感染症エクスプレス@厚労省
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メールマガジンのバックナンバーです。

2019-02-04

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
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   >>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃号外(2019年2月4日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■■□■□■

 ◆本日2月4日「風しんの日」に、風しんの定期接種を受ける機会がなかった男性向けに風しん対策の啓発イベントを開催します
 ◆風しん追加的対策の告知に「シティーハンター」を起用
 ◆「Tokyo AMR One-Health Conference (AMRワンヘルス東京会議・シンポジウム)」を開催します

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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。

 本日2月4日は「風しんの日」です。風しん対策の啓発のための、本日開催するイベントおよびシティーハンターとのコラボレーション啓発資材などについてお知らせいたします。

 詳細は本メールマガジンをご覧ください。
 
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▼トピックス▼
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◆本日2月4日「風しんの日」に、風しんの定期接種を受ける機会がなかった男性向けに風しん対策の啓発イベントを開催します
 〜ミス・ワールドを招いて、18:30から大手町タワー地下2階の「ootemori(オーテモリ)」 で開催〜
 厚生労働省は、2(ふう)月4(しん)日「風しんの日」にちなみ、“風疹ゼロ”プロジェクトと協力して、抗体保有率の低い1962(昭和37)年4月2日〜1979(昭和54)年4月1日生まれの男性を対象とする「風しん啓発イベント」を、18:30から20:05までの間、大手町タワー地下2階にある施設「ootemori」で開催します。
 このイベントでは、ミス・ワールド2018日本代表の伊達 佳内子氏※1を招き、専門家や先天性風しん症候群※2の患者家族などとの対談を通して、風しん対策の解説を行います。また、“風疹ゼロ”プロジェクトにおいて、積極的に風しん対策に取り組む企業を表彰し、表彰企業から取組内容を紹介します。
 より多くの方々のご参加をお待ちしております。
<イベント概要>
【日 時】 平成31年2月4日(月)18:30〜20:05
【場 所】 大手町タワー 地下二階 OOTEMORI 
(〒100-8176 東京都千代田区大手町1丁目5番5号)
【主 催】“風疹ゼロ”プロジェクト実行委員会※3
【共 催】厚生労働省
【協力団体】 東京建物株式会社、日本医師会、風疹をなくそうの会、神奈川県、千代田区、広島テレビ、キャンパスラボ
【主な内容】
 ○ミス・ワールドとの風しんに関するトークショー
 ○自治体の取組紹介
 ○企業表彰、企業による風しん対策の紹介
 ○リーフレット、ノベルティの配布 など
 ※1 伊達 佳内子(だて かなこ) 氏について
  ミス・ワールド2018日本代表。
  2018年度ミス・ワールド世界大会での社会貢献活動審査部門では、感染症をテーマとして、世界大会参加国数118カ国のうちトップ25に選ばれた。
  HIV対策や性感染症問題、貧困による早婚問題などの社会貢献活動に取り組んでいる。
 ※2 胎児が風しんウイルスに感染した場合に、難聴・白内障・心疾患等の障害をもつ子どもが生まれることがある。
 ※3“風疹ゼロ”プロジェクト:日本産婦人科医会、日本産科婦人科学会、日本周産期新生児学会、日本小児科学会、日本小児科医会、国立感染症研究所からなる、2020年までの風しん排除を目的に啓発活動を行っている団体。毎年2月4日を“風しんの日”と定め、2月を啓発強化月間としています。


