感染症エクスプレス@厚労省
バックナンバー
メールマガジンのバックナンバーです。

2016-04-08

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
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   >>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.243(2016年4月8日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

▼トピックス▼  
 ◆ジカウイルス感染症のリスクアセスメントとQ&Aを更新しました
  (2016年4月5日)
 ◆動物の輸入届出制度に関するリーフレットを作成しました
  (2016年4月7日)
 ◆厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の参考人を公募します
  (2016年4月4日) 
▼感染症発生情報▼
 ◆IDWR 2016年第12週(第12号):手足口病などについて
   (2016年4月8日)
 ◆IASR  2016年3月号:重症熱性血小板減少症候群(SFTS)  
   2016年2月現在などについて
 ◆全国の定点医療機関当たり報告数は11.20〜インフルエンザの
   発生状況を公表しました(2016年4月8日)
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
    (2016年4月2日〜4月8日掲載)
▼編集室より▼
 ◆【「あさコラム」〜vol.2「国境を越えて・・」】
   浅沼結核感染症課長によるエッセイを不定期にお届けします
 ◆『感染症エクスプレス@厚労省』登録変更、新規登録受付中!
 ◆感染症情報のリンク集
 ◆感染症に関するQ&Aのリンク集
 ◆広報・啓発ツールのリンク集
     
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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
  
 「ジカウイルス感染症に関するQ&A」を更新しました。
  詳細は本メールマガジンをご覧ください。
 
 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。
  
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▼トピックス▼
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◆ジカウイルス感染症のリスクアセスメントとQ&Aを更新しました
  (2016年4月5日)

 世界保健機関(WHO)のガイダンスやこれまでの知見を踏まえ、
国立感染症研究所「ジカウイルス感染症のリスクアセスメント」
及び厚生労働省ホームページ「ジカウイルス感染症に関するQ&A」
を更新し、性行為による感染に関するQ&Aを改訂しました。
  ブラジルにおいて小頭症の新生児が増えており、ジカウイルス
との関連が示唆されています。このため、妊婦及び妊娠の可能性
がある方は可能な限り流行地への渡航を控えてください。
  また、男性から女性パートナーへの性行為による感染伝播が疑
われている事例があります。
  現在、性行為による感染について十分な知見は得られていませ
んが、流行地域から帰国した男性は、症状の有無にかかわらず、
最低4週間、パートナーが妊婦の場合は妊娠期間中、性行為を控え
るかコンドームを使用することを推奨します。
  「ジカウイルス感染症に関するQ&A」は随時更新していきます
ので、適宜ご確認下さいますようお願いします。

<ジカウイルス感染症について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109881.html


◆動物の輸入届出制度に関するリーフレットを作成しました
  (2016年4月7日)

  海外に持ち出した動物や海外で購入した動物は、日本に持ち込む
ことはできません。
  ただし、保管/検疫施設において一定期間保管され、動物毎に定
められた感染症にかかっていない旨等を記載した輸出国政府機関
発行の衛生証明書を入手し、検疫所での届出手続を行うことで、
持ち込める場合があります。
  提出された書類の審査の結果、問題がなければ、届出済証が
発行されて、輸入動物の国内への持ち込みが可能となります。
 「動物の輸入届出制度」は、輸入動物を原因とする人の感染症
を防ぐための重要な制度です。
※対象動物:陸生哺乳類(家畜、犬、猫、あらいぐま、きつね、
 スカンクを除く)、鳥類(家きんを除く)、齧歯目の死体

<動物の輸入届出制度について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000069864.html


◆厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の参考人を募集しています
 (2016年4月4日) 

 厚生労働省では、予防接種に関する施策を審議するため、「厚生
科学審議会予防接種・ワクチン分科会」を設置しています。
 このたび、予防接種について、広く国民の皆さんの意見や提案を、
施策に活かすことを目的に、本分科会の参考人を公募しています。
 応募資格や詳細につきましては下記ホームページをご参照下さい。

【募集期間】
平成28年4月4日(月)〜4月19日(火)まで(当日消印有効)

<予防接種・ワクチン分科会参考人の募集について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000120235.html


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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況

◆IDWR 2016年第12週(第12号):手足口病などについて
 (2016年4月8日)

 手足口病、流行性耳下腺炎の定点医療機関当たり報告数
は増加しました。
 また、注目すべき感染症として梅毒をあげています。

IDWR(感染症発生動向調査週報)2016年第12週(第12号) 
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2016.html


◆IASR  2016年3月号:重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
 2016年2月現在などについて

 特集は「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)2016年2月現在」です。
 自然界における存在様式と伝播経路、分子疫学、日本における
SFTS患者の報告状況等や検査体制などについて記載されています。

IASR(病原微生物検出情報 月報)2016年3月号
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr.html


◆全国の定点医療機関当たり報告数は11.20〜インフルエンザの
 発生状況を公表しました(2016年4月8日)

 2016年第13週(3月28日〜4月3日)のデータを公表しました。
 全国の定点医療機関当たり報告数は11.20となっています。

<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html


■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報 (2016年4月2日〜4月8日掲載)

