感染症エクスプレス@厚労省
バックナンバー
メールマガジンのバックナンバーです。

2013-03-25

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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 >>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.91(2013年03月25日)
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


▼トピックス▼

◆麻しんを診断したら、保健所への届け出等が必要です

◆腸内細菌科のカルバペネム耐性菌について

◆A型肝炎ワクチンの添付文書の一部が改訂されました


▼感染症発生情報▼

◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2013年第10週(第10号)(2013年3月
25日)

◆IASR(病原微生物検出情報 月報)2013年3月号

◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2013年3月25日)


▼編集室からのお知らせ▼

◆広報ツールのまとめ


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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。

 国立感染症研究所のホームページに、麻しん対策のガイドラインが公表され
ています。詳しくは「トピックス」をごらんください。

 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』を日々の感染症診療にご活
用ください。


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▼トピックス▼
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【麻しん】
◆麻しんを診断したら、保健所への届け出等が必要です

 麻しんを診断した場合には、感染症法に基づいて、できるだけ早く保健所へ
の届出をお願いします。

<感染症法に基づく医師の届出のお願い(届出対象疾患のリストなど)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01.html
<麻しんの届出基準・届出様式>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-05-14-03.html

 また、改正された麻しんに関する特定感染症予防指針が、平成25年4月1日
から適用されます。
 今回の改正では、平成20年度から時限的に設けられていた3期・4期の定期
予防接種を予定どおり終了することや、原則として全例に検査の実施を求める
こと等が明記されました。届出とともに検査診断についても、ご協力のほどよ
ろしくお願いいたします。

 なお、上記を踏まえ、麻しんへの対応については、国立感染症研究所感染症
情報センターから次のガイドラインの改訂版が公表されていますのでご活用く
ださい。

<医療現場等でのガイドライン>
○医師による麻しん届出ガイドライン 第四版
○医療機関での麻疹対応ガイドライン 第四版
<その他、関連ガイドライン>
○麻しん発生時対応ガイドライン 第一版
○都道府県における麻しん対策会議等に関するガイドライン 第二版

<国立感染症研究所:麻疹対策・ガイドライン等のページ>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/guidelines.html

 麻しんの正確な診断と感染の拡大防止のため、ご協力をお願いいたします。


【腸内細菌科のカルバペネム耐性菌】
◆腸内細菌科のカルバペネム耐性菌について

 最近、海外からの帰国者より腸内細菌科の新型のカルバペネム耐性菌が検出
されたとの報告が病原微生物検出情報に掲載されたことを受け、カルバペネム
耐性菌についての事務連絡を各自治体へ発出しました。
 現在のところ、これらの耐性菌が国内で広まっている状況ではありませんが、
医療機関におかれましても、特段のご留意いただき、適切な院内感染対策を講
じるとともに、アウトブレイクが疑われる際には速やかに保健所にご報告いた
だくよう、御協力のほどよろしくお願いいたします。

<事務連絡>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/130322.pdf
<多剤耐性菌のページ>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/multidrug-resistant-bacteria.html


【A型肝炎】
◆A型肝炎ワクチンの添付文書の一部が改訂されました

 不活化A型肝炎ワクチン「エイムゲン」(化学及血清療法研究所)について、
16歳未満の小児に対する適応の承認取得に伴い、添付文書の一部が改訂されま
した。

(改訂前)16歳以上を接種対象
→(改訂後)記載なし

http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/200011_631340GD1030_2_11.pdf


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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況

◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2013年第10週(第10号)(2013年3月
25日)

 風しんの第10週の報告数は241例です。感染地域は東京都69例、千葉県21
例、兵庫県17例、神奈川県15例、大阪府10例となっています。また、第1週
から第10週までの累計は1656例となりました。また、先天性風しん症候群が
1例報告されています。

※下記URLに追って掲載されます。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html


◆IASR(病原微生物検出情報 月報)2013年3月号
 
 特集は肺炎球菌です。ワクチンと血清型、感染症発生動向調査、実験室診断、
治療などがまとめられています。

http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr.html


【インフルエンザ】
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2013年3月25日)

 2013年第11週(2013年3月11日~3月17日)のデータを公表しました。
 定点当たり報告数は、全国平均は8.13で、前週の報告数(定点当たり報告数
10.37)よりも引き続き減少しております。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1
週間に受診した患者数を推計すると、約41万人となり、年齢群別では5~9歳
約9万人、10~14歳約6万人、0~4歳約5万人、30代、40代がそれぞれ約4
万人の順となっている。
 なお、ウイルスの型は、AH3亜型(A香港型)が現時点で最も多く検出されて
いる一方で、B型の検出割合が増加してきています。
 医療機関の皆様におかれては、感染予防のためのこまめな手洗いと、罹患し
た場合にはなるべく外 出を控えていただくこと、咳エチケットとしてのマス
ク着用などの普及啓発に引き続きご協力いただきますよう、お願いいたします。

<報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
<インフルエンザウイルス分離・検出速報>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html
<インフルエンザ流行レベルマップ(地域ごとの発生状況を地図上に表示)>
https://nesid3g.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/new_jmap.html


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▼編集室からのお知らせ▼
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◆広報ツールのまとめ

 感染症関連で厚生労働省にて、現在、ホームページでご案内していますポス
ター・リーフレット等の広報ツールについて、ご案内いたします。
 医療機関の皆様におかれても、ぜひご活用ください。

<麻しん>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou/pdf/poster07.pdf
<風しん>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html
<インフルエンザ予防対策(ポスター、リーフレットなど)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/keihatu.html
<予防接種スケジュール(国立感染症研究所)>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/component/content/article/320-infectious-diseases/vaccine/2525-v-schedule.html
<予防接種後健康被害救済制度のリーフレット>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/kenkouhigai_kyusai/dl/leaflet_h241119.pdf
<性感染症>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/
<動物由来感染症>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/


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