感染症エクスプレス@厚労省
バックナンバー
メールマガジンのバックナンバーです。

2015-11-27

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
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   >>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.225(2015年11月27日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

▼トピックス▼  
 ◆梅毒に関する啓発リーフレットを作成しました(2015年11月27日)
 ◆【本日開催】レッドリボンライブ2015〜携帯でも視聴できます!
 ◆新型インフルエンザの緊急事態宣言を想定した対策訓練を実施
   しました(2015年11月27日)
 ◆一般財団法人化学及血清療法研究所が製造販売する沈降精製
    百日せきジフテリア破傷風不活化ポリオ(セービン株)混合
   ワクチンについて(2015年11月26日)  
 ◆エボラ出血熱について(2015年11月27日) 
▼審議会・研究会等▼
 ◆エイズ動向委員会を開催しました(2015年11月24日)
▼感染症発生情報▼
 ◆IDWR 2015年第46週(第46号):A群溶血性レンサ球菌咽頭
    炎などについて(2015年11月27日)
 ◆IASR  2015年11月号:インフルエンザ2014/15シーズンなどに
    ついて
 ◆全国の定点当たり報告数は0.19〜インフルエンザの発生状況
   を公表しました(2015年11月27日)
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
    (2015年11月20日〜11月27日掲載)

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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
 
 本日18時より、HIV/エイズ啓発イベントRED RIBBON LIVEを開催します。
今年もTERU(GLAY)さん、押尾コータローさんなど豪華ゲストが多数出演、
岩本愛吉エイズ動向委員会長と山本シュウさんのトークが、PCや携帯電話
でも視聴できます。
 詳しくは、本メールマガジンのトピックスをご覧ください。

 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。
 
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▼トピックス▼
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◆梅毒に関する啓発リーフレットを作成しました(2015年11月27日)

 厚生労働省は梅毒をテーマとした啓発リーフレットを作成しました。
 リーフレットは、メインコピーを「女子の梅毒、増加中!」とし、
若い女性が自分事として目を引くような意匠としました。
 裏面は、性器クラミジア感染症や性器ヘルペス等、梅毒以外にも
女性を悩ます性感染症を紹介しています。
 本リーフレットは厚労省ホームページより、適宜プリントアウトして
お使いいただけます。 院内掲示や性感染症予防への注意喚起に
ご活用ください。
 引き続き、性感染症予防啓発へのご協力をよろしくお願いします。

<性感染症>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/
※本リーフレットは本日(11月27日)15:30より公開されます。


◆【本日開催】RED RIBBON LIVE 2015〜携帯電話でも視聴できます!

 厚生労働省は、12月1日の世界エイズデーに向け、品川・ステラ
ボールにおいて普及啓発イベント「RED RIBBON LIVE 2015」を
実施します。
 ニコニコ生放送でも配信しますので是非ご覧ください。携帯電話
でも視聴可能です。
 各医療機関におかれましては、HIV/エイズの予防啓発及び検査に
関する情報提供など、HIV感染の早期発見・早期治療に向け、引き
続きご協力をお願いします。

<ニコニコ生放送> 
http://live.nicovideo.jp/watch/lv241416952
※本日(11月27日)17:30より放送予定。


◆新型インフルエンザの緊急事態宣言を想定した対策訓練を実施
   しました(2015年11月27日)

 11月27日、政府による新型インフルエンザの緊急事態宣言を想定
した政府対策本部訓練と、それに連動した厚生労働省による新型
インフルエンザ対策訓練を実施しました。
 今回の訓練は、新型インフルエンザ等対策特別措置法(平成24年
法律第31号)施行後、緊急事態宣言の対象を初めて全国とすること
を想定して実施されました。
 厚生労働省の訓練では、国内の新型インフルエンザ発生による緊急
事態の宣言を想定した、厚生労働省内の対策本部の対応の確認を
行いました。
 後日、厚生労働省HPのフォトレポートにて、訓練の様子を掲載
する予定です。

<フォトレポート>
http://www.mhlw.go.jp/photo_report/


◆一般財団法人化学及血清療法研究所が製造販売する沈降精製百日
  せきジフテリア破傷風不活化ポリオ(セービン株)混合ワクチン
  について(2015年11月26日)

 厚生労働省は、11月26日付で、一般財団法人化学及血清療法研究所
が製造販売する「クアトロバック皮下注シリンジ」の出荷自粛の要請
を解除することとしました。

<プレスリリース>
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000105418.html


◆エボラ出血熱について(2015年11月27日)

