感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
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>>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.218(2015年10月9日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
▼トピックス▼
◆【締切迫る】感染症危機管理専門家養成プログラム(IDES)の
応募締切は10月15日です
◆エボラ出血熱について(2015年10月8日)
◆中東呼吸器症候群(MERS)について(2015年10月2日)
▼感染症発生情報▼
◆IDWR 2015年第38・39週(第38・39合併号):A群溶血性
レンサ球菌咽頭炎などについて(2015年10月9日)
◆全国の定点当たり報告数は0.04〜インフルエンザの発生状況
を公表しました(2015年10月9日)
◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
(2015年10月3日〜10月8日掲載)
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こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
感染症危機管理におけるスペシャリストとなる人材を育成する
ための「感染症危機管理専門家養成プログラム(IDES)」の応募
締切は10月15日です。
詳しくは、本メールマガジンのトピックスをご覧ください。
今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。
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▼トピックス▼
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◆【締切迫る】感染症危機管理専門家養成プログラム(IDES)の
応募締切は10月15日です
厚生労働省は、感染症に関する知見、マネージメント能力、国際的
な調整力を有し、国際的に感染症危機管理のマネージメント
を行うことができる人材を育成することを目的に、「感染症危機管理
専門家養成プログラム:
Infectious Disease Emergency Specialist Training Program
(IDES:アイデス)」を開設しています。
修了者は厚生労働大臣名の修了証を交付され、感染症危機事案
発生時の派遣専門家候補者となります。
2016年度の研修期間は平成28年4月〜平成30年3月の予定です。
採用募集締切は、10月15日(当日消印有効)です。詳細は採用案
内をご覧下さい。お問い合わせは電話、メールでも受け付けます。
多くの医師の皆様の応募をお待ちしています。
<「感染症危機管理専門家養成プログラム(IDES)」採用案内>
http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/saiyou/kikikanri/index.html
◆エボラ出血熱について(2015年10月8日)
世界保健機関(WHO)の10月7日付の発表によると、10月4日まで
の1週間にエボラ出血熱の新規確定患者は報告されませんでした。
1週間で確定患者の報告がないのは、2014年3月以来初めてのこと
です。
シエラレオネの接触者は全てフォローアップを終了し、ギニアでは
500人以上の接触者がフォローアップ中です。
上記2か国及びリベリア、マリ、ナイジェリア、セネガル、スペイン、
アメリカ、イギリス、イタリアを含めた総計は、患者数28,457例、
死亡者数11,312例となっています。
医療機関の皆様におかれましては、引き続き以下の対応をお願いします。
(1)発熱症状を呈する患者には必ず渡航歴を確認する。
(2)受診者について、発熱症状、嘔吐、下痢または全身倦怠感等
に加えて、ギニア又はシエラレオネの過去1か月以内の滞在
歴が確認でき、かつ次のどちらかに該当する場合は、エボラ
出血熱の疑似症患者として直ちに最寄りの保健所長経由で
都道県知事へ届出を行う。
・ 21日以内に、エボラ出血熱患者(疑い患者を含む。)の体液
等(血液、体液、吐瀉物、排泄物など)との接触歴(感染予防
策の有無を問わない。)がある
・ 21日以内に、エボラ出血熱発生地域(ギニア、シエラレオネ、
リベリア、ウガンダ、スーダン、ガボン、コートジボワール、
コンゴ民主共和国、コンゴ共和国)由来のコウモリ、霊長類
等に直接手で接触するなどの接触歴がある
(3)上記(2)に該当する患者から電話の問い合わせがあった場合は、
当該エボラ出血熱が疑われる患者に対し、最寄りの保健所へ連絡
するよう、要請する。
また先日エボラ出血熱の定義が変更されたこと等を踏まえ、「エボラ
出血熱に関するQ&A」を更新致しました。必要に応じてご参照ください。
<エボラ出血熱に関するQ&A>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola_qa.html
<保健所管轄区域案内>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/hokenjo/
<厚生労働省検疫所(FORTH)ホームページ>
http://www.forth.go.jp/
◆中東呼吸器症候群(MERS)について(2015年10月2日)
世界保健機関(WHO)の10月1日付の発表によると、ヨルダンにおいて、
9月21日から23日の間に、死亡者1人を含む新たなMERS感染者4人
が報告されました。
これらの患者のうち3人は基礎疾患を有し、現在家族と医療施設の接触者
への追跡が行われています。
WHOは、2012年9月以降、少なくとも568人の関連する死亡報告を
含む、1,593人の検査確定したMERS感染者の報告を受けています。
医療機関の皆様におかれましては、中東への渡航歴があり、急性呼
吸器感染症状を呈する方が受診した際は、患者との接触歴や現地の医
療機関の受診歴等の確認をしていただき、感染が疑われる場合には、
速やかに保健所に連絡する等、引き続きご協力をお願いします。
<中東呼吸器症候群(MERS)の国内発生時の対応について>
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000098097.pdf
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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況
◆IDWR 2015年第38・39週(第38・39合併号):A群溶血性
レンサ球菌咽頭炎などについて(2015年10月9日)
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点あたりの報告数は増加し、
過去5年間の同時期と比較してかなり多くなっています。
また、RSウイルス感染症、水痘、流行性耳下腺炎、マイコプラ
ズマ肺炎の定点あたりの報告数は増加しました。
その他、手足口病、伝染性紅斑の定点あたりの報告数は減少
しましたが、過去5年間の同時期と比較するとかなり多くなって
います。
IDWR(感染症発生動向調査週報)2015年第38・39週(第38・39合併号)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2015.html
◆全国の定点当たり報告数は0.04〜インフルエンザの発生状況
を公表しました(2015年10月9日)
2015年第40週(9月28日〜10月4日)のデータを公表しました。
全国の定点当たり報告数は0.04となっています。
<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
■海外の感染症発生状況
◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2015年10月3日〜10月8日掲載)
2015年10月08日 エボラ出血熱の発生状況(第40週)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/10081508.html
2015年10月07日 西アフリカのエボラ流行に関するIHR緊急委員会の第7回会合における声明
http://www.forth.go.jp/topics/2015/10071114.html
2015年10月07日 エボラ出血熱の発生状況(第39週):補足4
http://www.forth.go.jp/topics/2015/10070906.html
2015年10月06日 エボラ出血熱の発生状況(第39週):補足3
http://www.forth.go.jp/topics/2015/10060935.html
2015年10月05日 カリブ海諸国におけるチクングニア熱の患者の発生状況(更新9)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/10051307.html
2015年10月05日 エボラ出血熱の発生状況 (第39週):補足2
http://www.forth.go.jp/topics/2015/10050853.html
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