf ・サル痘届出基準 https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-04-13.html ・国立感染症研究所ファクトシート:サル痘 https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/408-monkeypox -intro.html ・国立感染症研究所「アフリカ大陸以外の複数国で報告されているサル痘について(第1報)」 https://www.niid.go.jp/niid/ja/monkeypox-m/2596-cepr/11166-monkeypox-ra-0524.html ・国立感染症研究所「複数国で報告されているサル痘について(第2報)」 https://www.niid.go.jp/niid/ja/monkeypox-m/2596-cepr/11266-monkeypox-ra-712.html ・国立国際医療研究センター国際感染症センター(DCC)ファクトシート:サル痘 http://dcc-irs.ncgm.go.jp/material/factsheet/ ・国立感染症研究所・国立国際医療研究センター国際感染症センター:サル痘患者とサル痘疑い例への感染予防策 https://www.niid.go.jp/niid/ja/monkeypox-m/2596-cepr/11196-monkeypox-01.html ・検疫所(FORTH)海外感染症情報 http://www.forth.go.jp/topics/fragment5.html ・厚生科学審議会感染症部会資料 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_127717.html ・国立国際医療研究センター国際感染症センター:サル痘診療指針 https://dcc-irs.ncgm.go.jp/material/manual/monkeypox.html ・WHO Monkeypox outbreak 2022 https://www.who.int/emergencies/situations/monkeypox-oubreak-2022 ・CDC Monkeypox https://www.cdc.gov/poxvirus/monkeypox/index.ht ◆米国で10年ぶりにポリオが確認されました 2022年7月21日、米国CDCは、ニューヨーク州保健局で1例がポリオに感染した事例を把握しており、調査をしていると報告しました。 患者はワクチン未接種でした。米国CDCの調査によれば、この症例はワクチン由来ポリオウイルス2型(VDPV2)であることがわかっています。 世界ポリオ根絶イニシアチブ(GPEI)は、本件から分離されたウイルスが、6月初旬にニューヨーク州とエルサレム、さらにロンドンで環境試料から最近検出されたウイルスにもゲノム情報的に関連しているとしています。 ウイルスの伝播と潜在的なリスクを明らかにし、公衆衛生対応に繋げるため、さらなる調査が進行中です。 なお、ニューヨーク州では86%程度(5歳まで)までポリオの初回接種を完了しています。 急性灰白髄炎(ポリオ)は、感染症法上2類感染症に指定される感染症で、診断した医師は届け出を直ちに行う必要があります。 我が国で最後に野生型(ワクチンによらない)によるポリオが届出・把握されたのは1980年です。日本では、不活化ワクチンによる定期接種を実施したり、2013年より環境水サーベイランスを開始し、 環境水中のポリオウイルスを監視したりするといった対策を行っています。 この疾患に対する特異的な治療法はありませんが、十分なワクチン接種によって予防することは可能です。 2022年現在、日本では、不活化ポリオワクチンの初回接種3回、追加接種1回、合計4回が、予防接種法で定める定期接種として行われています。 日本のポリオ予防接種実施率(令和元年)は、初回接種3回目は98.89%、追加接種は98.5%となっています。 ポリオは、一部の国で流行が見られますが、今回の事例のように、先進国で発生する可能性もある疾患です。大切なお子様をポリオから守るために、予防接種を受けましょう。 ・米国疾病予防管理センター(CDC). Polio Elimination in the United States, 3 August, 2022, https://www.cdc.gov/polio/what-is-polio/polio-us.html (2022/08/03) ・世界ポリオ検査室ネットワーク(GPLN). Updated statement on report of polio detection in United States, 29 July, 2022, https://polioeradication.org/news-post/report-of-polio-detection-in-united-states/ (2022/08/15) ・ニューヨーク市保健精神衛生部(NYCDOHMH) NYSDOH and NYCDOHMH Wastewater Monitoring Identifies Polio in New York City and Urge Unvaccinated New Yorkers to Get Vaccinated Now,12 August, 2022, https://www1.nyc.gov/site/doh/about/press/pr2022/nysdoh-and-nycdohm-wastewater-monitoring-finds-polio-urge-to-get-vaccinated.page (2022/08/12) ・厚生労働省 ポリオとポリオワクチンの基礎知識 https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/polio/qa.html (2022/08/15) ・国立感染症研究所 ポリオ(急性灰白髄炎・小児麻痺)とは(IDWR 2001年第26号) https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/386-polio-intro.html (2022/08/15) ・国立感染症研究所 ポリオ 2016年現在(IASR Vol.37 p.17-18: 2016年2月号) https://www.niid.go.jp/niid/ja/polio-m/polio-iasrtpc/6272-tpc432-j.html (2022/08/15) ・国立感染症研究所 日本の予防接種スケジュール https://www.niid.go.jp/niid/images/vaccine/schedule/2022/JP20220801_03.pdf (2022/08/15) ・厚生労働省 定期の予防接種実施者数 https://www.mhlw.go.jp/topics/bcg/other/5.html (2022/08/15) ◆ガーナ共和国でマールブルグ病が発生しています 2022年7月17日、WHOアフリカ地域事務所は、ガーナ共和国政府が同国初となるマールブルグ病患者の確定例を報告したと発表していました。 