感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
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>>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.202(2015年6月12日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
▼トピックス▼
◆中東呼吸器症候群(MERS)の国内発生時の対応について
(2015年6月12日)
◆「医療におけるエピデミックおよびパンデミック傾向にある
急性呼吸器感染症の予防と制御(日本語版)」が掲載
されました(2015年6月5日)
◆エボラ出血熱について(2015年6月10日)
▼審議会・研究会等▼
◆新型インフルエンザ対策小委員会第2回医療・医薬品作業
班を開催しました(2015年6月9日)
◆新型インフルエンザ対策小委員会第1回ワクチン作業班を
開催しました(2015年6月11日)
▼感染症発生情報▼
◆IDWR 2015年第22週(第22号):手足口病などについて
(2015年6月11日)
◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
(2015年6月6日〜6月12日掲載)
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こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
韓国における中東呼吸器症候群(MERS)の発生を受け、国内
発生時の対応等について検討する専門家会議を開催し、初動対
応方針等を各都道府県等に通知しました。
詳しくは、本メールマガジンのトピックスをご覧ください。
今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。
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▼トピックス▼
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◆中東呼吸器症候群(MERS)の国内発生時の対応について
(2015年6月12日)
【MERS対策に関する専門家会議を開催しました】
6月9日、第1回中東呼吸器症候群(MERS)対策に関する
専門家会議」を開催し、その検討結果に基づき、6月10日、
各都道府県等宛てに通知を発出しました。
通知では、韓国において死亡例を含む感染者数が拡大し
ていることを踏まえ、
(1)国内でMERS患者が発生した時の接触者への対応
(2)MERS患者の入院医療体制の確保
(3)国内でMERS患者が発生した際の当面の対応フロー
等について、関係機関等に協力を要請しています。
<中東呼吸器症候群(MERS)の国内発生時の対応に関するについて>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/20150610_01.pdf
【自治体向けQ&Aについて】
6月12日、自治体向けのQ&Aを事務連絡として発出する
予定です。
MERSに罹患した疑いのある患者から健康相談を受けた
場合の具体的な対応等についてまとめていますのでご一読
下さい。
<中東呼吸器症候群(MERS)について>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/mers.html
[国立感染症研究所ホームページ]
<中東呼吸器感染症(MERS)>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/alphabet/mers/2186-idsc/2686-mers.html
[韓国保健福祉部ホームページ:韓国のMERSに関する最新情報(英語)]
<Archived Information: Press Release>
http://english.mw.go.kr/front_eng/al/sal0201ls.jsp?PAR_MENU_ID=1002&MENU_ID=100203
患者数や健康監視対象者数、患者が発生した又は経由
した医療機関名とその期間などの情報が閲覧できます。
◆「医療におけるエピデミックおよびパンデミック傾向に
ある急性呼吸器感染症の予防と制御(日本語版)」が掲載
されました(2015年6月5日)
6月5日、急性呼吸器感染症の予防と制御に関するWHOガイドライン
"Infection prevention and control of epidemic-and pandemic-prone acute respiratory infections in health care"
の日本語訳が、国立保健医療科学院刊行物としてホームページに
掲載されました。
また新型インフルエンザ等発生時に初期対応を行う際の感染症
対策に関する手引きが厚生労働科学研究報告書として公開されて
います。
中東呼吸器症候群(MERS)に特化した手引きではありませんが、
飛沫感染対策などを各施設において検討する際にご活用下さい。
[国立保健医療科学院ホームページ]
<医療におけるエピデミックおよびパンデミック傾向にある急性呼
吸器感染症の予防と制御(日本語版)」
http://www.niph.go.jp/publications/
[WHOホームページ]
<"Infection prevention and control of epidemic-and pandemic-prone acute respiratory infections in health care">
http://www.who.int/csr/bioriskreduction/infection_control/publication/en/
<新型インフルエンザ等発生時に初期対応を行う「検疫所」「医療
機関」「保健所」における感染対策に関する手引き(暫定1.0版)
(2015年3月)>
http://www.medic.mie-u.ac.jp/kansen-seigyo/research/index.html
◆エボラ出血熱について(2015年6月10日)
世界保健機関(WHO)の6月3日付の発表によると、6月7日
までの1週間に、ギニア、シエラレオネで新たに31例の確定患者、
11例の死亡者が報告されました。
上記2か国及びリベリア、マリ、ナイジェリア、セネガル、スペイン、
アメリカ、イギリス、イタリアを含めた総計は、患者数27,273例、
死亡者数11,173例となっています。
医療機関の皆様におかれましては、引き続き以下の対応をお願い
します。
(1)発熱症状を呈する患者には必ず渡航歴を確認する。
(2)受診者について、発熱症状に加えて、ギニア又はシエラレオネの
過去1か月以内の滞在歴が確認できた場合は、エボラ出血熱の
