感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
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>>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.235(2016年2月12日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
▼トピックス▼
◆2月15日からジカウイルス感染症の医師の届出が義務となります
(2016年2月12日)
▼審議会・研究会等▼
◆中央社会保険医療協議会が平成28年度診療報酬改定案を厚生
労働大臣に答申しました(2016年2月10日)
▼感染症発生情報▼
◆IDWR 2016年第4週(第4号):A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
などについて(2016年2月15日掲載予定)
◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
(2016年2月6日〜2月12日掲載)
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こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
2月15日から、ジカウイルス感染症は医師の届出が必要となります。
詳細は本メールマガジンをご覧ください。
今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。
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▼トピックス▼
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◆2月15日からジカウイルス感染症の医師の届出が義務となります
(2016年2月12日)
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行
令の一部を改正する省令が、2016年2月15日に施行されます。
これにより、ジカウイルスに感染した患者を診断した場合には、
直ちに医師の届出が必要となります。
医療機関の皆様におかれましては、引き続きご協力お願いします。
国民の皆様におかれましては、流行地に出かける際は蚊に刺され
ないように注意しましょう。
ブラジルにおいて小頭症の新生児が増えており、ジカウイルス
との関連が示唆されています。このため妊婦及び妊娠の可能性が
ある方の流行地への渡航を、可能な限り控えることを推奨します。
また、「ジカウイルス感染症に関するQ&A」は随時更新しています
ので、適宜ご確認下さいますようお願いします。
<ジカウイルス感染症について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109881.html
<ジカウイルス感染症に関するQ&A>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109899.html
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▼審議会・研究会等▼
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◆中央社会保険医療協議会が平成28年度診療報酬改定案を
厚生労働大臣に答申しました(2016年2月10日)
2016年2月10日、開催された中央社会保険医療協議会総会
(第328回)で、平成28年度診療報酬改定案がとりまとめられ、
厚生労働大臣に答申されました。
これに基づき、4月から診療報酬が改定される予定です。
感染症対策に関連する主な改定内容は以下の通りです。
1) 一類感染症患者入院管理料の算定できる期間を、以下の通り延長。
14日間⇒措置入院の期間。
検査、点滴注射、中心静脈注射は出来高で算定。
2)結核病棟入院基本料の初期加算を、早期退院を促す観点から、
点数を引き上げる。
31日以上60日の期間: 1日につき 100 → 200 点
3)精神病床を、二類感染症患者入院診療加算及び二類感染症患者
療養環境特別環境加算の対象に追加。
4)細菌培養同定検査の点数を引き上げる。
口腔、気道又は呼吸器からの検体 160 点(変更なし)
消化管からの検体 160 → 180 点
血液又は穿刺液 190 → 210 点
泌尿器又は生殖器からの検体 150 → 170 点
その他の部位からの検体 140 → 160 点
5) 新たな検査を保険適用する。
HTLV-1核酸検出 450 点
※HTLV-1抗体(ウエスタンブロット法)による判定保留者への
HTLV-1核酸検出が保険適用となります。
保険適用となる対象患者等については今後通知に示されます。
<第328回中央社会保険医療協議会資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000111936.html
※「総-1」の48、50、236ページや、「別紙1-1」をご参照ください。
<平成28年度診療報酬改定について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000106421.html
※平成28年度診療報酬改定に関する告示・関連通知等の情報が
掲載されます。
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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況
◆IDWR 2016年第4週(第4号):A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
などについて(2016年2月15日掲載予定)
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定医療機関点当たり報告数は
増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多くなっています。
また、伝染性紅斑の定点医療機関当たり報告数は減少しました
が、過去5年間の同時期と比較してかなり多くなっています。
その他、インフルエンザ、手足口病、流行性耳下腺炎、感染性
胃腸炎(ロタウイルスに限る)定点医療機関当たり報告数は増加
しています。
注目すべき感染症はインフルエンザを取り上げています。
IDWR(感染症発生動向調査週報)2016年第4週(第4号)
※以下のURLに2月15日に掲載される予定です。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2016.html
■海外の感染症発生状況
◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報 (2016年2月6日〜2月12日掲載)
2016年02月12日鳥インフルエンザA(H7N9)の発生状況 (更新)
http://www.forth.go.jp/topics/2016/02120926.html
2016年02月10日ギラン・バレー症候群の発生 −フランス領マルティニークおよびブラジル
http://www.forth.go.jp/topics/2016/02101413.html
2016年02月10日ジカウイルス発生状況について −モルディブ
http://www.forth.go.jp/topics/2016/02101204.html
2016年02月10日ジカウイルス発生状況について −アメリカ大陸地域
http://www.forth.go.jp/topics/2016/02101110.html
2016年02月09日ジカウイルス感染症の発生状況
http://www.forth.go.jp/topics/2016/02091431.html
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