感染症エクスプレス@厚労省
バックナンバー
メールマガジンのバックナンバーです。

2014-05-23

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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 >>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.149(2014年05月23日)
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
▼トピックス▼
 ◆5月25日(日)にエイズの普及啓発イベントを実施します
▼審議会・研究会等▼
 ◆第9回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会を
  開催しました(2014年5月19日)
 ◆第 3 回厚生科学審議会結核部会を開催しました(2014年5月22日)
 ◆第7回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会研究開発及び生産・
  流通部会を開催しました(2014年5月23日)
▼感染症発生情報▼
 ◆全国の定点当たり報告数は0.83(5/12〜18のインフルエンザの発生
  状況)(2014年5月23日)
 ◆IDWR 2014年第19週(第19号):水痘などについて
  (2014年5月23日発行)
 ◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
  (2014年5月17〜23日掲載)

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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。

 5月25日(日)に著名人を招いてエイズに関する啓発イベントを
実施します。詳しくは、本メールマガジンのトピックスや関連URL
をご覧の上、ぜひご参加ください。

 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。

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▼トピックス▼
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【エイズ】
◆5月25日(日)にエイズの普及啓発イベントを実施します

 厚生労働省は、HIV/エイズに関する正しい知識の啓発を目的に、
以下のとおり、普及啓発イベントを実施します。
 会場の近隣にお越しの際にはぜひご参加ください。また、
イベントの状況は、インターネットによる生中継も予定して
いますのでぜひご覧ください。

 [レッドリボンモ〜ル<あなたはだんだんHIV(エイズ)検査に
行きたくナ〜ル>(入場無料)]
 日 時:5月25日(日)14:00〜16:00(予定)
 場 所:イオンモール幕張新都心 GRAND MALL 1階グランド
     スクエア(千葉県千葉市)
 出演者:加藤鷹、狩野英孝、こにわ、斉藤夏海、島袋寛子、
     CHIE、飛石連休、ホリ、MACO、遼河はるひ
 M C:山本シュウ(総合プロデューサー)※敬称略
 ※イベントの詳細については、RED RIBBON LIVE公式サイト
  よりご確認ください。

RED RIBBON LIVE公式サイト:http://redribbonlive.net/
facebook:https://www.facebook.com/REDRIBBONLIVE
Twitter:https://twitter.com/RRxTBS



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▼審議会・研究会等▼
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◆第9回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討 部会を
 開催しました(2014年5月19日)

 5月19日に第9回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応
検討部会を薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査
会と合同で開催しました。
 百日咳、ジフテリア、破傷風、不活化ポリオ、小児用肺炎球菌、ヒブ、
BCG、日本脳炎、B型肝炎、ロタウイルスの各ワクチンについて、
平成26年2月末までの副反応報告を基に審議が行われました。
 合同会議では、副反応報告された全ての症例の概要並びに後遺症症例、
アナフィラキシー症例及び死亡症例のより詳細な経過等の資料を基に審議
され、これまでの報告において各ワクチンの安全性に重大な懸念は認めら
れないと評価されました。



【結核】
◆第3回厚生科学審議会結核部会を開催しました(2014年5月22日)

 5月22日に第3回厚生科学審議会結核部会を開催し、薬剤感受性試験の
結果を確実に把握することや、多剤耐性結核菌の病原体等管理規制の対象
範囲の見直しなどについて審議しました。
 審議の結果、薬剤感受性試験の結果を結核登録者票に記録すべき事項と
して追加することと、病原体等管理規制における多剤耐性結核菌の定義を
WHOの超多剤耐性結核菌の定義に準じた定義に見直すことについて、了承
されました。
 また、報告事項として「院内(施設内)感染の手引き」や「保健所に
向けた刑事施設における結核対策の手引き」が紹介されました。
<第3回 厚生科学審議会結核部会 資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000046646.html


◆第7回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会研究開発及び生産・
流通部会を開催しました(2014年5月23日)

 5月23日に第7回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会研究開発
及び生産・流通部会を開催しました。
 今回は、開発優先度の高いワクチン等の開発状況(武田薬品工業株式会社
及び一般財団法人化学及血清療法研究所)について意見交換をしました。
 また、厚生労働科学研究費補助金の研究である「新興再興感染症に対する
経鼻ワクチンの開発・実用化に関する研究」(長谷川秀樹先生)、「粘膜免疫誘
導型新規結核ワクチンの開発」(保富康宏先生)、「多剤耐性結核に対する新規
治療用DNAワクチンの開発・実用化に関する研究」(岡田全司先生)について
意見交換をしました。
 この他、2014/15シーズンのインフルエンザワクチン製造株を選定した旨など
を報告ました。
<第7回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会研究開発及び生産・流通部会資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000008f2q.html#shingi127716
→追って掲載される予定です。


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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況

【インフルエンザ】
◆全国の定点当たり報告数は0.83(5/12〜18のインフルエンザ
 の発生状況)(2014年5月23日)

 2014年第20週(2014年5月12〜18日)のデータを公表しました。
 全国の定点当たり報告数は、0.83となっております。
 都道府県別では沖縄県(8.05)、山形県(4.25)、長野県
(2.08)、岩手県(1.98)、福島県(1.82)の順となっています。
38都道府県で前週の報告数よりも減少がみられました。
 国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、AH1pdm09
が最も多く検出されています。

<報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html

<インフルエンザウイルス分離・検出速報>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html



◆IDWR 2014年第19週(第19号):水痘などについて
(2014年5月23日発行)

 水痘の定点当たり報告数が3週連続で増加しています。
風しんは昨年の第19週にピークとなり857例の報告がありましたが、本年は
7例と大きな流行は認めていません。
 麻しんは本年の第12週に28例の報告を認めて以降、報告数は減少の傾向にあり、
今週は9例の報告がありました。

IDWR(感染症発生動向調査 週報)2014年第19週(第19号)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html


■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2014年
  5月17〜23日掲載)
2014年05月23日 鳥インフルエンザA(H7N9)の発生状況について (更新42)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/05231352.html
2014年05月22日更新 鳥インフルエンザA(H5N1)に感染した患者の発生状況について (更新4)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/05220855.html
2014年05月20日 インディアナ州MERS患者との接触者(イリノイ州)でMERSコロナウイルス試験が陽性となりました
http://www.forth.go.jp/topics/2014/05201323.html
2014年05月19日 中東呼吸器症候群(MERS)の発生状況について(更新27)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/05191158.html
2014年05月19日 トンガ王国でチクングニア熱が流行しています
http://www.forth.go.jp/topics/2014/05191008.html


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