疑似症患者として直ちに最寄りの保健所長経由で都道府県知事
へ届出を行う。
(3)ギニア又はシエラレオネの過去1か月以内の滞在歴を有し、かつ
発熱症状を呈する患者から電話の問い合わせがあった場合は、
当該エボラ出血熱が疑われる患者に対し、最寄りの保健所へ連絡
するよう、要請する。
<エボラ出血熱の国内発生を想定した行政機関における基本的な対応について(依頼)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/20150511_01.pdf
<エボラ出血熱の国内発生を想定した医療機関における基本的な対応について(依頼)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/20150511_02.pdf
<保健所管轄区域案内>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/hokenjo/
<厚生労働省検疫所(FORTH)ホームページ>
http://www.forth.go.jp/
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▼審議会・研究会等▼
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◆新型インフルエンザ対策小委員会第2回医療・医薬品作業
班を開催しました(2015年6月9日)
6月9日、標記小委員会の第2回医療・医薬品作業班を開催しました。
当日の作業班では、第1回に続き当面の課題である抗インフルエンザ
ウイルス薬の今後の備蓄の在り方について検討が行われました。
特に、小児や重症者の服用について、小児科医・臨床医の方から意見
をいただきました。引き続き今夏のとりまとめを目指し、検討を行って
いきます。
作業班、小委員会に関連する資料や議事録を含む情報については、
下記URLにて順次公表する予定です。
<新型インフルエンザ対策に関する小委員会第2回医療・医薬品作業班資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei.html?tid=263447
◆新型インフルエンザ対策小委員会第1回ワクチン作業班を
開催しました(2015年6月11日)
6月11日、標記小委員会の第1回ワクチン作業班を開催しました。
本作業班は、新型インフルエンザ対策の中で、特に、ワクチンに関
する事項について調査審議を行うために設置されたものです。
この日は当面の課題である今年度のプレパンデミックワクチンとして
備蓄するワクチン株の選定について検討が行われました。
本作業班としては、インドネシア株を選定し、鶏卵培養法及び細胞
培養法の製造方法を選定することとされました。
作業班、小委員会に関連する資料や議事録を含む情報については、
下記URLにて順次公表する予定です。
<新型インフルエンザ対策に関する小委員会第1回ワクチン作業班資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei.html?tid=263447
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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況
◆IDWR 2015年第22週(第22号):手足口病などについて
(2015年6月12日)
手足口病の定点当たり報告数は3週連続で増加し、過去5年間
の同時期と比較してかなり多くなっています。
その他に、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性
胃腸炎、水痘、伝染性紅斑、百日咳の定点当たり報告数は増加
しました。
IDWR(感染症発生動向調査週報)2015年第22週
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2015.html
■海外の感染症発生状況
◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2015年5月30日〜6月5日掲載)
2015年06月12日 エボラ出血熱の発生状況(第23週):補足
http://www.forth.go.jp/topics/fragment1.html
2015年06月11日 エボラ出血熱の発生状況(第23週)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/06111156.html
2015年06月11日 中東呼吸器症候群(MERS)の発生状況(更新34)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/06110910.html
2015年06月10日 ジフテリアの発生−スペイン
http://www.forth.go.jp/topics/2015/06101519.html
2015年06月10日 中東呼吸器症候群(MERS)の発生状況(更新33)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/06101041.html
2015年06月10日 エボラ出血熱の発生状況 (第22週):補足4
http://www.forth.go.jp/topics/2015/06100848.html
2015年06月09日 デング熱の流行状況について (更新5)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/06091320.html
2015年06月09日 中東呼吸器症候群(MERS)の発生状況(更新32)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/06091034.html
2015年06月09日 エボラ出血熱の発生状況 (第22週):補足3
http://www.forth.go.jp/topics/2015/06090836.html
2015年06月08日 中東呼吸器症候群(MERS)の発生状況(更新31)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/06081142.html
2015年06月08日 中東呼吸器症候群(MERS)の発生状況(更新30)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/06080958.html
2015年06月08日 エボラ出血熱の発生状況 (第22週):補足2
http://www.forth.go.jp/topics/2015/06080857.html
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