感染症エクスプレス@厚労省
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メールマガジンのバックナンバーです。

2014-09-26

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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 >>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.167(2014年09月26日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

▼トピックス▼
  ◆男性を対象とした風しん啓発HPが開設されました(2014年9月22日)
  ◆エボラ出血熱について(2014年9月21日) 
  ◆デング熱について(2014年9月26日)
  ◆今週は結核予防週間です(2014年9月24〜30日) 
  ◆2014年10月4日(土)、国立感染症研究所の一般公開が開催されます
  ◆2014年11月2日(日)、新型インフルエンザに関する研修を開催します
▼感染症発生情報▼
  ◆IDWR 2014年第37週(第37号):A群溶血性レンサ球菌咽頭炎などについて
   (2014年9月29日発行予定)
  ◆IASR 2014年9月号:「HIV/AIDS 2013年」などについて 
  ◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2014年9月26日) 
  ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2014年9月20〜26日掲載)
  
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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。

 今週は結核予防週間です。
 今年のポスター標語は、「長引く咳は“風邪”…“結核”かも!?」とし、
早期の受診を呼びかけるメッセージを発信する内容としています。
 詳しくは本メールマガジンをご覧ください。

 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。

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▼トピックス▼
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◆男性を対象とした風しん啓発HPが開設されました(2014年9月22日)

 これから結婚する男性向けのサイト「男のゼクシィ」に、風しん啓発特設サイト
「未来の赤ちゃんのために、妊活前に知ってほしいこと」が開設されました。
 結婚の際の風しんへの備えは、女性のみならず、昨年の風しんの流行で報告が
多く見られた成人男性においても重要となります。
 現在多くの自治体が、妊娠を希望する女性やそのパートナーを主な対象として、
風しんの抗体検査を無料で実施しています。(平成27年3月末まで)
 詳細については、下記URLをご確認いただき、風しんの予防対策にお役立て
ください。

[男のゼクシィ特設サイト]
<未来の赤ちゃんのために、妊活前に知ってほしいこと>
http://mens.zexy.net/mens/pr/1409/?fed=men_non_mens

<風しんについて>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/



◆エボラ出血熱について(2014年9月21日)

 西アフリカにおけるエボラ出血熱の患者の発生が続いています。
 世界保健機関(WHO)の情報では、9月21日現在、発生6,263例(可能性の高い
症例、確定症例、疑い症例を含む)、死亡症例2,917例が確認されています。
 流行地域からの帰国者・入国者が発熱等の体調不良を訴え医療機関を受診した
際は、行動歴・エボラ出血熱患者との接触歴等を聞き取り、エボラ出血熱への感染
が疑われる場合、ただちに最寄りの保健所へ連絡下さいますようお願いいたします。

<エボラ出血熱について>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola.html

<厚生労働省検疫所(FORTH)ホームページ>
http://www.forth.go.jp/



◆デング熱について(2014年9月26日)

 9月26日11時までに、国内でデング熱に感染した方が147名報告されています。
 医療機関におかれましては、海外渡航歴のない場合であっても、デング熱が疑われる
患者を診察した際は、速やかに最寄りの保健所へ連絡くださいますよう、
ご協力をお願いいたします。


<デング熱診療ガイドライン(第1版)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/20140916-02.pdf

<デング熱について>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dengue_fever.html

[国立感染症研究所ホームページ]
<デング熱とは>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/encycropedia/392-encyclopedia/238-dengue-info.html



◆今週は結核予防週間です(2014年9月24〜30日)
  〜長引く咳は“風邪”…“結核”かも!?〜

 厚生労働省は、9月24〜30日を結核予防週間として、広く国民の皆様に、結核に
ついての正しい理解を深めていただく期間としています。
 結核はいまだ年間2万人を超える新たな患者、2千人を超える死亡者が発生して
いる我が国の主要な感染症です。
 近年の状況として、30代〜50代の喀痰塗抹陽性肺結核患者の約3人に1人は
発病から受診まで2ヶ月以上要しており、また、約7人に1人は初診から診断まで
1ヶ月以上要していることが明らかになっています。
 医療機関の皆様におかれては、特に以下の点を念頭においた対応をお願い
いたします。

