感染症エクスプレス@厚労省
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メールマガジンのバックナンバーです。

2018-11-16

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
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   >>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.371(2018年11月16日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■■□■□■

【トピックス】
 ◆風しんの届出数が増えています
 ◆コンゴ民主共和国でエボラ出血熱が発生しています
 ◆ワクチンで予防可能な疾患における公衆衛生人材育成(STOP VPDs)プログラム参加者を募集しています
 ◆11月は薬剤耐性(AMR)対策推進月間です
 ◆11月29日(木)、世界エイズデーに向けた普及啓発イベントを実施します

【感染症発生情報】
 ◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2018年11月16日)
 ◆IDWR 2018年第44週(第44号)(2018年11月16日)
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
  (2018年11月9日〜2018年11月16日掲載)

【イベント情報】
 ◆風しんの国内流行に関する市民公開講座及びシンポジウムが開催されます

【コラムコーナー】
 ◆IDESコラム vol.28 「“flu jab”を受けてきました」

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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。

 現在、風しんの届出数が大幅に増加しています。2018年11月4日までに1,884例の届出があり、そのうち1,824例は7月23日以降の報告です。患者の多くは、30~50代の男性で、首都圏を中心に報告されています。

 詳細は本メールマガジンをご覧ください。

 引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。

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 トピックス
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◆風しんの届出数が増えています
 現在、風しんの届出数が大幅に増加しています。2018年11月4日までに1,884例の届出があり、そのうち1,824例は7月23日以降の報告です。現在までで、昨年1年間の届出数の93人を大幅に上回っています。患者の多くは、30~50代の男性で、首都圏を中心に報告されています。
 妊娠中の女性(特に妊娠20週頃まで)が風しんに感染すると、先天性風しん症候群(CRS)の子どもが生まれてくる可能性があるため、注意が必要です。
 10月2日には、厚生労働省は、風しんの発生届出数の増加が続いている東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県及び愛知県の5都県と日本産婦人科医会、労働部局に対して、協力依頼を発出し、全国の自治体に周知しました。とくにこれら5都県にお住まいで、妊婦、妊娠を希望する女性及び妊婦の同居家族の方は積極的に抗体検査を受けてください。また抗体検査の結果、抗体価が低かった妊娠希望女性及び妊婦の同居家族の方におかれましては、予防接種をご検討ください。
 その他の地域にお住まいの妊婦の方も特に風しんが発生している地域では、可能な限り外出を避け、人混みを避けるなど注意してください。
 詳細は風しんに関するQ&Aをご参照ください。

<風しんについて>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/
<風疹 発生動向調査 2018年第44週(’18/11/7現在)>
https://www.niid.go.jp/niid//images/idsc/disease/rubella/2018pdf/rube18-44.pdf

【通知・事務連絡等】
<風しんの届出数の増加が認められる都県における風しん対策について>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/dl/181003_1.pdf
<風しんの届出数の増加に伴う対策について>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/dl/181003_2.pdf
<風しんの届出数の増加が認められる5都県における産科医療機関と連携した風しん対策について>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/dl/181003_3.pdf
<風しん対策に関する通知の発出について>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/dl/181003_4.pdf
<職域における風しん対策について>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/dl/181003_5.pdf

【リーフレット】
<体調不良の時はムリしないで>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/dl/poster15.pdf
<妊娠を希望する女性、妊婦とそのご家族へ>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/dl/poster14.pdf
<職場は風しん予防対策をしていますか>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/dl/poster13.pdf


◆コンゴ民主共和国でエボラ出血熱が発生しています
 厚生労働省では、検疫や国内での対応強化のため注意喚起を行っています。エボラ出血熱の発生地域であるコンゴ民主共和国(北キブ州)から帰国された方は、検疫官に申告するようにしてください。 
 2018年8月1日(現地時間)、世界保健機関(WHO)及びコンゴ民主共和国(旧ザイール)保健省は、同国北東部の北キブ州において、エボラ出血熱が発生したことを発表しました。11月13日までに215名の死亡例を含む、341例の患者(確定303例、疑い38例)が報告されています。8月8日に高リスク群に対してのワクチン接種が始まり、11月14日までに、30,072名がワクチンの接種を受けました。
 10月17日、今回のエボラ出血熱の流行に関する緊急委員会がWHOで開催されました。現段階では「国際的に懸念される公衆衛生上の危機(PHEIC)」ではない、との見解が示されましたが、今後も対策をさらに強化する必要があるとの提言がなされました。
 今回の発生地域では、反政府勢力による非人道的行為が行われており、以前より外務省から退避勧告が出されています。
<エボラ出血熱について>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708.html


