感染症エクスプレス@厚労省
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メールマガジンのバックナンバーです。

2015-10-16

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
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   >>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.219(2015年10月16日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

▼トピックス▼
 ◆【本日スタート】TBSテレビの新ドラマ「コウノドリ」と厚生労働省
     がタイアップします(2015年10月16日)
 ◆エボラ出血熱について(2015年10月14日)
 ◆中東呼吸器症候群(MERS)について(2015年10月13日) 
 ◆【申込み終了】新型インフルエンザ研修について
▼審議会・研究会等▼
 ◆第6回新型インフルエンザ等対策有識者会議医療・公衆衛生
   分科会を開催しました(2015年10月9日)
▼感染症発生情報▼
 ◆IDWR 2015年第40週(第40号):A群溶血性レンサ球菌
   咽頭炎などについて(2015年10月19日掲載予定)
 ◆全国の定点当たり報告数は0.06〜インフルエンザの発生状況
     を公表しました(2015年10月16日)
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
    (2015年10月9日〜10月16日掲載)
      
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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
 
 本日10月16日(金)22時からスタートする、TBSテレビの新ドラマ
「コウノドリ」と厚生労働省がタイアップします。
 詳しくは、本メールマガジンのトピックスをご覧ください。 

 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。

 
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▼トピックス▼
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◆【本日スタート】TBSテレビの新ドラマ「コウノドリ」と厚生労働省
   がタイアップします(2016年10月16日)

  厚生労働省は、本日10月16日(金)22時からスタートするTBS
テレビの新ドラマ「コウノドリ」とタイアップを行います。
 「コウノドリ」は累計部数150万部の人気漫画のドラマ化で、主人公
の産婦人科医を綾野剛さんが演じます。
 TBSテレビの協力により、風しんの予防接種への関心を高めるため
のリーフレットを作成しました。番組の放送期間、厚生労働省ホーム
ページに掲載し啓発していきます。リーフレットでは、「コウノドリ」
のビジュアルとともに、生まれてくる赤ちゃんを風しんから守るための
予防接種の必要性を記載しています。
  医療関係者の皆様におかれましては、ドラマの放送と合わせて
ご活用下さいますようお願いします。

<風しんについて>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/
<TBSドラマ:コウノドリ>
http://www.tbs.co.jp/kounodori/


◆エボラ出血熱について(2015年10月14日)

 世界保健機関(WHO)の10月14日付の発表によると、10月11日まで
の1週間に、エボラ出血熱の新規確定患者は報告されませんでした。
 これで2週続けて新規確定患者は報告されていません。
 ギニアでは150人の接触者がフォローされており、うち118人がハイリスク、
259人が追跡されていません。
 加えて、イギリスでは2014年12月29日に報告され回復していた患者
が、10月6日にエボラ出血熱に関連した合併症を発症し、入院しました。
 上記3か国及びリベリア、マリ、ナイジェリア、セネガル、スペイン、
アメリカ、イタリアを含めた総計は、患者数28,490例、死亡者数11,312例
となっています。
 医療機関の皆様におかれましては、引き続き以下の対応をお願いします。

(1)発熱症状を呈する患者には必ず渡航歴を確認する。
(2)受診者について、発熱症状、嘔吐、下痢または全身倦怠感等
     に加えて、ギニア又はシエラレオネの過去1か月以内の滞在
     歴が確認でき、かつ次のどちらかに該当する場合は、エボラ
     出血熱の疑似症患者として直ちに最寄りの保健所長経由で
     都道県知事へ届出を行う。
 ・ 21日以内に、エボラ出血熱患者(疑い患者を含む。)の体液
   等(血液、体液、吐瀉物、排泄物など)との接触歴(感染予防
   策の有無を問わない。)がある
 ・ 21日以内に、エボラ出血熱発生地域(ギニア、シエラレオネ、
   リベリア、ウガンダ、スーダン、ガボン、コートジボワール、
   コンゴ民主共和国、コンゴ共和国)由来のコウモリ、霊長類
   等に直接手で接触するなどの接触歴がある
(3)上記(2)に該当する患者から電話の問い合わせがあった場合は、
  当該エボラ出血熱が疑われる患者に対し、最寄りの保健所へ連絡
  するよう、要請する。

