感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
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>>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.347(2018年5月25日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
【トピックス】
◆コンゴ民主共和国でエボラ出血熱が発生しました
◆麻しんの報告が増えています
◆明後日5月27日(日)HIV検査普及週間イベントを実施します
◆6月1日〜7日はHIV検査普及週間です
◆2018年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマを募集しています
◆感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラムの研修生の募集を5月から開始しました
◆当メールマガジン「感染症エクスプレス@厚労省」に関するアンケートにご協力ください
【審議会・研究会等】
◆第12回厚生科学審議会感染症部会新型インフルエンザ対策に関する小委員会を開催しました。(2018年5月23日)
【感染症発生情報】
◆IDWR 2018年第19週(第19号)(2018年5月25日)
◆IASR Vo.39, No.5 (No.459)(2018年5月)
◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
(2018年5月18日〜2018年5月25日掲載)
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こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
現在、各地で麻しん患者が報告されています。医療従事者は、麻しんを念頭においた診療に留意してください。
5月23日に第12回厚生科学審議会感染症部会新型インフルエンザ対策に関する小委員会を開催しました。
また、明後日5月27日(日)HIV検査普及週間イベントを実施します。
詳細は本メールマガジンをご覧ください。
引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。
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トピックス
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◆コンゴ民主共和国でエボラ出血熱が発生しました
コンゴ民主共和国(旧ザイール)北西部の赤道州における、エボラ出血熱の流行状況が、2018年5月22日に現地の保健省より発表されました。コンゴ民主共和国では、今回の流行では、30名の死亡例を含む、確定例30例、疑い例38例のエボラ出血熱が報告されています。
厚生労働省では、検疫や国内での対応強化のため注意喚起を行っています。発生地域であるコンゴ民主共和国赤道州から帰国された方で体調が悪いときには、必ず検疫所に申告するようにしてください。
<エボラ出血熱について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708.html
◆麻しんの報告が増えています
現在、各地で麻しん患者が報告されています。
医療従事者は、疑わしい症状の患者を診察する際に、予防接種歴、渡航歴等を確認し、麻しんを念頭においた診療と、感染防止策に留意してください。
<麻しん発生報告数の増加に伴う注意喚起について(協力依頼)>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/dl/180427_2.pdf
<麻しんについて>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/
◆明後日5月27日(日)HIV検査普及週間イベントを実施します
レッドリボントークライブ2018〜HIV・検査はタダだよマジ卍〜
厚生労働省は、HIV検査普及週間に合わせたイベントを、明後日実施します。豪華出演者がHIV/エイズに関する正しい知識の啓発とHIV検査の普及を目的に、トークライブを行います。
イベントの模様はインターネットにより生中継しますので、ぜひご視聴下さい。
<イベント内容>
レッドリボントーク2018〜HIV・検査はタダだよマジ卍〜
日 時:5月27日(日)13:00〜15:00(予定)
場 所:ニコニコ本社 ニコぶくろスタジオ(東京都豊島区)
出演者:蒼井そら、今村顕史、狩野英孝、こにわ、紗倉まな、脳みそ夫、隼斗ブルボンヌ、丸山桂里奈、山本シュウ(50音順)
※敬称略
RED RIBBON LIVE公式サイト:http://redribbonlive.net/
<プレスリリース>
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000206538.html
<エイズ予防情報ネットAPI-Net>
http://api-net.jfap.or.jp/index.html
◆6月1日〜7日はHIV検査普及週間です
厚生労働省は、6月1日〜7日の1週間をHIV検査普及週間と定め、国や都道府県等が、利便性の高い場所や時間帯に配慮した検査を実施するなど、検査の機会を拡大するとともに、広く国民に対して検査・相談体制に係る情報提供を含む普及啓発を行い、HIV検査の浸透・普及を図っています。
各医療機関におかれましては、HIV/エイズの予防啓発及び検査に関する情報提供など、HIV感染の早期発見・早期治療に向け、引き続きご協力をお願いします。
普及週間に向けては、都道府県や公益財団法人エイズ予防財団、エイズ関連NGOなど関係団体の協力を得て、普及啓発イベント等を実施する予定です。
<エイズ予防情報ネットAPI-Net>
http://api-net.jfap.or.jp/index.html
◆2018年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマを募集しています
