感染症エクスプレス@厚労省
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メールマガジンのバックナンバーです。

2020-05-29

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
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   >>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.413(2020年5月29日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【トピックス】
 ◆新型コロナウイルス感染症について
 ◆風しんの報告が続いています
 ◆フィリピンポリオ(急性灰白髄炎)の流行が継続しています。マレーシアでポリオが発生しています
 ◆コンゴ民主共和国でエボラ出血熱が発生しています
 ◆「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療法を確立するための研究」の公募を行っています
 ◆2020年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマを募集しています

【感染症発生情報】
 ◆IDWR 2020年第20週(第20号)(2020年5月29日)
 ◆IASR  Vo.41, No.4(No.482)(2020年4月)
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
 (2020年5月13日〜2020年5月29日掲載)

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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。 

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について、5月28日、各自治体が公表している感染者数(PCR検査陽性者数)を集計した結果、国内感染者は16,532名、死亡者874名となりました。また、新規感染者は61名、新規死亡者は7名となりました。
 これに加え、これまでにチャーター便で感染者15名、空港検疫で感染者172名が確認されており、合計すると16,719名となります。また、国内死亡者は874名となります。
 また、風しんの報告が多く見られています。2019年は、12月29日までに2,306例の報告があります。2020年は、5月17日までに74例の報告があります。患者の多くは、昨年同様30〜50代の男性で、都市圏を中心に報告されています。

 詳細は本メールマガジンをご覧ください。
 
 引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。
 
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 トピックス
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◆新型コロナウイルス感染症について
 新型コロナウイルス感染症について、5月28日、各自治体が公表している感染者数(PCR検査陽性者数)を集計した結果、国内感染者は16,532名、死亡者874名となりました。また、新規感染者は61名、新規死亡者は7名となりました。
 これに加え、これまでにチャーター便で感染者15名、空港検疫で感染者172名が確認されており、合計すると16,719名となります。また、国内死亡者は874名となります。

 感染管理に関しては、下記国立感染症研究所等が発表しているマニュアルをご覧ください。
○新型コロナウイルス感染症に対する感染管理(2020年5月20日改訂版)(国立感染症研究所 感染症疫学センター・国立国際医療研究センター 国際感染症センター)※前回配信より改訂されております
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/2019nCoV-01-200520.pdf
別添:表. 状況、職種、活動種類に応じた COVID-19 流行時における PPE の使用例
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/2019nCoV-01-200427tbl-v2.pdf

○新型コロナウイルス感染症情報の効率的な把握・提供・共有のための北海道における取り組み(2020年5月28日)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2502-idsc/iasr-in/9637-483d02.html

○新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安を改訂しました(2020年5月8日)
 今般、新型コロナウイルス感染症専門家会議の議論を踏まえ、一般の方々に向けた受診・相談の目安について改訂致しました。
https://www.mhlw.go.jp/content/000628619.pdf
 これは、どのような方にどのような場合に相談・受診いただくのが適切か、その目安を示すことで、必要な方が適切なタイミングで医療 を受けられる体制を確保することを目指したものです。 運用につきましては、その方の状況をふまえ、柔軟に判断を行って頂きますようお願い致します。

○日本感染症学会より、COVID-19 に対する薬物治療の考え方 第3版が公開されました。
 COVID-19 に対する薬物治療の考え方 第3版(2020年5月8日)
http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_drug_200514.pdf

 また、4月20日、国立感染症研究所は濃厚接触者の定義を変更しました。
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/2019nCoV-02-200420.pdf
 この公開に伴い、質問が多数寄せられており、Q&Aが設けられておりますのでご参考ください。
○積極的疫学調査実施要領における濃厚接触者の定義変更等に関するQ&A(2020年4月22日)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2484-idsc/9582-2019-ncov-02-qa.html

 その他、国立感染症研究所の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連情報は以下のページでご覧いただけます。
○新型コロナウイルス(2019-nCoV)関連情報について(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/9324-2019-ncov.html