○長引くせき等の症状を訴える方が受診された際には、結核の可能性も視野に
  入れた診療をお願いいたします。
○医療従事者は、結核患者と接触する機会が比較的多いと思われますので、
  長引くせき等体調が思わしくない場合は、速やかに医師の診察を受けるよう
  お願いいたします。

<結核(BCGワクチン)について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou03/index.html

<平成25年結核登録者情報調査年報集計結果(概況)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou03/13.html



◆ 平成26年10月4日(土)、国立感染症研究所の一般公開が開催されます

 10月4日(土)に、東京都新宿区の国立感染症研究所戸山庁舎で一般公開が
開催されます。
 実験室体験、手洗い実習、標本展示などのほか、講演会〜話題の感染症〜
(MERSコロナウイルス、インフルエンザ、はしか)、感染症クイズ(これであなたも
ノロ博士!、アウトブレイク探偵)、パネル展示(海外旅行で気をつけたい感染症、
子どものかかる感染症とワクチン、病原体の種類、感染研のお仕事)などの催しも
用意いたしております。
 また、ご家族向けの感染症ゲーム、病原体模型工作など皆さまで楽しめるコーナー
もあります。

<国立感染症研究所一般公開のお知らせ>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/open-campus/openhouse.html



◆2014年11月2日(日)、新型インフルエンザに関する研修を開催します

 厚生労働省主催で2014年11月2日(日)13:00〜16:00(12:30開場)、
イイノホール&カンファレンス(東京都千代田区)にて、新型インフルエンザの
診療と対策に関する研修を行います。
 対象は、新型インフルエンザ診療に従事する予定の医師、医療従事者等で、
定員は500名(先着順)です。
 参加は無料で、参加者には日本呼吸器学会専門医更新研修単位(2点)
及びICD制度協議会更新点(2点)が付与されます。
 申し込み方法は、下記リンクをご参照ください。多数の皆様のご参加を
お待ちしております。

<開催案内とお申し込み>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/kouen-kensyuukai.html



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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況

◆IDWR 2014年第37週(第37号):A群溶血性レンサ球菌咽頭炎などについて
 (2014年9月29日発行予定)
 
  A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は、過去5年間の同時期と比較
してかなり多くなっています。
 また、インフルエンザの定点当たり報告数は3週連続で増加しました。
 他に、性感染症および薬剤耐性菌感染症についてのコメントが掲載されています。


IDWR(感染症発生動向調査週報)2014年第37週(第37号)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html
※以下のURLに9月29日に掲載される予定です。



◆IASR 2014年9月号:「HIV/AIDS 2013年」などについて

 特集は「HIV/AIDS 2013年」です。
 1985年〜2013年のHIV/AIDS報告数の推移、献血者のHIV抗体陽性率、自治体が
実施したHIV抗体検査と相談などの他、特集関連情報などについてまとめられています。


IASR(病原微生物検出情報 月報)2014年9月号
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr.html



◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2014年9月26日)

 2014年第38週(2014年9月15日〜9月21日)のデータを公表しました。
 全国の定点当たり報告数は、0.04となっています。
 

<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html



■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2014年9月20〜26日掲載) 

2014年09月26日 エボラ対応に関するロードマップ (更新5)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/09261350.html
2014年09月24日 エボラ対応に関するロードマップ (更新4) 
http://www.forth.go.jp/topics/2014/09241404.html
2014年09月24日 カリブ海諸国におけるチクングニア熱の患者の発生状況について(更新13)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/09241113.html
2014年09月22日 エボラ対応に関するロードマップ (更新3)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/09221335.html


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