厚生労働省と公益財団法人エイズ予防財団では、毎年12月1日の世界エイズデーに向けて、国内キャンペーンのテーマを設定しています。
多くの方にエイズについて考えて頂けるように、テーマを広く募集しています。
募集締切は、6月4日(月)です。詳細は以下のウェブサイトをご覧ください。
<2018年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマについて>
http://api-net.jfap.or.jp/lot/2018camp_theme.html
◆感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラムの研修生の募集を5月から開始しました
感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラムは、国内外で、感染症危機管理を実施するための能力を身に付けた専門家である感染症危機管理専門家(IDES: Infectious Disease Emergency Specialist)を養成するための厚生労働省のプログラムです。本プログラム研修生の採用募集を開始しました。
近年、国境を越えた往来の増加、都市の過密化、行動様式の多様化など、様々な要因により新型インフルエンザやエボラ出血熱、MERS、ジカウイルス感染症などの新興・再興感染症が出現し、人々の健康に対する世界的な脅威となっています。
こうした、国際的に脅威となる感染症に対する危機管理には、感染症に関する臨床経験や疫学知識のみならず、行政マネジメント能力、国際的な調整能力等、総合的な知識と能力が求められます。同時に、国民の生命と健康を新興・再興感染症から守るためには、こうした知識と能力を有する人材を継続的に育成し、国内外で活躍していただくことが不可欠です。
厚生労働省では、平成27年度から国際的に脅威となる感染症の危機管理対応で中心的な役割を担う将来のリーダーを育成するため、関係機関がネットワークをつくり、本プログラムを開設しました。
応募期間は5月1日〜6月30日(当日消印有効)です。詳細は採用案内をご覧下さい。
多くの医師の皆様の応募をお待ちしています。
<感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/ides/index.html
<「感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム」採用案内>
http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/saiyou/kikikanri/index.html
◆当メールマガジン「感染症エクスプレス@厚労省」に関するアンケートにご協力ください
当メールマガジン「感染症エクスプレス@厚労省」に関するアンケートを実施しています。3分程度で記入できるアンケートです。
皆様に役立つ情報発信につなげるため、ご意見・ご感想などを聴かせてください。
アンケート期間は本日より5月31日迄です。
ぜひご協力くださいますようお願いいたします。
<アンケート開始はコチラ>
https://mhlw.asp.3mail.jp/enquete/
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審議会・研究会等
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◆第12回厚生科学審議会感染症部会新型インフルエンザ対策に関する小委員会を開催しました。(2018年5月23日)
今回の小委員会では、プレパンデミックワクチンの備蓄は当面必要であり、この際、従来はH5N1亜型に対応していたところですが、今後はH7N9亜型とする方針が示されました。
また、中長期的検討課題として、平成30年度末をもってパンデミックワクチンの製造体制が整備されるため、製造体制や接種時期、接種体制等を精査し、改めて備蓄の必要性について検討する方針が示されました。
<第12回新型インフルエンザ対策に関する小委員会>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208097.html
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感染症発生情報
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■国内の感染症発生状況
◆IDWR 2018年第19週(第19号)(2018年5月25日)
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多くなりました。
<IDWR 感染症発生動向調査週報>
https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2018.html
◆IASR Vo.39, No.5 (No.459)(2018年5月)
特集は「腸管出血性大腸菌感染症2018年3月現在」です。
関連情報として各都道府県で発生した腸管出血性大腸菌の集団感染事例を取り上げています。
<IASR(病原微生物検出情報 月報)2018年5月号>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr.html
■海外の感染症発生状況
◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
(2018年5月18日〜2018年5月25日掲載)
2018年05月24日 エボラウイルス病 - コンゴ民主共和国
http://www.forth.go.jp/topics/2018/05241525.html
2018年05月18日 コンゴ民主共和国の都市部で確認された1つのエボラ病症例
http://www.forth.go.jp/topics/2018/05181234.html
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