感染症エクスプレス@厚労省
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メールマガジンのバックナンバーです。

2013-08-16

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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 >>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.111(2013年08月16日)
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


▼トピックス▼
 ◆カメ等の爬虫類を原因とするサルモネラ症について(情報提供)
 ◆国内の献血から初めてシャーガス病の抗体陽性例が報告されました
 ◆風しんの2013年第31週(2013年7月29日~8月4日)の速報データを
  8月13日に公表しました

▼感染症発生情報▼
 ◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2013年第31週(第31号)(2013年8月
  16日発行)

▼編集室からのお知らせ▼
 ◆広報ツールのまとめ


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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。

 米国にて、カメに触ったことを原因とするサルモネラ症の集団発生が起きて
いるとの情報を踏まえ、厚生労働省では、ホームページにおいて、サルモネラ
症に関するQ&Aなどを更新いたしました。
詳細は本メールマガジンや掲載URLをご覧ください。

 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。



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▼トピックス▼
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【サルモネラ症】
◆カメ等の爬虫類を原因とするサルモネラ症について(情報提供)

 今般、米国から、2011 年5 月以降、主に乳児を含む子どもがカメに触った
ことを原因とするサルモネラ症の集団発生が、米国内で広域的に繰り返し発生
しているとの情報提供がありました。

 カメ等の爬虫類については、国内外を問わず、多くのもの(50~90%)が
サルモネラ属菌を保有しています。人がこれらの動物との接触を通じてサルモ
ネラに感染すると、胃腸炎症状を起こしたり、まれに菌血症や髄膜炎等の重篤
な症状を引き起こす場合があることが知られており、特に、新生児や乳児、
高齢者等、免疫機能の低い人では重症化しやすく、注意が必要です。

 当情報を受けまして、厚生労働省では、自治体あてに情報提供を行うととも
に、Q&Aの情報を更新しました。

〈カメ等のハ虫類を原因とするサルモネラ症に係る注意喚起について(事務連絡)〉
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/20130812-01.pdf

〈ミドリガメ等のハ虫類の取扱いQ&A〉
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/salmonella_qa.html

各医療機関におかれましても、本感染症に関する情報提供及び注意喚起に
御協力をお願いします。

〈サルモネラ症について(動物由来感染症)〉
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/salmonella.html



【シャーガス病】
◆国内の献血から初めてシャーガス病の抗体陽性例が報告されました
 (平成25年8月14日 第2回薬事・食品衛生審議会血液事業部会運営委員会)

 献血者は中南米出身の40代男性で、「シャーガス病の疫学研究」(*)の対
象であったため、平成25年6月の献血時に抗体検査を受け、抗体陽性が判明
しました。日本赤十字社(日赤)は、安全対策として、この血液に対し出荷を
差し止める等の対応を行いました。

 一方、今 風しんの第31週の報告数は125例であり、2013年の累計の報告数は
13,509例となりました。
 第31週の都道府県別の報告数は、東京都(30)、大阪府(21)、
神奈川県(15)、兵庫県(13)、千葉県(11)の順であり、近畿地方や関東地方
を中心に都市部での報告が多く見られます。
 全国の風しん報告数は、減少傾向にありますが、地域的な流行には引き続き
注意が必要です。

 医療機関の皆様におかれては、引き続き、先天性風しん症候群の発生予防の
ため、これまで風しんにかかっていない方、予防接種を受けていない方及び
妊娠可能年齢の方への情報提供・注意喚起等への御協力をいただきますよう、
お願いいたします。

<風しんについて(厚生労働省)>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html



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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況

◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2013年第31週(第31号)(2013年8月
16日発行)

 手足口病の定点当たりの報告数は減少しましたが、過去5年間の同時期と
比較してかなり多くなっています。その他、RSウイルス感染症の報告数の増加
が続いています。

http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html



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▼編集室からのお知らせ▼
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◆広報ツールのまとめ

 感染症関連で厚生労働省にて、現在、ホームページでご案内しています
ポスター・リーフレット等の広報ツールについて、ご案内いたします。
 医療機関の皆様におかれても、ぜひご活用ください。

<麻しん>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou/pdf/poster07.pdf
<風しん>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html
<インフルエンザ予防対策(ポスター、リーフレットなど)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/keihatu.html
<予防接種スケジュール(国立感染症研究所)>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/component/content/article/320-infectious-diseases/vaccine/2525-v-schedule.html
<予防接種後健康被害救済制度のリーフレット>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/kenkouhigai_kyusai/dl/leaflet_h241119.pdf
<性感染症>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/
<動物由来感染症>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/


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