感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
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>>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.311(2017年9月1日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
▼トピックス▼
◆感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム4期生の募集を開始しま
した(2017年9月1日)
◆9月30日(土)に国立感染症研究所の一般公開が開催されます
◆RSウイルス感染症が増加しています
▼審議会・研究会等▼
◆第29回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会を開催
しました(2017年8月28日)
◆エイズ動向委員会を開催しました(2017年8月30日)
▼感染症発生情報▼
◆IDWR 2017年第33週(第33号)(2017年9月1日)
◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
(2017年8月25日〜2017年9月1日掲載)
▼編集室より▼
◆感染症情報のリンク集
◆感染症に関するQ&Aのリンク集
◆広報・啓発ツールのリンク集
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こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム4期生の採用募集を開始し
ました。応募期間は9月1日〜9月30日(当日消印有効)です。
多くの医師の皆様の応募をお待ちしています。
また、9月30日に国立感染症研究所の一般公開が開催されます。
詳細は本メールマガジンをご覧ください。
引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。
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▼トピックス▼
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◆感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム4期生の募集を開始しました
(2017年9月1日)
感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラムは、国内外で、感染症危機
管理を実施するための能力を身に付けた専門家である感染症危機管理専門家
(IDES: Infectious Disease Emergency Specialist)を養成するための厚生
労働省のプログラムです。本プログラムの4期生の採用募集を開始しました。
近年、国境を越えた往来の増加、都市の過密化、行動様式の多様化など、
様々な要因により新型インフルエンザやエボラ出血熱、MERS、ジカウイルス
感染症などの新興・再興感染症が出現し、人々の健康に対する世界的な脅威
となっています。
こうした、国際的に脅威となる感染症に対する危機管理には、感染症に関
する臨床経験や疫学知識のみならず、行政マネジメント能力、国際的な調整
能力等、総合的な知識と能力が求められます。同時に、国民の生命と健康を
新興・再興感染症から守るためには、こうした知識と能力を有する人材を継
続的に育成し、国内外で活躍していただくことが不可欠です。
厚生労働省では、平成27年度から国際的に脅威となる感染症の危機管理対
応で中心的な役割を担う将来のリーダーを育成するため、関係機関がネット
ワークをつくり、本プログラムを開設しました。
応募期間は9月1日〜9月30日(当日消印有効)です。詳細は採用案内をご
覧下さい。
多くの医師の皆様の応募をお待ちしています。
<感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/ides/index.html
<「感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム」採用案内>
http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/saiyou/kikikanri/index.html
◆9月30日(土)に国立感染症研究所の一般公開が開催されます
9月30日(土)に、東京都新宿区の国立感染症研究所戸山庁舎で一般公開が
開催されます。
実験室体験、手洗い実習、標本展示などのほか、講演会〜話題の感染症〜
(薬剤耐性菌)、感染症クイズ(肝炎、アウトブレイク探偵、意外と身近な
世界三大感染症)、パネル展示(動物由来感染症、ゲノミクスと感染症、病
原体の種類、感染研のお仕事)などの催しも用意いたしております。
また、ご家族向けの感染症ゲーム、蚊の模型工作など皆さまで楽しめるコ
ーナーもあります。
<国立感染症研究所一般公開のお知らせ>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/open-campus/openhouse.html
◆RSウイルス感染症が増加しています
RSウイルスは急性呼吸器疾患を起こすウイルスです。2〜8日の潜伏期を経
て、典型的には発熱、鼻汁などの上気道炎症状が数日続きます。下気道症状
が出現し重症化する場合もあります。本年は第33週の時点で報告数は5,389例
に達しました。
RSウイルスは飛沫感染により、特に家庭内で高い確率で伝播するため、屋
外からウイルスを持ち込むことにより乳児に感染させ、肺炎や細気管支炎に
なってしまうこともあります。生後まもなく感染することもあり、低出生体
重児や心臓の病気のある乳幼児で重症化のリスクが高いことが知られていま
す。
治療は酸素投与、吸引などの呼吸管理が中心で特異的な治療はなく、感染
予防が重要です。まずは、手洗いや咳エチケットを徹底しましょう。
生まれたばかりの乳児がいる家庭では特に注意が必要です。
医療機関の皆様におかれましては、注意喚起のご協力をお願いします。
<国立感染症研究所:RSウイルス感染症とは>
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/317-rs-intro.html
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▼審議会・研究会等▼
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◆第29回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会を開催し
ました(2017年8月28日)
8月28日に第29回予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会を薬事・食品衛
生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会と合同で開催しました。
今回は、麻しん、風しん、おたふくかぜ、水痘、A型肝炎、23価肺炎球菌、
インフルエンザ、HPVワクチンについて、平成29年4月末までの副反応疑い
報告を基に審議が行われ、これまでの報告においてHPVワクチンの安全性につ
いては新たなシグナルの検出はなく、従前通りの評価とされ、その他のワク
チンの安全性については重大な懸念は認められないと評価されました。
また、HPVワクチン接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関を対象
に7月19日に開催された研修会について、研修会の講師から、研修会に参加
いただきました患者様他1名からのご意見を含めた概要について報告いただ
きました。
<厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei.html?tid=284075
◆エイズ動向委員会を開催しました(2017年8月30日)
8月30日に第149回エイズ動向委員会を開催しました。
平成29年第1・2四半期及び平成28年度年間報告の確定値を発表しました。
新規HIV感染者報告数は1,011件、新規AIDS患者報告数は437件で、合計は
1,448件と、前年からほぼ横ばいでした。
エイズ発症で感染が明らかになる割合が依然として3割を超えています。早
期発見は、個人においては早期治療、社会においては感染拡大の防止に結び
つくことから、自治体や各医療機関におかれましては、HIV/エイズの予防啓
発及び検査に関する情報提供など、引き続きご協力をお願いします。
<エイズ予防情報ネット:エイズ動向委員会資料>
http://api-net.jfap.or.jp/status/index.html
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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況
◆IDWR 2017年第33週(第33号)(2017年9月1日)
咽頭結膜熱の定点医療機関当たり報告数は3週連続で減少しましたが、過
去5年間の同時期と比較してやや多くなっています。
また、RSウイルス感染症の報告数は5,389例と増加しました。年齢別では
1歳以下の報告数が全体の約75%を占めています。
<IDWR 感染症発生動向調査週報>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2017.html
■海外の感染症発生状況
◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
(2017年8月25日〜2017年9月1日掲載)
2017年08月31日 ポリオの発生状況−シリア
http://www.forth.go.jp/topics/2017/08311311.html
