感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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>>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.79(2012年12月14日)
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
▼トピックス▼
◆麻しんに関する特定感染症予防指針の改正について(2012年12月14日)
◆年末年始に海外へ旅行される方向けの感染症情報を更新しました(2012年
12月14日)
▼審議会・研究会等▼
◆第5回新型インフルエンザ等対策有識者会議が開催されました(2012年12
月10日)
◆第8回厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会日本脳炎に関する小委員会
を開催しました(2012年12月13日)
▼感染症発生情報▼
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2012年12月14日)
◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2012年第48週(第48号)(2012年12月
14日)
▼編集室からのお知らせ▼
◆インフルエンザ対策の啓発ツールとして卓上カレンダーをダウンロードでき
るようにしました
◆年末年始の『感染症エクスプレス@厚労省』配信スケジュールについて
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こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
本日、麻しんに関する特定感染症予防指針の改正が告示されました。詳しく
は「トピックス」をごらんください。
今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』を日々の感染症診療にご活
用ください。
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▼トピックス▼
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■お知らせ
【麻しん】
◆麻しんに関する特定感染症予防指針の改正について(2012年12月14日)
平成24年12月14日、麻しんに関する特定感染症予防指針の改正が告示され
ました。平成25年4月1日から適用されます。
今回の改正では、平成20年度から時限的に設けられていた3期・4期の定期
予防接種を予定どおり終了することや、原則として全例に検査の実施を求める
こと等が明記されました。
指針に基づいて麻しん対策を一層推進できるよう、皆様のご理解とご協力を
お願いいたします。
<資料>
http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/hourei/H121214H0010.pdf
http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/hourei/H121214H0011.pdf
http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T121214H0010.pdf
◆年末年始に海外へ旅行される方向けの感染症情報を更新しました(2012年
12月14日)
海外には、通常日本国内に存在しない感染症があります。
厚生労働省ではホームページを通じて、年末年始に海外へ旅行される方に、
海外での感染症を防ぐための情報を提供しています。
また、新たに作成した啓発用ポスター、リーフレットなども掲載しています。
医療機関の皆様におかれても、注意喚起へのご協力をお願いします。
<厚生労働省:年末年始における海外での感染症予防について>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/chuui-kanki/index.html
<検疫所ホームページ:海外で健康に過ごすために>
http://www.forth.go.jp/
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▼審議会・研究会等▼
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■開催報告
【新型インフルエンザ】
◆第5回新型インフルエンザ等対策有識者会議が開催されました(2012年12
月10日)
「新型インフルエンザ等対策有識者会議」の第5回が開催されました。
会議では、地方公共団体における連携方策、感染を防止するための協力
要請等、各分科会における議論の状況報告、報告書のたたき台、中間とり
まとめに向けての進め方について審議されました。
<資料>※下記URLに追って掲載されます。
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/yusikisyakaigi.html
◆第8回厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会日本脳炎に関する小委員会
を開催しました(2012年12月13日)
12月13日に「厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会日本脳炎に関する
小委員会」を第6回薬事・食品衛生審議会安全調査部会と合同で開催しました。
前回(10月31日)に引き続き、本年7月と10月に発生した日本脳炎予防接種
後の死亡事例についてのワクチン接種との因果関係の評価や、日本脳炎の発生
動向及び日本脳炎ワクチンが現ワクチンに切り替わった後の予防接種後副反応
報告状況等について審議いただきました。
○日本脳炎の予防接種後の死亡事例について、前回検討後に追加で入手された
詳細情報をもとに審議したが、いずれの事例もワクチンとの直接的な明確な
因果関係は認められず、他の要因により発生した可能性が高いとされた。
また、現ワクチンに切り替わった後に報告された脳炎・脳症の例(19例)に
ついても追加で新たに得られた情報をもとに検討した結果、感染症等の他の
要因により発生した可能性がある事例も多く含まれており、また、報告頻度
も国際的に比較しても異常とは言えないとされた。
○副反応報告状況の検討結果と日本脳炎ウイルスのリスクは依然脅威である
ことをあわせて、前回の結論(日本脳炎ワクチンの接種中止は必要がない)
を変更する必要はないとされた。
○日本脳炎ワクチン接種後のADEMを含む重篤の副反応症例に関する今後の
対応について審議され、方針が了解された。
○平成17年5月~22年3月に行った積極的勧奨の差し控えに対する対応につい
ては、下記の二点が了承された。
(1)現在、平成7年6月1日から平成19年4月1日生まれの者について政令
の特例対象者(20歳未満まで接種可)としているが、同じ学年での不公平
の解消、対象者の十分な積極的勧奨の確保のため、平成7年4月2日~5月
31日生まれの者を特例対象者に加える。
(2)2期接種は長期の抗体保有に有効であることを踏まえ、積極的勧奨を控え
ていた世代について、来年度(平成25年度)には18歳となる学年の者を
対象に2期接種の積極的勧奨を行う。また、積極的勧奨を差し控えていた
期間に1期接種を完了した者についても、市町村が実施可能な範囲で2期
接種の積極的勧奨を行う。
<資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002r5cg.html
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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況
【インフルエンザ】
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2012年12月14日)
2012年第49週(2012年12月3日~12月9日)のデータを公表しました。
定点当たり報告数は、全国平均は0.57(前週は0.31)となっています。
また、ウイルスの型は、AH3亜型(A香港型)が最も多く検出されています。
<報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
<インフルエンザウイルス分離・検出速報>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html
◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2012年第48週(第48号)(2012年12月
14日)
感染性胃腸炎の小児科定点医療機関からの報告数は第42週以降増加が続いて
おり、第48週の定点当たり報告数は18.00(報告数56,677)となりました。
2002年以降の過去10年の同時期と比較した場合、2006年(定点当たり報告数
21.86)に次ぐ高い値です。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html
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▼編集室からのお知らせ▼
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◆インフルエンザ対策の啓発ツールとして卓上カレンダーをダウンロードでき
るようにしました
インフルエンザ対策の啓発ツールの一つとして、今冬のインフルエンザ対策
のキャラクターであるマメ三兄弟の卓上カレンダーを、厚生労働省ホームペー
ジからダウンロードできるようにしました。
また、厚生労働省ツイッターでは、インフルエンザの話「マメ家族のインフ
ル奮闘記」を毎週配信しています。
医療機関の皆様におかれても、これからの季節に、インフルエンザ予防の注
意喚起へのご協力をお願いします。
<インフルエンザ対策の啓発ツール集>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/keihatu.html
<厚生労働省ツイッター>
https://twitter.com/MHLWitter
◆年末年始の『感染症エクスプレス@厚労省』配信スケジュールについて
当メールマガジンの年末年始の配信スケジュールについて、次号(Vol.80)
の12月21日(金曜日)の配信をもって年内の最終とさせていただきます。
年始は、1月11日(金曜日)から通常の配信スケジュールとさせていただき
ますこと、ご了承ください。
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●バックナンバー
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