◆ワクチンで予防可能な疾患における公衆衛生人材育成(STOP VPDs)プログラム参加者を募集しています 
 WHO(世界保健機関)は、WHO西太平洋地域事務局(WPRO)圏内での機能強化を目指し、1年間のアフリカでの研修の後にWPRO圏内にある国で最低1年間の勤務を課すプログラムを、2019年より開始することとなりました。当該プログラムは、Vaccine Preventable Diseases(VPDs)を中心とした感染症対策の専門家の養成する方針としています。これを受け、厚生労働省健康局結核感染症課は、プログラム参加者を推薦する体制を構築することで、米国CDCやWHOと協力して感染症公衆衛生専門家を育成していきます。 
【対  象】国際感染症対策に関心があり、プログラム修了後もこの領域で国際的に貢献する意志のある者 
【応募期間】平成30年11月2日〜11月30日(当日消印有効) 

ご興味のある方は、こちらのリンクをご覧下さい。
<国際感染症対策人材育成実施要項>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/ikusei/02index.html


◆11月は薬剤耐性(AMR)対策推進月間です
 薬剤耐性(AMR)に係る全国的な普及啓発活動を推進するため、毎年11月を「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」としています。 薬剤耐性(AMR)対策推進月間では、政府機関だけではなく民間の様々な団体が一体となって、普及啓発に係る取組を重点的に実施していくとともに、同月間を通じて国民一人ひとりの主体的な取組を促していくものです。厚生労働省では、AMR臨床リファレンスセンターを通して様々な企画を行う予定です。広く国民の皆様に薬剤耐性(AMR)についての認識を深めていただく機会になることを願っています。
<薬剤耐性(AMR)対策推進月間(11月)における取組予定について(平成30年度)>
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/infection/activities/amr/h30_taisakusuisin.html
<AMR臨床リファレンスセンター>
http://amr.ncgm.go.jp/
<厚生労働省:薬剤耐性(AMR)対策について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000120172.html


◆11月29日(木)、世界エイズデーに向けた普及啓発イベントを実施します
 厚生労働省は、12月1日の世界エイズデーに向け、HIV/エイズに関する正しい知識の啓発やHIV検査の普及を目的として、以下のとおり、普及啓発イベントを実施します。
<イベント内容>
RED RIBBON LIVE 2018 〜平成が終わる前に「贈る言葉」〜
【日 時】11月29日(木)18:30〜21:15(予定)
【場 所】マイナビBLITZ赤坂(東京都港区)
【出演者】蒼井そら、一徹、今村顕史、岩本愛吉、押尾コータロー、海援隊、こにわ、紗倉まな、関取花、TERU(GLAY)、はなわ、隼斗、ビッケブランカ、ペンギンズ、ホリ、ゆってぃ、若旦那(50音順)
【M C】山本シュウ(総合プロデューサー)、市川美織
※敬称略
実施内容:ラジオDJ山本シュウ(レモンさん)の呼び掛けに賛同したアーティスト、タレントたちがマイナビBLITZ赤坂に集結。トークとライブにより、イベントを通じて幅広い世代の人々に予防啓発のメッセージを発信
(1)山本シュウを司会として、タレントなどによるHIV/エイズに関するトーク
(2)アーティストによるライブ
(3)イベントの模様をインターネット(ニコニコ動画等)により生中継(予定)。後日、一部動画をアーカイブ配信(予定)。
           ※告知サイトに生中継、配信を行うサイトのリンクを掲載
【参加費】無料(抽選による招待制)	
【参加方法】抽選で500名を招待  応募締切11月18日(日)23:59
告知サイト 「レッドリボンライブ」オフィシャルサイト
http://redribbonlive.net/
<プレスリリース>
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000183582_00001.html