2016年04月07日黄熱の発生−ケニア
http://www.forth.go.jp/topics/2016/04071400.html 
2016年04月07日黄熱の発生−中国 (更新)
http://www.forth.go.jp/topics/2016/04071048.html 
2016年04月05日エボラ出血熱の発生報告−リベリア(更新)
http://www.forth.go.jp/topics/2016/04051341.html 
2016年04月04日小頭症の発生状況−フランス領マルティニーク
http://www.forth.go.jp/topics/2016/04041448.html
2016年04月04日エボラ出血熱の発生報告−リベリア
http://www.forth.go.jp/topics/2016/04041446.html
2016年04月01日ジカウイルス感染症の発生状況(更新8)
http://www.forth.go.jp/topics/2016/04011500.html

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▼編集室からのお知らせ▼
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◆【「あさコラム」〜vol.2「国境を越えて・・」】
 
 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課長の浅沼一成です。

 宣伝をする訳ではないのですが、実力派の若手女優の多部未華子
さんとベテラン女優の倍賞美津子さんが主演の新作映画「あやしい
彼女」が現在公開されています。
 実はこの映画、2014年に公開された韓国映画の「怪しい彼女」の
リメイクということをご存知でしょうか?
 原作の評価が高いためか、中国、ベトナム、そして日本で次々に
リメイク版が制作され、今後はタイやインドネシア、インド、ドイツ
などでも計画されているとのこと。

 古くは「七人の侍」から「荒野の七人」、「用心棒」から「荒野
の用心棒」のように、時と場所を変えた作品はありますが、本作の
ようにアジアを中心に短期間で様々な国でリメイクされている作品
は珍しいと思います。「良い映画は国境を越える・・」でしょうか。
 
 感染症も、高速交通体系が確立された今日では、短期間で国境を
越えて襲ってきます。
 アジアを中心に・・となると、つい鳥インフルエンザやSARS
(重症急性呼吸器症候群)などを思い浮かべますが、映画と違って
こちらは困りもの。
 関係機関と協力を諮りながら、国内外のサーベイランスを実施し、
分析評価を怠らないことが、感染症対策の基本です。
 折しも今週、世界保健機関(WHO)のガイダンスやこれまでの知見
を踏まえ、「ジカウイルス感染症のリスクアセスメント」が更新
されています。併せてご参照ください。
 映画も感染症も、評価が大切、ですね。
 では、次回もどうぞよろしくお願いします。

<本コラムの感想、ご質問、ご要望など>
http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/
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が立ち上がります。

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 転勤や所属の異動に伴い、ご担当が替わられる方やメールアドレス
が変更になる方が多くなる季節です。
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お持ちの方がいらっしゃいましたら、本メールマガジンをご紹介下さ
いますようお願いします。
 
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<「配信停止」>
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◆感染症情報のリンク集

 国立感染症研究所:http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases.html
 厚生労働省検疫所(FORTH):http://www.forth.go.jp/index.html
 エイズ予防情報ネット(API-Net):http://api-net.jfap.or.jp/
 WHO:http://www.who.int/en/
 CDC:http://www.cdc.gov/
 ECDC:http://www.ecdc.europa.eu/en/Pages/home.aspx
 China CDC:http://www.chinacdc.cn/ 
 国立医薬品食品衛生研究所:http://www.nihs.go.jp/kanren/shokuhin.html


◆感染症に関するQ&Aのリンク集

<ジカウイルス感染症>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109899.html
<中東呼吸器症候群(MERS)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/mers.html
<腸管出血性大腸菌感染症>
http://www1.mhlw.go.jp/o-157/o157q_a/index.html
<マイコプラズマ肺炎>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou30/index.html
<RSウイルス感染症>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/rs_qa.html
<感染性胃腸炎(ノロウイルス)>
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html
<感染性胃腸炎(ロタウイルス)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/Rotavirus/index.html
<手足口病>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/hfmd.html
<咽頭結膜熱>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou17/01.html
<重症熱性血小板減少症候群(SFTS)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts_qa.html
<インフルエンザ>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
<鳥インフルエンザA(H7N9)>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/h7n9_qa.html
<鳥インフルエンザ(動画)>
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg9687.html
<狂犬病>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/07.html
<結核とBCGワクチン>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/bcg/
<オーラルセックス(口腔性交)による性感染症>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/qanda.html
<ポリオとポリオワクチン>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/polio/qa.html
<日本脳炎>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou21/dl/nouen_qa.pdf
<子宮頸がん予防ワクチン>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/qa_shikyukeigan_vaccine.html
<子宮頸がん予防ワクチン接種の「積極的な接種勧奨の差し控え」>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/qa_hpv.html
<風しん>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/vaccination/qa.html
<麻しん(はしか)>
http://www.mhlw.go.jp/qa/kenkou/hashika/index.html
<水痘>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/varicella/index.html
<肺炎球菌感染症(高齢者)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/haienkyukin/index_1.html
<エボラ出血熱>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola_qa.html
<デング熱>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dengue_fever_qa.html
<梅毒>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/qanda2.html


◆広報・啓発ツールのリンク集
<インフルエンザ予防対策(ポスター、カレンダー、電話伝言メモなど)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/keihatu.html
<麻しん>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou/pdf/poster07.pdf
<風しん>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/vaccination/link.html
<啓発ツール:定期の予防接種(主に小学生までのお子さんが受けた方がよい予防接種)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/keihatsu_tool/index.html
<予防接種スケジュール(国立感染症研究所)>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/component/content/article/320-infectious-diseases/vaccine/2525-v-schedule.html
<予防接種後健康被害救済制度>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/kenkouhigai_kyusai/dl/leaflet_h241119.pdf
<性感染症>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/index.html
<動物由来感染症>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/
<狂犬病>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/


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