感染症エクスプレス@厚労省
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メールマガジンのバックナンバーです。

2013-10-25

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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 >>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.121(2013年10月25日)
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

▼トピックス▼
 ◆WHOが2012年の世界の結核に関する報告書を公表しました(2013年
  10月23日)
 ◆11月より小児用肺炎球菌ワクチンを沈降13価肺炎球菌結合型ワクチンに
  変更します

▼審議会・研究会等▼
 ◆第2回 風しんに関する小委員会を開催しました(2013年10月21日)

▼感染症発生情報▼
 ◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2013年第41週(第41号)(2013年
  10月25日発行)
 ◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2013年10月25日)
 ◆鳥インフルエンザA(H7N9)(中国)


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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。

 11月1日より、小児の肺炎球菌ワクチンを、現在使用されている沈降7価
肺炎球菌結合型ワクチンから沈降13価肺炎球菌結合型ワクチンへと変更いた
します。詳細は本メールマガジンや掲載URLをご覧ください。

 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。


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▼トピックス▼
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【結核】
◆WHOが2012年の世界の結核に関する報告書を公表しました(2013年10月
 23日)

 2012年の世界の結核の状況がとりまとめられました。
 新規患者数は860万人、死者130万人と推定され、2011年と比べ減少して
います。しかしながら、多剤耐性結核については、45万人新たに発生してい
ると推計され、2011年と比べ増加しています。

 結核は「過去の病気」ではなく、我が国の主要な感染症でもあります。
 診断の遅れが感染拡大につながる恐れがありますので、医療者の皆様には、
長引くせき等の症状を訴える方が受診された際、結核の可能性も視野に入れ
た診療をお願いいたします。

Global tuberculosis report 2013(WHO)
http://www.who.int/tb/publications/global_report/en/index.html



【肺炎球菌感染症】
◆11月より小児用肺炎球菌ワクチンを沈降13価肺炎球菌結合型ワクチンに
 変更します

 平成25年11月1日より、定期予防接種で肺炎球菌感染症の予防に使用さ
れるワクチンが「プレベナー(沈降7価肺炎球菌結合型ワクチン)」から
「プレベナー13(沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン)」に変更されます。
 現在使用されている沈降7価肺炎球菌結合型ワクチンには、7種類の肺炎
球菌の成分(抗原)が含まれていますが、今後使用される沈降13価肺炎
球菌結合型ワクチンには、新たに6種類の成分(抗原)が追加され、従来
よりも広い血清型に対する予防効果が期待されています。
 定期予防接種実施医療機関の皆様におかれましては、切替えに関連して
特に以下の点についてご注意下さい。

〇10月31日以前には、定期接種として「プレベナー13(沈降13価肺炎球菌
 結合型ワクチン)」を用いることはできません。
〇11月1日以降には、定期接種として「プレベナー(沈降7価肺炎球菌結合
 型ワクチン)」を用いることはできません。

 その他、肺炎球菌ワクチンの切替えに関する詳細については、厚生労働省
HPに公開している「小児用肺炎球菌ワクチンの切替えに関するQ&A」(以下の
URL)をご参照下さい。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/qa_haienkyuukin.html



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▼審議会・研究会等▼
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【風しん】
◆第2回 風しんに関する小委員会を開催しました(2013年10月21日)

 10月21日に、第2回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基
本方針部会及び厚生科学審議会感染症部会 風しんに関する小委員会を開催し
ました。
 この小委員会は、中長期的視点にたって風しん対策を進めるため、「風しん
に関する特定感染症予防指針」の策定に関連する検討を行うために設置され
たものです。
 今回の小委員会では、主に原因の究明と医療の提供に関して委員や参考人
から発表があり、先天性風疹症候群の児や家族に対する支援体制や風しんの
検査診断における遺伝子検査の役割などについて議論されました。
 委員会に関連する資料や議事録を含む情報については、以下のURLにて
順次公表を行っていく予定です。

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000008f2q.html#shingi159184



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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況
◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2013年第41週(第41号)(2013年
 10月25日発行)

 RSウイルス感染症の報告数が2週連続で増加しています。
その他、咽頭結膜熱、感染性胃腸炎の定点当たりの報告数が増加しています。

http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html



【インフルエンザ】
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2013年10月25日)

 2013年第42週(2013年10月14日~10月20日)のデータを公表しました。
 全国の定点当たり報告数は、0.02となっております。

<報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html



■海外の感染症発生状況
◆鳥インフルエンザA(H7N9)(中国)

 主に2013年4月から5月にかけて患者が報告された鳥インフルエンザA
(H7N9)のヒト感染事例について、10月に入って患者2例が中国(いずれも
浙江省)から報告されました。

 鳥インフルエンザA(H7N9)に関する海外新着情報はこちらのページから
アクセスできます。
http://www.forth.go.jp/news/2013/04041512.html


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