◆風しん追加的対策の告知に「シティーハンター」を起用
 風しんに関する追加的対策について、より多くの対象男性(1962(昭和37)年4月2日〜1979(昭和54)年4月1日生まれの男性)に対して告知し、抗体を獲得してもらうために、厚生労働省は「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」とコラボレーションしたポスター及びリーフレットの作成や、SNSなどを通じた啓発活動を行います。
 予防接種法に基づき定期接種を受ける機会が一度もなかった1962(昭和37)年4月2日〜1979(昭和54)年4月1日生まれの男性(以下対象男性という。)に対して、2022年3月末までの間、原則無料で予防接種を受けられる定期接種の対象となります。
 まずは抗体検査を受けていただくこととし、市区町村が、対象男性に対してクーポン券を配布します※。クーポン券を使用すれば原則無料で抗体検査及び予防接種を受けられるようになります。
 「シティーハンター」はマンガ・アニメ・映画など多岐にわたってコンテンツが展開されており、対象男性はマンガの連載、アニメの放送を見ていた世代と考えられるため、風しん対策につき対象男性に対して強い訴求力が期待されます。
 今回のコラボレーションでは、ポスター・リーフレットの作成の他、厚生労働省のツイッター等を通じて、風しんの感染予防に関する情報を発信していく予定です。
 ポスター(A2、約1万部)とリーフレット(A4、約25万部)は、2月上旬を目処に全国の自治体・関係団体に配布する予定です。また、厚生労働省のホームページでは、2月1日からダウンロードができます。
 ※2019年度は、1972年(昭和47)年4月2日〜1979年(昭和54)年4月1日生まれの男性に市区町村がクーポン券を送付します。2019年度にクーポン券が送付されない対象者も市区町村に希望すればクーポン券を発行し、抗体検査を受けられます。なお、自治体により事業の開始時期や対応が異なるため、お住まいの市区町村にお問い合わせください。

 風しんの予防啓発を目的とする場合に限り、下記URLより啓発資材をご活用いただけます。
 風しん予防啓発コラボレーション ポスター・リーフレット ダウンロード先
<風しんとは>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/
<ポスター(A2サイズ)>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/poster_cityh.pdf
<リーフレット(A4サイズ)>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/leaf_cityh.pdf
<ポスターとリーフレットの画像使用について>
風しんの啓発活動以外の用途では、ご使用をご遠慮申し上げます。また、ポスター・リーフレットの画像を加工・編集してのご使用も固くお断り申し上げます。
<シティーハンターとは>
「シティーハンター」は1985年に漫画家・北条司氏によって「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載された漫画作品。累計発行部数は5,000万部を誇る。1987年にTVアニメが放送スタートし1999年放送のTVスペシャルまで至るヒットシリーズとなった。「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」は2019(平成31)年2月8日公開。


 ◆「Tokyo AMR One-Health Conference (AMRワンヘルス東京会議・シンポジウム)」を開催します
 2月20日(水)〜21日(木)に、アジア諸国の政府職員、国際機関の担当者、専門家を招へいして、「Tokyo AMR One-Health Conference (AMRワンヘルス東京会議・シンポジウム)」を開催します。
  薬剤耐性(AMR)対策アクションプランの策定・実行支援が平成29年度のAMRワンヘルス東京会議で合意されました。今回は初めてWHO西太平洋事務局(WPRO)との共催で、日本および各国のアクションプランの進捗状況を確認し、互いに学び合う会議とします。
 21日(木)に開催される「AMR国際シンポジウム」にはどなたでも参加いただけます。
 経済の発展や医療アクセスの改善とともに、ヒトのみならず畜産分野、農業分野においても抗微生物剤の使用量が増加する中、薬剤耐性(AMR)への対策は喫緊の課題となっています。発展著しいアジアそして世界において日本はどのような役割を担えるのか、今後世界はどのように取り組んでいくべきなのか。この問題にかかわるキープレイヤーが、ヒト、動物、環境分野における共通の課題であるAMRについて、国際的な視点から最新の知見と今後の対策の方向性を示すとともに、日本におけるAMR対策の好事例を紹介するシンポジウムです。
 2月5日(火)15時から、下記サイトにてシンポジウム参加申し込みを受付します(定員あり)。
 参加費は無料です。ふるってご参加ください。
<AMR国際シンポジウム>
【日 時】平成31年2月21日(木)13:30〜16:30
【会 場】笹川記念会館(東京都港区三田 3-12-12)
【主 催】厚生労働省、WHO西太平洋事務局(WPRO)
【定 員】400名 参加無料
【参加方法】以下URLよりお申し込みください。
https://www.tokyo-amr2019.jp
 ※2月5日(火) 15時から開設予定です。


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(編集:成瀬浩史)
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