感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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>>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.93(2013年04月05日)
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
▼トピックス▼
◆予防接種制度が4月1日から変わりました
◆中国で、鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)のヒトへの感染が確認されて
います
◆風しんの2013年第12週(2013年3月18日~3月24日)の速報データが
4月2日に公表されました
▼感染症発生情報▼
◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2013年第12週(第12号)
(2013年4月5日)
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2013年4月5日)
▼編集室からのお知らせ▼
◆広報ツールのまとめ
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こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
予防接種制度が4月1日から変わりました。詳しくは「トピックス」を
ごらんください。
今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』を日々の感染症診療に
ご活用ください。
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▼トピックス▼
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【予防接種】
◆予防接種制度が4月1日から変わりました。
主な変更内容は、以下のとおりです。
①予防接種法が改正されました。
予防接種法が改正され、これまで補正予算により実施してきたヒブ、小児用
肺炎球菌、子宮頸がん予防の3ワクチンの予防接種が、4月1日より定期接種
として実施されています。
また、医療機関等に対し、予防接種による副反応の報告が義務付けられて
います。 法律案の概要など関係資料は、厚生労働省ホームページの下記URL
をご参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/soumu/houritu/183.html
②結核及び日本脳炎の定期接種の対象者が拡大しました。
4月1日より、結核の定期接種の対象者が、従来の「生後6月」から「生後
1歳に至るまでの間にある方」に変更になりました。
また、平成7年4月2日~5月31日生まれの方は、20歳になるまで日本
脳炎の定期接種を受けることが可能となりました。
③麻しんの第3期・第4期の定期接種が終了しました。
平成20年度より時限措置として実施してきた、麻しんの第3期(中学1年生
相当)・第4期(高校3年生相当)の定期接種が、3月31日をもって終了しま
した。
◆中国で、鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)のヒトへの感染が確認されて
います。
中国において、鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)のヒトへの感染例が報告
されています。4月5日18時現在、上海市、安徽省、江蘇省、浙江省において、
14名の患者が確認され、うち6名が死亡しています。なお、現在のところ、ヒト
からヒトへの感染は確認されていません。
厚生労働省では、中国での発生を受けて、国内における発生の動向をいち早く
確認するために、都道府県を通じて、全国の医療機関に対し、情報提供と協力
依頼を行いました。つきましては、各医療機関において、下記の要件に合致する
患者を診察した場合は、最寄りの保健所へ情報提供いただくよう、ご協力のほど
お願いします。
(情報提供を求める患者の要件)
38度以上の発熱と急性呼吸器症状を呈し、臨床的又は放射線学的に肺病変
(例:肺炎又はARDS)が疑われる者であり、発症前10日以内に中国に渡航又は
居住していた者。但し、他の感染症によること又は他の病因が明らかな場合は
除く。
厚生労働省では、引き続き、WHO等を通じて情報収集に努めていくとともに、
ホームページ、メールマガジン等を通して皆様に情報発信を行っていきます。
<鳥インフルエンザA(H7N9)ついて>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/h7n9.html
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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況
◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2013年第12週(第12号)(2013年4月5日)
髄膜炎菌性髄膜炎の第12週の報告数は2例です。感染地域はいずれも国内(神
奈川県・大阪府)となっています。2012年の年間報告数は15例(暫定値)です。
その他、中国での鳥インフルエンザの患者の発生情報が海外感染症情報に掲載
されています。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html
【風しん】
◆2013年第12週(2013年3月18日~3月24日)の速報データが4月2日に公表
されました。
風しんの第12週の報告数は292例であり、2013年の累計の報告数は2418例と
なり、昨年の年間報告数である2353例を超えました。第12週の都道府県別の報告
数は、東京都(93)、神奈川県(50)、大阪府(30)、兵庫県(23)、千葉県(22)の
順であり関東地方以外の地域の報告も増加しています。
医療機関の皆様におかれては、引き続き、先天性風しん症候群の発生予防のため、
これまで風しんにかかっていない方、予防接種を受けていない方及び妊娠可能
年齢の方への情報提供・注意喚起等への御協力をいただきますよう、お願いいたし
ます。
<風しん患者数等の速報値(国立感染症研究所)>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/ha/rubella.html
<風しんポスター掲載ページ>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html
【インフルエンザ】
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2013年4月5日)
2013年第13週(2013年3月25日~3月31日)のデータを公表しました。
定点当たり報告数は、全国平均は4.38で、前週の報告数(定点当たり報告
数6.75)よりも引き続き減少しております。
定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの
1週間に受診した患者数を推計すると約22万人(95%信頼区間:19万人~24
万人)と第5週以降減少が続いている。年齢群別では5~9歳約4万人、0~4歳、
10~14歳、30代がそれぞれ約3万人、20代と40代が約2万人の順となっている。
なお、ウイルスの型は、AH3亜型(A香港型)が現時点で最も多く検出されて
いる一方で、B型の検出割合が増加してきています。
医療機関の皆様におかれては、感染予防のためのこまめな手洗いと、罹患し
た場合にはなるべく外出を控えていただくこと、咳エチケットとしてのマス
ク着用などの普及啓発に引き続きご協力いただきますよう、お願いいたします。
<報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
<インフルエンザウイルス分離・検出速報>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html
<インフルエンザ流行レベルマップ(地域ごとの発生状況を地図上に表示)>
https://nesid3g.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/new_jmap.html
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▼編集室からのお知らせ▼
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◆広報ツールのまとめ
感染症関連で厚生労働省にて、現在、ホームページでご案内していますポスター・
リーフレット等の広報ツールについて、ご案内いたします。
医療機関の皆様におかれても、ぜひご活用ください。
<麻しん>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou/pdf/poster07.pdf
<風しん>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html
<インフルエンザ予防対策(ポスター、リーフレットなど)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/keihatu.html
<予防接種スケジュール(国立感染症研究所)>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/component/content/article/320-infectious-diseases/vaccine/2525-v-schedule.html
<予防接種後健康被害救済制度のリーフレット>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/kenkouhigai_kyusai/dl/leaflet_h241119.pdf
<性感染症>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/
<動物由来感染症>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/
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