上記事務連絡を含め、厚生労働省からの新型コロナウイルス感染症に関する通知・事務連絡は下記ページに掲載されています。
自治体・医療機関向けの情報一覧(新型コロナウイルス感染症):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00088.html
 また、上記ページ内にもございますが、主な通知・事務連絡については、こちらのPDFにもまとまっております。ご参考ください。
https://www.mhlw.go.jp/content/000630191.pdf

○「3密を避けましょう」ポスターや、感染予防に大切な7つのピクトグラムなどはこちら(ダウンロード自由、ぜひご利用ください。)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html#kokumin
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00094.html

【新型コロナウイルス感染症に立ち向かっている医療従事者へのご理解と応援をお願いします】
 すべての医療従事者は、国民の命を守るため、日々懸命に新型コロナウイルス感染症に立ち向かっていますが、残念なことに、医療従事者への「不当な偏見」や「差別」が一部で見られます。これは決して許されないものです。
 私たち1人ひとりが正しく行動することが、医療従事者に対する応援となります。みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。
 厚生労働省では、医療従事者へのご理解を深めていただくための啓発用ポスターを作成しました。以下のサイト(厚生労働省ホームページ)からダウンロードできますので、ぜひ、ご家庭、学校、職場などでご活用ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html#sabetsu
ポスターはこちら。ご自由にお使いください。(加工・改変等はおやめください)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/CV_posterB_200507_fix.pdf

【新型コロナウイルス感染症の影響下で働く方々へ(みなさまからのエール)】
 私たちの命を守るため、医療従事者の方が、また、医療の現場や私たちの生活を支えるため、スーパーやドラッグストア、物流・公共交通機関、保育や介護の施設などで多くの方が働いています。こうしたみなさまへのエールを送る活動がはじまっています。
 ニッポン放送、Yahoo!ニュース、LINE株式会社等で、応援の取り組みが開始されております。詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html#sabetsu

【知らないうちに、拡めちゃうから。】
 疫病から人々を守るとされる妖怪「アマビエ」をモチーフに、若い方を対象とした啓発アイコンを作成しました。
 自分のため、みんなのため、そして大切な人のため。私たち一人ひとりが、できることをしっかりやっていく。それが私たちの未来を作ります。国民の皆さま、引き続き、不要不急の外出や3密を避ける行動へのご協力をお願いします。
☆医療現場応援、エッセンシャルワーカー応援などのバージョンもございます。ご自由にお使いください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html#wakamono

 厚生労働省では新型コロナウイルス感染症特設ページを作成しておりますので、こちらにて最新情報をご確認いただけます。
<新型コロナウイルス感染症について>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
上記特設ページでは、医療機関の方向けの情報の他、国民の皆さまへとして、妊婦の方、高齢者、不妊治療を検討されている方、働く方や経営者の方向け情報、学校の臨時休業に関する説明など、国内の発生状況、政府の対策以外にも幅広く項目を設けております。ぜひご活用ください。
現在の状況と厚生労働省の対応については、毎日正午までの各国機関やWHO等から発表された内容を踏まえ、プレスリリースとして発表しております(休日は現在の状況をデータとしてリリースしております)。
厚生労働省が把握している情報と現在の対応など、プレスリリース一覧は下記にございます。
<報道発表一覧(発生状況、国内の患者発生、海外の状況、その他)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00086.html
<報道発表一覧(チャーター便、クルーズ船関連)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00108.html

■□医療機関向け情報(治療ガイドライン、臨床研究など)□■
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00111.html
新型コロナウイルス感染症に関する医療機関向け情報(治療ガイドライン、臨床研究など)を掲載しています。ぜひご覧ください。

