感染症エクスプレス@厚労省
バックナンバー
メールマガジンのバックナンバーです。

2016-06-03

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓
┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
┗━┻━┻━┻━┻━┻━╋━╋━╋━╋━┓
   >>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.250(2016年6月3日)
   >>>>>>>>>┗━┻━┻━┻━┛


■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

▼トピックス▼  
 ◆「夏の蚊対策国民運動」がスタートしました(2016年6月1日)
 ◆【締切間近】2016年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマ募集
▼感染症発生情報▼
 ◆IDWR 2016年第20週(第20号):咽頭結膜熱などについて
   (2016年6月3日)
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
    (2016年5月27日〜6月3日掲載)
▼編集室より▼
 ◆「あさコラム」vol.7「アレつけて!アレ?」
   浅沼結核感染症課長によるエッセイを不定期にお届けします
 ◆感染症情報のリンク集
 ◆感染症に関するQ&Aのリンク集
 ◆広報・啓発ツールのリンク集  
       
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
  
 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
  
 本メールマガジン『感染症エクスプレス@厚労省』は、本日の配信を
もちまして250回となりました。(号外を除く) 
 2011年6月の創刊以来、登録数は32,000件を超え、医療従事者を中心
に、報道関係者、自治体関係者等、幅広い皆様にご購読頂いています。
 
 今後も一層、内容の充実を図るよう努めていきますので、引き続き
ご愛読いただけましたら幸いです。 
   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼トピックス▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆「夏の蚊対策国民運動」がスタートしました(2016年6月1日)

 中南米を中心に感染が広がっているジカウイルス感染症や、2014年
に国内での感染が確認されたデング熱など、蚊媒介感染症に関する
注意を促すため、政府は媒介する蚊の活動が活発となる夏に向け、
今月を「夏の蚊対策広報強化月間」と定めました。

厚生労働省では、3種類の普及啓発リーフレットを作成しました。

�【用心編】 :ジカ熱・デング熱対策「蚊の用心 ひと刺し用心」
�【発生源編】:ジカ熱・デング熱の感染のもと ヒトスジシマカの発生源を叩け!
�【学校編】 :ジカ熱・デング熱の感染源ヒトスジシマカに注意!

 蚊媒介感染症の対策は、
「蚊の感染源をなくすこと」、「蚊に刺されないようにすること」
が大切です。

 医療関係者の皆様におかれましては、本リーフレットを活用いただき、
国民の皆様一人ひとりができる蚊の対策にご協力をお願いします。

<「夏の蚊対策国民運動」における蚊の対策に関する協力依頼について>
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10906000-Kenkoukyoku-Kekkakukansenshouka/0000126084.pdf
<ジカウイルス感染症について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109881.html



◆【締切間近】2016年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマ募集

 厚生労働省と公益財団法人エイズ予防財団は、毎年12月1日
の世界エイズデーに向けて、国内キャンペーンのテーマを設定して
います。
 テーマの決定プロセスには、多くの人が関与していただけるよう、
エイズ予防情報ネット(API-Net)を通じてテーマ案を広く募集して
います。
 昨年度のテーマは「AIDS IS NOT OVER だから、ここから」、
それ以前のテーマとポスターは下記サイトからご覧になれます。
http://api-net.jfap.or.jp/event/aidsday/aidsday_poster_poster.htm

 募集締切は、6月6日(月)です。募集要項をご確認頂き、奮って
ご応募ください。

<2016年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマについて>
http://api-net.jfap.or.jp/lot/2016camp_theme.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼感染症発生情報▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■国内の感染症発生状況

◆IDWR 2016年第20週(第20号):咽頭結膜熱などについて
  (2016年6月3日)

 咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎、
手足口病、伝染性紅斑、マイコプラズマ肺炎の定点医療機関
当たり報告数は増加しています。

IDWR(感染症発生動向調査週報)2016年第20週(第20号)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2016.html


■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2016年5月27日〜6月3日掲載)

