感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓
┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━╋━╋━╋━┳━┓
>>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.150(2014年05月30日)
┗━┻━┻━┻━┛
■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
▼審議会・研究会等▼
◆第4回厚生科学審議会感染症部会を開催しました(2014年5月
28日)
◆エイズ動向委員会を開催しました(2014年5月23日)
▼感染症発生情報▼
◆全国の定点当たり報告数は0.56(5/19〜25のインフルエンザの
発生状況)(2014年5月30日)
◆IDWR 2014年第20週(第20号):咽頭結膜熱などについて
(2014年5月30日発行)
◆IASR 2014年5月号:「腸管出血性大腸菌感染症 2014年4月
現在」などについて
◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2014年5月
24〜30日掲載)
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
中東呼吸器症候群(MERS)を感染症法上の指定感染症(二類相当)
に指定することが厚生労働省の審議会で了承されました。詳しくは
本メールマガジンに記載しているURLをご覧ください。
今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼審議会・研究会等▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆第4回厚生科学審議会感染症部会を開催しました(2014年5月28日)
5月28日に第4回厚生科学審議会感染症部会を開催し、中東呼吸
器症候群(MERS)の感染症法上の取扱い、多剤耐性結核菌の病原体等
管理規制の対象範囲の見直しや感染症法の見直しについて審議しました。
審議の結果、中東呼吸器症候群(MERS)を指定感染症(二類相当)
に指定することや多剤耐性結核菌の病原体等管理規制の対象範囲を
見直すことなどについて、了承されました。
<第4回厚生科学審議会感染症部会資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000008f2q.html#shingi127717
【エイズ】
◆エイズ動向委員会を開催しました(2014年5月23日)
5月23日に第137回エイズ動向委員会を開催しました。
2013年1年間における新規HIV感染者報告数(確定値)は1,106件
(過去2位)で、感染に気づかずにエイズを発症して報告された新規
エイズ患者報告数(確定値)は484件(過去最多)でした。合計は
約1,590件(過去最多)で、全体に占める新規エイズ患者の割合が30%
を超える状況が続いています。
感染経路としては、新規HIV感染者報告、新規エイズ患者報告とも
に同性間性的接触が最多でした。年齢については、新規HIV感染者報
告数は、特に20〜30代で多く、新規エイズ患者報告数は、30歳以上、
特に近年は50歳以上での増加傾向が認められました。若年層のみで
なく、50歳以上の年齢層においてもHIV検査は重要と考えられます。
早期発見は、個人においては早期治療、社会においては感染の拡大
防止に結びつくため、各医療機関におかれましては、HIV/エイズの
予防啓発及び検査に関する情報提供など引き続きご協力をお願いします。
<エイズ動向委員会資料>
http://api-net.jfap.or.jp/status/index.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼感染症発生情報▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■国内の感染症発生状況
【インフルエンザ】
◆全国の定点当たり報告数は0.56(5/19〜25のインフルエンザの
発生状況)(2014年5月30日)
2014年第21週(2014年5月19〜25日)のデータを公表しました。
全国の定点当たり報告数は、0.56となっております。
都道府県別では沖縄県(7.64)、山形県(2.94)、岩手県(2.11)、
鹿児島県(1.51)、長野県(1.21)、山口県(1.00)の順となっています。
44都道府県で前週の報告数よりも減少がみられました。
国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、AH1pdm09が
最も多く検出されています。
なお、今シーズンのインフルエンザ発生状況の定期的な公表は、
今週で終了します。来シーズン(2014/2015シーズン)の公表は、
今年9月からの開始を予定しています。
<報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
<インフルエンザウイルス分離・検出速報>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html
◆IDWR 2014年第20週(第20号):咽頭結膜熱などについて
(2014年5月30日発行)
咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎の定点
当たりの報告数が増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多く
なっています。
IDWR(感染症発生動向調査 週報)2014年第20週(第20号)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html
◆IASR 2014年5月号:「腸管出血性大腸菌感染症 2014年4月現在」
などについて
特集は「腸管出血性大腸菌感染症 2014年4月現在」です。
腸管出血性大腸菌感染症の発生動向、集団感染事例などについて
まとめられています。
IASR(病原微生物検出情報5月報)2014年5月号
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr.html
■海外の感染症発生状況
◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2014年5月24〜
30日掲載)
2014年05月30日 米国でのMERSコロナウイルス接触者感染は陰性と判明しました
http://www.forth.go.jp/topics/2014/05301104.html
2014年05月30日 南スーダンでコレラが流行しています(更新1)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/05300855.html
2014年05月29日 鳥インフルエンザA(H7N9)の発生状況について(更新43)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/05291120.html
2014年05月29日 西アフリカでエボラ出血熱が発生しています(更新19)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/05291113.html
2014年05月29日 中東呼吸器症候群(MERS)の発生状況について(更新29)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/05291045.html
2014年05月28日 南スーダンでコレラが流行しています
http://www.forth.go.jp/topics/2014/05280931.html
2014年05月27日 西アフリカでエボラ出血熱が発生しています(更新18)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/05271105.html
2014年05月26日 南太平洋におけるデング熱の流行状況について(更新3)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/05261522.html
2014年05月26日 太平洋地域でのジカウイルス発生状況について(更新1)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/05261511.html
2014年05月26日 西アフリカでエボラ出血熱が発生しています(更新17)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/05261303.html
2014年05月26日 中東呼吸器症候群(MERS)の発生状況について(更新28)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/05261157.html
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
●バックナンバー
http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/backnumber/
●配信先変更・配信停止の手続き
http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/
●登録に関するお問い合わせ
https://mhlw.asp.3mail.jp/inquiry/
●内容に関するご意見
kansenshomail@mhlw.go.jp
●注意事項
http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
○当メールマガジンは外部の電子メール配信サービスを利用して行っています。
○登録していないにもかかわらず当メールマガジンが配信された場合は、他の
方が間違えて登録した可能性がありますので、配信停止のお手続きをお願い
します。
○当メールマガジンの送信元アドレスは送信専用となっています。
○携帯メールなどには対応しておりません。
○当メールマガジンは等幅フォントでの閲覧をおすすめします。
○当メールマガジンの内容の全部または一部については、私的使用または引用
など著作権法上認められた行為として、出所を明示することにより引用、転
載、複製を行うことができます。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Copyright (C) 厚生労働省(2011年)〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Copyright (C) Ministry of Health, Labour and Welfare, All Right reserved.
|