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 感染症発生情報
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■国内の感染症発生状況

◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2018年11月16日)
 全国の定点医療機関当たり報告数は0.35
 2018年第45週(11月5日〜11月11日)のデータを公表しました。
 全国の定点医療機関当たり報告数は0.35となり、前週の0.21よりも増加しました。

<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html


◆IDWR 2018年第44週(第44号)(2018年11月16日)
 伝染性紅斑の定点医療機関当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期と比較してやや多くなっています。

<IDWR 感染症発生動向調査週報>
https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2018.html


■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
 (2018年11月9日〜2018年11月16日掲載)
2018年11月14日 エボラウイルス病 - コンゴ民主共和国 (更新4) 
https://www.forth.go.jp/topics/20181114.html
2018年11月13日 黄熱-エチオピア
https://www.forth.go.jp/topics/20181113.html


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 イベント情報
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◆風しんの国内流行に関する市民公開講座及びシンポジウムが開催されます
 最近の風しんの流行を鑑みて、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED) 新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業「ワクチンで予防可能な疾病のサーベイランスとワクチン効果の評価に関する研究」(研究代表者 大石和徳)では、多くの方に風しんについて理解を深めていただき、また医療関係者・研究者間での議論を促進するために、市民公開講座及びシンポジウムを開催いたします。

【タイトル】市民公開講座「風しんから妊婦を守るために」
【日 時】2018年11月24日(土)14:00〜17:00
【開催場所】AP浜松町(東京都港区芝公園2-4-1芝パークビルB館地下1階)
【参加費】無料  
【参加方法】事前申込はこちらから⇒ https://rubella.jp/

【タイトル】シンポジウム「わが国の風しん排除を目指して」 (Toward Rubella Elimination in Japan)−本シンポジウムは、行政関連者、医療関係者、研究者等を対象とします−
【日 時】2018年11月25日(日)9:30〜13:00
【開催場所】 AP浜松町(東京都港区芝公園2-4-1芝パークビルB館地下1階)
【参加費】無料  
【参加方法】事前申込はこちらから⇒ https://rubella.jp/


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 コラムコーナー
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◆IDESコラム vol.28 「“flu jab”を受けてきました」
 (IDES養成プログラム3期生:市村 康典)

