感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
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>>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.279(2017年1月6日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
▼審議会・研究会等▼
◆第23回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会
を開催しました(2016年12月26日)
▼感染症発生情報▼
◆IDWR 2017年第50週(第50号)(2017年1月6日)
◆全国の定点医療機関当たり報告数は8.38〜インフルエンザの発生状況
を公表しました(2017年1月5日)
◆IASR Vo.37, No.12 (No.442)(2016年12月)
◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
(2016年12月22日〜2017年1月6日掲載)
▼編集室より▼
◆「あさコラム」vol.36「襷の敵」
浅沼結核感染症課長によるエッセイを不定期にお届けします
◆感染症情報のリンク集
◆感染症に関するQ&Aのリンク集
◆広報・啓発ツールのリンク集
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こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
新年明けましておめでとうございます。本年もご愛読のほどよろしくお願
いいたします。
第23回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会を開催し
ました。
詳細は本メールマガジンをご覧ください。
今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。
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▼審議会・研究会等▼
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◆第23回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会を開催し
ました(2016年12月26日)
12月26日に第23回予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会を薬事・食品
衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会と合同で開催しました。
今回は、HPVワクチンについて、平成28年8月末までの副反応疑い報告を基
に審議が行われ、これまでの報告において当該ワクチンの安全性について新
たなシグナルの検出はなく、従前通りの評価とされました。
また、研究班(厚生労働科学研究 研究代表者:祖父江友孝・大阪大学教授)
から、全国疫学調査において「HPVワクチン接種歴のない者においても、HPV
ワクチン接種後に報告されている症状と同様の『多様な症状』を呈する者が
一定数存在した」との報告があり、引き続き、当該調査の解析が行われるこ
ととなりました。
<第23回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000147015.html
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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況
◆IDWR 2016年第50週(第50号)(2017年1月6日)
感染性胃腸炎の定点医療機関当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と
比較してかなり多くなっています。
また、インフルエンザ、咽頭結膜熱、伝染性紅斑、感染性胃腸炎(ロタウ
イルスに限る)の定点医療機関当たり報告数は増加しました。
その他、流行性耳下腺炎の定点医療機関当たり報告数は減少しましたが、
過去5年間の同時期と比較してやや多くなっています。
<IDWR 感染症発生動向調査週報>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2016.html
◆全国の定点医療機関当たり報告数は8.38〜インフルエンザの発生状況
を公表しました(2017年1月5日)
2016年第51週(12月19日〜12月25日)のデータを公表しました。
全国の定点医療機関当たり報告数は8.38となっています。
<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
◆IASR Vo.37, No.12 (No.442)(2016年12月)
特集は「アメーバ赤痢 2007年第1週〜2016年第43週」です。
「性感染症としてのアメーバ赤痢の国内疫学、2000〜2013年」や、「アメー
バ赤痢患者数と同性間感染「HIV感染者」数の同調した年次変動」、「大腸内
視鏡検査により診断のついたアメーバ性大腸炎1例」等の記事があります。
IASR(病原微生物検出情報 月報)2016年12月号
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr.html
■海外の感染症発生状況
◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
(2016年12月22日〜2017年1月6日掲載)
2017年01月05日ジカウイルス感染症の発生状況 (更新46)
http://www.forth.go.jp/topics/2017/01051317.html
2017年01月05日コレラの発生− イエメン(更新8)
http://www.forth.go.jp/topics/2017/01051315.html
2017年01月04日 鳥インフルエンザA(H7N9)の発生状況
http://www.forth.go.jp/topics/2017/01041335.html
2016年12月28日 パキスタンにおけるポリオ流行の総括(2016)
http://www.forth.go.jp/topics/2016/12281330.html
2016年12月26日 コレラの発生− イエメン(更新7)
http://www.forth.go.jp/topics/2016/12261102.html
2016年12月26日 ジカウイルス感染症の発生状況 (更新45)
http://www.forth.go.jp/topics/2016/12261010.html
2016年12月26日 鳥インフルエンザA(H7N9)の発生状況 (更新13)
http://www.forth.go.jp/topics/2016/12261006.html
2016年12月22日 ジフテリアへの注意喚起−アメリカ大陸
http://www.forth.go.jp/topics/2016/12221136.html
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▼編集室からのお知らせ▼
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◆「あさコラム」vol.36「襷の敵」
新年あけましておめでとうございます。
厚生労働省健康局結核感染症課長の浅沼一成です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
この年末年始、大掃除や初詣など、皆様もお忙しかったことと思います。
私たち結核感染症課も、鳥インフルエンザ対応など年末年始も警戒中でし
たが、この期間中、猛威をふるったのはインフルエンザA型。
各地の休日診療所も、インフルエンザの患者さんへの対応で賑わっていた
様子でした。
輪番で対応されていた医師や看護師、薬剤師の皆様、お疲れさまでした。
そんな中、今年1月の2日・3日に開催された第93回東京箱根間往復大学駅伝
(箱根駅伝)。
新春のビッグスポーツイベントと化した箱根駅伝ですが、今回も原晋監督
率いる青山学院大学が総合優勝を飾り、これで史上6校目となる3連覇。
しかも、第28回出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)、秩父宮賜杯第
48回全日本大学駅伝対校選手権大会(全日本)と合わせて、史上4校目となる
大学駅伝3冠にも輝きました。
アクシデントもありましたが、チーム力と個の力が融合し、素晴らしい結
果を出した青山学院大学。
その陰で優勝候補に推されていた2校が実力を発揮しきれず、残念な結果と
なりました。
1校は出雲駅伝5位・全日本4位の駒澤大学(箱根駅伝9位)、もう1校は出雲
駅伝2位・全日本3位の山梨学院大学(箱根駅伝17位)です。
この強豪2校の失速に共通する理由は「インフルエンザ」。
箱根駅伝7年連続3位以内だった常勝軍団の駒澤大学は、6区の選手が昨年
12月にインフルエンザに罹患。
出場にはこぎ着けましたが結果が出ず、その影響もあって上位には浮上で
きませんでした。
昨年、出雲駅伝と全日本で青山学院大学を追い詰めた山梨学院大学は、主
力3選手がインフルエンザで欠場。
代わりの選手で箱根駅伝に挑みましたが、10位以内に与えられる来年の箱
根駅伝のシード権を逃しました。
大学4年間で最大4回しか走ることができない箱根駅伝。
厳しい練習と激しい競争を重ねた上に、一度でもこの箱根路を走りたいと
いう各校陸上部員の強い気持ちがあるからこそ、笑顔あり、涙ありのドラマ
が生まれます。
とはいえ、
