感染症エクスプレス@厚労省
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2022-07-23
件名 | 【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.468(2022年7月22日) |
感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓ ┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>> ┗━┻━┻━┻━┻━┻━╋━╋━╋━╋━┓ >>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.468(2022年7月22日) >>>>>>>>>┗━┻━┻━┻━┛ ■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 【トピックス】 ◆IDESコラムvol.67「英国からの報告」 ◆欧米を中心にサル痘が発生しています ◆ガーナ共和国でマールブルグ病が発生しています ◆各国で小児の急性肝炎が報告されています 【お知らせ】 ◆日本医療研究開発機構(AMED)新興・再興感染症に対する 革新的医薬品等開発推進研究事業 令和4年度4次公募について ◆「新型コロナウイルス感染症 (COVID 19)診療の手引き(第 8.0 版)」に更新しました 【新型コロナウイルスについて】 ◆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について ◆新型コロナワクチンについて ◆日本への入国・帰国時は「ファストトラック」を必ずご利用ください 【風しんの追加的対策へのご協力をお願いします】 ◆2025年3月31日までの3年間に限り、風しん抗体検査・予防接種を公費で受けられます 【感染症発生情報】 ◆IDWR 2022年第26週(26号)(2022年7月15日) ◆IASR Vo.43,No6(No.508)(2022年6月) ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報 (2022年7月8日〜2022年7月22日掲載) ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ トピックス ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆IDESコラムvol.67「英国からの報告」 感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム7期生:島谷倫次 IDES(感染症危機管理専門家)研修生の島谷と申します。 今年度より、2年目の海外研修として英国健康安全保障庁(UKHSA)に出向しております。 独断と偏見にはなりますが、こちらの状況をお伝えしていこうと思います。 出向先のUKHSAは、公衆衛生システムの改革の一環として2021年10月1日から業務を開始しております。 前身であるイングランド公衆衛生庁(PHE)の方が馴染みのある方が多いかもしれません。 2022年4月からは、テムズ川を挟んで3キロ程西に移動する形でロンドン中心部に新たなオフィスが開設されております。 そんな出来立てほやほやのオフィスですが、2023年7月には、東に10キロほど進んだCanary Warfに引っ越すことが決まっております。 現在、UKHSAではリモートワークが中心となっており、たまにオフィスに出向いても、そこで仕事をしている人は各フロアに1人いるかいないか、といった状況です。 既に個別に指定された机はなくフリーアドレスとなっておりますが、引っ越しにより更にスペースを減らし、コスト削減に繋がる、という事のようです。 新型コロナウイルスについては、症例数の減少に伴い2022年7月1日に対応レベルが”Enhanced”から”Standard”に変更されています。 具体的には、組織の一部改変や、ダッシュボードでの症例数等の報告が連日の更新から週毎の更新になったりしております。 街中では、マスクを着用している方に殆ど出会わないような状況です。 つい先日のことですが、イギリスでは観測史上初めて最高気温が40度を超えました。 スーパーの冷蔵庫が故障したり、飛行機が飛べなくなったり、多くの影響が出ました。当然暑い訳ですが、日本の夏の方がよっぽど大変だったと個人的には感じております。 こちらでは多くの家庭にクーラーが設置されておりません。私の部屋にもクーラーはありませんが、窓を開け、日本の百均で購入した手持ちの扇風機を使って、暑さを凌ぐことができました。 朝夕は基本的に涼しくなりますし、湿度も日本ほど高くありません。 この熱波でもそうですが、国際比較というのは本当に難しいものだと思います。 それぞれの国にはそれぞれの制度、歴史、文脈等があり、一つの尺度で切り取って比較しても、実態が乖離してしまうことが多々あります。 それでも尚、国際的な比較は必要な訳ですが、その解釈や事例の導入については、受け手の試される部分が非常に大きいと感じています。 徒然なるままに羅列してしまいましたが、皆様の何かしらのお役に立てましたら光栄です。 ◆欧米を中心にサル痘が発生しています 欧州や北米を中心に感染が確認されているヒトのサル痘については、令和4年7月21日の世界保健機関(WHO)の発表時点で、世界71の国・地域で、14,000以上の確定例が報告されています。 現在までに確認されている多くの症例は、サル痘の一般的な臨床像を呈しておらず、発熱、倦怠感などの症状が出現する前に、発疹(少数あるいは単発)等の症状を呈することなどが報告されています。 また、7月6日のWHOの発表によると、性別情報が得られた確定症例4406例のうち、4385例(99.5%)は男性であると報告されています。 サル痘ウイルスには、西アフリカ型とコンゴ盆地型の2つの型が存在し、西アフリカ型はコンゴ盆地型と比較して致死率が低いことが報告されています。 WHOによると、今般、アフリカ大陸を除く欧米を中心に報告されているサル痘の症例については、全て西アフリカ型であることが確認されています。 また、多くの場合重症化の報告はなく、これまで流行が見られていなかった国・地域において死亡例も報告されていません。現在までに国内においては、ヒトのサル痘の発生事例は報告されていません。 厚生労働省では、6月29日に厚生科学審議会感染症部会を開催し、サル痘対策について報告をするとともに、専門家の方々に意見をいただいたところです。 また、7月8日には国立国際医療研究センター国際感染症センター(DCC)のHPにて「サル痘診療指針」が公表されました。 