感染症エクスプレス@厚労省
バックナンバー
メールマガジンのバックナンバーです。

2013-03-01

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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 >>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.88(2013年03月01日)
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


▼トピックス▼

◆予防接種法の一部を改正する法律案が国会に提出されました(2013年3月1日)

◆3月1~7日は「子ども予防接種週間」です

◆3月4日からの、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者等の届出に関する
基準及び様式をホームページに掲載しました

◆重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者の国内での確認状況について(2013年
2月26日)


▼審議会・研究会等▼

◆第132回エイズ動向委員会を開催しました(2013年2月22日)


▼感染症発生情報▼

◆「先天性風しん症候群の発生予防等を含む風しん対策の一層の徹底について(
情報提供及び依頼)」の一部改正に関する通知を発出しました(2013年2月26日)

◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2013年第7週(第7号)(2013年3月1日)

◆IASR(病原微生物検出情報 月報)2013年2月号

◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2013年3月1日)


▼編集室からのお知らせ▼

◆広報ツールのまとめ


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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。

 風しんの報告数の増加が首都圏で顕著となっています。詳しくは「感染
症発生情報」をごらんください。

 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』を日々の感染症診療に
ご活用ください。


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▼トピックス▼
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【予防接種】
◆予防接種法の一部を改正する法律案が国会に提出されました(2013年3月
1日)

 本日、「予防接種法の一部を改正する法律案」が閣議決定され、第183回
通常国会に提出されました。
 本法律案は、今後、国会の場で審議されることとなります。
 法律案の概要など関係資料は、厚生労働省ホームページの下記URLに追って
掲載される予定です。

http://www.mhlw.go.jp/shokanhourei/teishutsuhouan/


◆3月1~7日は「子ども予防接種週間」です

 4月からの入園・入学に備えて、予防接種への関心を高め、接種を促進する
ため、3月1~7日を予防接種週間としています。
 医療機関の皆様におかれては、予防接種の実施や普及啓発等にご協力をお願
いします。

<子ども予防接種週間について>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/topics/tp130117-1.html
http://www.med.or.jp/vaccine/
http://www.nih.go.jp/niid/ja/vaccine-j/249-vaccine/3268-vaccine-week.html
<子ども予防接種週間ポスター>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/topics/dl/tp130117-1_03.pdf


【重症熱性血小板減少症候群】
◆3月4日からの、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者等の届出に関
する基準及び様式をホームページに掲載しました

 前号でお知らせした、感染症法施行令の改正に伴う重症熱性血小板減少症候
群(病原体がフレボウイルス属SFTSウイルスであるものに限る。)に関する届出
基準等のご案内を、ホームページに掲載しました。
 該当する症例の届出につきまして、ご協力をよろしくお願いいたします。

<SFTSの届出基準>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-04-43.html
<SFTSの届出票>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/pdf/01-04-43.pdf
<(参考)届出対象疾患一覧>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01.html


◆重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者の国内での確認状況について(2013
年2月26日)

 先般、新しいダニ媒介性疾患「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の症例が、
国内で初めて確認されたことを受けて、医療機関に対して、同様の患者を診察し
た場合は情報提供するよう、自治体を通じて協力をお願いしてきたところです。
 これまでにSFTSの症例が4例確認されましたが、新たに1症例(60代男性。
平成17年秋に死亡。国内感染疑い)が長崎県で確認されました。
 各医療機関においては、引き続き、3月4日以降も上記でお知らせした届出
基準の臨床症状から疑われる患者を診察した場合は、最寄りの保健所へ連絡い
ただくよう、ご協力のほどお願いします。

<報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002w31v.html
<SFTSについて>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts.html


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▼審議会・研究会等▼
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■開催報告

【エイズ】
◆第132回エイズ動向委員会を開催しました(2013年2月22日)

