感染症エクスプレス@厚労省
バックナンバー
メールマガジンのバックナンバーです。

2013-03-29



感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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 >>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.92(2013年03月29日)
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


▼トピックス▼

◆予防接種制度が4月1日から変わります

◆若年層向け性感染症予防啓発リーフレットを作成しました

◆動物由来感染症ハンドブック2013を作成しました


▼感染症発生情報▼

◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2013年第11週(第11号)(2013年3月
29日)

◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2013年3月25日)


▼編集室からのお知らせ▼

◆広報ツールのまとめ


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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。

 予防接種制度が4月1日から変わります。詳しくは「トピックス」をごらん
ください。

 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』を日々の感染症診療にご活
用ください。


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▼トピックス▼
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【予防接種】
◆予防接種制度が4月1日から変わります

 予防接種制度が4月1日から変わります。
 主な変更内容は、以下のとおりです。

①予防接種法改正法案が成立しました(2013年3月29日)
 予防接種法の一部改正法案が、本日、参議院本会議で可決、成立しました。
 これにより、これまで補正予算により実施してきたヒブ、小児用肺炎球菌、
子宮頸がん予防の3ワクチンの予防接種が、4月1日より定期接種として行わ
れることになります。
 また、医療機関等に対し、予防接種による副反応の報告が義務付けられます。
 法律案の概要など関係資料は、厚生労働省ホームページの下記URLをご参照
ください。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/soumu/houritu/183.html

②結核及び日本脳炎の定期接種の対象者が拡大します。
 4月1日より、結核の定期接種の対象者が、従来の「生後6月」から「生後
1歳に至るまでの間にある方」に変更になります。
 また、平成7年4月2日~5月31日生まれの方は、20歳になるまで日本脳炎
の定期接種を受けることが可能となりました。

③麻しんの第3期・第4期の定期接種が終了します。
 平成20年度より時限措置として実施してきた、麻しんの第3期(中学1年生
相当)・第4期(高校3年生相当)の定期接種が、3月31日をもって終了します。


【性感染症】
◆若年層向け性感染症予防啓発リーフレットを作成しました

 性感染症に関する特定感染症予防指針では、発生の予防及びまん延防止とし
て対象者の実情に応じ対策をすることとしており、若年層に対しては「正確な
情報提供を適切な媒体を用いて行うこと」としていることから、今年2月より
配信している政府インターネットテレビの動画「身近なことです 性感染症
~大切な人を感染させないために あなたにできること~」に続いて、今般、
性感染症予防啓発リーフレット「性感染症mini講座」を作成しました。
 リーフレットは男性、女性それぞれの素朴な疑問に答え、また性感染症に関
する基本的情報についてお知らせする内容となっています。
 医療機関の皆様におかれましても、以下URLにてご覧いただいた上、適宜プ
リントアウトしていただき、院内で配布いただくなど、性感染症予防への注意
喚起としてご活用いただく等、性感染症予防啓発へのご協力を引き続きよろし
くお願いいたします。

http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/


【動物由来感染症】
◆動物由来感染症ハンドブック2013を作成しました

 国民の皆様に動物由来感染症についてより知識を深めていただくために、
本年も「動物由来感染症ハンドブック2013」を作成しました。 
 主な動物由来感染症やその予防方法等について、イラストを交え分かり
やすく説明しています。啓発ポスターと併せてご活用ください。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/ 


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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況

◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2013年第11週(第11号)(2013年3月
29日)

 パラチフスの第11週の報告数は4例です。感染地域はいずれも海外(カン
ボジア・ミャンマー)となっています。
 その他、国内で確認された重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者8名の
概要が速報として掲載されています。

http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html


【インフルエンザ】
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2013年3月29日)

 2013年第12週(2013年3月18日~3月24日)のデータを公表しました。
 定点当たり報告数は、全国平均は6.75で、前週の報告数(定点当たり報告数
8.13)よりも引き続き減少しております。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1
週間に受診した患者数を推計すると、約33万人となり、年齢群別では5~9歳
約8万人、10~14歳約6万人、0~4歳、30代がそれぞれ約4万人、40代が約
3万人の順となっている。
 なお、ウイルスの型は、AH3亜型(A香港型)が現時点で最も多く検出されて
いる一方で、B型の検出割合が増加してきています。
 医療機関の皆様におかれては、感染予防のためのこまめな手洗いと、罹患し
た場合にはなるべく外出を控えていただくこと、咳エチケットとしてのマスク
着用などの普及啓発に引き続きご協力いただきますよう、お願いいたします。

<報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
<インフルエンザウイルス分離・検出速報>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html
<インフルエンザ流行レベルマップ(地域ごとの発生状況を地図上に表示)>
https://nesid3g.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/new_jmap.html


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▼編集室からのお知らせ▼
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◆広報ツールのまとめ

 感染症関連で厚生労働省にて、現在、ホームページでご案内していますポス
ター・リーフレット等の広報ツールについて、ご案内いたします。
 医療機関の皆様におかれても、ぜひご活用ください。

<麻しん>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou/pdf/poster07.pdf
<風しん>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html
<インフルエンザ予防対策(ポスター、リーフレットなど)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/keihatu.html
<予防接種スケジュール(国立感染症研究所)>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/component/content/article/320-infectious-diseases/vaccine/2525-v-schedule.html
<予防接種後健康被害救済制度のリーフレット>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/kenkouhigai_kyusai/dl/leaflet_h241119.pdf
<性感染症>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/
<動物由来感染症>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/


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