感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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>>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.87(2013年02月22日)
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
▼トピックス▼
◆感染症法施行令の改正が行われました(2013年2月22日)
◆重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者の国内での確認状況について(2013
年2月19日)
◆「新型インフルエンザ等対策特別措置法施行令(案)等」に対する意見募集
について(2013年2月18日)
▼感染症発生情報▼
◆風しんが関東地方を中心に流行しています
◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2013年第6週(第6号)(2013年2月22
日)
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2013年2月22日)
▼編集室からのお知らせ▼
◆広報ツールのまとめ
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こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
感染症法施行令を本日改正しました。詳しくは「トピックス」をごらん
ください。
今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』を日々の感染症診療に
ご活用ください。
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▼トピックス▼
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【重症熱性血小板減少症候群】
◆感染症法施行令の改正が行われました(2013年2月22日)
新しいダニ媒介性疾患である重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の症例が、
今年1月に国内で初めて確認されたこと等を踏まえ、SFTSの発生を予防し、
そのまん延の防止を図るため、所要の措置を講じるられるよう、本日付で、
感染症法施行令の改正が行われました。
改正のポイントは以下の通りで、本年3月4日から施行されます。
<ポイント>
1.感染症法における届出対象疾患へのSFTSの追加について
SFTS の国内での発生・まん延を防止するため、医師による届出を確実に
実施していただき、発生状況を迅速かつ的確に把握するとともに、必要な
措置を講ずる必要があることから、SFTSを感染症法上の届出対象疾患(
四類感染症)に追加します。
※届出対象となる疾病名は、重症熱性血小板減少症候群(病原体がフレボウイ
ルス属SFTSウイルスであるものに限る。)となります。
※届出基準の詳細については、来週号でお知らせいたします。
2.感染症法に基づく病原体等管理規制へのSFTSウイルスの指定について
SFTSウイルスが感染症法上の三種病原体等に指定されます。
◆重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者の国内での確認状況について(2013
年2月19日)
先般、新しいダニ媒介性疾患「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の症例が、
国内で初めて確認されたことを受けて、医療機関に対して、同様の患者を診察
した場合は情報提供するよう、自治体を通じて協力をお願いしたところです。
その後、医療機関から情報が寄せられた症例のうち、新たに1症例(広島県
の成人男性。昨夏に死亡。国内感染疑い。)についてSFTSであったことが国立
感染症研究所の検査により確認されました。
各医療機関においては、引き続き、以下の要件に該当する患者を診察した場
合は、最寄りの保健所へ情報提供いただくよう、ご協力のほどお願いします。
(参考:情報提供を求めている患者の要件)
38度以上の発熱と消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血のいずれか)
を呈し、血液検査所見で血小板減少(10万/mm3未満)、白血球減少(4000/mm3
未満)及び血清酵素(AST、ALT、LDHのいずれも)の上昇が見られ、集中治療
を要する、若しくは要した、又は死亡した者。
ただし、他の感染症によること又は他の病因が明らかな場合は除く。
<報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002vich.html
<SFTSについて>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts.html
【新型インフルエン㧗ǧٺ生状況
【風しん】
◆風しんが関東地方を中心に流行しています
今年は2月10日までに535例の報告があり(うち約8割が関東地方)、昨年
同時期の約18倍となっています。
患者の8割は男性で、うち20代~40代が9割を占めます。20代~40代の女
性の9割以上は風しんへの抗体を持っていますが、抗体を持たない妊娠中の女
性が風しんにかかると、赤ちゃんに難聴や心疾患などの障害が起こる可能性が
あります。妊娠すると予防接種ができません。そのため、妊婦及び妊婦周辺の
方は特にご注意ください。
風しんに関する情報はこちらまで
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html
<風しん患者数等の速報値>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/rubella-m-111/700-idsc/2131-rubella-doko.html
<風しん対策の一層の徹底に関する通知(2013年1月29日)>
http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T130131H0010.pdf
◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2013年第6週(第6号)(2013年2月22
日)
本号では、読者コーナーにおいて風しんに関する質問にお答えしています。
風しん発症後の妊娠についてや先天性風しん症候群の児に対するケアをする
上での注意点を回答しています。
※下記URLに追って掲載されます。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html
【インフルエンザ】
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2013年2月22日)
2013年第7週(2013年2月11日~2月17日)のデータを公表しました。
定点当たり報告数は、全国平均は16.31で、前週の報告数(定点当たり報告
数26.70)よりも引き続き減少しております。
定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1
週間に受診した患者数を推計すると、約99万人となり、年齢群別では5~9歳
約15万人、30代約13万人、0~4歳約12万人、10~14歳、40代がそれぞれ約
11万人の順となっている。
なお、ウイルスの型は、AH3亜型(A香港型)が現時点で最も多く検出されて
います。
医療機関の皆様におかれては、感染予防のためのこまめな手洗いと、罹患した
場合にはなるべく外出を控えていただくこと、咳エチケットとしてのマスク着用
などの普及啓発に引き続きご協力いただきますよう、お願いいたします。
<報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
<インフルエンザウイルス分離・検出速報>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html
<インフルエンザ流行レベルマップ(地域ごとの発生状況を地図上に表示)>
https://nesid3g.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/new_jmap.html
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▼編集室からのお知らせ▼
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◆広報ツールのまとめ
感染症関連で厚生労働省にて、現在、ホームページでご案内していますポス
ター・リーフレット等の広報ツールについて、ご案内いたします。
医療機関の皆様におかれても、ぜひご活用ください。
<インフルエンザ予防対策(ポスター、リーフレットなど)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/keihatu.html
<予防接種スケジュール(国立感染症研究所)>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/component/content/article/320-infectious-diseases/vaccine/2525-v-schedule.html
<予防接種後健康被害救済制度のリーフレット>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/kenkouhigai_kyusai/dl/leaflet_h241119.pdf
<麻しん>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou21/
<性感染症>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/
<動物由来感染症>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/
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