引き続き、各国政府やWHO専門家等とも連携しつつ、情報収集に努めてまいります。 厚生労働省 事務連絡「サル痘に関する情報提供及び協力依頼について」(令和4年5月20日付:令和4年7月19日最終改正) https://www.mhlw.go.jp/content/000966241.pdf 国立感染症研究所ファクトシート:サル痘 https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/408-monkeypox -intro.html 国立感染症研究所「アフリカ大陸以外の複数国で報告されているサル痘について(第1報)」 https://www.niid.go.jp/niid/ja/monkeypox-m/2596-cepr/11166-monkeypox-ra-0524.html 国立感染症研究所「複数国で報告されているサル痘について(第2報)」 https://www.niid.go.jp/niid/ja/monkeypox-m/2596-cepr/11266-monkeypox-ra-712.html 国立国際医療研究センター国際感染症センター(DCC)ファクトシート:サル痘 http://dcc-irs.ncgm.go.jp/material/factsheet/ 国立感染症研究所・国立国際医療研究センター国際感染症センター:サル痘患者とサル痘疑い例への感染予防策 https://www.niid.go.jp/niid/ja/monkeypox-m/2596-cepr/11196-monkeypox-01.html 検疫所(FORTH)海外感染症情報 http://www.forth.go.jp/topics/fragment5.html 第62回厚生科学審議会感染症部会資料 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26447.html 国立国際医療研究センター国際感染症センター:サル痘診療指針 https://dcc-irs.ncgm.go.jp/material/manual/monkeypox.html WHO Monkeypox outbreak 2022 https://www.who.int/emergencies/situations/monkeypox-oubreak-2022 CDC Monkeypox https://www.cdc.gov/poxvirus/monkeypox/index.html ◆ガーナ共和国でマールブルグ病が発生しています 2022年7月17日、WHOアフリカ地域事務所は、ガーナ共和国政府が同国初となるマールブルグ病患者の確定例を報告したと発表しました。 7月7日の時点で、2例の疑い例を確認したことが発表されていました。2例の疑い例は、ともに同国アシャンティ州南部で発生し、ともに下痢、発熱、嘔気・嘔吐を含む症状を呈し死亡しており、疫学的な関連性は確認されていません。 2例の検体は、同国の野口記念医学研究所でマールブルグウイルス陽性と判断され、確認検査のためWHO連携センターであるセネガルのパスツール研究所に送付され、診断が確定しました。 同国政府が状況調査を行ったところ、医療従事者や地域住民を含む90人以上の接触者が確認され、健康観察の対象となっています。 より詳しい情報は下記WHOガーナ事務局のプレスリリースをご覧ください。 厚生労働省は本事案について引き続き情報収集を実施し、必要に応じて情報提供を行ってまいります。 【マールブルグ病とは?】 マールブルグ病は感染性の高いウイルス性出血熱で、エボラ出血熱(EVD)と同じフィロウイルス科のマールブルグウイルスによって引き起こされます。 マールブルグウイルスはコウモリ(フルーツバット)からヒトに感染し、感染者の体液や汚染された物の表面への直接接触等によりヒトの間で拡大します。 高熱、強い頭痛、倦怠感で突然発症し、多くの患者は7日以内に重症の出血兆候を呈します。致死率は、ウイルス株や臨床管理の状況にもよりますが、過去の流行では24%から88%と幅があります。 【発生状況】 1967年にウガンダから輸入された実験用のアフリカミドリザルにより、ドイツのマールブルグとフランクフルト、セルビアのベオグラードで多数の患者が発生し、この疾患が知られるようになりました。 以降、アンゴラ、コンゴ民主共和国、ウガンダ、ギニア等で散発。直近では2021年にギニアで1名の患者が発生し、死亡しています。 WHOガーナ事務所プレスリリース https://www.afro.who.int/countries/ghana/news/ghana-declares-first-ever-outbreak-marburg-virus-disease-0 ◆各国で小児の急性肝炎が報告されています 2022年4月15日、世界保健機関(WHO)は、2022年1月以降、英国において10歳未満の小児の原因不明の重篤な急性肝炎事例の発生を報告しました。 WHOによると、本年7月8日時点で、35カ国で1010例の報告があったとされています。 本年5月16日時点での英国からの報告では、170例中 116 例(68%)の症例 で アデノウイルスが検出され、そのうち型の検査を行った35例中27例(77%)が41型でしたが、 現時点では、原因は明らかになっておらず、現在も原因特定のための調査が行われています。 欧米で報告されている小児の原因不明の重篤な急性肝炎の発生を踏まえ、事務連絡「欧州及び米国における小児の原因不明の急性肝炎の発生について(協力依頼)」(令和4年4月27日付厚生労働省健康局結核感染症課事務連絡)を発出しました。 また、これまでに暫定症例定義(※)の②「可能性例」に該当する症例が、2021年10月1日から2022年7月22日17時までの期間に、80例報告され、 うちアデノウイルスのPCR検査の結果が陽性であった事例は7例、新型コロナのPCR検査の結果が陽性であった事例は7例でした。 国立感染症研究所の分析結果によると、昨年10月1日から本年6月23日時点での、国内の入院症例62例については、34例は男性、28例は女性、年齢の中央値は5歳、死亡例や肝移植に至った事例はなかったと報告しています。 より詳しい情報は下記、国立感染症研究所の報告をご覧ください。 引き続き、各国政府やWHO、専門家等とも連携しつつ、国内外の状況を注視しながら、情報収集に努めてまいります。 ・世界保健機関(WHO). Disease Outbreak News. Multi-Country - Severe acute hepatitis of unknown aetiology in children. 