2016年06月02日ジカウイルス感染症の発生国への旅行者に向けての情報 
http://www.forth.go.jp/topics/2016/06021322.html
2016年05月31日アメリカ大陸のコレラ発生状況(更新)
http://www.forth.go.jp/topics/2016/05311147.html 
2016年05月30日黄熱の発生状況(更新4)
http://www.forth.go.jp/topics/2016/05301511.html 
2016年05月30日ラッサ熱の発生について−ナイジェリア(更新)
http://www.forth.go.jp/topics/2016/05301136.html 
2016年05月27日ジカウイルス感染症の発生状況(更新16)
http://www.forth.go.jp/topics/2016/05271156.html 
2016年05月27日エボラ出血熱終息に向けた状況レポート (更新11)
http://www.forth.go.jp/topics/2016/05271153.html 
2016年05月27日アメリカ大陸の黄熱の発生状況
http://www.forth.go.jp/topics/2016/05271150.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼編集室からのお知らせ▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆「あさコラム」vol.7「アレつけて!アレ?」

 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課長の浅沼一成です。

 皆さんは「女子の梅毒増加中!」というリーフレットをご存じですか?
ピンク、というよりは梅の色の、♀マークが入ったちょっと斬新な
リーフレットです。

 女性の梅毒感染者の年間届出数は、2010年の124例から、2015年
には574例と、この5年で約5倍。
 一方、男性の届出数も、2010年の497例から、2015年には1463例と、
同じく5年で約3倍。
 梅毒は古(いにしえ)の性行為感染症とのイメージがありますが、
実は感染者届出数は近年、男女とも大幅増加となっているのです。

 この増加の背景としては、性風俗店の形態の変化や、梅毒の届出数
が減少し、感心が薄れた可能性などの見解はありますが、本当の理由
は不明です。

 梅毒は他の性行為感染症同様、コンドームの適切な使用により、
感染のリスクを抑えることができます。
 コンドーム、大事です。
ちなみにコンドームは、医薬品医療機器法に基づく医療機器なのです。

 本コラム執筆のために改めて調べてみたところ、色や薄さ、サイズ
に加え、最近はジェルの多さ、表裏のわかりやすいものなど、様々な
コンドームが販売されているのですね。豊富な取りそろえに、ビックリ
した次第。

 性感染症予防のために、コンドームは正しく、しっかりつけて欲しい
のですが、女性からは言いにくいのか、いやはや男性からも言いにくい
のか、例えば「アレ」とか「ゴム」とか、「スキン」、「サック」、
はたまた「家族計画」、「帽子」、「ヘルメット」、など、なかなか
ストレートには言ってもらえません。
 まぁ、パートナー同士の合い言葉になっていれば、呼び方は何でも
いいのかなと思いつつも、感染症対策上は、やはりコンドームはコン
ドームと言ってもらいたいなぁ。

 そう思っていたところ、先日、ラジオから「コンドーム、つけろよ!」
との声が連呼されていました。
 声の主は、歌手で俳優のマルチタレント・星野 源さん。
 これだけ連呼してもらえるとは!
 男性からも女性からも人気の高い星野 源さんからの、不意打ちの
ようなアピール、嬉しく思っております。

 ということで、星野源さんを見習って、結核感染症課も引き続き、
性感染症対策に取り組んでまいります。
 何をどう進めていくかは、乞うご期待!
 皆様もご支援ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

<梅毒リーフレット>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/dl/leaf03.pdf
<性感染症>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/

<本コラムの感想、ご質問、ご要望など>
http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/
⇒「メルマガの内容に関するお問合せ」をクリックするとメール作成画面
が立ち上がります。


◆感染症情報のリンク集

 国立感染症研究所:http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases.html
 厚生労働省検疫所(FORTH):http://www.forth.go.jp/index.html
 エイズ予防情報ネット(API-Net):http://api-net.jfap.or.jp/
 WHO:http://www.who.int/en/
 CDC:http://www.cdc.gov/
 ECDC:http://www.ecdc.europa.eu/en/Pages/home.aspx
 China CDC:http://www.chinacdc.cn/ 
 国立医薬品食品衛生研究所:http://www.nihs.go.jp/kanren/shokuhin.html


