感染症エクスプレス@厚労省
バックナンバー
メールマガジンのバックナンバーです。

2013-04-19

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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 >>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.95(2013年04月19日)
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


▼トピックス▼

◆「新型インフルエンザ等対策政府行動計画(案)」に対する意見募集について
(2013年4月18日)

◆風しんの2013年第14週(2013年4月1日~4月7日)の速報データが4月16日
に公表されました

◆「子宮頸がん予防ワクチンに関するQ&A」を掲載しました

◆中国で、鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスのヒトへの感染が確認されて
います〈続報〉

◆ゴールデンウィークに海外へ旅行される方向けの感染症情報を更新しました
(2013年4月19日)

▼感染症発生情報▼

◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2013年第14週(第14号)
(2013年4月19日)

◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2013年4月19日)


▼編集室からのお知らせ▼

◆ゴールデンウイークの『感染症エクスプレス@厚労省』配信スケジュールに
ついて


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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。

 首都圏や都市部で風しんの流行が続いています。先天性風しん症候群の発生
予防のため、医療機関の皆様におかれましては、関係者への情報提供・注意喚起
等への御協力をお願いいたします。詳しくは「トピックス」をごらんください。

 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』を日々の感染症診療にご活用
ください。


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▼トピックス▼
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【新型インフルエンザ】
◆「新型インフルエンザ等対策政府行動計画(案)」に対する意見募集について
(2013年4月18日)

 新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、「新型インフルエンザ等対策
政府行動計画」を作成するに当たり、内閣官房新型インフルエンザ等対策室に
おいて、5月17日までの間、「パブリックコメント」として広くご意見を募集
していますので、お知らせします。

<「新型インフルエンザ等対策政府行動計画(案)」に対する意見募集
(パブリックコメント)について>
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=060130418&Mode=0

<新型インフルエンザ等対策有識者会議(第8回)資料など>
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/yusikisyakaigi/dai8/sidai.html


【風しん】
◆風しんの2013年第14週(2013年4月1日~4月7日)の速報データが4月16日
に公表されました。
 風しんの第14週の報告数は460例であり、2013年の累計の報告数は3,480例
となりました。
 第13週の都道府県別の報告数は、東京都(119)、大阪(93)、神奈川県(67)、
兵庫県(42)、千葉県・埼玉県(27)の順であり、関東地方以外の地域、特に
近畿地方での報告が増加しています。
 医療機関の皆様におかれては、引き続き、先天性風しん症候群の発生予防の
ため、これまで風しんにかかっていない方、予防接種を受けていない方及び妊娠
可能年齢の方への情報提供・注意喚起等への御協力をいただきますよう、お願い
いたします。
 また予防接種を行う場合には、麻しん・風しん混合ワクチンの接種をお勧め
しています。今年度の供給量も十分である見通しです。
 詳しくは厚生労働省のホームページ(下記URL)をご参照下さい。
 http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html

<風しん患者数等の速報値(国立感染症研究所)>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/ha/rubella.html


【子宮頸がん】
◆「子宮頸がん予防ワクチンに関するQ&A」を掲載しました

予防接種法の改正により昨年度まで「ワクチン接種緊急促進事業」で行われ
ていた子宮頸がん予防、ヒブ、小児用肺炎球菌の3つの予防接種が、本年4月
1日に定期接種化されました。
今般、子宮頸がん予防ワクチンについてQ&Aを作成し、ホームページに掲載
しましたので、お知らせいたします。
 このQ&Aについては、今後、改訂を重ねていく予定です。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/


【鳥インフルエンザA(H7N9)】
◆中国で、鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスのヒトへの感染が確認されて
います〈続報〉

