感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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>>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.134(2014年1月31日)
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
▼トピックス▼
◆中国における鳥インフルエンザA(H7N9)の発生状況について(協力依頼)
▼審議会・研究会等▼
◆第1回厚生科学審議会結核部会を開催しました(2014年1月29日)
◆第2回厚生科学審議会感染症部会を開催しました(2014年1月30日)
◆第8回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会を
開催しました(2014年1月31日)
▼感染症発生情報▼
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2014年1月31日)
◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2014年第3週(第3号)(2014年1月
31日発行)
◆IASR(病原微生物検出情報 月報)2014年1月号
◆フィリピンで麻しんが流行しています
▼編集室からのお知らせ▼
◆『感染症エクスプレス@厚労省』に関するアンケートご協力のお願い
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こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
1月より実施している『感染症エクスプレス@厚労省』に関するアンケート
回答期限が2月7日までとなっています。詳細は本メールマガジンの記事や
URLをご覧の上、ぜひご協力いただけますようお願いいたします。
今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。
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▼トピックス▼
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【鳥インフルエンザA(H7N9)】
◆中国における鳥インフルエンザA(H7N9)の発生状況について(協力依頼)
昨年10月以降、中国で鳥インフルエンザA(H7N9)の感染例の報告が続いて
います。
国立感染症研究所は、「鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスによる感染事例
に関するリスクアセスメントと対応」を更新しました(1月29日付)。
各医療機関におかれましては、引き続き、38度以上の発熱と急性呼吸器
症状を呈し、症状や所見、渡航歴、動物との接触歴等から鳥インフルエンザ
A(H7N9)を疑う患者を診察した場合は、最寄りの保健所へ情報提供いただ
くよう、ご協力のほどお願いします。
鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスによる感染事例に関するリスクアセスメントと対応(国立感染症研究所)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/flu-m/flutoppage/2276-flu2013h7n9/a-h7n9-niid/4324-riskassess-140129.html
鳥インフルエンザA(H7N9)について(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/h7n9.html
鳥インフルエンザA(H7N9)への対応について(内閣官房)
http://www.cas.go.jp/jp/influenza/tori_inf/index.html
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▼審議会・研究会等▼
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【結核】
◆第1回厚生科学審議会結核部会を開催しました(2014年1月29日)
1月29日に第1回厚生科学審議会結核部会を開催し、「結核に関する
特定感染症予防指針」に関して審議がなされました。
「結核に関する特定感染症予防指針」は平成23年5月に改正され、2年が
経過しております。
第1回の部会では、指針に掲げられた施策の現状について、自体対に対して
行ったアンケート調査結果をもとに、審議がなされました。
今後、審議された内容を踏まえた報告書をとりまとめていく予定です。
<第1回 厚生科学審議会結核部会 資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000036336.html
◆第2回厚生科学審議会感染症部会を開催しました(2014年1月30日)
1月30日、第2回厚生科学審議会感染症部会を開催し、以下の内容に
ついて審議が行われました。
(1)鳥インフルエンザA(H7N9)について
鳥インフルエンザA(H7N9)の感染症法上の指定感染症としての指定の延長
について審議が行われました。次回部会において引き続き審議することと
されました。
(2)感染症法の見直しについて
侵襲性髄膜炎菌感染症及び麻しん等の感染症法上の位置付け、意図的に
感染させた動物の獣医師届出、感染症対策における地方公共団体による
検査の実施の確保等について審議が行われました。次回部会において引き
続き審議することとされました。
(3)風しんに関する特定感染症予防指針について
風しんに関する特定感染症予防指針について審議が行われ、了承されま
した。適用日は、2014年4月1日を予定しています。
(4)薬剤耐性菌の国内発生動向調査について
薬剤耐性アシネトバクター感染症を全数報告疾病とし、腸内細菌科
カルバペネム耐性菌感染症を五類感染症に位置付けた上で全数報告疾病と
することについて審議が行われました。今後、報告基準等の検討が行われ
る予定です。
部会に使用された資料は、厚生労働省HPに掲載しています。
<第2回 厚生科学審議会感染症部会 資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000008f2q.html#shingi127717
→追って掲載されます。
◆第8回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会を
開催しました(2014年1月31日)
今回は、「風しんに関する特定感染症予防指針(案)」について審議が行われ、
了承されました。
また、ワクチン評価に関する小委員会の設置についても、承認されました。
成人用肺炎球菌ワクチンの接種記録の取扱いについて、世田谷区と八王子市の
予防接種担当者に出席いただき、発表いただきました。
<第8回 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会 資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000036326.html
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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況
【インフルエンザ】
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2014年1月31日)
2014年第4週(2014年1月20日〜1月26日)のデータを公表しました。
全国の定点当たり報告数は、24.81となっております。
都道府県別では沖縄県(54.12)、大分県(39.62)、宮崎県(37.86)、
佐賀県(34.79)、埼玉県(33.69)、長崎県(32.47)、福岡県(32.19)、
神奈川県(31.52)、滋賀県(31.32)、千葉県(30.08)の順となっており、
第4週も全47都道府県で増加がみられました。
なお、インフルエンザウイルスの検出状況をみると、AH3亜型(A香港型)が
最も多く検出されています。
<報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
<インフルエンザウイルス分離・検出速報>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html
◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2014年第3週(第3号)(2014年1月
31日発行)
インフルエンザの定点当たりの報告数が増加しています。
その他、「インフルエンザウイルス 2013/14シーズン」が病原体情報として
まとめられています。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html
◆IASR(病原微生物検出情報 月報)2014年1月号
特集は「E型肝炎 2005〜2013年」です。経時的発生状況、性別年齢分布、
診断検査法と遺伝子型、推定感染地、推定された感染経路、動物でのHEV
感染状況、HEV感染予防、その他特集関連情報などがまとめられています。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr.html
■海外の感染症発生状況
【麻しん】
◆フィリピンで麻しんが流行しています
フィリピン保健省によると、今年1月1日から1月11日までに麻しんが
疑われる患者が1,163人報告されています。
また、日本国内では今年は第3週(1月19日)までに25人の麻しん
報告があり、そのうち7人がフィリピンでの感染が疑われています。
医療機関の皆様におかれましては、麻しんの流行がみられる地域へ渡航
する方に対する注意喚起のご協力を宜しくお願い致します。
東アジアと東南アジアにおける麻しんの流行状況について(厚生労働省 検疫所 FORTH)
http://www.forth.go.jp/topics/2014/01301635.html
感染症発生動向調査週報(国立感染症研究所)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2014.html
麻疹ウイルス分離・検出状況 2013〜2014年(国立感染症研究所 2014年1月30日現在報告数)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/ma/measles.html
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▼編集室からのお知らせ▼
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◆『感染症エクスプレス@厚労省』に関するアンケートご協力のお願い
厚生労働省では、読者の皆様のニーズに沿った情報提供ができるよう、
『感染症エクスプレス@厚労省』に関するアンケートを行っています(2月
7日まで)。
3分程度で記入できる簡単なアンケートですので、本メールマガジンの向上
のため、ぜひご協力くださいますようお願いいたします。
<アンケート開始画面>
https://mhlw.asp.3mail.jp/enquete/
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●バックナンバー
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