感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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>>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.130(2013年12月27日)
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
▼トピックス▼
◆インフルエンザが流行シーズン入りしました(2013年12月27日)
◆医療機関における新型インフルエンザ等の対策に関する動画などを作成
しました(2013年12月25日)
▼審議会・研究会等▼
◆第6回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会を開催しました(2013年
12月25日)
◆水痘ワクチン、成人用肺炎球菌ワクチンの26年度中の定期接種化について
▼感染症発生情報▼
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2013年12月27日)
◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2013年第50週(第50号)(2013年
12月27日発行)
◆IASR(病原微生物検出情報 月報)2013年12月号
▼編集室からのお知らせ▼
◆年末年始の『感染症エクスプレス@厚労省』配信スケジュールについて
◆広報ツールのまとめ
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こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
インフルエンザの定点当たり報告数が、流行開始の目安である1.00を上回り、
流行シーズン入りしました。医療機関の皆様におかれても、流行入りを機に、
日常の診療のみならず、インフルエンザの予防対策の周知にもあらためて
ご協力をお願いします。詳しくはトピックスをご覧ください。
今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。
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▼トピックス▼
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【インフルエンザ】
◆インフルエンザが流行シーズン入りしました(2013年12月27日)
2013年12月27日、2013年第51週(2013年12月16日〜22日)のデータ
を公表しました。
定点当たり報告数は1.39(前週は0.82)で、流行開始の目安である1.00
を上回り、流行シーズン入りしました。
医療機関の皆様におかれても、流行入りを機に、日常の診療のみならず、
咳エチケットや手洗いといったインフルエンザの予防対策の周知にもあらた
めてご協力をお願いします。
<報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
<「平成25年度 今冬のインフルエンザ総合対策」ホームページ>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/influenza/index.html#
<インフルエンザウイルス分離・検出速報>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html
【新型インフルエンザ】
◆医療機関における新型インフルエンザ等の対策に関する動画などを作成
しました(2013年12月25日)
2013年6月に策定された新型インフルエンザ等対策ガイドラインのうち、
医療関係者に特に重要な点に関して動画およびパンフレットを厚生労働省HP
に掲載いたしました。
本動画は、新型インフルエンザ等対策について、医師や看護師など医療関
係者が院内研修などで活用することを目的に作成されています。
医療機関の皆様におかれましては、以下URLにてご覧いただき、新型イン
フルエンザ等対策のご協力を引き続きよろしくお願いいたします。
「新型インフルエンザ等発生に備えて医療機関に求められること」
<動画(MHLWchannel)>
http://www.youtube.com/watch?v=Mv6fBwTiIdk
<パンフレット(厚生労働省HP)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/dl/pamphlet131220_01.pdf
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▼審議会・研究会等▼
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◆第6回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会を開催しました(2013年
12月25日)
平成25年12月25日、第6回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会
副反応検討部会が開催されました。調査結果報告及び7名の参考人(実際に
患者を診察している医師、中毒学、免疫学、認知行動科学、産婦人科学の
専門家)からの発表を基に、以下のような審議がなされました。
1.平成25年9月末までに報告されたHPVワクチン接種後に広範な疼痛
又は運動障害を来した症例は130例であった(報告頻度:10万回接種
あたり約1.5件)。
※この他に、医師の評価を経ていないが、保護者報告、被害者連絡会報告、
文科省調査として、111例がある。
2.報告された症例のワクチンとの時間的関係性は、接種直後に発症してい
るものから、接種後1年以上を経て発症しているものまで、きわめて
多様である。
3.急性疼痛の要因と、慢性化を来す要因は分けて考えることが適切である。
4. 海外においても同様の症例の報告はあるものの、発症時期・症状・経過
等に統一性がなく、単一の疾患が起きているとは言えず、ワクチンの
安全性への懸念とは捉えられていない。
5.慢性疼痛及び多様な運動障害については、脳の障害によるものではない
と考えられる。
6. 一部の症例では、治療による改善が見られる。
以上の議論を踏まえた論点整理を基に、積極的な接種勧奨の再開の是非に
ついて、引き続き検討することとされました。
◆水痘ワクチン、成人用肺炎球菌ワクチンの26年度中の定期接種化について
厚生科学審議会予防接種部会等で「広く接種することがのぞましい」と
されていた水痘、おたふくかぜ、B型肝炎、成人用肺炎球菌の4つのワクチン
のうち、水痘ワクチン及び成人用肺炎球菌ワクチンの2ワクチンについては、
技術的課題の検討状況や地方財政措置の状況を踏まえ、26年度中の定期接種
化に向けた準備が進められることになりました。
今後、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会での審議を経て、今秋の
実施に向けて関係法令の改正等の準備を進めていきます。
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▼感染症発生情報▼
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【インフルエンザ】
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2013年12月27日)
2013年第51週(2013年12月16日〜12月22日)のデータを公表しました。
全国の定点当たり報告数は、1.39となっております。
<報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2013年第50週(第50号)(2013年12月
27日発行)
感染性胃腸炎の定点当たりの報告数が5週連続して増加しています。
その他、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎や水痘の定点当たりの報告数が増加し
ています。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html
◆IASR(病原微生物検出情報 月報)2013年12月号
特集は「侵襲性髄膜炎菌感染症 2005年〜2013年10月」です。髄膜炎菌
に関連する届出疾患の変遷、侵襲性髄膜炎菌感染症の発生動向(2013年4月
〜)、性別年齢分布、血清別発生状況、治療とワクチン、海外での発生状況、
その他特集関連情報などがまとめられています。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr.html
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▼編集室からのお知らせ▼
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◆年末年始の『感染症エクスプレス@厚労省』配信スケジュールについて
当メールマガジンの年末年始の配信スケジュールについて、本号をもって
年内の最終とさせていただきます。
年始は1月10日(金曜日)から通常の配信スケジュールとさせていただき
ますこと、ご了承ください。
◆広報ツールのまとめ
医療機関の皆様におかれても、ぜひご活用ください。
<麻しん>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou/pdf/poster07.pdf
<風しん>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html
<インフルエンザ予防対策(ポスター、リーフレットなど)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/keihatu.html
<予防接種スケジュール(国立感染症研究所)>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/component/content/article/320-infectious-diseases/vaccine/2525-v-schedule.html
<予防接種後健康被害救済制度のリーフレット>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/kenkouhigai_kyusai/dl/leaflet_h241119.pdf
<性感染症>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/
<動物由来感染症>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/
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