感染症エクスプレス@厚労省
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メールマガジンのバックナンバーです。

2021-11-19

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
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   >>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.451(2021年11月19日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【トピックス】
 ◆新型コロナワクチンについて
 ◆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について
 ◆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第6.0版」(2021年11月2日改訂)
 ◆軽症患者等を対象とした新型コロナウイルス感染症治療薬の治験推進について
 ◆コンゴ民主共和国でエボラ出血熱が発生しています
 ◆国内の家きん、野鳥での高病原性鳥インフルエンザ事例の発生について(11月18日14時時点)
 ◆11月は「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」です
 ◆世界エイズデーに向けた普及啓発イベントを実施します
 ◆風しんの追加的対策へのご協力をお願いします

【感染症発生情報】
 ◆IDWR 2021年44週(第44号)(2021年11月19日)
 ◆インフルエンザの発生状況(2021年11月19日公表)
 ◆IASR  Vo.42, No.10((No.500)(2021年10月)
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
 (2021年11月6日〜2021年11月12日掲載)

【IDESコラム再開しました】
 ◆IDESコラムvol.60「米国でのコロナ禍におけるFlu Season」

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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について、11月19日現在、国内での新型コロナウイルス感染症の感染者は1,726,063例、死亡者は18,342名となりました。
 また、入院治療等を要する者は1,577名、退院又は療養解除となった者は1,706,303名となりました。
 詳細は本メールマガジンをご覧ください。

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 トピックス
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 ◆新型コロナワクチンについて
  総接種回数は1.9億回を超えました。自治体の方々、医療関係者、職域接種の関係者をはじめ、皆様のご尽力により接種が進んでいることに御礼申し上げます。
  引き続きご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 ≪役立つ情報をご案内します≫
  ○追加接種(3回目接種)についての情報を掲載しています。
   https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_00184.html

  ○在留外国人の方に向けて、多言語資材を作成しています。「FRESC多言語ワクチン接種サポート」の情報も掲載していますので、ご覧ください。
   https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_tagengo.html

  ○接種を行う医療機関へのお知らせです。接種を実施する際に必要な情報をまとめています。
   https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_iryoukikanheno_oshirase.html

 ≪このほか、新型コロナワクチンに関する情報はこちらをご覧ください≫
  厚労省HP「新型コロナワクチンについて」
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_00184.html

 ◆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について
  11月19日現在、国内での新型コロナウイルス感染症の感染者は1,726,063例、死亡者は18,342名となりました。
  また、入院治療等を要する者は1,577名、退院又は療養解除となった者は1,706,303名となりました。
  全国の新規感染者数は、引き続き低い水準が続いています。改めて、みなさまの感染症対策への御協力に感謝いたします。
  今後も感染の再拡大を防ぐため、基本的な感染対策の継続をお願いします。
  https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html#h2_1

 感染管理に関しては、下記国立感染症研究所等が発表しているマニュアルをご覧ください。
  ○新型コロナウイルス感染症に対する感染管理(2020年8月6日改訂)
   https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/covid19-01-210806.pdf

  ○新型コロナワクチンについて(2021年11月7日現在)
   今回は、変異株に対するワクチン有効性および海外での感染者数とワクチン接種回数の関係を中心に、新型コロナワクチンに関する最近のトピックスについて概要をまとめました。
   https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2484-idsc/10765-covid19-63.html

  ○新型コロナウイルス感染症の直近の感染状況等(2021年11月17日現在)
   第59回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和3年11月17日、厚生労働省)の報告による、我が国における新型コロナウイルス感染症の状況等についてお知らせいたします。
   https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/10770-covid19-ab59th.html

  ○新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA) COVID-19 Contact-Confirming Application
   9月8日からアップデート版(1.2.6)の配布を開始しました。
   https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html
   
