感染症エクスプレス@厚労省
バックナンバー
メールマガジンのバックナンバーです。

2016-10-14

 感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
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   >>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.268(2016年10月14日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

▼トピックス▼  
 ◆11月11日厚生労働省セッションー薬剤耐性(AMR)対策ー【参加申込受付中】

▼審議会・研究会等▼
 ◆第17回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会
を開催しました(2016年10月7日)
▼感染症発生情報▼
 ◆IDWR 2016年第39週(第39号)(2016年10月17日掲載予定)
 ◆IASR  HIV/AIDS 2015年などについて
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
    (2016年10月7日〜10月14日掲載)
▼編集室より▼
 ◆「あさコラム」vol.25「5人揃って!」
   浅沼結核感染症課長によるエッセイを不定期にお届けします
 
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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
  
 アジア初の開催となるOne Healthの厚生労働省セッションにて、薬剤耐性
(AMR)対策に関して解説します。
 また「第17回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針
部会」を開催しました。
 詳細は本メールマガジンをご覧ください。

 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。

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▼トピックス▼
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◆11月11日厚生労働省セッションー薬剤耐性(AMR)対策ー【参加申込受付中】

 本年11月10日及び11日に北九州市において、人の衛生、家畜の衛生、環境
の衛生の関係者が連携して対策に取り組むという“One Health”の理念を普
及・推進させるために、「第2回世界獣医師会-世界医師会“One Health”に
関する国際会議」がアジアで初めて開催されることとなりました。

 この国際会議では、“One Health”に関する重要課題である、人獣共通感
染症、薬剤耐性(AMR)等について、世界及び日本から医療・獣医療の各分
野の専門家が講演いたします。

 そして、この国際会議のセッションの一つ「薬剤耐性(AMR)対策」を厚生
労働省が担当します。本セッションでは、医療・獣医療等のAMRに関わる分野
の方々を始めとした国民の皆様に、世界及び日本におけるAMRの現状と抗微生
物薬の適正使用等の対策の重要性を理解いただくために、解説いたします。

 多くの方々のご参加をお待ちしています。

【開催日時】平成28年11月10日(木)、11日(金)(2日間)
      厚生労働省セッション:11日(金)8:00〜10:10(受付時間7:30〜)
【場 所】 リーガロイヤルホテル小倉(福岡県北九州市小倉北区浅野2−14−2)
【参加費】 無料
【参加方法】申込用紙に必要事項を記載の上、お申し込みください。

<2016年11月11日開催 厚生労働省セッション− 薬剤耐性(AMR)対策−>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000113218.html


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▼審議会・研究会等▼
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◆第17回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会
を開催しました(2016年10月7日)

 今回の基本方針部会においては、予防接種に関する基本的な計画における
PDCAサイクルにかかるヒアリングを実施しました。

<第17回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000139243.html

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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況

◆IDWR 2016年第39週(第39号)(2016年10月17日掲載予定)

IDWR(感染症発生動向調査週報)2016年第38週(第38号)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2016.html


◆IASR 「HIV/AIDS 2015年」などについて

 特集は「HIV/AIDS 2015年」です。
「都道府県別HIV感染発生動向」や、「東京都のHIV感染者・AIDS患者の動向」、
「広島市におけるHIV/エイズ対策と近年の発生動向について」等の記事を掲載
しています。

IASR(病原微生物検出情報 月報)2016年9月号
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr.html


■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2016年10月7日〜10月14日掲載)
2016年10月11日黄熱の発生状況(更新23)
http://www.forth.go.jp/topics/2016/10111051.html
2016年10月07日野生型ポリオとワクチン由来ポリオの発生 −ナイジェリア
http://www.forth.go.jp/topics/2016/10071207.html
2016年10月07日ジカウイルス感染症の発生状況 (更新34)
http://www.forth.go.jp/topics/2016/10071019.html

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▼編集室からのお知らせ▼
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◆「あさコラム」vol.25「5人揃って!」

 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課長の浅沼一成です。

 おかげさまで、保健所をはじめとする各自治体の皆様や国立感染症研究所
の取り組みもあり、関西国際空港事案や千葉事案などの麻しん事例も終息の
途につきました。
 厚生労働省も、専門家の派遣、ワクチンの調整など、現場への支援を果た
すことができました。
 しかし、定期接種の確実な実施、20歳後半から30歳代を中心とするワクチ
ン未接種者の方々への接種勧奨、早期発見・早期治療の推進など、麻しん対
策はこれからも続きます。
 今後とも、麻しん対策へのご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

 さて、今回は、感染症危機管理専門家養成プログラム(Infectious Disease 
Emergency Specialist Training Program(IDES))について、取り上げます。
 国際的に脅威となる感染症に対応するためには、感染症に関する臨床経験
や疫学知識のみならず、行政マネジメント能力、国際的な調整能力等、総合
的な知識と能力を持つ人材が求められています。
 しかし、一昨年の西アフリカにおけるエボラ出血熱の流行への対応の際に
痛感したのは、該当する人材がわが国に少ないということ。
 その解消のためには、こうした知識と能力を有する人材を継続的に育成し、
国内外で活動しやすい環境を作ることが重要です。
 そこで、厚生労働省では、感染症危機管理専門家養成プログラム(IDES)
を昨年から開設し、国際的に脅威となる感染症の危機管理対応において、中
心的な役割を担うリーダーの育成に取り組んでいます。

 IDES 1期生の4人は1年目の国内の研修を既に終え、現在、WHO(世界保健
機関)、米国保健福祉省・CDC(米国疾病予防管理センター)、イングランド
公衆衛生庁等にて、各々研修中です。
 そして、この10月、IDES 2期生の5人全員がようやく揃いし、1年目の国内
研修を実施しています。

 5人揃って…と言えば、石ノ森章太郎さん原作の元祖スーパー戦隊シリーズ
「ゴレンジャー」。
 ということで、2期生5人をゴレンジャー風にご紹介いたします。
 ※あくまで個人の感想です。

・井手さん 福岡出身、熊本育ちの九州男児、最年長で冷静沈着。IDES 2期
      生のリーダー的存在で、まさにアカレンジャーのごとく。
・船木さん 俳優の奥田瑛二さんそっくりのクールなイケメン。しかし、ハ
      ートは熱く、まさにアオレンジャーのごとく。
・鎌田さん サッカーとアフリカ大好きの元気印。いつもポジティブ、根っ
      から明るいムードメーカーは、まさにキレンジャーのごとく。
・中村さん 紅一点の彼女も九州出身。物静かな優しい微笑みの奥にある芯
      の強さは、まさにモモレンジャーのごとく。
・齋藤さん モダンジャズが似合いそうなダンディな人柄。知的な雰囲気を
      漂よわす、まさにミドレンジャーのごとく。

 将来、国内外で感染症に立ち向かうべく、この2期生5人が団結し、厚生労
働省や検疫所、国立感染症研究所、国立国際医療研究センターで、日々研修
に取り組んでいます。
 彼らが世界に羽ばたく平成の野口英世博士として活躍してくれることを、
私も大いに期待しているところです。

 なお、現在、厚生労働省ではIDES 3期生を熱烈募集中です。
 各種条件がありますが、今ならギリギリ応募に間に合います!
 ぜひ、挑戦してみたいという方々!ご検討、どうぞよろしくお願いいたします。
http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/saiyou/kikikanri/index.html
 
<本コラムの感想、ご質問、ご要望など>
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