感染症エクスプレス@厚労省
バックナンバー
メールマガジンのバックナンバーです。

2014-10-24

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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 >>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.171(2014年10月24日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

▼トピックス▼
 ◆デング熱啓発ポスターについて(2014年10月23日)
 ◆エボラ出血熱について(2014年10月24日) 
 ◆2014年11月2日(日)、新型インフルエンザに関する研修を開催します
▼感染症発生情報▼
 ◆IDWR 2014年第41週(第41号):A群溶血性レンサ球菌咽頭炎などについて
  (2014年10月24日)
 ◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2014年10月24日) 
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2014年10月18〜24日掲載) 
  
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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。

 西アフリカにおけるエボラ出血熱の患者の発生が続いています。
  本日、各自治体の衛生主幹部(局)長宛てに、医療機関における基本的な対応
に関する通知を発出しました。
 詳しくは本メールマガジンをご覧下さい。 

 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。

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▼トピックス▼
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◆デング熱について(2014年10月23日)

 冬になると蚊が減ることからデング熱の発生も収まりますが、翌年また流行する
こともあるので、予防啓発のためのポスター(リーフレット)を作成しました。
 ホームページからご自由に印刷して頂き、今後のデング熱対策にご活用ください。
 医療機関におかれましては、海外渡航歴のない場合であっても、デング熱が疑わ
れる患者を診察した際は、速やかに最寄りの保健所へ連絡くださいますよう、ご協力
をお願いいたします。

<デング熱について>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dengue_fever.html
[国立感染症研究所ホームページ]
<デング熱とは>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/encycropedia/392-encyclopedia/238-dengue-info.html


◆エボラ出血熱について(2014年10月24日)

 世界保健機関(WHO)の発表によると、10月24日現在、ギニア、リベリア、
シエラレオネにおいては、患者数9,911例(可能性の高い症例、確定症例、
疑い症例を含む)、死亡者数4,868例、ナイジェリア、セネガル、スペイン、
アメリカを含めた総数は、患者数9,936例、死亡者数4,877例が報告されて
います。
 今後、エボラ出血熱を疑われる患者が指定医療機関以外の医療機関に直接
来院する可能性も考えられることから、発熱に加え、ギニア、リベリア又は
シエラレオネの過去1か月以内の滞在歴が確認された者は、エボラ出血熱
疑似症患者として保健所長に届出いただきたい旨の通知を、本日各自治体の
衛生主幹部(局)長宛てに発出しました。

 医療機関の皆様におかれましては、以下の対応をお願いします。

医療機関における基本的な対応
(1) 発熱症状を呈する患者には必ず渡航歴を確認する。
(2) 受診者について、発熱症状に加えて、ギニア、リベリア又はシエラレオネの
     過去1か月以内の滞在歴が確認できた場合は、エボラ出血熱の疑似症患者
     として直ちに最寄りの保健所長経由で都道府県知事へ届出を行う。
(3) ギニア、リベリア又はシエラレオネの過去1か月以内の滞在歴を有し、かつ
    発熱症状を呈する患者から電話の問い合わせがあった場合は、当該エボラ
    出血熱が疑われる患者に対し、最寄りの保健所へ連絡するよう、要請する。
 
 
<エボラ出血熱の国内発生を想定した医療機関における基本的な対応について(依頼)> 
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/20141024_01.pdf
<保健所管轄区域案内>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/hokenjo/
<厚生労働省検疫所(FORTH)ホームページ>
http://www.forth.go.jp/



◆【締切間近】2014年11月2日(日)、新型インフルエンザに関する研修を開催します

 11月2日(日)13:00〜16:00(12:30開場)、イイノホール&カンファレンス
(東京都千代田区)にて、新型インフルエンザの診療と対策に関する研修を
行います。
 対象は、新型インフルエンザ診療に従事する予定の医師、医療従事者等です。
 定員は500名(先着順)、参加は無料です。 
 参加者には、日本呼吸器学会専門医更新研修単位(2点)及びICD制度協議会
更新点(2点)が付与されます。(定員に達し次第締め切らせて頂きます)
 申し込み、お問い合わせは下記リンクをご参照下さい。多数の皆様のご参加を
お待ちしております。

<開催案内とお申し込み>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/kouen-kensyuukai.html



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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況

◆IDWR 2014年第41週(第41号):A群溶血性レンサ球菌咽頭炎などについて
 (2014年10月24日)
 
  A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は3週連続で増加し、過去5年
間の同時期と比較してかなり多くなっています。
 その他に、RSウイルス感染症、水痘、手足口病、マイコプラズマ肺炎の定点当たり
の報告数が増加しました。

IDWR(感染症発生動向調査週報)2014年第41週(第41号)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html


◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2014年10月24日)

 2014年第42週(2014年10月13日〜19日)のデータを公表しました。
 全国の定点当たり報告数は、0.04となっています。

<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html



■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2014年10月18〜24日掲載) 

2014年10月24日 西アフリカにおける2014エボラ発生に関する国際保健規則緊急委員会
第3回会合でのWHO声明
http://www.forth.go.jp/topics/2014/10241529.html
2014年10月24日 フランスでチクングニア熱症例が報告されました
http://www.forth.go.jp/topics/2014/10241338.html
2014年10月23日 エボラ対応に関するロードマップ (更新13)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/10231335.html
2014年10月20日 エボラ対応に関するロードマップ (更新12)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/10201408.html
2014年10月20日 カリブ海諸国におけるチクングニア熱の患者の発生状況について(更新14)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/10201341.html
2014年10月20日 中東呼吸器症候群(MERS)の発生状況について (更新41)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/10201335.html


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