<関連情報>
○新型コロナウイルス(2019-nCoV)関連情報について(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/9324-2019-ncov.html
○新型コロナウイルス感染症の現状の評価と 国内のサーベイランス、医療体制整備について(2020年2月7日時点)(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/2019nCoV-04-200207.pdf
○感染症発生動向調査及び積極的疫学調査により報告された新型コロナウイルス感染症確定症例112例の記述疫学(2020年2月24日現在)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/covid-19/9440-covid14-14.html
<厚生労働省英語版ページ>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/newpage_00032.html
<厚生労働省中国語版ページ>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/newpage_09534.html

 国民の皆様におかれては、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
 集団感染の共通点は、特に、「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」です。換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けてください。
 お願い1:外出はできるだけひかえてください。やむを得ず外出する場合には、マスクを着用していただくようお願いします。
 お願い2:「三密」(密集、密閉、密接)を避けましょう。集団感染は、「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」という共通点があります。
 お願い3:咳エチケット(咳やくしゃみをする際、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖、肘の内側などを使って、口や鼻をおさえること)や手洗いをお願いします。
 風邪症状があれば、外出を控えていただき、やむを得ず外出される場合にはマスクを着用していただくようお願いします。

●新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安●
1.相談・受診の前に心がけていただきたいこと
○ 発熱等の風邪症状が見られるときは、学校や会社を休み外出を控える。
○ 発熱等の風邪症状が見られたら、毎日、体温を測定して記録しておく。
○ 基礎疾患(持病)をお持ちの方で症状に変化がある方、新型コロナウイルス感染症以外の病気が心配な方は、まずは、かかりつけ医等に電話で御相談ください。
2.帰国者・接触者相談センター等に御相談いただく目安
○ 少なくとも以下のいずれかに該当する場合には、すぐに御相談ください。(これらに該当しない場合の相談も可能です。)
 ☆ 息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
 ☆重症化しやすい方(※)で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合
(※)高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)等の基礎疾患がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方
 ☆上記以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合
(症状が4日以上続く場合は必ずご相談ください。症状には個人差がありますので、強い症状と思う場合にはすぐに相談してください。解熱剤などを飲み続けなければならない方も同様です。)
○ 相談は、帰国者・接触者相談センター(地域により名称が異なることがあります。)の他、地域によっては、医師会や診療所等で相談を受け付けている場合もあるので、ご活用ください。
(妊婦の方へ)
  妊婦の方については、念のため、重症化しやすい方と同様に、早めに帰国者・接触者相談センター等に御相談ください。
(お子様をお持ちの方へ)
  小児については、小児科医による診察が望ましく、帰国者・接触者相談センターやかかりつけ小児医療機関に電話などで御相談ください。
※なお、この目安は、国民のみなさまが、相談・受診する目安です。これまで通り、検査については医師が個別に判断します。

3.医療機関にかかるときのお願い
○ 複数の医療機関を受診することにより感染を拡大した例がありますので、複数の医療機関を受診することはお控えください。
○ 医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、手洗いや咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖・肘の内側などを使って、口や鼻をおさえる)の徹底をお願いします。


◆風しんの報告が続いています
 2018年は、12月30日までに2,941例の届出があり、そのうち、2,881例は7月23日以降の報告でした。(確定値)
 2019年は、12月29日までに2,306例の報告があります。患者の多くは、昨年同様30〜50代の男性で、都市圏を中心に報告されています。2020年は5月17日までに74例の報告があります。
 厚生労働省は、今般の風しんの発生状況を踏まえ、厚生科学審議会感染症部会及び予防接種基本方針部会での議論に基づき、これまで風しんの定期接種をうける機会がなかった1962年(昭和37年)4月2日から1979年(昭和54年)4月1日までの間に生まれた男性に対して、抗体検査を前置した上で、予防接種法に基づいた風しんの第5期の定期接種を行っております。
 対象となる男性は、2022年3月末までの間、市区町村により送付されるクーポン券を使用すれば、無料で抗体検査及び原則無料で定期接種を受けられるようになります。クーポン券は市区町村から順次送付しております。まだクーポン券が送付されない対象者も、市区町村に希望すればクーポン券を発行し、抗体検査を受けられます。なお、自治体により事業の開始時期や対応が異なるため、お住まいの市区町村にお問い合わせください。