最初の2例は、ともに同国アシャンティ州南部で発生し、ともに下痢、発熱、嘔気・嘔吐を含む症状を呈し死亡しており、疫学的な関連性は確認されていませんでした。 2022年7月27日WHOブリーフィングにてWHO緊急対策事務局長補佐が新たに2名を報告し、1人が死亡したと報告しました。1例目の患者の妻と子であり、更なるフィールド調査が行われています。 現時点で4名の確定症例(3名死亡)が報告され、医療従事者や地域住民を含む少なくとも118人の接触者が確認されています。 より詳しい情報は下記WHOガーナ事務局のプレスリリース及び、WHOプレスブリーフィングをご覧ください。 厚生労働省は本事案について引き続き情報収集を実施し、必要に応じて情報提供を行ってまいります。 【マールブルグ病とは?】 マールブルグ病は感染性の高いウイルス性出血熱で、エボラ出血熱(EVD)と同じフィロウイルス科のマールブルグウイルスによって引き起こされます。 マールブルグウイルスはコウモリ(フルーツバット)からヒトに感染し、感染者の体液や汚染された物の表面への直接接触等によりヒトの間で拡大します。 高熱、強い頭痛、倦怠感で突然発症し、多くの患者は7日以内に重症の出血兆候を呈します。致死率は、ウイルス株や臨床管理の状況にもよりますが、過去の流行では24%から88%と幅があります。 【発生状況】 1967年にウガンダから輸入された実験用のアフリカミドリザルにより、ドイツのマールブルグとフランクフルト、セルビアのベオグラードで多数の患者が発生し、この疾患が知られるようになりました。 以降、アンゴラ、コンゴ民主共和国、ウガンダ、ギニア等で散発。直近では2021年にギニアで1名の患者が発生し、死亡しています。 ・WHOガーナ事務所プレスリリース https://www.afro.who.int/countries/ghana/news/ghana-declares-first-ever-outbreak-marburg-virus-disease-0 ・WHOプレスブリーフィング https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/media-resources/press-briefings ◆感染症ワクチンへの利活用の可能性が期待される技術に関する情報提供依頼(RFI: Request for Information)募集期間延長! AMED 先進的研究開発戦略センター(SCARDA)では、感染症有事の際にワクチンを迅速に開発・供給するため、新規モダリティの研究開発やその感染症ワクチンへの応用等の研究開発について、 一体的かつ機動的な予算の配分を通じ、産官学で連携し、基礎から実装化に向けた研究開発を推進しております。 ワクチン・新規モダリティ研究開発事業では、国が定める重点感染症に対し、感染症有事にいち早く、安全で有効な、国際的に貢献できるワクチンを国内外に届けることを目標としています。 感染症有事には、発生前のファンディングを通じて得られた最新の知見・技術や、エビデンスを集積し、迅速・機動的なファンディングで早期実用化を目指すこととしています。 本事業では、基礎研究の成果を踏まえ、優れた(1)重点感染症等に対する感染症ワクチンの開発、(2)ワクチン開発に資する新規モダリティの研究開発を推進することとしており、 次のパンデミックを見据えたコロナウイルス感染症ワクチンについては、本年3月22日に一般公募を開始したところですが、既に開始した一般公募とは別に、感染症ワクチン開発に資する新規モダリティの研究開発の枠組みの中で、 感染症ワクチンへの応用が期待されるものであって、感染症ワクチンへ応用するために必要な技術的課題を解決することを目指した研究開発(新規モダリティ先進技術開発)を進めることとしています。 そこで、この度、感染症有事に向けて感染症ワクチンへの利活用可能性が期待される技術について、 現時点では感染症ワクチン開発を直接目指している技術ではないものの技術転用が可能な技術、 あるいは感染症ワクチンの開発を加速できる可能性を秘めている技術についても広く招き入れられるような公募要領の作成を検討するため、以下の分類について情報提供いただきたく、募集期間を延長することとしました。 複数に該当する場合は、最も適当と思われる1つの分類で情報提供いただければ問題ございません。何卒、ご協力いただけましたら幸いです。 ■情報提供依頼の内容 感染症有事に向けて感染症ワクチンへの利活用可能性が期待される技術・アイデアに関して、以下の分類に基づき情報提供をお願い致します。 ① 感染症ワクチンに転用可能な他疾患領域のモダリティ ② 有効な抗原部位を特定、最適化する技術 ③ ワクチンの短期間・大量製造に資する技術(部素材、製造設備も含む) ④ その他のワクチン開発プロセスの迅速化に関する提案 ⑤ ワクチン評価技術に関する提案(レギュラトリーサイエンスを含む) ⑥ 異分野からのワクチン開発(製造開発を含む)に資する技術 ⑦ その他 ■募集期間 令和4年5月27日(金)~ 9月30日(金) 17時(募集期間を延長しました) ■詳しくはこちらをご覧ください https://www.amed.go.jp/news/boshuu/20220527.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 新型コロナウイルスについて ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について 令和4年8月19日現在、国内での新型コロナウイルス感染症の感染者は16,423,053例、死亡者は36,234名となりました。 また、入院治療等を要する者は1,843,430名、退院又は療養解除となった者は、14,443,614名となりました。 https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html#h2_1 ◆第95回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和4年8月18日) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html ◆新型コロナウイルス感染症に関する発生状況、国内の患者発生、空港・海港検疫事例、海外の状況、変異株、その他 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00086.html ◆都道府県別の懸念される変異株の国内事例数(ゲノム解析) 令和3年9月1日公表分から、国立感染症研究所の感染症発生動向調査(IDWR)に基づくゲノム解析の実施状況を公表しています。