12 July 2022 (2022/07/12) https://www.who.int/emergencies/disease-outbreak-news/item/2022-DON400 ・世界保健機関(WHO). World Hepatitis Summit 2022 urges action to eliminate viral hepatitis as unexplained hepatitis cases in children rise globally https://www.who.int/news/item/07-06-2022-world-hepatitis-summit-2022-urges-action-to-eliminate-viral-hepatitis-as-unexplained-hepatitis-cases-in-children-rise-globally (2022/06/07) ・欧州疾病予防管理センター(ECDC)Epidemiological update issued 19 May 2022: Hepatitis of unknown aetiology in children. (2022/05/19) https://www.ecdc.europa.eu/en/news-events/epidemiological-update-issued-19-may-2022-hepatitis-unknown-aetiology-children ・厚生労働省 事務連絡「欧州及び米国における小児の原因不明の急性肝炎の発生について(協力依頼)」(令和4年5月13日改訂) (自治体宛)https://www.mhlw.go.jp/content/000938544.pdf (日本医師会宛)https://www.mhlw.go.jp/content/000938545.pdf ・厚生労働省 小児の原因不明の急性肝炎について(令和4年6月24日報道発表) https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26442.html ・国立感染症研究所 国内における小児の原因不明の急性肝炎について(第1報) 2022年6月23日時点 (掲載日 2022年6月30日、一部訂正 2022年7月6日) https://www.niid.go.jp/niid/ja/jissekijpn/11255-fetp-3.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆日本医療研究開発機構(AMED)新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業 令和4年度4次公募について 日本医療研究開発機構(AMED)では、令和4年度「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業」に係る公募(4次公募)を行います。 応募方法や日程など、公募内容の詳細は以下のURLからご確認ください。 https://www.amed.go.jp/koubo/11/02/1102B_00050.html ◆「新型コロナウイルス感染症 (COVID 19)診療の手引き(第 8.0 版)」に更新しました 令和4年7月22日、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き」を第8.0版に更新しました。 この手引きには現在までのCOVID-19診療に関する新たな知見や診療に役立つ情報が詰まっています。コロナ診療を行う医療従事者や関係者の皆さまにご活用いただけると幸いです。 https://www.mhlw.go.jp/content/000936655.pdf ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 新型コロナウイルスについて ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について 令和4年7月22日現在、国内での新型コロナウイルス感染症の感染者は10,785,505例、死亡者は31,735名となりました。 また、入院治療等を要する者は909,261名、退院又は療養解除となった者は、9,787,072名となりました。 https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html#h2_1 ◆第91回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和4年7月21日) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html ◆新型コロナウイルス感染症に関する発生状況、国内の患者発生、空港・海港検疫事例、海外の状況、変異株、その他 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00086.html ◆都道府県別の懸念される変異株の国内事例数(ゲノム解析) 令和3年9月1日公表分から、国立感染症研究所の感染症発生動向調査(IDWR)に基づくゲノム解析の実施状況を公表しています。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00054.html その他、変異株に関する参考資料はこちらをご覧ください。 https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html ◆新型コロナワクチンについて 総接種回数は2.9億回を超え、3回目接種の接種率も60%を超えました。 自治体の方々、医療関係者、職域接種の関係者をはじめ、皆様のご尽力により接種が進んでいることに御礼申し上げます。 引き続きご協力を賜りますようお願い申し上げます。 ≪役立つ情報をご案内します≫ ○本日より、18歳以上60歳未満の医療従事者等及び高齢者施設等の従事者を対象とした4回目接種が開始されました。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_fourth-dose.html ○武田社ワクチン(ノババックス)の初回(1・2回目)接種における対象年齢が18歳以上から12歳以上に拡大されました。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_takeda.html ○接種を行う医療機関へのお知らせです。接種を実施する際に必要な情報をまとめています。