 また、YouTubeにて動画【止めるぞ 風しん 〜おじさま世代の皆様へ〜】を公開しております。風しんの患者が急増する中、40代、50代の皆さま、その他の皆さまも、すぐ検査に行っていただきたい思いを動画にし、公開いたしました。
 風しんはなぜ怖いの?クーポン券とは?どうやって使うの?など、わかりやすく動画にて説明しております。ぜひ皆様の視聴および周りの方への視聴のお勧めをお願いいたします。
<動画はこちら>(YouTubeへリンク)
https://www.youtube.com/watch?v=IUQZN1J4zI4

<風しんの追加的対策特設ページ>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index_00001.html
■□啓発資料□■
<ポスター(A2サイズ)>
https://www.mhlw.go.jp/content/A2_final.pdf
<リーフレット(A4サイズ)>
https://www.mhlw.go.jp/content/000617770.pdf
ポスター・リーフレットの画像を加工・編集してのご使用は固くお断り申し上げます。

<クーポン券の使用可否のお知らせポスター>
https://www.mhlw.go.jp/content/000537268.pdf
<名刺サイズの案内用紙>
https://www.mhlw.go.jp/content/000537274.pdf
<クーポン券の使用上の注意>
https://www.mhlw.go.jp/content/000537276.pdf

 今回の追加的対策の円滑な実施にむけて、引き続き検討を進めてまいります。

<風しんについて>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/
<風疹 発生動向調査 2020年第20週(’20/5/20現在)>
https://www.niid.go.jp/niid//images/idsc/disease/rubella/2020pdf/rube20-20.pdf

【リーフレット】
<体調不良の時はムリしないで>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/dl/poster15.pdf
<妊娠を希望する女性、妊婦とそのご家族へ>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/dl/poster14.pdf
<職場は風しん予防対策をしていますか>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/dl/poster13.pdf

【政府広報オンライン】
昭和37年度〜53年度生まれの男性の皆さんへ 風しんの予防接種にご協力ください!
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201406/3.html

【政府インターネットテレビ】(動画)
<昭和37〜53年度生まれの男性の方へ 〜生まれてくる赤ちゃんを守る“風しん対策”>
https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg19934.html
<ピックアップ!〜赤ちゃんを守る! 〜男性も風しん対策を>
https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg20050.html


◆フィリピンポリオ(急性灰白髄炎)の流行が継続しています。マレーシアでポリオが発生しています
 野生型ポリオウイルス(WPV)は西太平洋地域では2002年に根絶が宣言されていますが、低い接種率に関連して生じるワクチン由来株(VDPV)の1・2型が、2019年より西太平洋地域で流行しています。
 2019年9月にフィリピンでポリオの発生が報告されて以降、フィリピン/マレーシアではそれぞれ2019年には15/3例、2020年は4月時点で1/1例のポリオ症例の報告があります。急性弛緩性麻痺の症状のある患者さんを観た際は、フィリピンなど、ポリオ流行国への渡航歴を聞いた上で、ポリオの検査をご検討ください。必要に応じて、ポリオや急性弛緩性麻痺の届出の徹底もお願いします。
 なお、フィリピンを含め、ポリオが発生している国に4週間以上の長期滞在を予定している方は、渡航前の追加接種が世界保健機関より推奨されています。特に、1975年から1977年生まれの方はポリオに対する免疫が低いことが分かっており、この世代の方に対しては追加接種が強く推奨されます。
 また、定期接種(四種混合)を終えてない方や、これまでに一度もポリオの予防接種を受けたことがない方は、長期滞在しない場合であっても、渡航前に予防接種を受けて頂くことが推奨されます。