  修正版「1.2.6」では、主に以下の修正を行っています。
   1.陽性者と接触の可能性があった場合の通知の表示方法を変更しました。
   2.通信環境等によって陽性登録情報のダウンロードエラーが生じた場合に、情報の更新が遅れないようにダウンロードを繰り返すよう本アプリ内部の処理を改善しました。
   3.本アプリのウェブアクセシビリティ方針を策定し、公開しました。
   ☆本アプリをご利用の方はアップデートをお願いいたします。スマートフォン端末のアプリの自動アップデート機能がオンになっている場合は、ダウンロードが可能な通信環境にて自動的に更新されます。
   自動アップデート機能がオフになっている場合は、App Store又はGoogle Playから「接触確認アプリ」と検索し、アップデートをお願いいたします。

  ○厚生労働省からの新型コロナウイルス感染症に関する通知・事務連絡は下記ページに掲載されています。
   自治体・医療機関向けの情報一覧(新型コロナウイルス感染症)
   https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00088.html

  ○啓発資料はこちら
   飲食店における感染症防止対策、新型コロナウイルス感染拡大防止(2021年版)、差別・偏見防止、『TVアニメ「はたらく細胞」』、「ラブライブ!サンシャイン!!」手洗いポスターなどを掲載しています。
   ダウンロードも自由なので、勤務先や学校などで是非ご利用ください。
   https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/qa-jichitai-iryoukikan-fukushishisetsu.html#h2_4

  ○SNSにおける情報発信
   新型コロナウイルス感染症に対する正しい理解と行動をしていただくために、厚生労働省公式アカウント(Twitter、Facebook)において、日々SNSを発信しています。
   Twitter:https://twitter.com/MHLWitter
   Facebook:https://m.facebook.com/Mhlw.Japan

 <2021年11月17日(水)発信情報>
  全国的に感染者が減少した状況が続いています。改めて、医療従事者をはじめ、私たちの生活を支えてくださっているすべての方々に感謝します。
  厚生労働省では新型コロナウイルス感染予防の徹底とともに、医療従事者のほか感染者やその周囲の方々に対する差別偏見をなくすため、「広がれありがとうの輪」プロジェクトを賛同の皆さまと進めています。
  https://mhlw.go.jp/stf/covid-19/qa-jichitai-iryoukikan-fukushishisetsu.html#h2_6

  また、「英語版」のSNSにおいても情報を発信しています。よろしければご覧ください。
  Twitter:https://twitter.com/MHLWitter_en
  Facebook: https://m.facebook.com/Mhlw.Japan.en

 現在の状況と厚生労働省の対応については、各国機関やWHO等から発表された内容を踏まえ、プレスリリースとして毎日発表しております。
 厚生労働省が把握している情報と現在の対応など、プレスリリース一覧は下記にございます。

 <報道発表一覧(発生状況、国内の患者発生、海外の状況、その他)>
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00086.html
 <厚生労働省英語版ページ>
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00079.html
 <厚生労働省中国語版ページ>
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/newpage_09534.html
 <多言語情報(Multilingual information)>
  https://www.c19.mhlw.go.jp/
 <Employment Policy for Foreign Workers −外国人のみなさまへ 仕事や生活の支援について−>
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/jigyounushi/page11_00001.html

 ◆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第6.0版」(2021年11月2日改訂)
  新型コロナウイルス感染症(COVID 19)診療の手引きについては、「新型コロナウイルス感染症(COVID 19)診療の手引き・第 5 3 版」の周知について」(令和3年8月31日付け事務連絡)において通知しておりましたが、
  新たな知見を踏まえ、当該手引きが第6.0版として更新されました。
  https://www.mhlw.go.jp/content/000851082.pdf
  過去の版については、こちらからご覧下さい。(厚生労働省ホームページ「自治体・医療機関向けの情報一覧(事務連絡等)(新型コロナウイルス感染症)」)
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00214.html