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_iryoukikanheno_oshirase.html#h2_free1 ○職域追加接種に関する情報を掲載しています。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_shokuiki.html ≪このほか、新型コロナワクチンに関する情報はこちらをご覧ください≫ 厚労省HP「新型コロナワクチンについて」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_00184.html ■自治体・医療機関向けの情報一覧(事務連絡等)(新型コロナウイルス感染症)2022年 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00332.html ●直近の事務連絡等 2022年7月22日 「新型コロナウイルス感染症 COVID 19 )診療の手引き・ 第 8.0 版 」の周知について https://www.mhlw.go.jp/content/000967698.pdf 【参考1】診療の手引き・第8.0版 https://www.mhlw.go.jp/content/000967699.pdf 【参考2】改訂のポイント https://www.mhlw.go.jp/content/000967700.pdf 新型コロナウイルス感染症における中和抗体薬の医療機関への配分について(別紙及び疑義応答集の修正) https://www.mhlw.go.jp/content/000967702.pdf 新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱いについて(その72) https://www.mhlw.go.jp/content/000967931.pdf 令和4年度新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業(医療分)の実施に当たっての取扱いについて https://www.mhlw.go.jp/content/000968054.pdf B.1.1.529系統(オミクロン株)が主流である間の当該株の特徴を踏まえた感染者の発生場所毎の濃厚接触者の特定及び行動制限並びに積極的疫学調査の実施について https://www.mhlw.go.jp/content/000968056.pdf オミクロン株のBA.5系統への置き換わりを見据えた感染拡大に対応するための医療機関・保健所の負担軽減等について https://www.mhlw.go.jp/content/000968058.pdf ◆日本への入国・帰国時は「ファストトラック」を必ずご利用ください ファストトラックとは、日本に入国する前に、Webまたはアプリで、あらかじめ検疫手続きの一部を済ませることができる仕組みです。 「ファストトラック」を利用することで、入国時の手続を簡略化できますので、必ずご利用ください。※ファストトラックの利用には「MySOS Web」または「MySOS」アプリによる事前の登録が必要です。 詳しくはこちらをご覧ください https://www.hco.mhlw.go.jp/fasttrack/ ◆SNSにおける情報発信 新型コロナウイルス感染症に対する正しい理解と行動をしていただくために、厚生労働省公式アカウント(Twitter、Facebook)において、日々SNSを発信しています。ぜひご登録ください。 Twitter:https://twitter.com/MHLWitter Facebook:https://m.facebook.com/Mhlw.Japan <2022年7月22日(金)発信> 7/21の厚労省コロナ専門家会議では、全ての都道府県や年代で感染が増加しており、全国的にこれまでで最も高い感染レベルとなっているとの分析がなされました。 感染リスクを伴う接触機会を可能な限り減らすために一人ひとりが感染しない/感染させない方法に取り組みましょう。 https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000967337.pdf ■新型コロナウイルス感染症 特設ページ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html ■新型コロナウイルス感染症 一般向けQ&A https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html ■啓発資料・リーフレット・動画 ご自由にダウンロードしてご活用下さい。 https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/qa-jichitai-iryoukikan-fukushishisetsu.html#h2_4 新型コロナウイルス感染症について マスクの着用について https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kansentaisaku_00001.html ■英語版ページ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00079.html <多言語情報(Multilingual information)> https://www.c19.mhlw.go.jp/ <Employment Policy for Foreign Workers −外国人のみなさまへ 仕事や生活の支援について−> https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/jigyounushi/page11_00001.html ■新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA) COVID-19 Contact-Confirming Application https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 風しんの追加的対策へのご協力をお願いします ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆2025年3月31日までの3年間に限り、風しん抗体検査・予防接種を公費※1で受けられます 風しんの予防接種は、現在、予防接種法に基づき公的に行われていますが、公的な接種を受ける機会がなかった昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性は、抗体保有率が他の世代に比べて低く(約80%)なっているのが現状です。 