感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
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>>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.227(2015年12月11日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
▼トピックス▼
◆風しん予防セミナーを開催しました(2015年12月8日)
◆エボラ出血熱について(2015年12月9日)
◆感染研村山庁舎の一般公開が開催されます
▼感染症発生情報▼
◆IDWR 2015年第48週(第48号):伝染性紅斑などについて
(2015年12月11日)
◆全国の定点当たり報告数は0.21〜インフルエンザの発生状況
を公表しました(2015年12月11日)
◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
(2015年12月5日〜12月11日掲載)
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こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
12月19日、国立感染症研究所村山庁舎で一般公開が開催されます。
詳細は本メールマガジンのトピックスをご覧ください。
今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。
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▼トピックス▼
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◆風しん予防セミナーを開催しました(2015年12月8日)
厚生労働省は12月8日、風しんの予防啓発に関するセミナーを
大阪で開催しました。
セミナーでは、TBSドラマ「コウノドリ」のモデルとして知られる、
りんくう総合医療センターの荻田和秀産婦人科部長と、厚生労働省
麻しん風しん対策推進会議の座長である、川崎医科大学の中野貴司
小児科学教室教授による講演が行われました。
また「コウノドリ」キャストの綾野剛さん、吉田羊さん、松岡茉優
さんによるビデオメッセージにより、予防接種などの風しんの予防
啓発や、抗体検査の受検を呼びかけました。
風しんは、妊娠中の女性が感染すると、生まれてくる赤ちゃんに
障害(先天性風しん症候群)が生じるおそれがあります。
20代から40代の女性の約14%は風しんの感染予防に十分な抗体
を持っていないため、ワクチンによる予防が有効です。
厚生労働省は2020年までに風しんの排除を達成することを目標に
しています。医療機関の皆様におかれましては、引き続き、風しんの
予防対策へのご協力をお願いいたします。
<風しんについて>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/
◆エボラ出血熱について(2015年12月9日)
世界保健機関(WHO)の12月9日付の発表によると、今週は
エボラ出血熱の新規症例の報告はありませんでした。
ギニア、シエラレオネ、リベリア、マリ、ナイジェリア、セネガル、
スペイン、アメリカ、イギリスおよびイタリアを含めた総計は、
患者数28,637例、死亡者数11,315例となっています。
医療機関の皆様におかれましては、引き続き以下の対応を
お願いします。
(1)発熱症状を呈する患者には必ず渡航歴を確認する。
(2)受診者について、発熱症状、嘔吐、下痢または全身倦怠感等
に加えて、かつ次のどちらかに該当する場合は、エボラ
出血熱の疑似症患者として直ちに最寄りの保健所長経由で
都道県知事へ届出を行う。
・ 21日以内に、エボラ出血熱患者(疑い患者を含む。)の体液
等(血液、体液、吐瀉物、排泄物など)との接触歴(感染予防
策の有無を問わない。)がある
・ 21日以内に、エボラ出血熱発生地域(ギニア、シエラレオネ、
リベリア、ウガンダ、スーダン、ガボン、コートジボワール、
コンゴ民主共和国、コンゴ共和国)由来のコウモリ、霊長類
等に直接手で接触するなどの接触歴がある
(3)上記(2)に該当する患者から電話の問い合わせがあった場合は、
当該エボラ出血熱が疑われる患者に対し、最寄りの保健所へ連絡
するよう、要請する。
<エボラ出血熱について>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola.html
<保健所管轄区域案内>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/hokenjo/
<厚生労働省検疫所(FORTH)ホームページ>
http://www.forth.go.jp/
◆感染研村山庁舎の一般公開が開催されます
12月19日(土)、東京都武蔵村山市の国立感染症研究所村山庁舎
において、一般公開が開催されます。
当日は「いっしょに考えよう、感染症のあれこれ」をテーマに、
感染症の解説やゲーム・工作、ラボ体験などをお楽しみ頂けます。
入場は無料です。駐車場には限りがありますので、混雑時には
お待ちいただく場合があります。お誘い合わせの上ご参加ください。
<国立感染症研究所一般公開のお知らせ>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/open-campus/openhouse.html
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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況
◆IDWR 2015年第48週(第48号):伝染性紅斑などについて
(2015年12月11日)
伝染性紅斑の定点当たり報告数は減少しましたが、過去5年間
の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多くなっています。
そのほか、水痘、流行性耳下腺炎、感染性胃腸炎(ロタウイルス
に限る)の定点当たり報告数は増加しました。
IDWR(感染症発生動向調査週報)2015年第48週(第48号)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2015.html
◆全国の定点当たり報告数は0.21〜インフルエンザの発生状況
を公表しました(2015年12月11日)
2015年第49週(11月30日〜12月6日)のデータを公表しました。
全国の定点当たり報告数は0.21となっています。
<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
■海外の感染症発生状況
◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2015年12月5日〜12月11日掲載)
2015年12月11日 エボラ出血熱の発生状況(第49週):補足
http://www.forth.go.jp/topics/2015/12111010.html
2015年12月10日 エボラ出血熱の発生状況(第49週)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/12101345.html
2015年12月09日 エボラ出血熱の発生状況(第48週):補足4
http://www.forth.go.jp/topics/2015/12090850.html
2015年12月08日 ジカウイルス発生状況について−パナマ
http://www.forth.go.jp/topics/2015/12080956.html
2015年12月08日 カリブ海諸国におけるチクングニア熱の患者の発生状況(更新11)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/12080934.html
2015年12月08日 エボラ出血熱の発生状況(第48週):補足3
http://www.forth.go.jp/topics/2015/12080849.html
2015年12月07日 中東呼吸器症候群(MERS)の発生状況 (更新80)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/12070922.html
2015年12月07日 エボラ出血熱の発生状況(第48週):補足2
http://www.forth.go.jp/topics/2015/12070856.html
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