感染症エクスプレス@厚労省
バックナンバー
メールマガジンのバックナンバーです。

2014-09-05

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓
┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━╋━╋━╋━┳━┓
 >>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.164(2014年09月05日)
              ┗━┻━┻━┻━┛


■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

▼トピックス▼
 ◆エボラ出血熱に関する空港等での検疫対応について(2014年9月5日)
 ◆デング熱の国内感染について(2014年9月5日)
 ◆第8回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会研究開発及び生産・流通部会
  を開催しました(2014年9月5日)
 ◆2014年10月4日(土)、国立感染症研究所の一般公開が開催されます
▼審議会・研究会等▼
 ◆エイズ動向委員会を開催しました(2014年8月29日)
▼感染症発生情報▼
 ◆IDWR 2014年第34週(第34号):A群溶血性レンサ球菌咽頭炎などについて
  (2014年9月5日発行)
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2014年8月30〜9月5日掲載) 
▼編集室からのお知らせ▼
 ◆感染症情報のリンク集
 ◆感染症に関するQ&Aのリンク集
 ◆広報・啓発ツールのリンク集

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
 
 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。

 デング熱の国内感染症例を定期的に取りまとめ、公表しています。
 引き続き、国内での感染が疑われる症例が発生した場合は、直ちに最寄りの
保健所まで情報提供をお願いします。
 詳しくは本メールマガジンをご覧ください。

 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼トピックス▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆エボラ出血熱に関する空港等での検疫対応について(2014年9月5日)
 
 西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネ及びナイジェリアにおいて、引き続き
エボラ出血熱の患者が発生しています。日本国内の空港等では、出入国者に
対するポスター等による注意喚起の実施と、入国者に対する健康相談室利用の
呼びかけを行っています。
 航空会社に対しては、発生国に21日以内に滞在した乗客は、空港到着後、検疫官
に申し出るようお願いする旨の機内アナウンスを、日本の空港に到着する全ての便に
おいて行うよう、協力を依頼しています。
 また、外務省、法務省入国管理局と連携し、日本に帰国・入国される方々への確実
な問診・健康相談等が行えるよう、体制を整備しています。


<エボラ出血熱について>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola.html

<厚生労働省検疫所(FORTH)ホームページ>
http://www.forth.go.jp/



◆デング熱の国内感染について(2014年9月5日)

 9月5日11時までに、国内でデング熱に感染したことが確認された66名の患者は
全て代々木公園周辺への訪問歴がありましたが、その後、代々木公園以外の場所
(新宿中央公園)でデング熱に感染したと考えられる患者が確認されました。
 医療機関におかれましては、海外渡航歴のない場合であっても、デング熱が疑わ
れる患者を診察した際は、速やかに最寄りの保健所へ連絡くださいますよう、
ご協力をお願いいたします。
 厚生労働省ホームページにQ&Aなどデング熱に関する資料を掲載していますので、
ご活用ください。


<デング熱について>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dengue_fever.html

[国立感染症研究所ホームページ]
<デング熱とは>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/encycropedia/392-encyclopedia/238-dengue-info.html



◆第8回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会研究開発及び生産・流通部会を
  開催しました(2014年9月5日)

 9月5日に第8回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会研究開発及び生産・
流通部会を開催しました。
 今回は、開発優先度の高いワクチン等の開発状況(第一三共株式会社)及び厚生
労働科学研究(「新興・再興感染症に対する画期的な新規ワクチン開発および実用
化に関する研究」(阿戸学参考人))について、意見交換を行いました。
 また、新たなワクチンの開発にあたっての要請事項について審議しました。
 この他、季節性細胞培養インフルエンザワクチンの開発に向けた検討状況を報告
しました。


<第8回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会研究開発及び生産・流通部会資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000008f2q.html#shingi127716
→追って掲載される予定です。



◆ 平成26年10月4日(土)、国立感染症研究所の一般公開が開催されます

 10月4日(土)に、東京都新宿区の国立感染症研究所戸山庁舎で一般公開が
開催されます。
 実験室体験、手洗い実習、標本展示などのほか、講演会〜話題の感染症〜
(MERSコロナウイルス、インフルエンザ、はしか)、感染症クイズ(これであなたも
ノロ博士!、アウトブレイク探偵)、パネル展示(海外旅行で気をつけたい感染症、
子どものかかる感染症とワクチン、病原体の種類、感染研のお仕事)などの催しも
用意いたしております。
 また、ご家族向けの感染症ゲーム、病原体模型工作など皆さまで楽しめる
コーナーもあります。

<国立感染症研究所一般公開のお知らせ>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/open-campus/openhouse.html



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼審議会・研究会等▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆エイズ動向委員会を開催しました(2014年8月29日)

 8月29日に第138回エイズ動向委員会を開催しました。
 2014年3月31日から6月29日までの約3ヶ月間における新規HIV感染者
報告数は276件で、感染に気づかずにエイズを発症して報告された新規エイズ
患者報告数は120件でした。合計は396件で、全体に占める新規AIDS患者の
割合が30%を超える状況が続いています。
 感染経路としては、新規HIV感染者報告、新規エイズ患者報告ともに同性間
性的接触が最多でした。年齢については、新規HIV感染者は、特に20〜30代、
新規AIDS患者は、30〜40代で多く報告されていますが、10〜70代までの幅広い
年齢層において報告が認められています。性別・年齢を問わず、誰もがHIVに
感染する可能性があるので、適切な予防策により感染を予防することが重要です。
 早期発見は、個人においては早期治療、社会においては感染の拡大防止に
結びつくため、各医療機関におかれましては、HIV/エイズの予防啓発及び検査
に関する情報提供など引き続きご協力をお願いします。