 ◆軽症患者等を対象とした新型コロナウイルス感染症治療薬の治験推進について
  「軽症患者等を対象とした新型コロナウイルス感染症治療薬の治験について」(令和3年9月3日付厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部事務連絡)において、
  外来等で実施する治験を紹介するコールセンターについて周知したところですが、さらなる治療薬実用化を促進するため、
  「軽症患者等を対象とした新型コロナウイルス感染症治療薬の治験推進について」(令和3年10月26日付厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部事務連絡)において、
  コールセンターにおける治験の紹介について、軽症患者等に対して宿泊療養施設、入院で実施する治験を追加するとともに、新型コロナウイルス感染症等情報把握・管理支援システム(HER-SYS)を活用し、
  患者の治験参加情報等を関係者間で共有することとしました。PCR検査機関等においては、コールセンターのポスターの掲示等による新型コロナウイルス感染症患者への周知を、
  治験実施医療機関においては、HER-SYSに係る対応等について、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
  医療提供に当たり大変な状況かと存じますが、治療薬の開発も重要なものであり、治験推進について、引き続きご理解・ご協力のほどよろしくお願いします。
  なお、本取組においては、患者の治験参加情報をHER-SYSにて保健所等と共有することになることから、治験参加の同意取得時には、患者に対して十分な説明を行い、同意の取得を行うようお願いいたします。
  詳しくはこちらをご覧ください。https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20871.html

 ◆コンゴ民主共和国でエボラ出血熱が発生しています
  コンゴ民主共和国の北キブ州のベニで新たなエボラ出血熱(EVD)の確定例1例が発生したと、2021年10月8日に同国保健省及び2021年10月10日に世界保健機関(WHO)より発表されました。
  症例は3歳児で、10月初旬にEVDと一致する症状を呈し、10月6日に死亡した。10月8日に、死後の咽頭スワブ検体のPCR検査でエボラウイルス陽性となりました。
  本症例の前に、3名の近隣住民(子供2人とその父親)が9月14日、19日、29日にEVDと一致する症状を発症して死亡していました。
  9月30日、WHOは、上記3名の死亡の報告を受け、調査チームを現地に派遣し、疫学調査を開始しました。11月14日時点で、確定例8名(うち死亡者6名)、疑い例3例(うち死亡者3名)が報告されています。
  11月14日現在、98人のハイリスク接触者を含め、合計608名がワクチンを接種しました。WHOは引き続き、検査、疫学調査、予防接種体制の強化、及び地域での予防啓発活動を支援しています。
  北キブ州では過去に2度のEVDのアウトブレイクが報告されています。なお、これまでに日本におけるEVDの輸入症例は報告されていません。

 より詳しい情報は下記、WHOアウトブレイク発生情報、WHOアフリカ地域事務局の週報等をご覧ください。厚生労働省は本疾患に対して引き続き情報収集を実施し、必要に応じて情報提供を行ってまいります。
 ・WHO Disease Outbreak News (DONs): エボラウイルス病(コンゴ民主共和国)(2021/10/10)
  https://www.who.int/emergencies/disease-outbreak-news/item/ebola-virus-disease-democratic-republic-of-the-congo_1
 ・WHOアフリカ地域事務局 Democratic Republic of the Congo starts Ebola vaccination (2021/10/13)
  https://www.afro.who.int/news/democratic-republic-congo-starts-ebola-vaccination
 ・Note d’informations - Epidemie de la maladie a virus Ebola au Nord-Kivu, rapport #6 - 12 novembre 2021 (2021/11/12)
  https://reliefweb.int/sites/reliefweb.int/files/resources/Note%20d%27information%20%236%20R%C3%A9ponse%20Epid%C3%A9mie%20Ebola%20au%20Nord-Kivu.pdf
 ・UNICEF DRC Ebola Situation Report No. 6: 8-14 November 2021 (2021/11/17)
  https://reliefweb.int/sites/reliefweb.int/files/resources/UNICEF%20DRC_Ebola%20SitRep%236_8-14%20Nov.pdf