 引き続き、中国において、鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスのヒトへ
の感染例が報告されています。4月19日16時現在、上海市、北京市、安徽省、
江蘇省、浙江省および河南省において、87名の患者が確認され、うち17名が
死亡しています。なお、現在のところ、持続的なヒトからヒトへの感染は確認
されていません。国立感染研究所が、現在までに得られた情報に基づき、本件
に関するリスク評価を実施し、ホームページ上で公表していますので、参考に
して下さい。
 厚生労働省では、中国から来航する便の搭乗者から健康相談があった場合の
うち、38度以上の発熱と急性呼吸器症状が認められた場合に、本人の連絡先等
の把握や医療機関の受診勧奨等を実施しているところです。
 各医療機関におかれましては、引き続き、下記の要件に合致する患者を診察
した場合は、最寄りの保健所へ情報提供いただくよう、ご協力のほどお願いし
ます。

(情報提供を求める患者の要件)
 38度以上の発熱と急性呼吸器症状を呈し、臨床的又は放射線学的に肺病変
(例:肺炎又はARDS)が疑われる者であり、発症前10日以内に中国に渡航又は
居住していた者。但し、他の感染症によること又は他の病因が明らかな場合は
除く。

 厚生労働省では、引き続き、情報収集に努めていくとともに、ホームページ、
メールマガジン等を通して皆様に情報発信を行っていきます。

<鳥インフルエンザA(H7N9)ついて>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/h7n9.html

<疾病発生情報(FORTH(厚生労働省検疫所))>
 http://www.forth.go.jp/news/2013/04041512.html

<中国における鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスによる感染事例に関する
リスクアセスメントと対応(国立感染症研究所)>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/a/flua-h7n9/2276-a-h7n9-niid/3477-riskassess-130418.html

<Q&A(国立感染症研究所)>
 http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/a/flua-h7n9/2273-idsc/3394-h7n9-qa.html


◆ゴールデンウィークに海外へ旅行される方向けの感染症情報を更新しました
(2013年4月19日)

 海外には、通常日本国内に存在しない感染症があります。
 厚生労働省ではホームページを通じて、GWに海外へ旅行される方に、海外
での感染症を防ぐための情報を提供しています。
 また、新たに作成した啓発用ポスター、リーフレットなども掲載しています。
 医療機関の皆様におかれても、注意喚起へのご協力をお願いします。

<厚生労働省:ゴールデンウィークにおける海外での感染症予防について>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/travel/2013goldenweek.html

<検疫所ホームページ:海外で健康に過ごすために>
http://www.forth.go.jp/


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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況
◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2013年第14週(第14号)(2013年4月
19日)

 ヘモフィルスインフルエンザ感染症と肺炎球菌感染症の発生動向を把握する
ため、本年4月より侵襲性インフルエンザ菌感染症、侵襲性肺炎球菌感染症
(いずれも血液・髄液から病原 体等が検出された場合に限る)について、
全ての医療機関からの報告(全数報告)が求められています。
 第14週は、侵襲性インフルエンザ菌感染症1例、侵襲性肺炎球菌感染症16例
が報告されています。その他、中国での鳥インフルエンザA(H7N9)の患者
の発生情報が海外感染症情報に掲載されています。

http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html


【インフルエンザ】
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2013年4月19日)

 2013年第15週(2013年4月8日~4月14日)のデータを公表しました。
 定点当たり報告数は、全国平均は2.00で、前週の報告数(定点当たり報告数
2.80)よりも引き続き減少しています。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの
1週間に受診した患者数を推計すると約11万人(95%信頼区間:10万人~12
万人)と第5週以降減少が続いています。年齢群別では0~4歳、5~9歳が
それぞれ約2万人、15~19歳を除くがそれぞれの年代が約1万人の順となって
います。
 なお、ウイルスの型は、AH3亜型(A香港型)が現時点で最も多く検出されて
いる一方で、B型の検出割合が増加してきています。

<報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
<インフルエンザウイルス分離・検出速報>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html
<インフルエンザ流行レベルマップ(地域ごとの発生状況を地図上に表示)>
https://nesid3g.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/new_jmap.html


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▼編集室からのお知らせ▼
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◆ゴールデンウイークの『感染症エクスプレス@厚労省』配信スケジュールに
ついて

 5月3日(金曜日)は祝日のため、Vol.97は5月10日(金曜日)の配信とな
ります。何卒ご了承ください。
 なお、次号(Vol.96)は通常のスケジュール通り4月26日(金曜日)配信の
予定です。


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