感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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>>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.133(2014年1月24日)
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
▼トピックス▼
◆新型インフルエンザ等に関する訓練が行われました(2014年1月21日)
◆シンポジウム「思っているより身近に存在するマダニからうつる感染症」
のご案内
▼審議会・研究会等▼
◆第7回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会を開催
しました(2014年1月20日)
◆第5回 風しんに関する小委員会を開催しました(2014年1月22日)
▼感染症発生情報▼
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2014年1月24日)
◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2014年第1・2週(第1・2号)(2014年
1月24日発行)
▼編集室からのお知らせ▼
◆『感染症エクスプレス@厚労省』に関するアンケートご協力のお願い
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こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
1月21日に政府主催の新型インフルエンザ等に関する訓練が実施されました。
詳細は本メールマガジンの記事やURLをご覧ください。
今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。
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▼トピックス▼
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◆新型インフルエンザ等に関する訓練が行われました(2014年1月21日)
1月21日、新型インフルエンザ等対策特別措置法施行後、政府によって
初めて対策本部訓練が行われました。
訓練では、架空の外国で新型インフルエンザが発生した直後を想定し、
安倍総理を含む閣僚らによる政府対策本部を開催して、基本的対処方針を
決定しました。
また、同日、全関係省庁、全都道府県および全指定公共機関に対する連絡
訓練も実施されました。
更に、一部の関係省庁、都道府県、指定公共機関においても連絡訓練や
本部訓練、机上訓練、実動訓練が実施されました。
<新型インフルエンザ等対策訓練内閣官房、政府インターネットテレビ)>
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/kunren.html
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg9189.html?t=58
◆シンポジウム「思っているより身近に存在するマダニからうつる感染症」
のご案内
昨年、マダニが媒介する新しい感染症である重症熱性血小板減少症候群
(SFTS)の発生が国内で初めて確認されました。
このSFTSの他、日本紅斑熱やつつが虫病など、マダニ類からうつる感染症
について厚生労働科学研究事業において様々な研究が進められています。
その成果を広く国民の皆様にご紹介するためのシンポジウムが下記のとおり
開催されますので、ご関心、ご興味のある方は、奮ってご参加ください。
「思っているより身近に存在するマダニからうつる感染症」
【日時】2014年2月11日(火・祝) 13:00〜16:30
【会場】福岡天神「エルガーラホール」
参加申込みの方法やプログラムなど、詳細については以下のサイトをご覧
下さい。
http://www.sympo.jp/25tick/index.html
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▼審議会・研究会等▼
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◆第7回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会を開催
しました(2014年1月20日)
1月20日に第7回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討
部会を薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会と合同で
開催しました。子宮頸がん予防ワクチン接種後に副反応として報告された
症例、主に広範な疼痛又は運動障害を来した症例について、論点整理を行い、
以下のような合意が得られました。
1.海外においても同様の症例の報告はあるものの、発症時期・症状・
経過等に統一性がないため、単一の疾患が起きているとは考えられず、
ワクチンの安全性への懸念とは捉えられていない。
2.2剤間の比較では、局所の疼痛の報告頻度は、サーバリックスの方が
有意に高く見られるものの、広範な疼痛又は運動障害には、有意な差は
ない。
3.広範な疼痛又は運動障害を来した症例のうち、関節リウマチやSLE等
の既知の自己免疫疾患等と診断されている症例については、ワクチンと
の因果関係を示すエビデンスは得られていない。
4.今回の症状のメカニズムとして、①神経学的疾患、②中毒、③免疫反応、
④心身の反応が考えられるが、①から③では説明できず、④心身の反応
によるものと考えられる。
5.子宮頸がん予防ワクチンは局所の疼痛が起きやすいワクチンであり、
接種後の局所の疼痛や不安等が心身の反応を惹起したきっかけとなった
ことは否定できないが、接種後1か月以上経過してから発症している
症例は、接種との因果関係を疑う根拠に乏しい。
6.心身の反応が慢性に経過する場合は、接種以外の要因が関与している。
7.リハビリなど身体的アプローチと心理的アプローチ双方を用いて、
集学的な治療により重症化・長期化を防ぎ、軽快させていくことが重要
である。
今後、報告書案をとりまとめ、次回以降、積極的な接種勧奨の再開の是非
について改めて審議することとされました。
<資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000035220.html
【風しん】
◆第5回 風しんに関する小委員会を開催しました(2014年1月22日)
1月22日に、第5回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種
基本方針部会及び厚生科学審議会感染症部会 風しんに関する小委員会を開催
しました。
この小委員会は、中長期的視点にたって風しん対策を進めるため、「風しん
に関する特定感染症予防指針」の策定に関連する検討を行うために設置され
たものです。
今回の小委員会では、これまでの会議に基づき作成された指針案について
審議が行われ、小委員会案がとりまとめられました。
今後、指針案は、1月30日及び31日に開催を予定されている、感染症部会
及び予防接種基本方針部会に報告される予定です。
委員会に関連する資料や議事録を含む情報については、下記URLにて順次
公表を行っていく予定です。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000008f2q.html#shingi159184
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▼感染症発生情報▼
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【インフルエンザ】
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2014年1月24日)
2014年第3週(2014年1月13日〜1月19日)のデータを公表しました。
全国の定点当たり報告数は、11.78となっております。
都道府県別では沖縄県(36.74)、宮崎県(19.58)、岐阜県(19.13)、
大分県(17.57)、福岡県(16.31)、熊本県(16.03)、佐賀県(15.00)、
滋賀県(14.66)、大阪府(14.23)、愛知県(14.18)の順となっており、
第3週も全47都道府県で増加がみられました。
なお、インフルエンザウイルスの検出状況をみると、AH3亜型(A香港型)
が最も多く検出されています。
<報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
<インフルエンザウイルス分離・検出速報>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html
◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2014年第1・2週(第1・2号)(2014年
1月24日発行)
インフルエンザの定点当たりの報告数が増加しています。
その他、「感染性胃腸炎関連ウイルス 2013/14シーズン」が病原体情報と
してまとめられています。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html
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▼編集室からのお知らせ▼
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◆『感染症エクスプレス@厚労省』に関するアンケートご協力のお願い
厚生労働省では、読者の皆様のニーズに沿った情報提供ができるよう、
『感染症エクスプレス@厚労省』に関するアンケートを行っています(2月7日まで)。
3分程度で記入できる簡単なアンケートですので、本メールマガジンの向上
のため、ぜひご協力くださいますようお願いいたします。
<アンケート開始画面>
https://mhlw.asp.3mail.jp/enquete/
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●バックナンバー
http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/backnumber/
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