感染症エクスプレス@厚労省
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メールマガジンのバックナンバーです。

2015-05-15

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃>>>>>>>>>>>>>>
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   >>>>>>>>>┃@┃厚┃労┃省┃Vol.198(2015年5月15日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

▼トピックス▼
 ◆蚊媒介感染症に関する全国担当者会議を開催しました
    (2015年5月11日)
 ◆【締切迫る】感染症危機管理専門家養成プログラムの応募締切は
   5月20日です 
 ◆6月1日〜7日はHIV検査普及週間です
 ◆2015年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマを募集しています
 ◆エボラ出血熱について(2015年5月13日)
▼審議会・研究会等▼
 ◆第13回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本
    方針部会を開催しました(2015年5月13日)
▼感染症発生情報▼
 ◆IDWR 2015年第17週(第17号):手足口病、伝染性紅斑などに
   ついて(2015年5月15日)
 ◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2015年5月15日) 
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
    (2015年5月9日〜5月15日掲載)
      
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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。

 感染症危機管理におけるスペシャリストとなる人材を育成する
ための「感染症危機管理専門家養成プログラム」の応募締切は
5月20日です。
 詳しくは、本メールマガジンのトピックスをご覧ください。 
 
 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。
 
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▼トピックス▼
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◆蚊媒介感染症に関する全国担当者会議を開催しました
  (2015年5月11日)

 5月11日、デング熱及びチクングニア熱等の蚊媒介感染症
に関する全国担当者会議を開催し、地方公共団体及び関係者
間が連携し、発生の予防と、発生時における適切な対応等を
確認しました。 
 また、デング熱やチクングニア熱等の感染症を媒介する蚊の
対策として、地方公共団体等が実施すること以外にも、桶や空
き缶に水たまりを作らないなど、個人でできる簡単な方法も紹
介しました。
 昨年同様、本年もデング熱の国内感染事例が発生する可能性
があることから、官民一体で発生予防を行う必要があります。
 医療関係者向けのガイドラインは完成次第、厚生労働省ホーム
ページにて公開される予定です。
 医療機関の皆様におかれましては、診断・治療、蚊に刺され
ないための予防指導等とともに、発症前後の輸血・献血が確認
された際は、日本赤十字社(TEL:03-3437-7200)へ連絡する
ようお願いいたします。

<デング熱について>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dengue_fever.html


◆【締切迫る】感染症危機管理専門家養成プログラムの応募締切は、
  5月20日です

 厚生労働省は、感染症危機管理におけるスペシャリストとなる人材
を育成するためのプログラムを開設しました。
 研修期間は平成27年7月〜平成29年3月の予定です。修了者
は厚生労働大臣名の修了証を交付され、感染症危機事案発生時の
派遣専門家候補者となります。
 詳細は採用案内をご覧ください。電子メールでも受付可能です。
 多くの医師の皆様の応募をお待ちしています。 

<「感染症危機管理専門家養成プログラム」採用案内>
http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/saiyou/kikikanri/index.html


◆6月1日〜7日はHIV検査普及週間です

 厚生労働省は、6月1日〜7日の1週間をHIV検査普及週間と
定め、国や都道府県等が、利便性の高い場所や時間帯に配慮し
た検査を実施するなど、受検者の利用の機会を拡大するとともに、
広く国民に対して検査・相談体制に係る情報提供を含む普及啓発
を行い、HIV検査の浸透・普及を図っています。
 各医療機関におかれましては、HIV/エイズの予防啓発及び検査
に関する情報提供など、HIV感染の早期発見・早期治療に向け、
引き続きご協力をお願いします。
 普及週間に向けては、都道府県や公益財団法人エイズ予防財団、
エイズ関連NGOなど関係団体の協力を得て、普及啓発イベント等
を実施する予定です。

<エイズ予防情報ネットAPI-Net>
http://api-net.jfap.or.jp/index.html


◆2015年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマを募集しています

 厚生労働省と公益財団法人エイズ予防財団は、毎年12月1日
の世界エイズデーに向けて、国内キャンペーンのテーマを設定して
います。
 テーマの決定プロセスには、多くの人が関与していただけるよう、
エイズ予防情報ネット(API-Net)を通じてテーマ案を広く募集して
います。
 募集締切は、6月10日(水)です。詳細は以下のホームページを
ご覧ください。 

<2015年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマについて>
http://api-net.jfap.or.jp/lot/2015camp_theme.html


◆エボラ出血熱について(2015年5月13日)

