感染症エクスプレス@厚労省
バックナンバー
メールマガジンのバックナンバーです。

2014-08-29

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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 >>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.163(2014年08月29日)
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■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

▼トピックス▼
 ◆エボラ出血熱対策のWHOミッションに日本人専門家が派遣されました
  (2014年8月25日)
 ◆デング熱の国内感染症例について(2014年8月27日、28日)
  ◆HPVワクチンの接種後の症状に関する医療体制の整備と調査について
  (2014年8月29日)
▼感染症発生情報▼
 ◆IDWR 2014年第33週(第33号):RSウイルス感染症、マイコプラズマ肺炎
  などについて(2014年8月29日発行)
 ◆IASR 2014年8月号:「クリプトスポリジウム症およびジアルジア症 
   2014年7月現在」などについて 
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2014年8月23〜29日掲載) 

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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。

 海外渡航歴のないデング熱の患者が報告されました。詳しくは本メールマガジンを
ご覧ください。

 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。

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▼トピックス▼
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◆エボラ出血熱対策のWHOミッションに日本人専門家が派遣されました
 (2014年8月25日)

 現在、西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネ及びナイジェリアにおいて、
エボラ出血熱の発生が報告されておりますが、今般、WHOからの支援要請により、
日本よりリベリアに医師が派遣されました。
 今回のアウトブレイクによるWHO専門家としての日本人の現地派遣はのべ4人と
なります。

<プレスリリース>
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000055419.html

<エボラ出血熱について>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola.html

<厚生労働省検疫所(FORTH)ホームページ>
http://www.forth.go.jp/



◆デング熱の国内感染症例について(2014年8月27日、28日)

 デング熱の国内感染症例が報告されました。
 さいたま市、埼玉県及び東京都から3名の患者が報告されていますが、いずれも
都立代々木公園(渋谷門付近)で感染したと考えられており、東京都は公園の
蚊の駆除を行いました。

 医療機関におかれましては、海外渡航歴のない場合であっても、デング熱が
疑われる患者を診察した際は、速やかに最寄りの保健所へ連絡くださいますよう
ご協力をお願いいたします。
 厚生労働省ホームページにQ&Aなどデング熱に関する資料を掲載していますので、
ご活用ください。

<プレスリリース>
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000055834.html

<デング熱について>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dengue_fever.html

[国立感染症研究所ホームページ]
<デング熱とは>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/encycropedia/392-encyclopedia/238-dengue-info.html



◆HPVワクチンの接種後の症状に関する医療体制の整備と調査について
 (2014年8月29日)

  HPVワクチンについては、広範な慢性の疼痛又は運動障害を中心とする多様な症状
が接種後に特異的に見られたことから、昨年6月以来、この症状の発生頻度等がより
明らかになり、国民に適切に情報提供できるまでの間、定期接種の積極的な勧奨を
差し控えているところです。

  今般、これらの症状を有する患者について、下記のとおり新たに3つの対策を講じる
こととなりました。

 1. 適切な治療を受けられる地域の中核医療機関を、都道府県、医師会、
   及び関係学会の協力を得て、各県に少なくとも1つ整備
 2. 副反応報告の確実な実施
 3. 副反応報告症例についてのその後の状況等の追跡調査の強化

  関連通知については、厚生労働省ホームページの子宮頸がん予防ワクチンのページ
に掲載することとしております。

<ヒトパピローマウイルス感染症について>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/



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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況

◆IDWR 2014年第33週(第33号):RSウイルス感染症、マイコプラズマ肺炎など
  について(2014年8月29日発行)
 
  RSウイルス感染症及びマイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は3週連続で増加
しました。
  性感染症及び薬剤耐性菌感染症の発生動向の概要等について、コメントが掲載
されています。

IDWR(感染症発生動向調査週報)2014年第33週(第33号)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html



◆IASR 2014年8月号:「クリプトスポリジウム症およびジアルジア症 2014年7月現在」
  などについて

 特集は「クリプトスポリジウム症およびジアルジア症 2014年7月現在」です。
  両疾患の基本的な事項および感染症発生動向調査における届出の状況や感染要因
などの他、特集関連情報などについてまとめられています。

IASR(病原微生物検出情報 月報)2014年8月号
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr.html


■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2014年8月23〜29日掲載) 

2014年08月29日 西アフリカでエボラ出血熱が発生しています(更新46)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/08290928.html
2014年08月28日 フィリピンにおける麻疹の発生状況について(更新1)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/08281328.html
2014年08月28日 コンゴ民主共和国でエボラ出血熱が発生しています
http://www.forth.go.jp/topics/2014/08281014.html
2014年08月25日 カリブ海諸国におけるチクングニア熱の患者の発生状況について(更新12) 
http://www.forth.go.jp/topics/2014/08251445.html
2014年08月25日 西アフリカでエボラ出血熱が発生しています(更新45)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/08251000.html



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