感染症エクスプレス@厚労省
バックナンバー
メールマガジンのバックナンバーです。

2018-01-19

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
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   >>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.330(2018年1月19日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【トピックス】
 ◆コリネバクテリウム・ウルセランス感染症について
 ◆ヒトパピローマウイルス感染症の定期接種に関するリーフレットを更新
 しました(2018年1月18日)

【感染症発生情報】
 ◆IDWR 2018年第1週(第1号)(2018年1月19日)
 ◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2018年1月19日)
  全国の定点医療機関当たり報告数は26.44
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
  (2018年1月12日〜2018年1月19日掲載)

【イベント情報】
 ◆「ワンヘルスに関する連携シンポジウム−ヒトと動物の共通感染症−」を
  開催します


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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
  
 今回掲載が予定されていたIDESコラム vol.11につきましては、本メール
マガジン編集長がインフルエンザでお休みのため、掲載を次号に延期させて
いただきます。楽しみにしていただいていた読者の皆様、ごめんなさい。
 「インフルエンザにかかったら、他人にうつさないように咳エチケットと
休養を」と編集長。
 読者の皆様におかれましても、体調が優れないときには無理をせず、体調
管理には十分にご注意下さい。


 詳細は本メールマガジンをご覧ください。

 引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。

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 トピックス
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◆コリネバクテリウム・ウルセランス感染症について

 コリネバクテリウム・ウルセランス感染症をご存知でしょうか?
 本感染症は、Corynebacterium ulceransという細菌に感染することで、
ジフテリアと似た症状を示す感染症です。
 本感染症は、国内外において、動物(犬、猫、牛等)からヒトが感染した
事例が確認されている動物由来感染症です。

本感染症は、動物からの感染が強く疑われる感染症となりますので、
・通常の動物由来感染症と同様に、動物との過剰な触れあいは控え、動物に
 触ったら必ず手洗いを徹底してください。
・飼育している動物の体調に異状があれば、動物病院を受診してください。
・体に不調を感じたら、早めに医療機関を受診し、動物の飼育または接触状
 況を伝えてください。

 医療機関の皆様におかれましては、これらの点について、注意喚起いただ
きますようお願いします。
 また、本感染症と診断した際には、自治体または厚生労働省まで情報共有
いただきますようお願いします。

 厚生労働省のホームページでは、Q&Aとして本感染症の感染予防のために
注意すべきことなどの情報を提供しており、今般、国立感染症研究所での
研究成果を踏まえ、Q&Aを更新しました。ぜひご覧ください。


<厚生労働省:コリネバクテリウム・ウルセランスに関するQ&A>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/corynebacterium_02.html


◆ヒトパピローマウイルス感染症の定期接種に関するリーフレットを更新しま
した(2018年1月18日)

 『ヒトパピローマウイルス感染症の定期接種に関するリーフレット』につきま
しては、平成26年7月16日付け事務連絡により自治体から情報提供を行ってい
ただいておりますが、最新の知見や審議会での議論を踏まえ、内容を更新して、
ホームページに掲載いたしました。
 
 青色リーフレット及びオレンジリーフレットは、定期接種の対象となる方及び
その保護者の方において、特に青色リーフレットは接種を受けるかどうかを検討
する段階で、オレンジリーフレットは接種を受ける直前にご覧いただき、安全性
や有効性について、ご確認いただくことを目的としております。
 
 また、緑色リーフレットは、当該定期接種を行う医療従事者において、接種に
当たっての注意事項等をご確認いただくことを目的としております。なお、緑色
リーフレットには、添付参考資料がございますので、あわせてご参照ください。

 今回のリーフレットの改訂は、『厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 
副反応検討部会・安全対策調査会(合同開催)』におけるこれまでの検討結果を
ふまえ、昨年12月22日の同会議において改訂案をお示しし、専門家等の意見を
踏まえ、既存のリーフレットの内容を更新したものです。改訂の内容の元となった
議論やデータ及び経緯の詳細につきましては、HPに掲載しております同会議の
資料及び議事録等をご参照ください。

<厚生労働省:リーフレット掲載ページ>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/index.html

<厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会・安全対策調査会(合同開催)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei.html?tid=284075



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 感染症発生情報
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■国内の感染症発生状況

◆IDWR 2018年第1週(第1号)(2018年1月19日)
 
 咽頭結膜熱の定点医療機関当たり報告数は3週連続で減少しました。

<IDWR 感染症発生動向調査週報>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2017.html


◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2018年1月19日)
 全国の定点医療機関当たり報告数は26.44

 2018年第2週(1月8日〜1月14日)のデータを公表しました。
 全国の定点医療機関当たり報告数は26.44で、前週の16.31から増加しました。

<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html


■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
 (2018年1月12日〜2018年1月19日掲載)
2018年01月18日 コレラの発生状況−タンザニア
http://www.forth.go.jp/topics/2018/01181204.html
2018年01月18日 ザンビアへのコレラ・ワクチンの支援
http://www.forth.go.jp/topics/2018/01181002.html
2018年01月16日 コレラの発生状況 − ザンビア
http://www.forth.go.jp/topics/2018/01161244.html
2018年01月16日 黄熱の発生状況−アメリカ大陸
http://www.forth.go.jp/topics/2018/01161032.html
2018年01月15日 日本脳炎ワクチンを定期予防接種に組み入れる − ミャンマー
http://www.forth.go.jp/topics/2018/01151128.html
2018年01月15日 コロナウイルスによる中東呼吸器症候群の発生状況(更新)
http://www.forth.go.jp/topics/2018/01151110.html
2018年01月12日 フランベジアの根絶(10の事実)
http://www.forth.go.jp/topics/2018/01121059.html


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 イベント情報
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◆「ワンヘルスに関する連携シンポジウム−ヒトと動物の共通感染症−」を
 開催します

 2月11日に、医療・獣医療における動物からヒトへ伝播する感染症(動物由
来感染症)の現状と課題への取組を専門家から紹介する、「ワンヘルスに関す
る連携シンポジウム−ヒトと動物の共通感染症−」を開催します。
 
 感染症の分野において、動物由来感染症はヒトにおける感染症のうち半数以
上を占めると推定されています。動物由来感染症対策には、医療、獣医療など
の関係者が分野横断的に連携する「ワンヘルス・アプローチ」の取組が重要で
あるとの認識が世界的に高まっています。
 
 こうした観点から、医療・獣医療の各分野の最新の知見、取組を紹介し、医
療・獣医療等の動物由来感染症対策に関わる分野の方々をはじめ、国民の皆様
に対して、動物由来感染症対策の重要性について、広く普及・啓発するととも
に、分野間の連携を推進するために、厚生労働省主催、日本医師会及び日本獣
医師会共催で公開シンポジウムを開催します。下記サイトより申し込み受付中
です。
 ふるってご参加ください。

<One Healthの取り組み>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000190453.html

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