  世界保健機関(WHO)の5月13日付の発表によると、5月10日
までの1週間に、ギニア、シエラレオネで新たに9例の確定患者、
7例の死亡者が報告されました。週別患者数は今年最低の報告数
となります。
 リベリアは、5月9日に、WHOにおいてエボラ出血熱流行の終息
が宣言されました。
 これらの国におけるこれまでの累計は、患者数26,724例、死亡者
数11,065例となっています。
 マリ、ナイジェリア、セネガル、スペイン、アメリカ、イギリスを含めた
総計では、患者数26,759例、死亡者数11,080例となっています。
 また、5月12日、イタリア本土において初めて、医療従事者による
患者が確認されました。
 医療機関の皆様におかれましては、引き続き以下の対応をお願いします。

(1) 発熱症状を呈する患者には必ず渡航歴を確認する。
(2) 受診者について、発熱症状に加えて、ギニア又はシエラレオネの
     過去1か月以内の滞在歴が確認できた場合は、エボラ出血熱の
     疑似症患者として直ちに最寄りの保健所長経由で都道府県知事
     へ届出を行う。
(3) ギニア又はシエラレオネの過去1か月以内の滞在歴を有し、かつ
   発熱症状を呈する患者から電話の問い合わせがあった場合は、
   当該エボラ出血熱が疑われる患者に対し、最寄りの保健所へ連絡
   するよう、要請する。

<エボラ出血熱の国内発生を想定した行政機関における基本的な対応について(依頼)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/20150511_01.pdf
<エボラ出血熱の国内発生を想定した医療機関における基本的な対応について(依頼)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/20150511_02.pdf
<保健所管轄区域案内>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/hokenjo/
<厚生労働省検疫所(FORTH)ホームページ>
http://www.forth.go.jp/
 

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▼審議会・研究会等▼
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◆第13回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本
  方針部会を開催しました(2015年5月13日)

 5月13日、第13回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防
接種基本方針部会を開催しました。
 本会議では、沈降10価肺炎球菌結合型ワクチンについて審議され、
広く接種を促進することの是非について検討を行うこととなりました。
 また、広く接種を促進する疾病・ワクチンに関する検討の進め方に
ついて整理し、今後の検討過程を更に明確化及び迅速化するための
審議が行われました。
 報告事項として、世界保健機関西太平洋地域事務局による日本の
麻しん排除状態の認定、13価肺炎球菌コンジュゲートワクチン(成人用)
に関するファクトシート(暫定版)について報告されました。

<第13回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000084860.html

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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況

◆IDWR 2015年第17週(第17号):伝染性紅斑などについて
  (2015年5月15日)

 手足口病、伝染性紅斑の定点当たり報告数は、過去5年間の
同時期と比較してかなり多くなっています。
 その他に、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染
性胃腸炎、水痘、百日咳、マイコプラズマ肺炎、感染性胃腸炎
(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は増加しました。

IDWR(感染症発生動向調査週報)2015年第17週(第17号)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2015.html


◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2015年5月15日)

 2015年第19週(5月4日〜5月10日)のデータを公表しました。
 全国の定点当たり報告数は0.71となっています。
 なお、今シーズンのインフルエンザ発生状況の定期的な公表は、
来週で終了します。

<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html


■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(5月9日〜5月15日掲載)
2015年05月15日 鳥インフルエンザA(H7N9)の発生状況(更新8)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/05151030.html 
2015年05月15日 エボラ出血熱の発生状況(第19週):補足
http://www.forth.go.jp/topics/2015/05150851.html
2015年05月14日 エボラ出血熱の発生状況(第19週) 
http://www.forth.go.jp/topics/2015/05141412.html
2015年05月14日 イタリアでエボラ出血熱患者が確認されました
http://www.forth.go.jp/topics/2015/05141153.html 
2015年05月13日 エボラ出血熱の発生状況(第18週):補足4
http://www.forth.go.jp/topics/2015/05130855.html
2015年05月12日 デング熱の流行状況について (更新4)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/05121351.html 
2015年05月12日 エボラ出血熱の発生状況(第18週):補足3
http://www.forth.go.jp/topics/2015/05120922.html 
2015年05月11日 リベリアにおけるエボラの終息宣言 
http://www.forth.go.jp/topics/2015/05111607.html
2015年05月11日 中東呼吸器症候群(MERS)の発生状況 (更新20)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/05111544.html 
2015年05月11日 エボラ出血熱の発生状況(第18週):補足2 
http://www.forth.go.jp/topics/2015/05110851.html
2015年05月08日 エボラ出血熱の発生状況(第18週):補足
http://www.forth.go.jp/topics/2015/05080905.html


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