 世界保健機関(WHO)の11月25日付の発表によると、11月22日までの
1週間で、リベリアから新たに3人のエボラ出血熱患者が報告されました。
 患者は3名とも同じ家族から発生しており、モンロビアで治療を受けて
います。149人の接触者がフォロー中です。
 ギニア、シエラレオネ、リベリア、マリ、ナイジェリア、セネガル、スペイン、
アメリカ、イギリスおよびイタリアを含めた総計は、患者数28,637例、
死亡者数11,314例となっています。
 医療機関の皆様におかれましては、引き続き以下の対応をお願いします。

(1)発熱症状を呈する患者には必ず渡航歴を確認する。
(2)受診者について、発熱症状、嘔吐、下痢または全身倦怠感等
     に加えて、かつ次のどちらかに該当する場合は、エボラ
     出血熱の疑似症患者として直ちに最寄りの保健所長経由で
     都道県知事へ届出を行う。
 ・ 21日以内に、エボラ出血熱患者(疑い患者を含む。)の体液
   等(血液、体液、吐瀉物、排泄物など)との接触歴(感染予防
   策の有無を問わない。)がある
 ・ 21日以内に、エボラ出血熱発生地域(ギニア、シエラレオネ、
   リベリア、ウガンダ、スーダン、ガボン、コートジボワール、
   コンゴ民主共和国、コンゴ共和国)由来のコウモリ、霊長類
   等に直接手で接触するなどの接触歴がある
(3)上記(2)に該当する患者から電話の問い合わせがあった場合は、
  当該エボラ出血熱が疑われる患者に対し、最寄りの保健所へ連絡
  するよう、要請する。

<エボラ出血熱について>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola.html
<保健所管轄区域案内>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/hokenjo/
<厚生労働省検疫所(FORTH)ホームページ>
http://www.forth.go.jp/

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▼審議会・研究会等▼
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◆エイズ動向委員会を開催しました(2015年11月27日)

 11月24日、第143回エイズ動向委員会を開催しました。
 2015年6月29日から9月27日までの約3ヶ月間における新規
HIV感染者報告数は236件で、新規エイズ患者報告数(感染に
気づかずにエイズを発症して報告されたもの)は103件でした。
 感染経路は、同性間性的接触が最多で、新規HIV感染者報告数
では、1984年からの累計報告数が今回10,000件を上回りました。
 各医療機関におかれましては、HIV/エイズの予防啓発及び検査
に関する情報提供など、引き続きご協力をお願いします。

<エイズ動向委員会資料>
http://api-net.jfap.or.jp/status/index.html


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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況

◆IDWR 2015年第46週(第46号):A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
   などについて(2015年11月27日)

 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、伝染性紅斑の定点当たり報告数
は増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較して
かなり多くなっています。
 また、インフルエンザ、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱、感染
性胃腸炎、水痘、流行性耳下腺炎、マイコプラズマ肺炎の定点当
たり報告数は増加しています。

※以下のURLに11月30日に掲載される予定です。
IDWR(感染症発生動向調査週報)2015年第46週(第46号)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2015.html


◆IASR  2015年11月号:インフルエンザ2014/15シーズンなどについて

 特集は「インフルエンザ2014/15シーズン」です。
 患者発生状況、ウイルス分離・検出状況、今シーズン分離
されたウイルスの抗原性・薬剤耐性、ワクチンなどについて
記載されています。

IASR(病原微生物検出情報 月報)2015年11月号
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr.html


◆全国の定点当たり報告数は0.19〜インフルエンザの発生状況
 を公表しました(2015年11月27日)

 2015年第47週(11月16日〜11月22日)のデータを公表しました。
 全国の定点当たり報告数は0.19となっています。

<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html


■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2015年11月20日〜11月27日掲載)
2015年11月27日 エボラ出血熱の発生状況(第47週)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/11271012.html
2015年11月25日 デング熱の流行状況について(更新11)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/11250919.html 
2015年11月25日 エボラ出血熱の発生状況(第46週):補足3 
http://www.forth.go.jp/topics/2015/11250914.html
2015年11月24日 小頭症の発生について−ブラジル 
http://www.forth.go.jp/topics/2015/11241404.html
2015年11月24日 エボラ出血熱の再出現−リベリア 
http://www.forth.go.jp/topics/2015/11241343.html
2015年11月24日 エボラ出血熱の発生状況(第46週):補足2 
http://www.forth.go.jp/topics/2015/11240850.html
2015年11月20日 エボラ出血熱の発生状況(第46週):補足
http://www.forth.go.jp/topics/2015/11200838.html


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