感染症エクスプレス@厚労省
バックナンバー
メールマガジンのバックナンバーです。

2015-11-20

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
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   >>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.224(2015年11月20日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

▼トピックス▼  
 ◆中東呼吸器症候群(MERS)について(2015年11月13日) 
 ◆エボラ出血熱について(2015年11月19日) 
▼感染症発生情報▼
 ◆IDWR 2015年第45週(第45号):A群溶血性レンサ球菌咽頭
    炎などについて(2015年11月20日)
 ◆全国の定点当たり報告数は0.14〜インフルエンザの発生状況
   を公表しました(2015年11月20日)
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
    (2015年11月13日〜11月20日掲載)
▼編集室からのお知らせ▼
 ◆インフルエンザ啓発ツールについて

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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
 
 本日より、厚生労働省ツイッターにおいて、厚労省インフルエンザ予防
啓発キャラクターによる、「マメゾウ&アズキのインフルエンザマメ便り」
の配信がスタートしました。インフルエンザに関するマメ知識をつぶやき
ます。
 また、今年も各地のキャラクターとのコラボポスターを、ホームページ
にて順次公開中です。 
 医療機関の皆様におかれましては、インフルエンザ予防啓発へのご協力
をお願いします。

 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。
 
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▼トピックス▼
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◆中東呼吸器症候群(MERS)について(2015年11月13日)

 世界保健機関(WHO)の11月13日付の発表によると、サウジアラ
ビアにおいて10月26日から11月1日の間に、新たな患者7名
(死亡者1名を含む)が報告されました。
 これらの患者のうち4人は基礎疾患を有し、現在家族と医療施設
の接触者への追跡が行われています。
 WHOは2012年9月以降、少なくとも579人の関連する死亡報告
を含む、1,618人の検査確定したMERS感染者の報告を受けています。
 医療機関の皆様におかれましては、中東への渡航歴があり、急性
呼吸器感染症状を呈する方が受診した際は、患者との接触歴や現地
の医療機関の受診歴等の確認をしていただき、感染が疑われる場合
には、速やかに保健所に連絡する等、引き続きご協力をお願いします。
 
<中東呼吸器症候群(MERS)の国内発生時の対応について>
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000098097.pdf


◆エボラ出血熱について(2015年11月19日)

 世界保健機関(WHO)の11月18日付の発表によると、11月15日
までの1週間でエボラ出血熱の新規症例の報告はありませんでした。
 ギニアでは今週は新たな患者の発生はなく、接触者に対する21日
のフォローアップが完了しています。
 ギニア及びリベリア、シエラレオネ、マリ、ナイジェリア、セネガル、
スペイン、アメリカ、イギリス、イタリアを含めた総計は、
患者数28,634例、死亡者数11,314例となっています。
 医療機関の皆様におかれましては、引き続き以下の対応をお願いします。

 
(1)発熱症状を呈する患者には必ず渡航歴を確認する。
(2)受診者について、発熱症状、嘔吐、下痢または全身倦怠感等
     に加えて、かつ次のどちらかに該当する場合は、エボラ
     出血熱の疑似症患者として直ちに最寄りの保健所長経由で
     都道県知事へ届出を行う。
 ・ 21日以内に、エボラ出血熱患者(疑い患者を含む。)の体液
   等(血液、体液、吐瀉物、排泄物など)との接触歴(感染予防
   策の有無を問わない。)がある
 ・ 21日以内に、エボラ出血熱発生地域(ギニア、シエラレオネ、
   リベリア、ウガンダ、スーダン、ガボン、コートジボワール、
   コンゴ民主共和国、コンゴ共和国)由来のコウモリ、霊長類
   等に直接手で接触するなどの接触歴がある
(3)上記(2)に該当する患者から電話の問い合わせがあった場合は、
  当該エボラ出血熱が疑われる患者に対し、最寄りの保健所へ連絡
  するよう、要請する。

<エボラ出血熱について>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola.html
<保健所管轄区域案内>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/hokenjo/
<厚生労働省検疫所(FORTH)ホームページ>
http://www.forth.go.jp/

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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況

◆IDWR 2015年第45週(第45号):A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
   などについて(2015年11月20日)

 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、伝染性紅斑の定点当たり報告数
は増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較して
かなり多くなっています。
 その他、インフルエンザ、咽頭結膜熱、感染性胃腸炎、水痘、
流行性耳下腺炎、マイコプラズマ肺炎、感染性胃腸炎(ロタウイ
ルスに限る)の定点当たり報告数は増加しています。

IDWR(感染症発生動向調査週報)2015年第45週(第45号)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2015.html


◆全国の定点当たり報告数は0.14〜インフルエンザの発生状況
 を公表しました(2015年11月20日)

 2015年第46週(11月9日〜11月15日)のデータを公表しました。
 全国の定点当たり報告数は0.14となっています。

<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html


■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2015年11月13日〜11月20日掲載)
2015年11月19日 エボラ出血熱の発生状況(第46週) 
http://www.forth.go.jp/topics/2015/11191119.html
2015年11月18日 エボラ出血熱の発生状況(第45週):補足3 
http://www.forth.go.jp/topics/2015/11181515.html
2015年11月17日 急性呼吸器症候群 −韓国 
http://www.forth.go.jp/topics/2015/11171511.html
2015年11月17日 エボラ出血熱の発生状況(第45週):補足2
http://www.forth.go.jp/topics/2015/11171452.html 
2015年11月16日 ジカウイルス発生状況について −スリナム(更新)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/11161415.html 
2015年11月16日 鳥インフルエンザA(H7N9)の発生状況(更新12)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/11161406.html 
2015年11月16日 中東呼吸器症候群(MERS)の発生状況(更新79)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/11161400.html 
2015年11月13日 エジプトでデング熱が流行しています
http://www.forth.go.jp/topics/2015/11131526.html 
2015年11月13日 カリブ海諸国におけるチクングニア熱の患者の発生状況(更新10)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/11131337.html 
2015年11月13日 エボラ出血熱の発生状況 (第45週):補足
http://www.forth.go.jp/topics/2015/11130852.html

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▼編集室からのお知らせ▼
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◆インフルエンザ啓発ツールについて

 本日より、厚生労働省ツイッターにおいて、厚生労働省インフル
エンザ予防啓発キャラクターによる、「マメゾウ&アズキのインフル
エンザマメ便り」の配信がスタートしました。インフルエンザに関する
マメ知識を、原則火曜と金曜につぶやきます。
 また今年も、全国の多くのキャラクターとのコラボポスターを厚生
労働省ホームページにて順次公開中です。
  電話伝言メモや卓上カレンダー等、各種掲載ツールは厚生労働省
ホームページからダウンロードしてお使いいただけます。プリント
アウトしてご活用ください。
 
<厚生労働省ツイッター>
https://twitter.com/MHLWitter
<インフルエンザ対策の啓発ツール集>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/keihatu.html


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