そのため、2025年3月31日までの期間に限り、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性を風しんの定期接種※2の対象者として市区町村からクーポン券をお届けしています。 対象者の方は、クーポン券を利用して、まず抗体検査を受けていただき、抗体検査の結果、十分な量の抗体がない方は、この機会に定期接種を受けましょう! ※1 自治体により対応が異なるため、お住まいの市区町村にお問い合わせください。 ※2 予防接種法(昭和23年法律第68号)第5条第1項の規定に基づく定期の予防接種 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index_00001.html ■国内の発生状況 2018年は、12月30日までに2,941例の届出があり、そのうち、2,881例は7月23日以降の報告でした。(確定値) 2019年は、12月29日までに2,298例の報告があります。患者の多くは、昨年同様30〜50代の男性で、都市圏を中心に報告されています。(確定値) 2020年は、1月3日までに101例の報告があり、患者の約7割は男性でした。(確定値) 2021年は、1月7日までに12例の報告があります。 2022年は、7月10日までに4例の報告があります。 <風疹 発生動向調査 2022年第27週(’22/7/13現在)> https://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/disease/rubella/2022pdf/rube22-27.pdf ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 感染症発生情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■国内の感染症発生状況 ◆IDWR 2022年第26週(26号)(2022年7月15日) ヘルパンギーナの定点当たり報告数は当該週の過去5年間の平均を下回っているが、第22週以降増加が続いている <IDWR 感染症発生動向調査週報> https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2022.html ◆IASR Vo.43,No6(No.508)(2022年6月) 特集は「蚊媒介感染症 2012年1月〜2022年3月」です。 関連情報として、東京都における感染症媒介蚊サーベイランスについて などを取り上げています。 <IASR(病原微生物検出情報 月報)> https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr.html ■海外の感染症発生状況 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2022年7月8日〜2022年7月22日掲載) https://www.forth.go.jp/topics/2022/index.html 2022年07月22日 新型コロナウイルス感染症に係る世界の状況報告(WHO2022年7月20日)(更新73) https://www.forth.go.jp/topics/20220722_00001.html 2022年07月21日 ガーナ共和国ー国内史上初のマールブルグ病の発生を発表 https://www.forth.go.jp/news/20220721_00001.html 2022年07月15日 複数国における小児の原因不明の重症急性肝炎(WHO2022年7月12日) https://www.forth.go.jp/topics/20220715_00002.html 2022年07月15日 新型コロナウイルス感染症に係る世界の状況報告(WHO)(更新72) https://www.forth.go.jp/topics/20220715_00001.html 2022年07月08日 新型コロナウイルス感染症に係る世界の状況報告(更新71) https://www.forth.go.jp/topics/20220708_00001.html ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 『感染症エクスプレス@厚労省』の登録・変更は、ご自身のアドレスでのみ可能です。 配信先の変更は、不要になったアドレスを配信停止いただき、新しいアドレスで新規に登録をお願いします。 ※携帯電話等のキャリアドメインは登録できません。 ●新規登録・配信停止・配信先変更 http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/ ●バックナンバー http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/backnumber/ ●お問い合わせ(登録の変更は上記にて承ります) https://mhlw.asp.3mail.jp/inquiry/ ●メールマガジン内容に関するご意見 kansenshomail@mhlw.go.jp ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ ○当メールマガジンは外部の電子メール配信サービスを利用して行っています。 ○登録していないにもかかわらず当メールマガジンが配信された場合は、他の方が間違えて登録した可能性がありますので、配信停止のお手続きをお願いします。 ○当メールマガジンの送信元アドレスは送信専用となっています。本メールまたは本メールアドレスにご返信頂いても一切対応できかねます。ご了承ください。 ○頂いたご意見について、全てにご返信等できかねます。ご了承ください。 ○携帯メールなどには対応しておりません。 ○当メールマガジンは等幅フォントでの閲覧をおすすめします。 ○使用端末によって、改行などの表示が異なります。 ○当メールマガジンの内容の全部または一部については、私的使用または引用など 著作権法上認められた行為として、出所を明示することにより引用、転載、複製を行うことができます。 (編集:松下 愛美) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― Copyright (C) 厚生労働省(2011年)〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2 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