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00054.html その他、変異株に関する参考資料はこちらをご覧ください。 https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html ◆新型コロナワクチンについて 総接種回数は3億回を超え、3回目接種の接種率も60%を超えました。 自治体の方々、医療関係者、職域接種の関係者をはじめ、皆様のご尽力により接種が進んでいることに御礼申し上げます。 引き続きご協力を賜りますようお願い申し上げます。 ≪役立つ情報をご案内します≫ ○コラム「感染後でもワクチン接種は必要?そのメリットと注意点」をマウントサイナイ医科大学老年医学科、 コロワくんサポーターズ代表の山田悠史先生にご執筆いただきました。 https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/column/0013.html ○接種を行う医療機関へのお知らせです。接種を実施する際に必要な情報をまとめています。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_iryoukikanheno_oshirase.html#h2_free1 ○職域追加接種に関する情報を掲載しています。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_shokuiki.html ≪このほか、新型コロナワクチンに関する情報はこちらをご覧ください≫ 厚労省HP「新型コロナワクチンについて」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_00184.html ■自治体・医療機関向けの情報一覧(事務連絡等)(新型コロナウイルス感染症)2022年 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00332.html 2022年8月19日 病床や救急医療のひっ迫回避に向けた宿泊療養施設や休止病床の活用等について https://www.mhlw.go.jp/content/000977619.pdf 2022年8月18日 令和4年度新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金(医療分)執行状況(令和4年6月30日時点) https://www.mhlw.go.jp/content/000977347.pdf 2022年8月16日 オミクロン株のBA.5 系統への置き換わりを見据えた感染拡大に対応するための医療機関・保健所の負担軽減等について https://www.mhlw.go.jp/content/000976747.pdf ◆SNSにおける情報発信 新型コロナウイルス感染症に対する正しい理解と行動をしていただくために、厚生労働省公式アカウント(Twitter、Facebook)において、日々SNSを発信しています。 ぜひご登録ください。 Twitter:https://twitter.com/MHLWitter Facebook:https://m.facebook.com/Mhlw.Japan <2022年8月19日(金)発信> 8/18の厚労省コロナ専門家会議では、全国の新規感染者数は今週先週比と減少に転じたが、一部の地域では増加が続いており、全国的にはこれまでで最も高い感染レベルが継続しているとの分析がなされました。 改めて、基本的な感染対策の再点検と徹底にご協力をお願いします。 https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000977553.pdf ■新型コロナウイルス感染症 特設ページ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html ■新型コロナウイルス感染症 一般向けQ&A https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html ■啓発資料・リーフレット・動画 ご自由にダウンロードしてご活用下さい。 https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/qa-jichitai-iryoukikan-fukushishisetsu.html#h2_4 新型コロナウイルス感染症について マスクの着用について https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kansentaisaku_00001.html ■Multilingual list page on COVID-19 https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/multilingual.html ■Employment Policy for Foreign Workers -外国人のみなさまへ 仕事や生活の支援について- https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/jigyounushi/page11_00001.html ■新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA) COVID-19 Contact-Confirming Application https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 風しんの追加的対策へのご協力をお願いします ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆2025年3月31日までの3年間に限り、風しん抗体検査・予防接種を公費※1で受けられます 風しんの予防接種は、現在、予防接種法に基づき公的に行われていますが、公的な接種を受ける機会がなかった昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性は、抗体保有率が他の世代に比べて低く(約80%)なっているのが現状です。 