 ◆国内の家きん、野鳥での高病原性鳥インフルエンザ事例の発生について(11月18日14時時点)
  11月10日、今シーズンで初めて、秋田県の農場の家きんで高病原性鳥インフルエンザ(H5N8亜型)の患畜が確認されました。
  その後、鹿児島県、兵庫県の家きんでも発生が報告されており、鹿児島県ではH5N1亜型、H5N8亜型の両方の血清亜型の患畜が確認されています。
  また、野鳥に関しても、鹿児島県、宮崎県で野鳥の検体からの検出が報告されております。
  これからの時期、改めて、弱った鳥や死んだ鳥には不用意に触らないこと、また、外出先から帰ったらせっけんで手を洗うなど、日常的な感染症予防を心がけることが大切です。

 (参考)
  ・厚生労働省HP:鳥インフルエンザについて
   https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000144461.html
  ・農林水産省HP:令和3年度 鳥インフルエンザに関する情報について
   https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/r3_hpai_kokunai.html
  ・環境省HP:高病原性鳥インフルエンザに関する情報
   https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html

 ◆11月は「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」です
  世界的に脅威となっている薬剤耐性(AMR)問題に係る全国的な普及啓発活動を推進するため、日本では毎年11月を「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」に設定しています。
  AMR臨床リファレンスセンターは、今年のテーマは「ウイルスに抗菌薬は効きません!!」。
  おなじみのTVアニメ「はたらく細胞」とコラボレーションし、さまざまな施策で啓発活動を行っています。
  「薬剤耐性(AMR)クイズ」や「薬剤耐性(AMR)あるある川柳」もぜひお試しください。
  https://amr.ncgm.go.jp/information/campaign2021.html

 ◆世界エイズデーに向けた普及啓発イベントを実施します
  厚生労働省は、12月1日の世界エイズデーに向け、公益財団法人エイズ予防財団等の関係団体の協力を得て、普及啓発イベントを実施します。
  また、地方公共団体においても、関係機関等と連携し、エイズに関する正しい知識の啓発活動を展開します。
  各医療機関におかれましては、HIV/エイズの予防啓発及び検査に関する情報提供など、HIV感染の早期発見・早期治療に向け、引き続きご協力をお願いします。

  ※世界エイズデーとは
   世界保健機関(WHO)は、1988年に世界的レベルでのエイズまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図ることを目的として、
   12月1日を“World AIDS Day”(世界エイズデー)と定め、エイズに関する啓発活動等の実施を提唱しました。
  <RED RIBBON LIVE公式サイト>
   http://redribbonlive.net/
  <令和3年度世界エイズデー特設ページ>
   https://api-net.jfap.or.jp/edification/aids/special2021.html
  <エイズ予防情報ネット>
   https://api-net.jfap.or.jp/

 ◆風しんの追加的対策へのご協力をお願いします。
  2018年は、12月30日までに2,941例の届出があり、そのうち、2,881例は7月23日以降の報告でした。(確定値)
  2019年は、12月29日までに2,298例の報告があります。患者の多くは、昨年同様30〜50代の男性で、都市圏を中心に報告されています。(確定値)
  2020年は、1月3日までに100例の報告があり、患者の約7割は男性でした。
  2021年は、11月7日までに10例の報告があります。

 <風疹 発生動向調査 2021年第44週(’21/11/10現在)>
  https://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/disease/rubella/2021pdf/rube21-44.pdf

 厚生労働省は、今般の風しんの発生状況を踏まえ、厚生科学審議会感染症部会及び予防接種基本方針部会での議論に基づき、
 これまで風しんの定期接種をうける機会がなかった1962年(昭和37年)4月2日から1979年(昭和54年)4月1日までの間に生まれた男性に対して、
 抗体検査を前置した上で、予防接種法に基づいた風しんの第5期の定期接種を行っております。
 対象となる男性は、2022年3月末までの間、市区町村により送付されるクーポン券を使用すれば、無料で抗体検査及び原則無料で定期接種を受けられるようになります。
 クーポン券は市区町村から順次送付しております。
 まだクーポン券が送付されない対象者も、市区町村に希望すればクーポン券を発行し、抗体検査を受けられます。
 なお、自治体により事業の開始時期や対応が異なるため、お住まいの市区町村にお問い合わせください。

