感染症エクスプレス@厚労省
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メールマガジンのバックナンバーです。

2018-02-09

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
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   >>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.333(2018年2月9日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【トピックス】
 ◆初の海外渡航者向け「風しん啓発イベント」を成田国際空港で開催しました

【審議会・研究会等】
 ◆第2回厚生科学審議会感染症部会麻しん・風しんに関する小委員会を開催しました(2018年2月9日)

【感染症発生情報】
 ◆IDWR 2018年第4週(第4号)(2018年2月9日)
 ◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2018年2月9日)
  全国の定点医療機関当たり報告数は54.33
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
  (2018年2月2日〜2018年2月9日掲載)

【イベント情報】
 ◆「ワンヘルスに関する連携シンポジウム−ヒトと動物の共通感染症−」を開催します


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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
  
 インフルエンザの発生状況について、全国の定点医療機関当たり報告数は54.33で、前週の52.35から増加しました。
 医療機関の皆様におかれても、日常の診療に加え、咳エチケットや手洗い等のインフルエンザの予防対策の周知にも、改めてご協力をお願いします。
 なお、2月4日(風しんの日)に、初の海外渡航者向け「風しん啓発イベント」を成田空港で開催いたしました。

 詳細は本メールマガジンをご覧ください。

 引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。

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 トピックス
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◆初の海外渡航者向け「風しん啓発イベント」を成田国際空港で開催しました

 厚生労働省では、2020年までの「風しん排除」の達成(※1)を目指して、海外に渡航する人、30歳代後半から50歳代までの風しんに対する免疫の不十分な男性、妊婦と接する機会が多い人などに対して風しんの予防に関する啓発を行っています。
 風しんの日である2(ふう)月4(しん)日に、初の海外渡航者向け啓発イベントを、厚生労働省と“風疹ゼロ”プロジェクト(※2)共催で、成田国際空港で開催しました。イベントでは、海外に行く人に対して風しんの抗体を持っておくことの必要性を伝えるために、無料の相談窓口の設置や、抗体検査を実施したほか、風しん専門家と大学生によるトークショー、そしてノベルティーの配布などを行いました。
 イベントの様子はメディアでも取り上げられました。

※1 風しん排除の定義:下記二点を満たすこと
・風しんウイルスの土着性の感染伝播が、12か月以上認められないこと
・質の高い動向調査の存在下で「風しんウイルスの土着性の感染伝播」による先天性風しん症候群(CRS)の事例が認められないこと
  先天性風しん症候群:胎児が風しんウイルスに感染した場合に、難聴・白内障・先天性心疾患等の障害をもつ子どもが生まれることがある。
※2“風疹ゼロ”プロジェクト:日本産婦人科医会、日本産科婦人科学会、日本周産期新生児学会、日本小児科学会、日本小児科医会、国立感染症研究所からなる、2020年までの風しん排除を目的に啓発活動を行っている団体。毎年2月4日を“風しんの日”と定め、2月を啓発強化月間としている。

<イベント案内リーフレット>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/dl/poster12.pdf


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 審議会・研究会等
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◆第2回厚生科学審議会感染症部会麻しん・風しんに関する小委員会を開催しました(2018年2月9日)

 今回の小委員会では、麻しん・風しんの発生状況を報告するとともに、麻しん・風しんそれぞれの特定感染症予防指針について、委員及び参考人の方々から広くご意見をいただきました。今後も議論を重ね、予防指針の改正に向けた議論を深める予定です。

<厚生科学審議会 (麻しん・風しんに関する小委員会)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei.html?tid=486923

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 感染症発生情報
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■国内の感染症発生状況

◆IDWR 2018年第4週(第4号)(2018年2月9日)

 インフルエンザの定点医療機関当たり報告数は3週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多くなっています。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は減少しました。

<IDWR 感染症発生動向調査週報>
https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2018.html



◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2018年2月9日)
 全国の定点医療機関当たり報告数54.33

 2018年第5週(1月29日〜2月4日)のデータを公表しました。
 全国の定点医療機関当たり報告数は54.33で、前週の52.35から増加しました。

<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html


■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
 (2018年2月2日〜2018年2月9日掲載)
2018年02月08日 薬剤耐性・淋菌への警鐘−アメリカ大陸
http://www.forth.go.jp/topics/2018/02081022.html
2018年02月06日 狂犬病・予防接種のための新しい推奨事項−WHO
http://www.forth.go.jp/topics/2018/02061014.html
2018年02月02日 ポリオ・ワクチンの接種への取り組み−アフガニスタン
http://www.forth.go.jp/topics/2018/02021126.html
2018年02月02日 麻しん排除への東南アジア6か国会議
http://www.forth.go.jp/topics/2018/02020918.html


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 イベント情報
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◆「ワンヘルスに関する連携シンポジウム−ヒトと動物の共通感染症−」を開催します

 2月11日に、医療・獣医療における動物からヒトへ伝播する感染症(動物由来感染症)の現状と課題への取組を専門家から紹介する、「ワンヘルスに関する連携シンポジウム−ヒトと動物の共通感染症−」を大分県別府市で開催します。
 
 動物由来感染症はヒトにおける感染症のうち半数以上を占めると推定されています。そのことから、動物由来感染症の対策には、医療、獣医療などの関係者が分野横断的に連携する「ワンヘルス・アプローチ」の取組が重要であるとの認識が世界的に高まっています。
 
 こうした観点から、医療・獣医療の各分野の最新の知見、取組を紹介し、医療・獣医療等の動物由来感染症の対策に関わる分野の方々をはじめ、国民の皆様に対して、動物由来感染症の対策の重要性について、広く普及・啓発するとともに、分野間の連携を推進するために、厚生労働省主催、日本医師会及び日本獣医師会共催で公開シンポジウムを開催します。下記サイトより申し込み受付中です。
 ふるってご参加ください。

<One Healthの取り組み>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000190453.html


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