 こんにちは。市村康典です。
 私は、IDES養成プログラム2年目として、現在英国にあるイングランド公衆衛生庁に勤務しています。イングランド公衆衛生庁は、イングランドと付いているものの、英国全体での感染症をはじめとする公衆衛生の改善を目的とした執行機関であり、日本の厚生労働省に相当する保健社会福祉省(DHSC)に対して、専門的な見地を活かして技術的支援等を行っています。その勤務のため、この春より、英国に引っ越しました。英国での生活は初めてであり、戸惑うことも多くありましたが、徐々に慣れてきています。私が住んでいるロンドンも寒くなってきております。日本でも、徐々に寒い日も出てきて、秋が深まってきているのではないでしょうか。そろそろ、インフルエンザが流行する時期も近づいてきています。インフルエンザの流行は世界的には、地域によって異なり、4〜8月に流行を認める地域もあります。英国では、インフルエンザに関していくつかの統計データ(症候群サーベイランス、ウイルス学的サーベイランス等)が発表されていますが、日本と同様、冬に流行しています。
 英国や米国では、インフルエンザのことを”influenza”と言うことは、実は少なく、”flu”ということが一般的です。インフルエンザ予防接種のことは、米国では、”flu shot”と言うようですが、英国では”flu jab”と言います。この英国では、”flu jab”が実は、日本とは違う形で行われていることを知りました。
 この”flu jab”は、北アイルランドを除いた英国の国民保健サービスであるNational Health Service(以下NHS)に加入している高齢者、慢性疾患または免疫不全等をもつ人、妊娠中の女性、特定の年齢の子ども、医療従事者等には任意接種として無償提供されています。外国人の私でも一定期間以上滞在する場合等にはNHSに加入することになります。上記対象者以外は、プライベート医療サービス等で”flu jab”を受けることができます。
 英国では、NHSで”flu jab”を受ける場合には、成人では主に3つの選択肢があり、自分で選ぶことができます。?NHSのかかりつけの家庭医(General Practitioner:GP)、?”flu jab”を実施している薬局 ?妊娠している女性に対しては、助産師サービス(”flu jab”を実施している場合)。
 このうち、?の薬局では、要件を満たした薬局で基本的に成人に対して研修を受けた薬剤師が接種を行います。英国の薬局の多くは、NHSの無償提供対象ではない人に対しても、プライベートサービスとして自費での接種をも提供しています。全国展開している大手薬局チェーンでも予防接種を提供しており、最近では町の薬局には”flu jab”と大きく宣伝が掲げられています。また、薬局での”flu jab”は予防接種率にも貢献しているようです。インフルエンザ予防接種率(65歳以上の高齢者)を見てみると、我が国では51.0%(2015年、OECD)であるのに対して、英国では72.6%(2017-8年、イングランド公衆衛生庁)であり、このうち9.8%は薬局で接種していますが、薬局での接種率は年々上昇傾向とのことです。
 私は、現在の勤務地での集団接種で”flu jab”を受け、妻も自費で受けることにして接種場所をいくつか探しました。自宅の横にある薬局では、”flu jab”の貼り紙がたくさん貼られており、自宅に近いという理由で、この薬局で受けることにしました。そこでは予約なしで、すぐに予防接種を受けることができました。レジでの支払い後、薬剤師による問診と予防接種となり、薬局への入店から接種まで、15分もかからず、あっという間に手軽に受けることができたことに驚きました。妻の話を聞いてみると、最初は、日本では薬剤師に接種されたことがなかったので不安を感じるも、担当の薬剤師の丁寧な説明で安心できたようです。とはいっても少しの緊張はあったようですが、接種はあっという間で痛みもなく、無事に終えました。日本では接種後、アナフィラキシー様症状などが起こる恐れがあるため、一定の時間(30分間程度)医療機関内で待つ場合が多いかと思いますが、こちらでは何かあれば連絡するように伝えられたのみで待機することはなく、そこに違いも感じました。
 このように、”インフルエンザ予防接種”を通しても、予防接種の方法には様々な選択肢が用意されていて、医療へのアクセスに配慮されていることに気づかされました。英国の公衆衛生も、ワクチンへのアクセスやこれに関連する情報を含めて、多くの人々の身近にサービスを届けるよう工夫しているのだと思います。
日本でも、公衆衛生のため、このメールマガジンやtwitterなどで、多くの方々に情報を届けるよう日々試行錯誤しております。本メルマガをお読みいただいている皆様におかれましては、メルマガに書かれていることをご活用いただき、より多くの方々にも情報を伝えていただけますと幸いです。
 これからインフルエンザをはじめとして感染症が流行しやすい季節を迎えます。予防のために、「手洗い」や必要に応じたインフルエンザ予防接種、咳くしゃみがでる場合には「咳エチケット」、体調を崩した場合には無理せず安静にして治すことが基本だと思います。
 残り少ない2018年、日本の皆様が、感染症にかからず健やかに過ごされる事を英国から祈っております。
 
参考資料 
・OECD インフルエンザ予防接種率https://data.oecd.org/healthcare/influenza-vaccination-rates.htm
・Seasonal influenza vaccine uptake in GP patients: winter season 2017 to 2018 
https://assets.publishing.service.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/710416/Seasonal_influenza_vaccine_uptake_in_GP_patients_winter_season_2017_to_2018..pdf


●当コラムの見解は執筆者の個人的な意見であり、厚生労働省の見解を示すものではありません。
●IDES(Infectious Disease Emergency Specialist)は、厚生労働省で3年前の平成27年度からはじまったプログラムの中で養成される「感染症危機管理専門家」のことをいいます。

<感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/ides/index.html
<「感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム」採用案内>
http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/saiyou/kikikanri/index.html

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