<エボラ出血熱について>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola.html
<保健所管轄区域案内>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/hokenjo/
<厚生労働省検疫所(FORTH)ホームページ>
http://www.forth.go.jp/


◆中東呼吸器症候群(MERS)について(2015年10月13日)

  世界保健機関(WHO)の10月12日付の発表によると、ヨルダンに
おいて、10月7日に新たなMERS感染者1人が報告されました。 
  またサウジアラビアにおいて、9月27日から10月1日の間に、新た
な患者1名が報告されました。
 これらの患者はいずれも基礎疾患はなく、現在家族と医療施設の
接触者への追跡が行われています。
 WHOは、2012年9月以降、少なくとも571人の関連する死亡報告を
含む、1,595人の検査確定したMERS感染者の報告を受けています。
 医療機関の皆様におかれましては、中東への渡航歴があり、急性呼
吸器感染症状を呈する方が受診した際は、患者との接触歴や現地の医
療機関の受診歴等の確認をしていただき、感染が疑われる場合には、
速やかに保健所に連絡する等、引き続きご協力をお願いします。
 
<中東呼吸器症候群(MERS)の国内発生時の対応について>
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000098097.pdf


◆【申込み終了】新型インフルエンザに関する研修について

 11月1日(日)、イイノホール&カンファレンス(東京都千代田区)
にて開催予定の「新型インフルエンザの診療と対策に関する研修」は、
定員に達しましたので、お申し込みを締め切らせて頂きました。
 当日の資料は、開催後に下記ホームページに掲載いたします。
 参加予定の方は、当日はお気を付けてご来場ください。
 
<平成27年度新型インフルエンザの診療と対策に関する研修>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/kouen-kensyuukai.html


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▼審議会・研究会等▼
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◆第6回新型インフルエンザ等対策有識者会議医療・公衆衛生分科会
  を開催しました(2015年10月9日)

 本会議では、抗インフルエンザウイルス薬の今後の備蓄の在り方
について、厚生科学審議会感染症部会がまとめた「新型インフルエ
ンザ対策における抗インフルエンザウイルス薬備蓄目標及び薬剤の
種類と量に関する議論の整理」を参考として議論されました。
 次回(10月16日)も引き続き議論される予定です。
 
<第6回新型インフルエンザ等対策有識者会議医療・公衆衛生分科会資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-kenkou.html?tid=128525


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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況

◆IDWR 2015年第40週(第40号):A群溶血性レンサ球菌
   咽頭炎などについて(2015年10月19日掲載予定)

 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、伝染性紅斑の定点当たり報告数
は増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多くなっています。
  その他、RSウイルス感染症、感染性胃腸炎、水痘、流行性耳下
腺炎、マイコプラズマ肺炎、感染性胃腸炎(ロタウイルス)の報告
数は増加しました。

IDWR(感染症発生動向調査週報)2015年第40週(第40号)
※以下のURLに10月19日に掲載される予定です。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2015.html


◆全国の定点当たり報告数は0.06〜インフルエンザの発生状況
   を公表しました(2015年10月16日)

 2015年第41週(10月5日〜10月11日)のデータを公表しました。
 全国の定点当たり報告数は0.06となっています。

<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html


■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2015年10月9日〜10月16日掲載)
2015年10月16日 エボラ出血熱の発生状況(第41週):補足
http://www.forth.go.jp/topics/2015/10160850.html
2015年10月15日 エボラ出血熱の発生状況(第41週)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/10151353.html 
2015年10月14日 エボラ出血熱の発生状況(第40週):補足3 
http://www.forth.go.jp/topics/2015/10140919.html
2015年10月13日 イラクでコレラが流行しています(更新1)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/10131347.html 
2015年10月13日 中東呼吸器症候群(MERS)の発生状況(更新75)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/10131137.html 
2015年10月13日 ラオスでワクチン由来のポリオが発生しています 
http://www.forth.go.jp/topics/2015/10131043.html
2015年10月13日 エボラ出血熱の発生状況(第40週):補足2 
http://www.forth.go.jp/topics/2015/10130850.html
2015年10月09日 エボラ出血熱の発生状況(第40週):補足
http://www.forth.go.jp/topics/2015/10090904.html

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