感染症エクスプレス@厚労省
バックナンバー
メールマガジンのバックナンバーです。

2016-01-22

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
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   >>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.232(2016年1月22日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

▼トピックス▼  
 ◆ジカ熱に関する情報提供について(2016年1月21日)
 ◆【今日明日掲載】風しん予防セミナーの採録について
 ◆エボラ出血熱について(2016年1月20日)
▼審議会・研究会等▼
 ◆第7回厚生科学審議会結核部会を開催しました(2016年1月22日)
▼感染症発生情報▼
 ◆IDWR 2016年第1週(第1号):インフルエンザなどについて
   (2016年1月22日)
  ◆全国の定点医療機関当たり報告数は4.11〜インフルエンザの発生
  状況を公表しました(2016年1月22日)
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
    (2016年1月16日〜1月22日掲載)
▼編集室からのお知らせ▼
 ◆『感染症エクスプレス@厚労省』に関するアンケートご協力のお願い
 
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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。

 現在、中南米を中心に、蚊媒介感染症の一つであるジカ熱の流行
が拡大しています。詳細は本メールマガジンをご覧ください。
 
 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。

  
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▼トピックス▼
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◆ジカ熱に関する情報提供について(2016年1月21日)

 ジカ熱はアフリカ、中央・南アメリカ、アジア太平洋地域で発生
が報告されていますが、近年は中南米で流行が拡大しています。
 ジカ熱はデング熱及びチクングニア熱と同様、蚊が媒介します。
 海外の流行地へ出かける際は、できるだけ肌を露出せず、虫よけ
剤を使用するなど、蚊に刺されないよう注意をしてください。
 流行地域等の詳細は、厚労省ホームページをご参照ください。
 感染症にかからないようにするためには、感染症に対する正しい
知識と予防方法を身につけることが重要です。
 医療機関の皆様におかれても、注意喚起へのご協力をお願いします。

<ジカ熱について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109881.html
<外務省ホームページ>:中南米地域におけるジカ熱及びデング熱の発生
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2016C015


◆【今日明日掲載】風しん予防セミナーの採録について

 昨年12月にグランキューブ大阪にて開催された、風しんの予防啓発
に関するセミナーの採録を、本日と明日、産経新聞で掲載します。

 ○1月22日(金)西日本エリア(大阪本社版) 
 ○1月23日(土)東日本エリア(東京本社版)

 風しんは、妊娠中の女性が感染すると、生まれてくる赤ちゃんに障害
(先天性風しん症候群)が生じるおそれがあります。
 20代から40代の女性の約14%は風しんの感染予防に十分な抗体
を持っていないため、ワクチンによる予防が有効です。
 厚生労働省は2020年までに風しんの排除を達成することを目標に
しています。
 医療機関の皆様におかれましては、引き続き、風しんの予防対策
へのご協力をお願いいたします。

<風しんについて>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/


◆エボラ出血熱について(2016年1月20日)
 世界保健機関(WHO)の1月20日付の発表によると、2015年11月7日
に終息宣言が出され、90日間の強化サーベイランス期間に入っていた
シエラレオネにおいて、1月14日、新たな確定患者が1名報告されました。
 患者は22歳女性で、1月12日に亡くなりました。約150人の接触者
のうち50人は感染のリスクが高く、感染源については現在調査中です。
 2014年3月以降、西アフリカを中心に流行しているエボラ出血熱に
おいては、患者数28,638例、死亡者数11,316例となりました。

<エボラ出血熱について>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola.html


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▼審議会・研究会等▼
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◆第7回厚生科学審議会結核部会を開催しました(2016年1月22日)

 今回の部会では、「結核に関する特定感染症予防指針」の見直し
について、病原体サーベイランス、BCG接種(小児結核対策)、
DOTS(直接服薬確認療法)、管理検診に関する審議を行いました。
具体的には、小児結核対策の観点で将来のBCG接種の検討に必要
な研究を進めることや、都道府県は全ての患者の結核菌の収集に
努め、その検査及び分析を通じて、病原体サーベイランス体制の
構築に努めることなどについて議論しました。
 引き続き指針の見直しの議論を行い、28年の夏頃を目処に指針の
改正を行うことになりました。
 また、前回の部会で了承された、レボフロキサシンを公費負担の
対象とする等を内容とする「結核医療の基準」の改正についても、
1月中に適用通知を発出予定である旨、報告されました。

<第7回厚生科学審議会結核部会資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei.html?tid=176318
⇒追って掲載されます


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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況

◆IDWR 2016年第1週(第1号):インフルエンザなどについて
 (2016年1月22日)

 インフルエンザ、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、
感染性胃腸炎、水痘、流行性耳下腺炎、マイコプラズマ肺炎、
感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点医療機関当たり
報告数は増加しています。
 また、伝染性紅斑の定点医療機関当たり報告数は増加し、
過去5年間の同時期と比較してかなり多いです。
 そのほか、RSウイルス感染症の報告数は増加しました。
 注目すべき感染症としては、インフルエンザを取り上げています。

IDWR(感染症発生動向調査週報)2016年第1週(第1号)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2015.html


◆全国の定点医療機関当たり報告数は4.11〜インフルエンザの発生
  状況を公表しました(2016年1月22日)

 2016年第2週(1月11日〜1月17日)のデータを公表しました。
 全国の定点医療機関当たり報告数は4.11となっています。

  <インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html


■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2016年1月16日〜1月22日掲載)
2016年01月22日ギラン・バレー症候群の発生−エルサルバドル
http://www.forth.go.jp/topics/2016/01221256.html
2016年01月22日ジカウイルス発生状況について−ハイチ
http://www.forth.go.jp/topics/2016/01220930.html 
2016年01月22日エボラ出血熱終息に向けた状況レポート(更新2)
http://www.forth.go.jp/topics/2016/01220919.html
2016年01月21日ジカウイルス発生状況について−ボリビア
http://www.forth.go.jp/topics/2016/01211140.html 
2016年01月21日ジカウイルス発生状況について−ガイアナ、バルバドス、エクアドル
http://www.forth.go.jp/topics/2016/01211131.html 
2016年01月20日ジカ熱に関する疫学と注意喚起
http://www.forth.go.jp/topics/2016/01201403.html 
2016年01月20日鳥インフルエンザA(H7N9)の発生状況
http://www.forth.go.jp/topics/2016/01200922.html 
2016年01月18日エボラ出血熱の発生−シエラレオネ
http://www.forth.go.jp/topics/2016/01181351.html


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▼編集室からのお知らせ▼
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◆『感染症エクスプレス@厚労省』に関するアンケートご協力のお願い

 読者の皆様のニーズに沿った情報提供を行うため、『感染症エクスプレス
@厚労省』に関するアンケートを行っています。
  アンケート期間は1月31日まで、各登録アドレスにつき各1回参加
できます。 3分程度で記入できる簡単なアンケートです。
 本メールマガジンのクオリティ向上のため、ぜひご協力くださいます
ようお願いいたします。

<アンケート開始画面>
https://mhlw.asp.3mail.jp/enquete/


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