◆感染症に関するQ&Aのリンク集

<ジカウイルス感染症>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109899.html
<中東呼吸器症候群(MERS)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/mers.html
<腸管出血性大腸菌感染症>
http://www1.mhlw.go.jp/o-157/o157q_a/index.html
<マイコプラズマ肺炎>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou30/index.html
<RSウイルス感染症>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/rs_qa.html
<感染性胃腸炎(ノロウイルス)>
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html
<感染性胃腸炎(ロタウイルス)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/Rotavirus/index.html
<手足口病>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/hfmd.html
<咽頭結膜熱>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou17/01.html
<重症熱性血小板減少症候群(SFTS)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts_qa.html
<インフルエンザ>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
<鳥インフルエンザA(H7N9)>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/h7n9_qa.html
<鳥インフルエンザ(動画)>
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg9687.html
<狂犬病>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/07.html
<結核とBCGワクチン>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/bcg/
<オーラルセックス(口腔性交)による性感染症>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/qanda.html
<ポリオとポリオワクチン>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/polio/qa.html
<日本脳炎>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou21/dl/nouen_qa.pdf
<子宮頸がん予防ワクチン>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/qa_shikyukeigan_vaccine.html
<子宮頸がん予防ワクチン接種の「積極的な接種勧奨の差し控え」>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/qa_hpv.html
<風しん>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/vaccination/qa.html
<麻しん(はしか)>
http://www.mhlw.go.jp/qa/kenkou/hashika/index.html
<水痘>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/varicella/index.html
<肺炎球菌感染症(高齢者)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/haienkyukin/index_1.html
<エボラ出血熱>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola_qa.html
<デング熱>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dengue_fever_qa.html
<梅毒>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/qanda2.html


◆広報・啓発ツールのリンク集
<インフルエンザ予防対策(ポスター、カレンダー、電話伝言メモなど)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/keihatu.html
<麻しん>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou/pdf/poster07.pdf
<風しん>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/vaccination/link.html
<啓発ツール:定期の予防接種(主に小学生までのお子さんが受けた方がよい予防接種)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/keihatsu_tool/index.html
<予防接種スケジュール(国立感染症研究所)>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/component/content/article/320-infectious-diseases/vaccine/2525-v-schedule.html
<予防接種後健康被害救済制度>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/kenkouhigai_kyusai/dl/leaflet_h241119.pdf
<性感染症>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/index.html
<動物由来感染症>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/
<狂犬病>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/


■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

『感染症エクスプレス@厚労省』の配信先の追加や停止は、ご自身で
お手続きをお願いしています。
 配信先の変更は、旧アドレスは配信停止いただき、新しいアドレス
を新規に登録をお願いします。
※携帯電話等のキャリアドメインは登録できません。

●新規登録・配信停止・配信先変更
 http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/
●バックナンバー
 http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/backnumber/
●お問い合わせ(登録の変更は上記にて承ります)
 https://mhlw.asp.3mail.jp/inquiry/
●内容に関するご意見
 kansenshomail@mhlw.go.jp

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

○当メールマガジンは外部の電子メール配信サービスを利用して行っています。
○登録していないにもかかわらず当メールマガジンが配信された場合は、他の方が
 間違えて登録した可能性がありますので、配信停止のお手続きをお願いします。
○当メールマガジンの送信元アドレスは送信専用となっています。
○携帯メールなどには対応しておりません。
○当メールマガジンは等幅フォントでの閲覧をおすすめします。
○当メールマガジンの内容の全部または一部については、私的使用または引用など
 著作権法上認められた行為として、出所を明示することにより引用、転載、複製
 を行うことができます。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Copyright (C) 厚生労働省(2011年)〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Copyright (C) Ministry of Health, Labour and Welfare, All Right reserved.
          
©  2011 Ministry of Health, Labour and Welfare, All Right reserved.