<エイズ動向委員会資料>
http://api-net.jfap.or.jp/status/index.html




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼感染症発生情報▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■国内の感染症発生状況

◆IDWR 2014年第34週(第34号):A群溶血性レンサ球菌咽頭炎などについて
 (2014年9月5日発行)
 
   A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の
同時期と比較してかなり多くなっています。
 咽頭結膜熱、感染性胃腸炎、水痘、手足口病、百日咳の定点当たり報告数も
増加しました。
 また、注目すべき感染症として、デング熱の国内感染症例についての記載が
あります。


IDWR(感染症発生動向調査週報)2014年第34週(第34号)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html



■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2014年8月30〜9月5日掲載) 

2014年09月05日 鳥インフルエンザA(H7N9)の発生状況について(更新48)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/09051144.html
2014年09月05日 西アフリカでエボラ出血熱が発生しています(更新47)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/09051014.html
2014年09月03日 フィリピンにおける麻疹の発生状況について(更新1)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/09021328.html
2014年09月01日 セネガルでエボラ出血熱が発生しています
http://www.forth.go.jp/topics/2014/09011409.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼編集室からのお知らせ▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆感染症情報のリンク集
 国立感染症研究所:http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases.html
 厚生労働省検疫所(FORTH):http://www.forth.go.jp/index.html
 エイズ予防情報ネット:http://api-net.jfap.or.jp/
 WHO:http://www.who.int/en/
 CDC:http://www.cdc.gov/
 ECDC:http://www.ecdc.europa.eu/en/Pages/home.aspx
 China CDC:http://www.chinacdc.cn/en/
 国立医薬品食品衛生研究所:http://www.nihs.go.jp/kanren/shokuhin.html



◆感染症に関するQ&Aのリンク集
<腸管出血性大腸菌感染症>
http://www1.mhlw.go.jp/o-157/o157q_a/index.html
<マイコプラズマ肺炎>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou30/index.html
<RSウイルス感染症>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/rs_qa.html
<感染性胃腸炎(ノロウイルス)>
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html
<感染性胃腸炎(特にロタウイルス)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/Rotavirus/index.html
<手足口病>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/hfmd.html
<咽頭結膜熱>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou17/01.html
<重症熱性血小板減少症候群(SFTS)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts_qa.html
<インフルエンザ>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
<鳥インフルエンザA(H7N9)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/h7n9.html
<鳥インフルエンザ(動画)>
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg9687.html
<狂犬病>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/07.html
<結核とBCGワクチン>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/bcg/
<オーラルセックス(口腔性交)による性感染症>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/qanda.html
<ポリオとポリオワクチン>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/polio/qa.html
<日本脳炎>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/nouen_qa.html
<子宮頸がん予防ワクチン>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/qa_shikyukeigan_vaccine.html
<子宮頸がん予防ワクチン接種の「積極的な接種勧奨の差し控え」>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/qa_hpv.html
<風しん>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/rubellaqa.html
<麻しん(はしか)>
http://www.mhlw.go.jp/qa/kenkou/hashika/index.html
<水痘>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/varicella/index.html
<肺炎球菌感染症(高齢者)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/haienkyukin/index_1.html
<エボラ出血熱>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola_qa.html
<デング熱>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dengue_fever_qa.html


◆広報・啓発ツールのリンク集
<インフルエンザ予防対策(ポスター、カレンダー、電話伝言メモなど)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/keihatu.html
<麻しん>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou/pdf/poster07.pdf
<風しん>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html
<定期の予防接種(主に小学生までのお子さんが受けた方がよい予防接種)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/keihatsu_tool/index.html
<予防接種スケジュール(国立感染症研究所)>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/component/content/article/320-infectious-diseases/vaccine/2525-v-schedule.html
<予防接種後健康被害救済制度のリーフレット>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/kenkouhigai_kyusai/dl/leaflet_h241119.pdf
<性感染症>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/
<動物由来感染症>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/
<狂犬病>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/




■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

●バックナンバー
 http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/backnumber/
●新規登録・配信停止の手続き・注意事項
 http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/
●お問い合わせ
 https://mhlw.asp.3mail.jp/inquiry/
●内容に関するご意見
 kansenshomail@mhlw.go.jp

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

○当メールマガジンは外部の電子メール配信サービスを利用して行っています。
○登録していないにもかかわらず当メールマガジンが配信された場合は、他の方が
 間違えて登録した可能性がありますので、配信停止のお手続きをお願いします。
○当メールマガジンの送信元アドレスは送信専用となっています。
○携帯メールなどには対応しておりません。
○当メールマガジンは等幅フォントでの閲覧をおすすめします。
○当メールマガジンの内容の全部または一部については、私的使用または引用など
 著作権法上認められた行為として、出所を明示することにより引用、転載、複製
 を行うことができます。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Copyright (C) 厚生労働省(2011年)〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Copyright (C) Ministry of Health, Labour and Welfare, All Right reserved.
          
©  2011 Ministry of Health, Labour and Welfare, All Right reserved.