そのため、2025年3月31日までの期間に限り、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性を風しんの定期接種※2の対象者として市区町村からクーポン券をお届けしています。 対象者の方は、クーポン券を利用して、まず抗体検査を受けていただき、抗体検査の結果、十分な量の抗体がない方は、この機会に定期接種を受けましょう! ※1 自治体により対応が異なるため、お住まいの市区町村にお問い合わせください。 ※2 予防接種法(昭和23年法律第68号)第5条第1項の規定に基づく定期の予防接種 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index_00001.html ◆風しんの追加的対策へのご協力のお願い 2018年は、12月30日までに2,941例の届出があり、そのうち、2,881例は7月23日以降の報告でした。(確定値) 2019年は、12月29日までに2,298例の報告があります。患者の多くは、昨年同様30~50代の男性で、都市圏を中心に報告されています。(確定値) 2020年は、1月3日までに101例の報告があり、患者の約7割は男性でした。(確定値) 2021年は、1月7日までに12例の報告があります。 2022年は、8月7日までに5例の報告があります。 <風疹 発生動向調査 2022年第31週(’22/8/10現在)> https://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/disease/rubella/2022pdf/rube22-31.pdf ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 感染症発生情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■国内の感染症発生状況 ◆IDWR 2022年第30・31週(第30・31合併号)(2022年8月19日) 手足口病の定点当たり報告数は第30、31週ともに当該週の過去5年間の平均を下回っているが、第19週以降増加が続いている <IDWR 感染症発生動向調査週報> https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2022.html ◆IASR Vo.43,No7(No.509)(2022年7月) 特集は「マスギャザリングイベント(東京2020大会)と感染症対策」です。 関連情報として、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会中の強化サーベイランス活動とリスク評価についてについて」などを取り上げています。 <IASR(病原微生物検出情報 月報)> https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr.html ■海外の感染症発生状況 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2022年8月6日~2022年8月13日掲載) https://www.forth.go.jp/topics/2022/index.html 2022年08月13日 タンザニア連合共和国におけるレプトスピラ症(WHO2022年8月12日) https://www.forth.go.jp/topics/2022000813_00002.html 2022年08月13日 複数国におけるサル痘のアウトブレイク(WHO2022年8月10日) https://www.forth.go.jp/topics/2022000813_00001.html 2022年08月11日 新型コロナウイルス感染症に係る世界の状況報告(WHO2022年8月10日)(更新76) https://www.forth.go.jp/topics/20220811_00001.html 2022年08月06日 新型コロナウイルス感染症に係る世界の状況報告(WHO2022年8月3日)(更新75) https://www.forth.go.jp/topics/20220806_00001.html ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 『感染症エクスプレス@厚労省』の登録・変更は、ご自身のアドレスでのみ可能です。 配信先の変更は、不要になったアドレスを配信停止いただき、新しいアドレスで新規に登録をお願いします。 ※携帯電話等のキャリアドメインは登録できません。 ●新規登録・配信停止・配信先変更 http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/ ●バックナンバー http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/backnumber/ ●お問い合わせ(登録の変更は上記にて承ります) https://mhlw.asp.3mail.jp/inquiry/ ●メールマガジン内容に関するご意見 kansenshomail@mhlw.go.jp ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ ○当メールマガジンは外部の電子メール配信サービスを利用して行っています。 ○登録していないにもかかわらず当メールマガジンが配信された場合は、他の方が間違えて登録した可能性がありますので、配信停止のお手続きをお願いします。 ○当メールマガジンの送信元アドレスは送信専用となっています。本メールまたは本メールアドレスにご返信頂いても一切対応できかねます。ご了承ください。 ○頂いたご意見について、全てにご返信等できかねます。ご了承ください。 ○携帯メールなどには対応しておりません。 ○当メールマガジンは等幅フォントでの閲覧をおすすめします。 ○使用端末によって、改行などの表示が異なります。 ○当メールマガジンの内容の全部または一部については、私的使用または引用など 著作権法上認められた行為として、出所を明示することにより引用、転載、複製を行うことができます。 (編集:松下 愛美) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― Copyright (C) 厚生労働省(2011年)〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― Copyright (C) Ministry of Health, Labour and Welfare, All Right reserved. |