感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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>>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.131(2014年1月10日)
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
▼編集室からのお知らせ▼
◆『感染症エクスプレス@厚労省』に関するアンケートご協力のお願い
▼トピックス▼
◆デング熱の国内感染疑いの症例について
▼感染症発生情報▼
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2014年1月9日)
◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2013年第51週(第51号)(2014年
1月10日発行)
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明けましておめでとうございます。厚生労働省健康局結核感染症課です。
本年も『感染症エクスプレス@厚労省』をよろしくお願いいたします。
今号から『感染症エクスプレス@厚労省』に関するアンケートを実施します。
編集室からのお知らせをご参照のうえ、ぜひご協力ください。
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▼編集室からのお知らせ▼
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◆『感染症エクスプレス@厚労省』に関するアンケートご協力のお願い
厚生労働省では、読者の皆様のニーズに沿った情報提供ができるよう、
『感染症エクスプレス@厚労省』に関するアンケートを行います(本日
から2月7日まで)。
3分程度で記入できる簡単なアンケートですので、本メールマガジンの
向上のため、ぜひご協力くださいますようお願いいたします。
<アンケート開始画面>
https://mhlw.asp.3mail.jp/enquete/
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▼トピックス▼
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【デング熱】
◆デング熱の国内感染疑いの症例について
デング熱(四類感染症)については、東南アジア諸国等を旅行した際に、
現地で感染し、帰国後発症した輸入症例が、昨今では、年間200例前後報
告されています。今般、ドイツのロベルト・コッホ研究所より、昨年8月下
旬に日本を周遊して帰国した後、発熱、皮疹等の症状を呈したドイツ人に
ついて検査を実施したところ、デング熱に感染していたことが確認された旨、
一報がありました。
ドイツから提供された情報に基づき、専門家による検討を行った結果、当
該患者が、日本国内においてデング熱に感染した可能性は否定できないと
の結論に至りました。
デング熱は、ヒトからヒトへの直接的な感染はなく、主として、ネッタイシ
マカ(日本国内での生息は確認されていない)やヒトスジシマカを介して、ヒ
ト−蚊−ヒトという経路で感染が成立します。日本国内での感染例は過去60年
以上にわたり認められていませんが、ヒトスジシマカは北海道と青森県を除く
全国に分布しています。わが国においても、急性期の患者(輸入症例)の血液
を吸血したヒトスジシマカに刺されることによりデング熱に感染するといった
散発事例が発生する可能性は皆無ではなく、今回のドイツ人患者についても、
仮に、日本国内で感染したとすれば、そのような感染経路が示唆されるところです
(なお、国内で行われている捕集蚊のサーベイランスにおいては、これまでデン
グウイルスが検出されたという報告はありません。)。
今回のドイツからの情報提供を受けて、デング熱に関するQ&Aなどを作成し
ましたので、ご活用ください。
デング熱を疑う患者を診察し、病原体診断検査を行う必要がある場合は、ま
ずは最寄りの保健所にご相談ください。
<報道発表資料>
デング熱の国内感染疑い例の報告について(別紙2にデング熱に関するQ&A
が含まれております。)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000034381.html
<感染症法に基づく医師の届出について>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-04-19.html
<感染症についての情報(デング熱)>(FORTH/厚生労働省検疫所)
http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name33.html
<デング熱と重症型のデング熱について (ファクトシート)>(FORTH/厚生
労働省検疫所)
http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2013/09100938.html
<デング熱とは>(国立感染症研究所)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/ta/dengue.html
<デングウイルス感染症情報>(国立感染症研究所ウイルス第一部第2室)
http://www0.nih.go.jp/vir1/NVL/dengue.htm
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▼感染症発生情報▼
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【インフルエンザ】
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2014年1月9日)
2013年第52週(2013年12月23日〜12月29日)のデータを公表しま
した。全国の定点当たり報告数は、1.90となっております。
<報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2013年第51週(第51号)(2014年
1月10日発行)
感染性胃腸炎の定点当たりの報告数が6週連続して増加しています。
その他、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎やインフルエンザの定点当たりの
報告数が増加しています。また、「2013/14シーズンに札幌市で検出された
抗インフルエンザ薬耐性A(H1N1)pdm09ウイルス」が速報としてまとめられ
ています。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html
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