 風しんはなぜ怖いの?クーポン券とは?どうやって使うの?など、わかりやすく動画にて説明しております。
 ぜひ皆様の視聴および周りの方への視聴のお勧めをお願いいたします。
 <動画はこちら>(YouTubeへリンク)
  https://www.youtube.com/watch?v=IUQZN1J4zI4
 <風しんの追加的対策特設ページ>
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index_00001.html
 ■□啓発資料□■
 <ポスター(A2サイズ)>
  https://www.mhlw.go.jp/content/A2_final.pdf
 <リーフレット(A4サイズ)>
  https://www.mhlw.go.jp/content/000617770.pdf
 ポスター・リーフレットの画像を加工・編集してのご使用は固くお断り申し上げます。
  https://www.niid.go.jp/niid//images/idsc/disease/rubella/2021pdf/rube21-11.pdf
 <クーポン券の使用可否のお知らせポスター>
  https://www.mhlw.go.jp/content/000537268.pdf
 <名刺サイズの案内用紙>
  https://www.mhlw.go.jp/content/000537274.pdf
 <クーポン券の使用上の注意>
  https://www.mhlw.go.jp/content/000537276.pdf

 今回の追加的対策の円滑な実施にむけて、引き続き検討を進めてまいります。
 <風しんについて>
  https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/

 【リーフレット】
 <体調不良の時はムリしないで>
  https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/dl/poster15.pdf
 <妊娠を希望する女性、妊婦とそのご家族へ>
  https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/dl/poster14.pdf
 <職場は風しん予防対策をしていますか>
  https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/dl/poster13.pdf

 【政府広報オンライン】
  昭和37年度〜53年度生まれの男性の皆さんへ 風しんの予防接種にご協力ください!
  https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201406/3.html
 【政府インターネットテレビ】(動画)
 <昭和37〜53年度生まれの男性の方へ 〜生まれてくる赤ちゃんを守る“風しん対策”>
  https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg19934.html

 <ピックアップ!〜赤ちゃんを守る! 〜男性も風しん対策を>
  https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg20050.html

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 感染症発生情報
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 ■国内の感染症発生状況
 ◆IDWR 2021年44週(第44号)(2021年11月19日) 
  ヘルパンギーナの定点当たり報告数は2週連続で減少したが、過去5年間の同時期と比較してかなり多い
  <IDWR 感染症発生動向調査週報>
   https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2021.html

 ◆インフルエンザの発生状況(2021年11月19日公表)
  2021年第44週(11月8日〜11月14日)のデータを公表しました。
  全国の定点医療機関当たり報告数は0.01(報告数:28件)です。
  <インフルエンザに関する報道発表資料>
   http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html

 令和3年度 今冬のインフルエンザ総合対策について
  https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/influenza/index.html
 令和3年度 インフルエンザQ&A
  https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html

 ◆IASR  Vo.42, No.10(No.500)(2021年10月)
  特集は「HIV/AIDS 2020年」です。
  関連情報として、「2020年の日本国内HIV発生動向」などを取り上げています。
  <IASR(病原微生物検出情報 月報)2021年10月号>
   http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr.html
  

 ■海外の感染症発生状況
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2021年11月6日〜2021年11月12日掲載)
  2021年11月12日 新型コロナウイルス感染症の世界の状況報告(更新37)
   https://www.forth.go.jp/topics/2021112_00001.html
  2021年11月06日 新型コロナウイルス感染症の世界の状況報告(更新36)
   https://www.forth.go.jp/topics/2021106_00001.html
  
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 コラムコーナー
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 ◆IDESコラム Vol.60「米国でのコロナ禍におけるFlu Season」
  感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム6期生:松澤 幸正

