感染症エクスプレス@厚労省
バックナンバー
メールマガジンのバックナンバーです。

2015-08-28

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓
┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
┗━┻━┻━┻━┻━┻━╋━╋━╋━╋━┓
   >>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.212(2015年8月28日)
   >>>>>>>>>┗━┻━┻━┻━┛


■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


▼トピックス▼  
 ◆「HPVワクチン接種後に生じた症状に対する診療の手引き」
   について(2015年8月19日) 
 ◆エボラ出血熱について(2015年8月26日)
 ◆中東呼吸器症候群(MERS)について(2015年8月28日) 
▼感染症発生情報▼
 ◆IDWR 2015年第33週(第33号):A群溶血性レンサ球菌
    咽頭炎などについて(2015年8月28日)
 ◆IASR  2015年8月号:「溶血性レンサ球菌感染症2012年
   〜2015年6月」などについて
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
    (2015年8月22日〜8月28日掲載)

      
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
 
 
 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
 
 先週に引き続き、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎などの報告数が、
例年と比較して多くなっています。
 詳しくは、本メールマガジンのトピックスをご覧ください。

 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。

 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼トピックス▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆「HPVワクチン接種後に生じた症状に対する診療の手引き」
  について(2015年8月19日)  

 日本医師会と日本医学会は8月19日、「HPVワクチン接種後に
生じた症状に対する診療の手引き」を発刊しました。
 本手引きは、地域の医療機関向けに、実際に様々な症状を持つ
患者さんに、地域のかかりつけ医としてどう接するべきかを示し
たものです。
 医療機関の皆様におかれましては、広くご活用下さい。

<HPVワクチン接種後に生じた症状に対する診療の手引き>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/dl/yobou150819-2.pdf
<ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について
>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/medical_institution/index.html
<HPVワクチン相談窓口>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/


◆エボラ出血熱について(2015年8月26日)

 世界保健機関(WHO)の8月26日付の発表によると、
8月23日までの1週間に、ギニアで3例の確定患者が
報告されました。シエラレオネでは2週続けて確定患者
が報告されていません。全体では、4週連続で1週間に
3人の確定患者が認められています。加えて、積極的調
査の対象者の数は、8月16日の800人だったものが、
8月23日には600人となっています。また、ギニアでの
3人の報告はすべて首都のコナクリから報告されています。
 上記2か国及びリベリア、マリ、ナイジェリア、セネガル、
スペイン、アメリカ、イギリス、イタリアを含めた総計は、
患者数28,041例、死亡者数11,302例となっています。
 医療機関の皆様におかれましては、引き続き以下の
対応をお願いします。

(1)発熱症状を呈する患者には必ず渡航歴を確認する。
(2)受診者について、発熱症状に加えて、ギニア又はシエラレオネの
    過去1か月以内の滞在歴が確認できた場合は、エボラ出血熱の
    疑似症患者として直ちに最寄りの保健所長経由で都道府県知事
    へ届出を行う。
(3)ギニア又はシエラレオネの過去1か月以内の滞在歴を有し、かつ
   発熱症状を呈する患者から電話の問い合わせがあった場合は、
   当該エボラ出血熱が疑われる患者に対し、最寄りの保健所へ連絡
   するよう、要請する。

<エボラ出血熱の国内発生を想定した行政機関における基本的な対応について(依頼)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/20150511_01.pdf
<エボラ出血熱の国内発生を想定した医療機関における基本的な対応について(依頼)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/20150511_02.pdf
<保健所管轄区域案内>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/hokenjo/
<厚生労働省検疫所(FORTH)ホームページ>
http://www.forth.go.jp/


◆中東呼吸器症候群(MERS)について(2015年8月28日)

  2015年8月26日付の世界保健機関(WHO)の発表によると、
サウジアラビアにおいて、8月18日から21日の間に、死亡者
6人を含む新たな中東呼吸器症候群(MERS)の患者29人が
報告されました。
 これらの報告された患者のうち24人は、現在リヤドの医療
機関で起きている集団発生と関係しています。
 また8月25日付のWHOの発表によると、韓国における
MERSの患者の累計数は、死亡者36人を含む186人となって
おり、7月5日以降、新たな感染者は出ていません。
 医療機関の皆様におかれましては、MERSを心配する方
が受診した際は、渡航歴や現地の医療機関の受診歴等の
確認をしていただき、感染が疑われる場合には、速やかに
保健所に連絡する等、引き続きご協力をお願いします。

<中東呼吸器症候群(MERS)について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000088627.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼感染症発生情報▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■国内の感染症発生状況

◆IDWR 2015年第33週(第33号):A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
   などについて(2015年8月28日)

 手足口病、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、伝染性紅斑の
定点当たり報告数は減少しましたが、過去5年間の同時期
と比較して多くなっています。
  
IDWR(感染症発生動向調査週報)2015年第33週
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2015.html


◆IASR  2015年8月号:「溶血性レンサ球菌感染症2012年
  〜2015年6月」などについて

 特集は「溶血性レンサ球菌感染症 2012年〜2015年6月」
です。
 日本における溶血性レンサ球菌感染症の発生動向、微生
物検出情報などについて記載されています。

IASR(病原微生物検出情報 月報)2015年8月号
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr.html


■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2015年8月22日〜8月28日掲載)
2015年08月28日 中東呼吸器症候群(MERS)の発生状況(更新62)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/08281327.html 
2015年08月28日 エボラ出血熱の発生状況 (第34週):補足
http://www.forth.go.jp/topics/2015/08280901.html
2015年08月27日 エボラ出血熱の発生状況(第34週) 
http://www.forth.go.jp/topics/2015/08271150.html
2015年08月26日 エボラ出血熱の発生状況(第33週):補足4 
http://www.forth.go.jp/topics/2015/08260853.html
2015年08月26日 韓国における中東呼吸器症候群(MERS)の発生状況(更新37)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/08260843.html 
2015年08月25日 エボラ出血熱の発生状況(第33週):補足3 
http://www.forth.go.jp/topics/2015/08251327.html
2015年08月24日 中東呼吸器症候群(MERS)の発生状況(更新61) 
http://www.forth.go.jp/topics/2015/08241432.html
2015年08月24日 エボラ出血熱の発生状況(第33週):補足2
http://www.forth.go.jp/topics/2015/08240900.html


■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

●バックナンバー
 http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/backnumber/
●新規登録・配信停止の手続き・注意事項
 http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/
●お問い合わせ
 https://mhlw.asp.3mail.jp/inquiry/
●内容に関するご意見
 kansenshomail@mhlw.go.jp

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

○当メールマガジンは外部の電子メール配信サービスを利用して行っています。
○登録していないにもかかわらず当メールマガジンが配信された場合は、他の方が
 間違えて登録した可能性がありますので、配信停止のお手続きをお願いします。
○当メールマガジンの送信元アドレスは送信専用となっています。
○携帯メールなどには対応しておりません。
○当メールマガジンは等幅フォントでの閲覧をおすすめします。
○当メールマガジンの内容の全部または一部については、私的使用または引用など
 著作権法上認められた行為として、出所を明示することにより引用、転載、複製
 を行うことができます。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Copyright (C) 厚生労働省(2011年)〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Copyright (C) Ministry of Health, Labour and Welfare, All Right reserved.
          
©  2011 Ministry of Health, Labour and Welfare, All Right reserved.