「最も警戒していたインフルエンザやノロウイルスなどを、一人も患って
いないことが一番です」
と、大会直前に青山学院大学の原晋監督も話していたとおり、駅伝を走る
ためには体調管理も大切な要素。
インフルエンザに罹患した選手も監督他関係者の皆さんも無念だったと思
いますが、20km以上の各区間を走る体力が伴わないとどうにもなりません。
選手が皆、ベストコンディションで疾走できることを祈って、私も毎回、
沿道やTVで応援していますが、感染症が相手ではなかなか上手くはいきま
せんね。
さて、来年は青山学院大学の4連覇か、それともSTOP青学となるのか、気が
早い箱根駅伝ファンは既に予想しているとか。
絶対王者の青山学院大学に対し、安定の東洋大学と早稲田大学、復活の順
天堂大学と神奈川大学、潜在能力が高い日本体育大学と東海大学、新興勢力
の中央学院大学などが気になります。
しかしながら、あさコラム的には今回のインフルリベンジを果たすべく、
「人を動かすのは、情熱と本気」と熱血のスパルタ指導・大八木弘明監督率
いる駒澤大学と、箱根駅伝予選会から息子の健太選手と親子で挑む百戦錬磨・
上田誠仁監督率いる山梨学院大学、この2大学の躍進にSTOP青学を期待したい
と思います。
(私の所属するランニングクラブのコーチたちの母校である拓殖大学、大東
文化大学、専修大学も頑張れ!)
<本コラムの感想、ご質問、ご要望など>
http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/
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<バックナンバー>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000116724.html
◆感染症情報のリンク集
国立感染症研究所:http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases.html
厚生労働省検疫所(FORTH):http://www.forth.go.jp/index.html
エイズ予防情報ネット(API-Net):http://api-net.jfap.or.jp/
WHO:http://www.who.int/en/
CDC:http://www.cdc.gov/
ECDC:http://www.ecdc.europa.eu/en/Pages/home.aspx
China CDC:http://www.chinacdc.cn/
国立医薬品食品衛生研究所:http://www.nihs.go.jp/kanren/shokuhin.html
◆感染症に関するQ&Aのリンク集
<ジカウイルス感染症>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109899.html
<中東呼吸器症候群(MERS)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/mers.html
<腸管出血性大腸菌感染症>
http://www1.mhlw.go.jp/o-157/o157q_a/index.html
<マイコプラズマ肺炎>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou30/index.html
<RSウイルス感染症>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/rs_qa.html
<感染性胃腸炎(ノロウイルス)>
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html
<感染性胃腸炎(ロタウイルス)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/Rotavirus/index.html
<手足口病>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/hfmd.html
<咽頭結膜熱>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou17/01.html
<重症熱性血小板減少症候群(SFTS)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts_qa.html
<インフルエンザ>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
<鳥インフルエンザ>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000144461.html
<鳥インフルエンザ(H5N1)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000144523.html
<鳥インフルエンザ(H7N9)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000144470.html
<鳥インフルエンザ(動画)>
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg9687.html
<狂犬病>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/07.html
<結核とBCGワクチン>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/bcg/
<オーラルセックス(口腔性交)による性感染症>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/qanda.html
<ポリオとポリオワクチン>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/polio/qa.html
<日本脳炎>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou21/dl/nouen_qa.pdf
<子宮頸がん予防ワクチン>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/qa_shikyukeigan_vaccine.html
<子宮頸がん予防ワクチン接種の「積極的な接種勧奨の差し控え」>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/qa_hpv.html
<風しん>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/vaccination/qa.html
<麻しん(はしか)>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html
<水痘>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/varicella/index.html
<肺炎球菌感染症(高齢者)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/haienkyukin/index_1.html
<エボラ出血熱>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola_qa.html
<デング熱>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dengue_fever_qa.html
<梅毒>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/qanda2.html
◆広報・啓発ツールのリンク集
<インフルエンザ予防対策(ポスター、カレンダー、電話伝言メモなど)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/keihatu.html
<麻しん>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou/pdf/poster07.pdf
<風しん>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/vaccination/link.html
<啓発ツール:定期の予防接種(主に小学生までのお子さんが受けた方がよい予防接種)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/keihatsu_tool/index.html
<予防接種スケジュール(国立感染症研究所)>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/component/content/article/320-infectious-diseases/vaccine/2525-v-schedule.html
<予防接種後健康被害救済制度>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/kenkouhigai_kyusai/dl/leaflet_h241119.pdf
<性感染症>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/index.html
<動物由来感染症>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/
<狂犬病>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/
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