感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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>>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.145(2014年4月18日)
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
▼トピックス▼
◆熊本県における鳥インフルエンザの発生について(2014年4月13日)
◆鳥インフルエンザの対策と注意点に関する動画配信を開始しました(2014年
4月17日)
◆新型インフルエンザ発生を想定した厚生労働省内の初動対応の確認訓練を
行いました(2014年4月15日)
◆麻しん患者の増加について(情報提供及び協力依頼)
▼感染症発生情報▼
◆全国の定点当たり報告数は4.18(4/7〜4/13のインフルエンザの発生状況)
(2014年4月18日)
◆IDWR 2014年第14週(第14号):ヘルパンギーナやインフルエンザなどに
ついて(2014年4月18日発行)
◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2014年4月12〜18日掲載)
▼編集室からのお知らせ▼
◆ゴールデンウィークの『感染症エクスプレス@厚労省』配信スケジュール
について
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こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
国内の麻しん患者の報告数が例年より増えています。詳しくは、
本メールマガジンのトピックスをご覧ください。
今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。
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▼トピックス▼
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【鳥インフルエンザ】
◆熊本県における鳥インフルエンザの発生について(2014年4月13日)
熊本県の家きん農場において、鳥インフルエンザ(H5N8)が発生しました。
鳥インフルエンザは鳥の病気ですので、感染した鳥と濃厚な接触をした場合
など、ごくまれにヒトに感染することはありますが、通常の生活で鳥インフル
エンザがヒトに感染するリスクは極めて低いです。これまで、日本で鳥インフル
エンザの患者は発生していません。
発生地域周辺の医療機関の皆様におかれましては、万一、症状や鳥との
接触歴などから、鳥インフルエンザを疑う患者を診察した場合は、最寄りの
保健所へ情報提供いただくよう、ご協力のほどお願いします。
<高病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)が疑われる事例の発生について
(情報提供)(2014年4月13日)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou02/pdf/140414-01.pdf
<熊本における高病原性鳥インフルエンザウイルスのN亜型確定について
(情報提供)(2014年4月17日)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou02/pdf/140418-01.pdf
◆鳥インフルエンザの対策と注意点に関する動画配信を開始しました(2014年
4月17日)
この動画では、一般の皆様に向けて、海外の鳥インフルエンザ流行地域で
の感染予防の方法や、国内への鳥インフルエンザ侵入・まん延を防ぐための
各関係省庁の取組みなどについて紹介しています。医療関係者の皆様におか
れましても、本動画をご活用下さい。
<鳥インフルエンザって何? その対策と注意点(政府インターネットテレビ)>
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg9687.html
【新型インフルエンザ】
◆新型インフルエンザ発生を想定した厚生労働省内の初動対応の確認訓練を
行いました(2014年4月15日)
4月15日、厚生労働省では、海外で新型インフルエンザの発生を想定した
初動対応の確認訓練を実施しました。
訓練では、架空の国で新型インフルエンザが発生の疑い情報を受け、厚生
労働大臣が感染症法に基づく新型インフルエンザに該当するか判断し、その
判断を新型インフルエンザ等対策推進本部 本部員会議にて情報共有と本部
員への指示を行う部分を確認しました。
この訓練では、厚生労働大臣をはじめとする厚生労働省新型インフル
エンザ等対策推進本部のメンバーが参加し、新型インフルエンザ発生時の
初動対応の基本的な流れや対策本部の組織について確認しました。
厚生労働省HPのフォトレポートに当日の様子を掲載する予定です。
http://www.mhlw.go.jp/photo_report/
◆麻しん患者の増加について(情報提供及び協力依頼)
麻しん患者の届出数は、平成26年第1週から第14週までに253例(4月
9日現在)あり、昨年1年間の累積届出数(232例)をすでに上回りました。
予防接種歴がない又は不明な方の感染報告が全体の約8割を占め、患者年齢
では、特に1期の定期予防接種を開始する前の0歳児(30例)、及び予防接種
歴のない1歳児(23例)に多く報告が見られています。
医療関係者の皆様におかれましては、地域での麻しんの発生動向に留意
いただき、適宜、住民の方々に対する情報提供や注意喚起及び麻しん発生時
の発生の届出や予防対策等の適切な対応を宜しくお願いします。
【参考資料】
感染症発生動向調査 2014 年第 14 週:速報グラフ(国立感染症研究所
感染症疫学センター)
http://www0.nih.go.jp/niid/idsc/idwr/diseases/measles/measles2014/meas14-14.pdf
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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況
【インフルエンザ】
◆全国の定点当たり報告数は4.18(4/7〜4/13のインフルエンザの発生状況)
(2014年4月18日)
2014年第15週(2014年4月7日〜4月13日)のデータを公表しました。
全国の定点当たり報告数は、4.18となっております。
都道府県別では青森県(9.03)、山形県(8.83)、山梨県(8.48)、
岩手県(8.33)、秋田県(7.87)、福島県(7.84)、沖縄県(7.84)、
富山県(7.83)の順となっています。山梨県を除く46都道府県で前週の報告
数よりも減少がみられました。
国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、AH1pdm09が最も多く
検出されています。
<報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
<インフルエンザウイルス分離・検出速報>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html
◆IDWR 2014年第14週(第14号):ヘルパンギーナやインフルエンザなどに
ついて(2014年4月18日発行)
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は2週連続で増加しています。
また、インフルエンザの定点当たり報告数は第10週以降減少が続いています。
A型肝炎は例年に比べて報告数が増加(260例)していますが、1週間当たり
の患者報告数は第10週(48例)をピークには減少傾向(第14週 12例)に
あります。
IDWR(感染症発生動向調査 週報)2014年第14週(第14号)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html
■海外の感染症発生状況
◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報(2014年4月12〜18日掲載)
2014年04月17日 中東呼吸器症候群(MERS)の発生状況について(更新17)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/04171126.html
2014年04月16日 西アフリカでエボラ出血熱が発生しています(更新5)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/04161430.html
2014年04月15日 カリブ海諸国におけるチクングニア熱の患者の発生状況について(更新7)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/04151417.html
2014年04月15日 中東呼吸器症候群(MERS)の発生状況について(更新16)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/04151407.html
2014年04月14日 中東呼吸器症候群(MERS)の発生状況について(更新15)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/04141134.html
2014年04月14日 西アフリカでエボラ出血熱が発生しています(更新4)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/04141129.html
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▼編集室からのお知らせ▼
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◆ゴールデンウィークの『感染症エクスプレス@厚労省』配信スケジュール
について
いつもご愛読いただきありがとうございます。間もなく待ち遠しいゴール
デンウィークが始まりますね。ゴールデンウィーク期間中の5月2日(金)
の本メールマガジンは休刊とさせていただきます。
なお、4月25日(金)および5月9日(金)以降は通常通りの配信となり
ます。何卒ご了承ください。
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