感染症エクスプレス@厚労省
バックナンバー
メールマガジンのバックナンバーです。

2014-11-21

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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 >>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.175(2014年11月21日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

▼トピックス▼
 ◆感染症法改正法案が成立しました(2014年11月14日)
  ◆エボラ出血熱について
  【発生状況について】(2014年11月21日)
  【啓発ツールについて】(2014年11月21日)
 ◆職場の風しん対策リーフレットを作成しました(2014年11月)
▼感染症発生情報▼
 ◆IDWR 2014年第45週(第45号):咽頭結膜熱などについて(2014年11月21日)
 ◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2014年11月21日) 
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2014年11月15〜21日掲載) 
  
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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。

 エボラ出血熱を正しく知って頂くための動画と、啓発ポスターを作成しました。
 詳細は本メールマガジンをご覧ください。
 
 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。

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▼トピックス▼
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◆感染症法改正法案が成立しました(2014年11月14日)

 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律の一部を改正する
法律案が、11月14日、衆議院本会議で可決、成立し、本日公布されました。
 これにより、実験により感染させられた動物の獣医師の届出対象からの除外
(11月14日施行)、鳥インフルエンザ(H7N9)及び中東呼吸器症候群(MERS)
の二類感染症への追加(平成27年1月21日施行)がなされます。
 また、一類感染症など一部の感染症の患者からの検体の採取等の制度が創設
されます。(平成28年4月1日施行)
 そのほか、三種病原体等に該当する結核菌の範囲の見直し、侵襲性髄膜炎菌
感染症及び麻しんの患者を診断した医師の届出、結核患者に対するDOTS
(直接服薬確認療法)事業の医療機関等への依頼に関する規定等が整備されます。
(平成27年5月21日施行)
 なお、本法律の概要など関係資料は、厚生労働省ホームページの下記URLを
ご参照ください。

<第187回国会(臨時会)提出法律案>
 http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/soumu/houritu/187.html
 


◆エボラ出血熱について

【発生状況について】(2014年11月21日)

  世界保健機関(WHO)の発表によると、11月16日までのエボラ出血熱の
発生状況は、ギニア、リベリア、シエラレオネにおいては、患者数15,113例
(可能性の高い症例、確定症例、疑い症例を含む)、死亡者数5,406例、
マリ、ナイジェリア、セネガル、スペイン、アメリカを含めた総数は、
患者数15,145例、死亡者数5,420例が報告されています。
 
 医療機関の皆様におかれましては、以下の対応をお願いします。

(1)発熱症状を呈する患者には必ず渡航歴を確認する。
(2)受診者について、発熱症状に加えて、ギニア、リベリア又はシエラレオネの
   過去1か月以内の滞在歴が確認できた場合は、エボラ出血熱の疑似症患者
   として直ちに最寄りの保健所長経由で都道府県知事へ届出を行う。
(3)ギニア、リベリア又はシエラレオネの過去1か月以内の滞在歴を有し、かつ
   発熱症状を呈する患者から電話の問い合わせがあった場合は、当該エボラ
   出血熱が疑われる患者に対し、最寄りの保健所へ連絡するよう、要請する。


【啓発ツールについて】(2014年11月21日)
 啓発ツールとして、ポスターと「“知っておきたい”エボラ出血熱の
基本情報」(政府インターネットテレビ)、Q&Aの英語版を厚生労働省ホームページ
に掲載しましたのでご活用下さい。


<エボラ出血熱について:啓発ツール>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola.html
<エボラ出血熱の国内発生を想定した医療機関における基本的な対応について(依頼)> 
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/20141024_01.pdf
<保健所管轄区域案内>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/hokenjo/
<厚生労働省検疫所(FORTH)ホームページ>
http://www.forth.go.jp/


◆職場の風しん対策リーフレットを作成しました(2014年11月)

 雇用主・従業員の皆様を対象とした職場の風しん対策リーフレットを作成
しました。本リーフレットは事業者団体等に送付しています。
 医療機関におかれましても、必要に応じて風しんの感染予防の普及・啓発に
御活用くださいますようお願いいたします。
 現在多くの自治体が、妊娠を希望する女性やそのパートナーを主な対象として、
風しんの抗体検査を無料で実施しています。(平成27年3月末まで)
 詳細については、下記URLをご確認いただき、風しんの予防対策にお役立て
ください。 

<「職場みんなで風しん対策 風しんの予防接種を受けましょう」>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000065176.html
<風しんについて>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/



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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況

◆IDWR 2014年第45週(第45号):咽頭結膜熱などについて(2014年11月21日)
 
  咽頭結膜熱、水痘の定点当たり報告数は増加しました。また、インフルエンザ
の定点当たり報告数は3週連続で増加しました。
 この他に、性感染症及び薬剤耐性菌について、発生動向の概要などが掲載
されています。

IDWR(感染症発生動向調査週報)2014年第45週(第45号)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html


◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2014年11月21日)

 2014年第45週(2014年11月10日〜11月16日)のデータを公表しました。
 全国の定点当たり報告数は、0.37となっています。

<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html


■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2014年11月15〜21日掲載) 
2014年11月21日 マリ:エボラウイルス病の新たな症例の詳細
http://www.forth.go.jp/topics/2014/11211349.html
2014年11月20日 エボラ対応に関するロードマップ(更新21) 
http://www.forth.go.jp/topics/2014/11201518.html
2014年11月20日 鳥インフルエンザA(H7N9)の発生状況について(更新50) 
http://www.forth.go.jp/topics/2014/11201507.html
2014年11月17日 エボラ対応に関するロードマップ(更新20) 
http://www.forth.go.jp/topics/2014/11171458.html
2014年11月17日 南スーダンおよびマダガスカルにおけるポリオ発生状況について
http://www.forth.go.jp/topics/2014/11171443.html


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