2017年08月31日 黄熱の発生−フランス領ギアナ
http://www.forth.go.jp/topics/2017/08311144.html
2017年08月30日 コレラの発生状況− ケニア(更新3)
http://www.forth.go.jp/topics/2017/08301156.html
2017年08月29日 中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)の発生報告(更新15)
http://www.forth.go.jp/topics/2017/08291002.html
2017年08月28日 ジカウイルス感染症の発生状況について (更新8)
http://www.forth.go.jp/topics/2017/08281432.html
2017年08月28日 チクングニア熱の発生−フランス
http://www.forth.go.jp/topics/2017/08281130.html
2017年08月25日 麻しんと風しんの予防接種キャンペーン−インドネシア
http://www.forth.go.jp/topics/2017/08251052.html
2017年08月25日 デング熱の流行−スリランカ(更新)
http://www.forth.go.jp/topics/2017/08250942.html
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▼編集室からのお知らせ▼
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◆感染症情報のリンク集
国立感染症研究所:http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases.html
厚生労働省検疫所(FORTH):http://www.forth.go.jp/index.html
エイズ予防情報ネット(API-Net):http://api-net.jfap.or.jp/
CDC:http://www.cdc.gov/
ECDC:http://www.ecdc.europa.eu/en/Pages/home.aspx
China CDC:http://www.chinacdc.cn/
国立医薬品食品衛生研究所:http://www.nihs.go.jp/kanren/shokuhin.html
◆感染症に関するQ&Aのリンク集
<ジカウイルス感染症>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109899.html
<中東呼吸器症候群(MERS)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/mers.html
<腸管出血性大腸菌感染症>
http://www1.mhlw.go.jp/o-157/o157q_a/index.html
<マイコプラズマ肺炎>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou30/index.html
<RSウイルス感染症>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/rs_qa.html
<感染性胃腸炎(ノロウイルス)>
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html
<感染性胃腸炎(ロタウイルス)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/Rotavirus/index.html
<手足口病>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/hfmd.html
<咽頭結膜熱>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou17/01.html
<重症熱性血小板減少症候群(SFTS)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts_qa.html
<インフルエンザ>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
<鳥インフルエンザ>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000144461.html
<鳥インフルエンザ(H5N1)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000144523.html
<鳥インフルエンザ(H7N9)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000144470.html
<鳥インフルエンザ(動画)>
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg9687.html
<狂犬病>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/07.html
<結核とBCGワクチン>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/bcg/
<オーラルセックス(口腔性交)による性感染症>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/qanda.html
<ポリオとポリオワクチン>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/polio/qa.html
<日本脳炎>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou21/dl/nouen_qa.pdf
<子宮頸がん予防ワクチン>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/qa_shikyukeigan_vaccine.html
<子宮頸がん予防ワクチン接種の「積極的な接種勧奨の差し控え」>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/qa_hpv.html
<風しん>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/
<麻しん>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html
<麻しん(English)>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles_eng/index.html
<水痘>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/varicella/index.html
<肺炎球菌感染症(高齢者)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/haienkyukin/index_1.html
<エボラ出血熱>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola_qa.html
<デング熱>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dengue_fever_qa.html
<梅毒>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/qanda2.html
◆広報・啓発ツールのリンク集
<インフルエンザ予防対策(ポスター、カレンダー、電話伝言メモなど)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/keihatu.html
<麻しん>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/dl/leaf_z.pdf
<風しん>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/dl/poster09.pdf
<啓発ツール:定期の予防接種(主に小学生までのお子さんが受けた方がよい予防接種)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/keihatsu_tool/index.html
<予防接種スケジュール(国立感染症研究所)>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/component/content/article/320-infectious-diseases/vaccine/2525-v-schedule.html
<予防接種後健康被害救済制度>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/kenkouhigai_kyusai/dl/leaflet_h241119.pdf
<性感染症>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/index.html
<動物由来感染症>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/
<蚊・ダニ媒介感染症>
http://www.mhlw.go.jp/file.jsp?id=459030&name=file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/web_1.pdf
<狂犬病>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/
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