◆コンゴ民主共和国でエボラ出血熱が発生しています
厚生労働省では、検疫や国内での対応強化のため注意喚起を行っています。エボラ出血熱の流行地域であるコンゴ民主共和国(北キブ州及びイツリ州)から帰国された方は、検疫官に申告するようにしてください。 
 2018年8月1日(現地時間)、世界保健機関(WHO)及びコンゴ民主共和国(旧ザイール)保健省は、同国北東部の北キブ州において、エボラ出血熱が発生したことを発表しました。2020年5月25日までに、北キブ州・イツリ州・南キブ州の3州において、2,243名の死亡例を含む、3,406例の患者(確定3,262例、疑い144例)が報告されています。また、2018年8月8日から高リスク群に対してのワクチン接種が始まりました。
 2019年6月11日(現地時間)、WHO及びウガンダ共和国保健省は、同国西部のカセセ県において、エボラ出血熱患者が確認されたことを発表しました。2019年8月30日までに、3例の死亡例が報告されています。これらの患者は、コンゴ民主共和国からの入国者の発症例で、患者への接触者については追跡できているとのことです。
 2019年7月14日(現地時間)、北キブ州の州都ゴマにおいて、エボラ出血熱患者が確認されました。2019年7月17日、今回のエボラ出血熱の流行に関する緊急委員会がWHOで開催され、「国際的に懸念される公衆衛生上の危機(PHEIC)」に該当するとの見解が示されています。2020年4月13日に緊急委員会が開催され、PHEIC継続の見解が示されています。
 2019年8月16日、コンゴ民主共和国の保健省及びWHOは、南キブ州でのエボラ出血熱の発生を確認したと発表しました。
 今回の発生地域では、2019年4月18日の武装勢力による病院襲撃によりWHO職員に死傷者が出るなど、反政府勢力による非人道的行為が行われており、以前より外務省から退避勧告が出されています。


◆「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療法を確立するための研究」の公募を行っています
 5月15日から29日まで、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療法を確立するための研究」の公募を行っています。
 詳細は以下URLをご参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11197.html


◆2020年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマを募集しています
 厚生労働省と公益財団法人エイズ予防財団では、毎年12月1日の世界エイズデーに向けて、国内キャンペーンのテーマを設定しています。
 多くの方にエイズについて考えて頂けるように、テーマ案を広く募集しています。
募集締切は、5月29 日(金)です。詳細は以下のウェブサイトをご覧ください。 

<2020年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマについて>
https://api-net.jfap.or.jp/edification/aids/camp2020_theme.html


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 感染症発生情報
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■国内の感染症発生状況

◆IDWR 2020年第20週(第20号)(2020年5月29日)
 感染性胃腸炎の定点当たり報告数は増加した。

<IDWR 感染症発生動向調査週報>
https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2020.html


◆IASR  Vo.41, No.4(No.482)(2020年4月)
 特集は「麻疹2020年2月現在」です。
 関連情報として、宗教団体の研修会を発端とした麻疹集団発生事例などを取り上げています。
 
<IASR(病原微生物検出情報 月報)2020年4月号>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr.html


■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
 (2020年5月13日〜2020年5月29日掲載)

2020年5月27日 新型コロナウイルス感染症における検疫所での対応について 2020年5月27日更新
https://www.forth.go.jp/news/20200527.html
2020年5月25日 新型コロナウイルス感染症について
https://www.forth.go.jp/news/20200129.html
2020年5月22日 各国に対する感染症危険情報の発出(レベルの引き上げ又は維持)−海外安全情報
https://www.forth.go.jp/topics/20200523-1.html
2020年5月13日 新型コロナウイルス感染症の検疫対応について(5月16日現在)
https://www.forth.go.jp/news/20200129_00004.html
2020年5月13日  新型コロナウイルス感染症の検疫対応について
https://www.forth.go.jp/news/20200129.html
2020年5月13日  各国に対する感染症危険情報の発出(レベルの引き上げ又は維持)−海外安全情報
https://www.forth.go.jp/topics/202000513.html

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(編集:相原 瑶)
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