 こんにちは。感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム6期生の松澤幸正です。
 IDESプログラムの2年目は国際機関への派遣となりますが、2021年7月より、私は感染症米国保健福祉省(HHS; U.S. Department of Health and Human Services)、
 及び米国国立衛生研究所(NIH: National Institutes of Health)を構成する研究機関の一つである国立アレルギー・感染症研究所(NIAID; National Institute of Allergy and Infectious Diseases)に派遣されております。
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行時において、米国の保健当局で得た経験・知識をしっかりと日本の公衆衛生・医療に還元できるよう、残りの任期も、日々の業務に邁進してまいります。
 さて、HHSのあるワシントンD.C.では、夏場は日差しも強く、日中は摂氏35℃以上になる暑さですが、11月に入ると一気に寒くなり、最近では朝晩、氷点下近くになることもあります。
 夕方5時半くらいには外が真っ暗になり、気分が少しブルーになりますが、赤、黄、オレンジ、紫に変わる色とりどりの米国の紅葉には感動します。
 だんだん寒くなってくると心配なのは、季節性インフルエンザの流行です。
 昨年は、米国でも国際的にも、高水準の検査が行われていたにも関わらず、インフルエンザの発生率はかなり低く、
 米国では、2020年9月28日〜2021年5月22日の間に検査された、呼吸器検体818,939件のうち、1,675件(0.2%)のみがインフルエンザ陽性でした。
 COVID-19パンデミック前の過去3シーズンでは、呼吸器検体のインフルエンザ陽性率は、26.2〜30.3%の間で推移していました。
 米国疾病対策・予防センター(CDC; Center for Disease Control and Prevention)は、この要因として、COVID-19に対する多層的な対策(フェイスマスクの着用、手洗い、旅行の減少、物理的距離の確保など)による効果を挙げています。
 CDCの調査では、2020年9月〜12月にかけて、インフルエンザワクチンの投与総量は、2018年と2019年9月〜12月の平均と比べ、全年齢層だと9.0%増加していましたが、6〜23か月齢、2〜4歳では、それぞれ13.9%と11.9%の割合で低下していました。
 これは、COVID-19に感染する恐れなどによる、医療機関へのアクセスの低下による影響の可能性が指摘されています。
 このように、米国においてもCOVID-19は、通常の医療や公衆衛生にも大きな影響を与えており、今回の2021/2022年のインフルエンザシーズンでは、
 COVID-19ワクチン接種率の上昇に伴う規制緩和(リモートワーク解除や飲食店の制限緩和、屋外でのマスク着用義務の解除等)も進み、その流行が懸念されているところです。
 幸い、今のところ、米国における今シーズンのインフルエンザの流行は、昨シーズン同様低調な状況ですが、最近増加傾向にあります。
 日本でも、現状、今シーズンは、昨シーズンに引続き低調な流行状況が続いていますが、社会活動の制限の緩和により増加するリスクはあり、
 COVID-19に加えて、インフルエンザについても注意し、基本的な感染予防対策を怠らないことが大切と感じています。
 「ひとりひとりの感染予防の行動が、まわりの大切な人を守ることに繋がる。」CDCのレポートでよく見かけるこの言葉で、今回のコラムを締めさせていただきたいと思います。


【参考資料】
 FLUVIEW A Weekly Influenza Surveillance Report Prepared by the Influenza Division (CDC)
  https://www.cdc.gov/flu/weekly/index.htm

 2020/2021インフルエンザシーズンの概要(CDC)
  https://www.cdc.gov/flu/season/faq-flu-season-2020-2021.htm

 2020年9月〜12月における米国でのインフルエンザワクチン接種(CDC)
  https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/70/wr/mm7045a3.htm?s_cid=mm7045a3_x

 ●当コラムの見解は執筆者の個人的な意見であり、厚生労働省の見解を示すものではありません。
 ●IDES(Infectious Disease Emergency Specialist)は、厚生労働省において平成27年度からはじまった感染症危機管理専門家養成プログラムです。

 <感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム>
  http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/ides/index.html

 <本コラムの感想、ご質問、ご要望など>
  http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/
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 (編集:松下 愛美)
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