 2月22日に第132回エイズ動向委員会を開催しました。
 平成24年1年間(速報値)では、新規のHIV感染者・エイズ患者の報告は
1,446件で、うち、HIV感染者として1,001件、HIV感染に気付かずに発症した
エイズ患者は、445件報告されました。
 新規HIV感染者・エイズ患者報告数に占めるエイズ患者数の割合は、昨年と
ほぼ同率、依然として30%を超えたまま推移しています。
 社会のHIVへの関心の低下が懸念されるとともに、また検査が未だ十分行き
届いていないことが示唆されました。
 早期発見は個人においては早期治療、社会においては感染拡大の防止に結び
つくことから、適切に検査を実施することが必要です。

<エイズ動向委員会資料>
http://api-net.jfap.or.jp/status/index.html


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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況

【風しん】
◆「先天性風しん症候群の発生予防等を含む風しん対策の一層の徹底について
(情報提供及び依頼)」の一部改正に関する通知を発出しました(2013年2月
26日)

 平成25年の風しんの報告数は第7週までに745例となり(2月20日時点)、
平成24年の同時期と比較し、約20倍となっており、特に、関東地方を中心に
風しんが流行しています。
 これまでも厚生労働省健康局結核感染症課長通知等により自治体に対し風し
ん対策をお願いしているところですが、先般発出いたしました「先天性風しん
症候群の発生予防等を含む風しん対策の一層の徹底について(情報提供及び依
頼)」の一部を変更し、妊婦の夫、子どもその他の同居家族への周知の強化を図
ることとしました。
 医療機関におかれましては、引き続きご協力をお願いいたします。

<通知>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou21/dl/130226.pdf
<風しんに関する情報>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html


◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2013年第7週(第7号)(2013年3月1
日)

 風しんの第7週の報告数は147例です。感染地域は東京都49例、千葉県13
例、神奈川県12例となっています。また、第1週から第7週までの累計は745
例となりました。

http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html


◆IASR(病原微生物検出情報 月報)2013年2月号
 
 特集は麻しんです。感染症発生動向調査、麻疹ウイルス分離・検出状況、感
染症流行予測調査、ワクチン接種率、今後の対策などがまとめられています。

http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr.html


【インフルエンザ】
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2013年3月1日)

 2013年第8週(2013年2月18日~2月24日)のデータを公表しました。
 定点当たり報告数は、全国平均は13.90で、前週の報告数(定点当たり報告
数16.31)よりも引き続き減少しております。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1
週間に受診した患者数を推計すると、約78万人となり、年齢群別では5~9歳
約14万人、0~4歳、30代がそれぞれ約10万人、10~14歳約9万人、40代約
8万人の順となっている。
 なお、ウイルスの型は、AH3亜型(A香港型)が現時点で最も多く検出されて
います。
 医療機関の皆様におかれては、感染予防のためのこまめな手洗いと、罹患し
た場合にはなるべく外出を控えていただくこと、咳エチケットとしてのマスク
着用などの普及啓発に引き続きご協力いただきますよう、お願いいたします。

<報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
<インフルエンザウイルス分離・検出速報>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html
<インフルエンザ流行レベルマップ(地域ごとの発生状況を地図上に表示)>
https://nesid3g.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/new_jmap.html


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▼編集室からのお知らせ▼
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◆広報ツールのまとめ

 感染症関連で厚生労働省にて、現在、ホームページでご案内していますポス
ター・リーフレット等の広報ツールについて、ご案内いたします。
 医療機関の皆様におかれても、ぜひご活用ください。

<インフルエンザ予防対策(ポスター、リーフレットなど)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/keihatu.html
<予防接種スケジュール(国立感染症研究所)>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/component/content/article/320-infectious-diseases/vaccine/2525-v-schedule.html
<予防接種後健康被害救済制度のリーフレット>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/kenkouhigai_kyusai/dl/leaflet_h241119.pdf
<麻しん>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou21/
<性感染症>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/
<動物由来感染症>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/


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